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第1話 初めての依頼は鉱山で
6.いざ、坑道へ!
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ぽっかりと開いた鉱山の入り口は手前の僅かなところまでしか太陽の光が入らず、真っ暗な中の様子をうかがうことはできない。
ジークは背負っていた荷物袋を下ろすとランタンを2つ取り出した。
そうしてベルトに取り付けた小さなレザーバックから、火打石とおがくずの入った小箱を取り出して、それで手際よく火を起こすとそれぞれに火を灯していく。
「先行はオレが行く。一番後ろはエドガーに任せていいか?」
ランタンの一つをエドガーに差し出しながら、ジークは荷物袋を背負う。
盗賊はパーティの目である。
危険はないか、罠や異常がないかを常に周囲に気を配り、パーティの危険を回避するのが役割だ。
「ああ。万が一背後からの異変があれば俺が対応する」
ランタンを受け取りながらエドガーは力強く頷くと、刃渡りだけで100㎝はあり、柄を入れれば130㎝にはなろうかという、背に負っている愛用の大剣と、狭い場所での戦闘では小回りが利くように腰に帯びた片手剣、それらを確認するように手で触れている。
「アーシェ、あの…。そのスカートで本当に大丈夫ですか?転ぶといろいろ大変ですし、動きにくくはありませんか?」
薬草や調合した薬瓶や粉薬をしまっている麻で作られた大きな肩掛けかばんを下げて、杖を手にしたクレールはアーシェの姿に心配そうに眉を下げた。
「あ、これはオーバースカートなの。下にはちゃんとハーフパンツをはいているから大丈夫よ」
荷物袋を背負い、腰に片手剣を下げたアーシェが白い脛まで覆うスカートを貴族の令嬢がするかのように指先でつまんで裾を膝まで上に持ち上げれば、膝丈のダークブラウンのハーフパンツが見える。
「ああ、それなら安心です。あなたは女の子なんですから、少しでも肌を隠しておいてください、怪我をして痕が残ったら大変ですから」
「なんだ、クレール?アーシェがつまずいて転んだ時のチラリを期待したのか?」
「ちょ、ジーク!何言うのよ!」
揶揄するように笑うジークに、外套を纏いかけたアーシェが思わず纏うはずだったそれを手にしたまま、その背をぐい、と乱暴に押しやる。
「アーシェ、ジークの言葉は聞き流していてください。あとで私が女性に対するデリカシーについてきつく言っておきますから」
厚手の布で作られた肩掛け式の荷物袋を提げて、セイシェスがアーシェを宥める横で、ジークの発した言葉にクレールは真っ赤になりながら慌てて弁解を始める。
「いえ!僕はただアーシェが転んだりして膝を擦りむいたりしたら大変ですし、もしそれこそ、裾が風にあおられたらこんな男ばかりのパーティですから、彼女が心配で…っ!」
「へぇ、つまりは風にあおられたとこまでは想像したと…」
「ち、違います!もしもの話で、僕は…っ!」
「クレール。言いたいことは分かりますけど、その答えじゃジークが余計に面白がりますよ。ジークも揚げ足をとってクレールを困らせないでください」
「アーシェ、外野は気にするな。戦闘中は気を抜かないようにしろ。何かあれば必ず俺かジーク、セイシェスで援護に入るしクレールもサポートしてくれる。大事なのは平常心だ」
クレールをからかうジークに真っ赤になって反論するクレール。さらにそれを仲裁に入るセイシェスを見やったエドガーは、アーシェの肩を掴んでくるりと回れ右させて外野を遮断しながら、戦闘におけるアドバイスをする。
入り口に入る手前でそんな準備といえるのか、やりとりをするアーシェたちを、一対の目が岩陰から様子をうかがっていた。
