新・大東亜戦争改

大平洋戦争

太平洋戦争 後編

1942年5月4日、日本はさらなる南下を目指してMO作戦でツラギ上陸を目指していた。アメリカはこれを察知し、北上してツラギに向けヨークタウンから攻撃隊を発信した。戦果は駆逐艦菊月および掃海艇3隻を撃沈、夕月と、敷設艦沖島が小破、零式観測機2機を喪失した。MO機動部隊(第5航空機動部隊)は、掩護機を出せと催促したが、ラバウル空輸で時間を浪費していたため南方へ向かうヨークタウンを補足する事は不可能だった。
 次の日、MO機動部隊は早朝から索敵機を発進させた。
 午前11時、索敵機が敵機動部隊を発見し直ちに攻撃機を予想進路に飛ばした。同じ時間に米機動部隊もMO機動部隊を発見し攻撃隊を発進させた。
 正午、日本の攻撃隊は米機動部隊に攻撃を始めた。初めは防空駆逐艦、巡洋艦を優先し穴が空いたところに攻撃機で空母を狙った。この作戦は結論から言うと成功。ヨークタウンを含む空母2隻、戦艦1、巡洋艦8、駆逐艦10隻を沈ませた。
 米攻撃隊はと言うと、MO機動部隊を発見出来ず、その代わりにそこには戦艦霧島、鳥海、利根、鳳翔他を含む囮艦隊がいた。しかも米攻撃隊は鳳翔、利根、駆逐艦2隻しか撃沈が出来ず霧島は中破、鳥海は小破であった。  MO機動部隊はと言うと囮艦隊の北上約500マイルにいた。米艦隊はまんまとハマった。
 この海戦では日本側は囮を使って米が所有する空母が0にすることができた。しかし、莫大の攻撃機を失ってしまった。
米側は大量の攻撃機を飛ばしたのに戦果が少なかった。しかも、空母2隻も潰され、アメリカの保有する空母が0になってしまった。
  アメリカ政府は1番最悪な事態となった。今、攻め込まれたらヤバいからである。
日本はこのすきをついて一気にたたみこんだ。エスピリトゥサント島、エファテ島、マレクラ島、ビティレブ島などを占領し、アメリカとオーストラリアを分断させ、アリューシャン列島を占領させ一気に太平洋戦争の権力を握った。
 日本国内では戦闘機、空母、防空駆逐艦の整備が進められた。
 その後ガダルカナル飛行場から毎日連山約10機でオーストラリアを空爆した。その初日に空爆したところでは米陸軍が演習を行っていた。空襲警報もなかったためこの軍の半数は死亡、のこりの半数も負傷又は重症でマッカーサー元帥がお亡くなりになった。アメリカはこの大きな戦力の壊滅により日本に降伏する事を決めた。
 1945年8月15日  米降伏
翌日講和会議が開き、日本はハワイ、グアムを獲得、フィリピンの独立を認めさせた。賠償金10億ドルの請求、日本の連合入りを請求した。アメリカは日本の連合入りにびっくりした。日独伊三国同盟を破り、ドイツと戦うと言うからだ。もし、ドイツとソ連が手を組んだら日本は速攻で潰しにかかるはずだ。結局連合入りをさせた。