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8人目
呪い
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第9層『黄曇の菌床』、シズクが『具現化』によって出現させたガスマスクを着けた俺たちは黄土色に染まった世界を黙々と進む。
何度か魔物……はるか上空から触手を伸ばして人間を連れ去っていくスカイテンタクルや、目が合えば強制的に動けなくさせられるフリーズアイなどと遭遇したが、なんとか生き延びている。シズクとマサトはもちろんのこと、ミレイが強かった。流石はユリウス陛下が送るほどの人材、と言った感じだ。
膝の辺りまで溜まっている毒性の胞子煙のせいで、地面も植物もあらゆるものが曇った黄色に染まっている。歩く度にぼふっ──と煙が舞うし、風が吹きでもしたらマスク無しでの呼吸は厳禁だ。
一方、地面近くに溜まっている胞子以外にも、ずっと空気中に張り付いているこれまた黄色の胞子もあるが、そのような空気よりも軽くなった胞子は毒が落ちているらしい。ただ、視界はそれのせいでかなり悪い。
「前、誰か居る」
そんな中、先頭を歩くシズクが立ち止まって呟く。片手を広げて俺たちにも止まるように合図をする。
「敵か……?」
マサトが後ろでそう聞く。
確かに目を凝らしてみれば、50メートルほど前の『セーフゾーン』には人が一人立っていた。身長はそれほど高くない……少し白が混じった長い髪を見ると女性のようだ。一瞬エレナかと身構えたが、それならばとっくに攻撃してきているだろうし、死の威圧感が無かった。
「分からない……けど、マスクもそろそろ交換しなきゃだから行くしかない」
シズクの言う通り、マスクのフィルターが詰まっているのか、徐々に呼吸がしづらくなってきている。
『セーフゾーン』は魔物の攻撃を妨害する、そしてこの胞子を出すキノコは魔物の一種だから、あの中には胞子が入らないのだ。ゆえに一刻も早く俺たちは『セーフゾーン』に向かわなければなかった。
「ユリウス様が仰ってた人の可能性もある」
「確かに、その線もあるか。まぁ、とりあえず進もう」
ミレイの推測が正しいことを祈りながら、俺たちはゆっくりとその人影に近づいていく。
***
「改めまして、私はメイラ・ニフィ。どうぞよろしく」
「俺はリューロ・グランツだ。よろしく」
そう手を差し出したが、メイラはその手を握らない。代わりに大きな石の上に座って、俺たちの顔を一人ずつ見ていった。
『セーフゾーン』に入った俺たちを迎えたのは女性だった。お婆さんというにはまだ若い、婦人というのが丁度ぐらいの、街中にも居そうなただの女性だった。彼女は友好的に迎え入れてくれ、今も持ってきたであろう帝国料理も振る舞ってくれている。
「メイラは帝国からの協力者、ということで良いんだよね?」
シズクが確認の為にそう聞く。
メイラ・二フィ、その名前に俺たちは聞き覚えがある。つい先日ユリウス陛下の通信で、だ。
「そうね。ユリウス陛下には無理を言ってしまったけれど、どうしても来なければならなかったから」
質問に答えるメイラの目には強い意志が宿っているように見えた。
「そう、それが聞きたかった。転生者でも無ければ、ユリウス陛下にも忠誠を誓っていないあなたが、どうして命を賭してまでこんな所に来たんだ?」
「陛下からは聞いてないの?」
「あぁ、転生者でないことと名前ぐらいしか聞いてないな」
だから、正直メイラがお世辞にも若いとは言えない見た目だったのは驚いた。最終的にユリウス陛下が許可を出してこの場に居るのだから、ある程度は戦力になると考えていいのかもしれないが、少々不安ではある。
「そう。じゃあちょっと長くなるけど……」
そう言ってメイラは語り出した。
***
「だから私はここに来たのよ。あなたに伝えることが……あの子をこれ以上人殺しにしないことが……それだけが私が出来るあの子への償いだから」
「そうか……そうだったのか……それならば、確かにここに来なければならなかったというのも頷ける。ありがとう」
虚空をじっと見つめて、膝に乗せた拳を握りしめるメイラに俺は感謝を伝える。
メイラが語ったこと。
彼女が裏迷宮第4層の研究所の一員であったこと。その中でも特に魔物融合プロジェクトに配属されたこと。それは魔人とは違ったアプローチで魔物と人間を合成するもので、ユミも同じ年代の被検体であったこと。ユミが逃亡時に、他の被検体全員を代償に全てを破壊していったこと。
そしてなによりも、ユミが四肢を代償に願った『いつか出来る愛する人の、周りの人間が死にますように』という呪い。
全てが衝撃的だった。
ユミに一度は殺されかけた身だ、彼女の異常性は理解しているつもりだったが、まさか同じ実験体である転生者を殺していたとは……。だが、確かに俺が殺されかけたあの時、ユミは『あの頃と同じく仕方ないこと』と言っていた。それを思えば、四肢を犠牲にした呪いのような願いも納得できなくはない。
「……」
「……」
マサトもミレイも何も言わなかった。深刻な表情でただ黙って話を聞いていた。唐突に自分たちが死ぬ可能性を突きつけられているのだ。、それも仕方ないだろう。
「私さえ死ななければ『世界図書』でどうにか出来るかも。まだまだ使いこなせてないし、全員一気に死ぬパターンだったらどうにも出来ないけどね」
「そうか! その手が……いや、しかし結局は運頼みということか」
シズクの言葉に俺は一縷の希望を見出す。
「『世界図書』……というのは?」
「あっ、そうか。そうだな、仲間になるんだ。教えておこう」