「……!」
視線を感じたジークが、一瞬にして鋭さを増した夕日色の瞳を周囲に走らせた。
「ジーク?」
怪訝そうにクレールが呼びかけるも、ジークは常とは一変してピリピリとした雰囲気で、先ほど視線を感じた岩陰を凝視し気配を探る。
確かにあそこから視線を感じた。だが、こっちの動きを察したかのように隠れたのだろう。その気配も視線もふつりと途絶えた。
「……いや、なんでもねぇ。…気ぃ引き締めていくぜ」
「……何かありましたか?」
親友の様子にセイシェスは傍に歩み寄ると声を潜めて問いながら先ほどの岩陰を見やるが、ジークは首を横に振る。
「……オレらの事を見てるようだったけど、隠れやがった」
感じたのは視線だけで殺気のような刺すような気配は感じなかったため、無為に仲間を心配させないように、セイシェスに小声で告げて、ジークはエドガーに声を掛けた。
「エドガー。後方は十分に気を付けてくれ」
「わかった」
「アーシェ、あなたはジークの後ろに。私はあなたの後ろにいますから」
セイシェスは先行するジークに続くようアーシェに告げて、自分はそのあとに続く。
万が一、何かあれば先行するジークが気付くはずである。
次いで、剣を扱うアーシェがいればジークと共に前方は対応できるだろう。エドガーが背後を警戒しているため、そうせざるを得ないのだ。
クレールはドルイドで後方から補助やサポートが主な役目で、自分は魔術での援護になるため、後方にいた方がいいだろう。
セイシェスの頭の中で、戦闘などの不測の事態に陥った時の対応策が組み立てられていく。
「では僕はセイシェスに続きますね。エドガー、先に行きますね」
「ああ。しんがりは俺が務める」
ジークを先頭に坑道へ足を踏み入れれば、視界は外に比べ急速に狭くなる。
暗さに目が慣れないのもあるが、視界はランタンが照らす光源が届く範囲であり、先頭と最後尾で2つのランタンがあるため、それでもまだ視界は確保できている方だろう。
ジークは夜目が利くようで、ランタンを手にしながらも、周囲に常に目を配り、僅かな気配さえ逃さぬように気を張っているのがその背中からでもわかる。
「…結構温度が違うのね…」
太陽の光が入らないだけで、こんなにも体感温度が違うのかと驚くほど坑道の中はひんやりとしていた。
ぼんやりとしたランタンの明かりで、ゆらゆらと凹凸のある石の壁に5人分の影が揺らめいている。
「奥に行くにつれて温度は下がりますから、寒くなったら言ってください。私の外套もありますから」
セイシェスが肩に下げている荷物袋をポン、と叩いた。
「はは、アーシェ。外套お化けになるつもりか?」
可笑しそうに笑って、先を行くジークがアーシェに声を掛けた。
「でも、女の子に冷えは大敵です。何だったら僕の外套も…」
「クレール、さすがに外套3枚も着こむと動きが鈍ると思うぞ…」
至極もっともな意見を言うのはエドガーだ。
ジークが足元の錆びついた古いつるはしをランタンで照らす。
ここがまだ鉱山として使用していたころの物だろう。
「足元に気を付けろよ。結構物が残っているぜ」
朽ちかけた木箱に壊れたランタンなどがその辺に無造作に打ち捨てられており、うっかりつまずいたら無傷では済まないだろう。
「っ!」
不意に羽音と共に黒い影が頭をかすめてアーシェが思わずびくっと飛びのく。
「蝙蝠だな。暗くてひんやりしているこういうところによく棲みついているぜ」
そんなアーシェの様子を察してか、ランタンを石の天井を照らすように掲げたジークは、ほら、と顎で上を示した。
以前、天井が崩れ落ちたのだろうか、一際高い石の天井には逆さになった十羽ほどの蝙蝠が見える。
「随分前に、ここら辺は一度崩落したみてぇだな。そこに石の山ができて脇に入る坑道を塞いでやがるし、その上のあの蝙蝠がいる所だけ、天井が高ぇ」
