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短編
初めてのデート 2
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あれから5分ほど歩いてビルに着いた。
「目当てのお店とかあります?」
「んーん。特にないけど、ちょっとぷらぷらしたいなと思って。
強いて言うなら小腹が空いたからなにか食べたい。」
「わかりました。じゃあ入りたい店とかあったら言ってくださいね。」
「うん。ありがとう。」
エスカレーターに乗りながらアイ君を見る。
やっぱり顔イケメンすぎるよな。ほんとにずるい。
写指ホイホイ羨ましい。
「めっちゃ見てくる。どうしました?」
くすくす笑いながら聞いてくる。ガン見してるのバレた。
「いや。イケメンだなーって思って?」
ちょっとはお前も、どきっとしろ!くらえ!俺の攻撃!
「はは、嬉しい。さきさんも可愛いですよ。」
ちょっとでも照れろ!と思ってたのとは裏腹に笑顔で頭をポンポンされる。
攻撃失敗。カウンターくらった。
こいつはなんでこんなに余裕なんだよ。
「可愛い言うな。それとこんなとこでやんな。」
姫とか従業員に見られたらどうするんだ。
みんな生活圏この辺なんだよ!
「ごめんなさい。可愛くてつい。」
「ついじゃねえ。あと可愛いって言うな。あと笑ってんじゃねえ。」
「あ、あそこのカフェさきさん好きそうですね。入りましょう。」
スルーしたな。
アイ君の指す方向をてみると、ほんとに俺好みの店。
「なんで知ってんの。俺の好み。」
「ストーリーばっちりチェックしてるんで。」
「アイ君足跡にいたっけ。」
「ばっちり裏垢です。」
「ぬかりねえな。」
なんか薄々気づいてはいたけど…こいつガチなんだよなぁ…いや、知ってたけど。
告白された時から知ってたけど!
そもそも1200万プレイヤー、先月No.1のイケメンが自分の事を好きだと言ってくるのは、中々信じられないものがある。しかも同性。
さっきからひしひしと実感が湧いてきて変な感じ。
「目当てのお店とかあります?」
「んーん。特にないけど、ちょっとぷらぷらしたいなと思って。
強いて言うなら小腹が空いたからなにか食べたい。」
「わかりました。じゃあ入りたい店とかあったら言ってくださいね。」
「うん。ありがとう。」
エスカレーターに乗りながらアイ君を見る。
やっぱり顔イケメンすぎるよな。ほんとにずるい。
写指ホイホイ羨ましい。
「めっちゃ見てくる。どうしました?」
くすくす笑いながら聞いてくる。ガン見してるのバレた。
「いや。イケメンだなーって思って?」
ちょっとはお前も、どきっとしろ!くらえ!俺の攻撃!
「はは、嬉しい。さきさんも可愛いですよ。」
ちょっとでも照れろ!と思ってたのとは裏腹に笑顔で頭をポンポンされる。
攻撃失敗。カウンターくらった。
こいつはなんでこんなに余裕なんだよ。
「可愛い言うな。それとこんなとこでやんな。」
姫とか従業員に見られたらどうするんだ。
みんな生活圏この辺なんだよ!
「ごめんなさい。可愛くてつい。」
「ついじゃねえ。あと可愛いって言うな。あと笑ってんじゃねえ。」
「あ、あそこのカフェさきさん好きそうですね。入りましょう。」
スルーしたな。
アイ君の指す方向をてみると、ほんとに俺好みの店。
「なんで知ってんの。俺の好み。」
「ストーリーばっちりチェックしてるんで。」
「アイ君足跡にいたっけ。」
「ばっちり裏垢です。」
「ぬかりねえな。」
なんか薄々気づいてはいたけど…こいつガチなんだよなぁ…いや、知ってたけど。
告白された時から知ってたけど!
そもそも1200万プレイヤー、先月No.1のイケメンが自分の事を好きだと言ってくるのは、中々信じられないものがある。しかも同性。
さっきからひしひしと実感が湧いてきて変な感じ。
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