メイラは全て包み隠さず教えてくれたのだ。誠意には誠意を返すべきだと、俺は彼女に今までの経緯と全員の能力を語りはじめた。
何度か魔物……はるか上空から触手を伸ばして人間を連れ去っていくスカイテンタクルや、目が合えば強制的に動けなくさせられるフリーズアイなどと遭遇したが、なんとか生き延びている。シズクとマサトはもちろんのこと、ミレイが強かった。流石はユリウス陛下が送るほどの人材、と言った感じだ。
膝の辺りまで溜まっている毒性の胞子煙のせいで、地面も植物もあらゆるものが曇った黄色に染まっている。歩く度にぼふっ──と煙が舞うし、風が吹きでもしたらマスク無しでの呼吸は厳禁だ。
一方、地面近くに溜まっている胞子以外にも、ずっと空気中に張り付いているこれまた黄色の胞子もあるが、そのような空気よりも軽くなった胞子は毒が落ちているらしい。ただ、視界はそれのせいでかなり悪い。
「前、誰か居る」
そんな中、先頭を歩くシズクが立ち止まって呟く。片手を広げて俺たちにも止まるように合図をする。
「敵か……?」
マサトが後ろでそう聞く。
確かに目を凝らしてみれば、50メートルほど前の『セーフゾーン』には人が一人立っていた。身長はそれほど高くない……少し白が混じった長い髪を見ると女性のようだ。一瞬エレナかと身構えたが、それならばとっくに攻撃してきているだろうし、死の威圧感が無かった。
「分からない……けど、マスクもそろそろ交換しなきゃだから行くしかない」
シズクの言う通り、マスクのフィルターが詰まっているのか、徐々に呼吸がしづらくなってきている。
『セーフゾーン』は魔物の攻撃を妨害する、そしてこの胞子を出すキノコは魔物の一種だから、あの中には胞子が入らないのだ。ゆえに一刻も早く俺たちは『セーフゾーン』に向かわなければなかった。
「ユリウス様が仰ってた人の可能性もある」
「確かに、その線もあるか。まぁ、とりあえず進もう」
ミレイの推測が正しいことを祈りながら、俺たちはゆっくりとその人影に近づいていく。
***
「改めまして、私はメイラ・ニフィ。どうぞよろしく」
「俺はリューロ・グランツだ。よろしく」
そう手を差し出したが、メイラはその手を握らない。代わりに大きな石の上に座って、俺たちの顔を一人ずつ見ていった。
『セーフゾーン』に入った俺たちを迎えたのは女性だった。お婆さんというにはまだ若い、婦人というのが丁度ぐらいの、街中にも居そうなただの女性だった。彼女は友好的に迎え入れてくれ、今も持ってきたであろう帝国料理も振る舞ってくれている。
「メイラは帝国からの協力者、ということで良いんだよね?」
シズクが確認の為にそう聞く。
メイラ・二フィ、その名前に俺たちは聞き覚えがある。つい先日ユリウス陛下の通信で、だ。
「そうね。ユリウス陛下には無理を言ってしまったけれど、どうしても来なければならなかったから」
質問に答えるメイラの目には強い意志が宿っているように見えた。
「そう、それが聞きたかった。転生者でも無ければ、ユリウス陛下にも忠誠を誓っていないあなたが、どうして命を賭してまでこんな所に来たんだ?」
「陛下からは聞いてないの?」
「あぁ、転生者でないことと名前ぐらいしか聞いてないな」
だから、正直メイラがお世辞にも若いとは言えない見た目だったのは驚いた。最終的にユリウス陛下が許可を出してこの場に居るのだから、ある程度は戦力になると考えていいのかもしれないが、少々不安ではある。
「そう。じゃあちょっと長くなるけど……」
そう言ってメイラは語り出した。
***
「だから私はここに来たのよ。あなたに伝えることが……あの子をこれ以上人殺しにしないことが……それだけが私が出来るあの子への償いだから」
「そうか……そうだったのか……それならば、確かにここに来なければならなかったというのも頷ける。ありがとう」
虚空をじっと見つめて、膝に乗せた拳を握りしめるメイラに俺は感謝を伝える。
メイラが語ったこと。
彼女が裏迷宮第4層の研究所の一員であったこと。その中でも特に魔物融合プロジェクトに配属されたこと。それは魔人とは違ったアプローチで魔物と人間を合成するもので、ユミも同じ年代の被検体であったこと。ユミが逃亡時に、他の被検体全員を代償に全てを破壊していったこと。
そしてなによりも、ユミが四肢を代償に願った『いつか出来る愛する人の、周りの人間が死にますように』という呪い。
全てが衝撃的だった。
ユミに一度は殺されかけた身だ、彼女の異常性は理解しているつもりだったが、まさか同じ実験体である転生者を殺していたとは……。だが、確かに俺が殺されかけたあの時、ユミは『あの頃と同じく仕方ないこと』と言っていた。それを思えば、四肢を犠牲にした呪いのような願いも納得できなくはない。
「……」
「……」
マサトもミレイも何も言わなかった。深刻な表情でただ黙って話を聞いていた。唐突に自分たちが死ぬ可能性を突きつけられているのだ。、それも仕方ないだろう。
「私さえ死ななければ『世界図書』でどうにか出来るかも。まだまだ使いこなせてないし、全員一気に死ぬパターンだったらどうにも出来ないけどね」
「そうか! その手が……いや、しかし結局は運頼みということか」
シズクの言葉に俺は一縷の希望を見出す。
「『世界図書』……というのは?」
「あっ、そうか。そうだな、仲間になるんだ。教えておこう」
メイラは全て包み隠さず教えてくれたのだ。誠意には誠意を返すべきだと、俺は彼女に今までの経緯と全員の能力を語りはじめた。
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