「よく見ていますね」
感心したようにクレールがジークを見つめる。
「それがオレの仕事だからな」
夕日色のその瞳を誇らしげに細め、ジークはランタンを再び前方へとむけた。
ジークは背負っていた荷物袋を下ろすとランタンを2つ取り出した。
そうしてベルトに取り付けた小さなレザーバックから、火打石とおがくずの入った小箱を取り出して、それで手際よく火を起こすとそれぞれに火を灯していく。
「先行はオレが行く。一番後ろはエドガーに任せていいか?」
ランタンの一つをエドガーに差し出しながら、ジークは荷物袋を背負う。
盗賊はパーティの目である。
危険はないか、罠や異常がないかを常に周囲に気を配り、パーティの危険を回避するのが役割だ。
「ああ。万が一背後からの異変があれば俺が対応する」
ランタンを受け取りながらエドガーは力強く頷くと、刃渡りだけで100㎝はあり、柄を入れれば130㎝にはなろうかという、背に負っている愛用の大剣と、狭い場所での戦闘では小回りが利くように腰に帯びた片手剣、それらを確認するように手で触れている。
「アーシェ、あの…。そのスカートで本当に大丈夫ですか?転ぶといろいろ大変ですし、動きにくくはありませんか?」
薬草や調合した薬瓶や粉薬をしまっている麻で作られた大きな肩掛けかばんを下げて、杖を手にしたクレールはアーシェの姿に心配そうに眉を下げた。
「あ、これはオーバースカートなの。下にはちゃんとハーフパンツをはいているから大丈夫よ」
荷物袋を背負い、腰に片手剣を下げたアーシェが白い脛まで覆うスカートを貴族の令嬢がするかのように指先でつまんで裾を膝まで上に持ち上げれば、膝丈のダークブラウンのハーフパンツが見える。
「ああ、それなら安心です。あなたは女の子なんですから、少しでも肌を隠しておいてください、怪我をして痕が残ったら大変ですから」
「なんだ、クレール?アーシェがつまずいて転んだ時のチラリを期待したのか?」
「ちょ、ジーク!何言うのよ!」
揶揄するように笑うジークに、外套を纏いかけたアーシェが思わず纏うはずだったそれを手にしたまま、その背をぐい、と乱暴に押しやる。
「アーシェ、ジークの言葉は聞き流していてください。あとで私が女性に対するデリカシーについてきつく言っておきますから」
厚手の布で作られた肩掛け式の荷物袋を提げて、セイシェスがアーシェを宥める横で、ジークの発した言葉にクレールは真っ赤になりながら慌てて弁解を始める。
「いえ!僕はただアーシェが転んだりして膝を擦りむいたりしたら大変ですし、もしそれこそ、裾が風にあおられたらこんな男ばかりのパーティですから、彼女が心配で…っ!」
「へぇ、つまりは風にあおられたとこまでは想像したと…」
「ち、違います!もしもの話で、僕は…っ!」
「クレール。言いたいことは分かりますけど、その答えじゃジークが余計に面白がりますよ。ジークも揚げ足をとってクレールを困らせないでください」
「アーシェ、外野は気にするな。戦闘中は気を抜かないようにしろ。何かあれば必ず俺かジーク、セイシェスで援護に入るしクレールもサポートしてくれる。大事なのは平常心だ」
クレールをからかうジークに真っ赤になって反論するクレール。さらにそれを仲裁に入るセイシェスを見やったエドガーは、アーシェの肩を掴んでくるりと回れ右させて外野を遮断しながら、戦闘におけるアドバイスをする。
入り口に入る手前でそんな準備といえるのか、やりとりをするアーシェたちを、一対の目が岩陰から様子をうかがっていた。
「……!」
視線を感じたジークが、一瞬にして鋭さを増した夕日色の瞳を周囲に走らせた。
「ジーク?」
怪訝そうにクレールが呼びかけるも、ジークは常とは一変してピリピリとした雰囲気で、先ほど視線を感じた岩陰を凝視し気配を探る。
