姫様ごめん!うちのNo.1は俺の事大好きです!

鈴音

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短編

キスがしたかっただけなのに 1 【R-18】

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がっつりとした性表現、また、過去の女性との匂わせあります
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あのままベッドに直行し、アイ君に顔を撫でられる。
あんな啖呵を切ったものの、実際に時が訪れると緊張する。

「さきさん。今更確認なんですけど、さきさんは抱かれたいであってます?」

そういえば考えた事なかった。
というか抱かれる気満々だった…。
普通これって揉めるもんなの?俺が抱きたい!みたいな?
俺やばい?
でもアイ君を抱くのとか想像できないし…

「えっ…とー。」

なんて言えばいいのかわからなくて迷っていると、アイ君が気まずそうに口を開いた。

「あー、いや、全部受けいれてくれたから…そっちかなって。もし抱きたいほうだったら協議するんですけど。」

協議。

じゃあアイ君は抱きたいんだ。俺のこと。
さっきの流れのままいけば確実に俺が抱かれる方だったのに、ちゃんと確認をとってくれる。
そういうアイ君だからすんなりと受け入れられたんだよね。きっと。

「アイ君は抱きたい方だよね。」

「抱きたいです。くそほど甘やかしたい。」

「じゃあ、甘やかして欲しい。抱かれたい…です。」

「ん。言ってくれてありがとう。じゃあそれで。」

アイ君から深いキスをされる。

「んっ…ぅ…ぁっ…」

しばらくキスに夢中になっていると、
急に乳首をつままれる。

「んぁっ!?」

「…。」

待って変な声出た。アイ君真顔だし…ひかれた?
次の瞬間アイ君の顔が下に降りていって、思いっきり乳首を吸われる。

「ひゃあっ!?まって!だめっあっ…やだっんっ…!」

「さきさん乳首感じるの?」

口も手も止めずに聞いてくる。

「あっやだ!歯たてないでっんんっ…!」

「普通ここまで感じないですよね。元カノに調教でもされた?」

初っ端から元カノの話はルール違反じゃねえ…?
でもこの状況で嘘なんてつけなくて、本当のことを言われた俺は頷くしかない。

「ふーん…。乳首でイった事は?」

急に真顔になったかと思ったら何を聞いてくるんだこいつは。
もちろん俺の乳首をこねる手はとまらない。
怒ってる…?

「ないっ!そこまではむり…っ!」

「そっか。じゃあここだけでイけたら俺で上書きできますね。」

「んぇ…?」

「んー?さきさんをこんな可愛くされたのむかつくから、俺がもっと可愛くしてあげるってことですよ。」

「ひゃんっ!」

話すと同時にぎゅっと乳首を握られる。
嫉妬か?最初っから嫉妬か!?

「はぁ…可愛い。いつかここだけでイけるようにしましょうね。今日はやらないけど、俺が、さきさんの身体変えてあげますからね。」

え…ここって乳首…?

「やだぁ…これ以上はやだ!へんになぅ…」

「変になろ。おれが変にしてあげる。」

「やだぁ…。」

その間にもアイくんの手はとまらなくて、俺はぐずぐずにされてしまう。
初めから全部がハードすぎない…?

「気持ちいいね。可愛い。」

「んぁ…も、むり…。これいじょうやぁ…。」

本当に限界で訴えると、アイくんはやめてくれた。

「ん、ごめんね。やりすぎた。ここは今度ね。」

最後に吸われた後、アイくんの顔が近くにくる。

「んっ…はぁっ…ふっ…」

「はぁ…かわいい…」

そういって今度は首から下にキスの雨を降らせてくる。

「あっ…んっ」

「さきさん。敏感で可愛い。
いっぱい気持ちよくなろうね。」
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