確かにあそこから視線を感じた。だが、こっちの動きを察したかのように隠れたのだろう。その気配も視線もふつりと途絶えた。
「……いや、なんでもねぇ。…気ぃ引き締めていくぜ」
「……何かありましたか?」
親友の様子にセイシェスは傍に歩み寄ると声を潜めて問いながら先ほどの岩陰を見やるが、ジークは首を横に振る。
「……オレらの事を見てるようだったけど、隠れやがった」
感じたのは視線だけで殺気のような刺すような気配は感じなかったため、無為に仲間を心配させないように、セイシェスに小声で告げて、ジークはエドガーに声を掛けた。
「エドガー。後方は十分に気を付けてくれ」
「わかった」
「アーシェ、あなたはジークの後ろに。私はあなたの後ろにいますから」
セイシェスは先行するジークに続くようアーシェに告げて、自分はそのあとに続く。
万が一、何かあれば先行するジークが気付くはずである。
次いで、剣を扱うアーシェがいればジークと共に前方は対応できるだろう。エドガーが背後を警戒しているため、そうせざるを得ないのだ。
クレールはドルイドで後方から補助やサポートが主な役目で、自分は魔術での援護になるため、後方にいた方がいいだろう。
セイシェスの頭の中で、戦闘などの不測の事態に陥った時の対応策が組み立てられていく。
「では僕はセイシェスに続きますね。エドガー、先に行きますね」
「ああ。しんがりは俺が務める」
ジークを先頭に坑道へ足を踏み入れれば、視界は外に比べ急速に狭くなる。
暗さに目が慣れないのもあるが、視界はランタンが照らす光源が届く範囲であり、先頭と最後尾で2つのランタンがあるため、それでもまだ視界は確保できている方だろう。
ジークは夜目が利くようで、ランタンを手にしながらも、周囲に常に目を配り、僅かな気配さえ逃さぬように気を張っているのがその背中からでもわかる。
「…結構温度が違うのね…」
太陽の光が入らないだけで、こんなにも体感温度が違うのかと驚くほど坑道の中はひんやりとしていた。
ぼんやりとしたランタンの明かりで、ゆらゆらと凹凸のある石の壁に5人分の影が揺らめいている。
「奥に行くにつれて温度は下がりますから、寒くなったら言ってください。私の外套もありますから」
セイシェスが肩に下げている荷物袋をポン、と叩いた。
「はは、アーシェ。外套お化けになるつもりか?」
可笑しそうに笑って、先を行くジークがアーシェに声を掛けた。
「でも、女の子に冷えは大敵です。何だったら僕の外套も…」
「クレール、さすがに外套3枚も着こむと動きが鈍ると思うぞ…」
至極もっともな意見を言うのはエドガーだ。
ジークが足元の錆びついた古いつるはしをランタンで照らす。
ここがまだ鉱山として使用していたころの物だろう。
「足元に気を付けろよ。結構物が残っているぜ」
朽ちかけた木箱に壊れたランタンなどがその辺に無造作に打ち捨てられており、うっかりつまずいたら無傷では済まないだろう。
「っ!」
不意に羽音と共に黒い影が頭をかすめてアーシェが思わずびくっと飛びのく。
「蝙蝠だな。暗くてひんやりしているこういうところによく棲みついているぜ」
そんなアーシェの様子を察してか、ランタンを石の天井を照らすように掲げたジークは、ほら、と顎で上を示した。
以前、天井が崩れ落ちたのだろうか、一際高い石の天井には逆さになった十羽ほどの蝙蝠が見える。
「随分前に、ここら辺は一度崩落したみてぇだな。そこに石の山ができて脇に入る坑道を塞いでやがるし、その上のあの蝙蝠がいる所だけ、天井が高ぇ」
「よく見ていますね」
感心したようにクレールがジークを見つめる。
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