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「<重力支配《グラヴィフォース》>!」
オウサが絶叫し撒き散らす血のうち、リュウイチのオウサを掴まえている方の腕に降り注ぐ一滴だけ、重力を5000倍にする。さらに左右方向からも圧力をかけて、一本の、視認することすらも困難なほどの針へと変形させた。
本来ならば禁じられている域の重力操作。局所的に重力場が歪んだことにより発生した強烈な引力がさらに降り注ぐ血を瞬く間に集め、針だった血は鋭い槍となる。加えて瞬間、突風が巻き起こったことでリュウイチはその目を閉じた。
「痛っ……あ゛ああっっ!!」
──今じゃ!
その血槍がリュウイチの腕を貫いた刹那、オウサに触れる! 考えている時間は無い、ただこの大広間からは出す!
「<転移《テレポート》>!」
「チッ、させるかよォ……! <膨張《スウェル》>!!」
リュウイチは目を瞑ったまま、前腕の部分で外れそうな右手を無理やり床に接着させてスキルを発動させた。
直後、空間ごと全てが巨大化する。大広間の天井が高く、壁が遠く、床が広く、全てが巨大化する。感覚の変化は2倍、その急変に転移は対応できない。
──ずらしおった!
座標に対して世界ごと変化したせいで、オウサと転移した先も未だ大広間内。だが、リュウイチと10メートルほどの距離は取れた。
ならば、このままこちらから攻勢に出て、奴がオウサに近付けないようにするしかあるまい。
「<魔法雷剣《ブラストソード》>×200! <獄炎槍雨《ヘルランスバラージ》>×200! <天鎖結界《ヘブンエンクロージャー》><重力支配《グラヴィフォース》>! <空滅《ヴォイドデリート》>!!」
「ふはっ、壮観だ!」
雷属性を纏った魔法剣が2400本、獄炎を纏った槍が2400本、それらが巨大になった大広間の天井すらも容易に埋めつくす。更に対象を捕縛する結界術によってリュウイチは逃げ場を失い、重力加速によって全ての攻撃は目で捉えきれないほどのスピードと化す。ダメ押しの<空滅《ヴォイドデリート》>、これによって攻撃が当たるまでの道筋の空間は省略される。
「はぁっ……はぁっ……」
普段使っている魔法よりも数段階高位の魔法を連発したせいで、息が切れる。人間が一度に変換できる魔素量を優に超えた魔法の数だ。実際この量の魔法を、教国、共和国、帝国の、どの国に撃ち込んだとしても簡単に滅ぶだろう。
が、『四覇聖』は規格外だった。
「借りるぜ……<膨張《スウェル》>!!」
「は……!?」
リュウイチのやった信じられないことに、思わず声が出てしまう。わしの<空滅《ヴォイドデリート》>に外れかけている右腕を吹っ飛ばし、その削除空間を対象として外側に膨張させることによって、全ての攻撃を消滅させた事実に。
他人の魔法に自分のスキルを適応させるなど聞いたことがない。
「はっ……テメェだけの魔法なわけねぇだろ。この世界のあらゆるもんは全て俺のもんだ。俺の意思ひとつで全てが縮み、全てが膨らみ、そして破裂する!」
自由になったリュウイチは空を仰いで叫ぶ。奴の前腕は既に失われているが出血は無い。自身で傷口を<収縮《シュリンク》>させたんだろう。
「俺はよォ……直接的な攻撃手段が無ぇから爆弾を持ち歩いてんだ。ほら、そこに」
リュウイチはこっちを指さす。
が、周りには何も無い。だだっ広い大広間だ、何かが隠れている訳でもない。<収縮《シュリンク》>で目に見えないほど小さくしていたとしても、だがしかし前もってこのピンポイントな場所に仕掛けているはずも無ければ、奴が何かを放った様子も無いのだから、その線もない。
奴はいつ、どこに爆弾を仕掛けた……?
「あっ、」
「<膨張《スウェル》>」
気付き、後ろを向いたその瞬間、オウサの身体が中から爆発した。
ドンッ──爆発音で耳がやられる。いや、耳だけじゃない! 逃げようとした足が動かないことで、破損を自覚する。下を見れば、両脚ともぐちゃぐちゃに砕けている。
さらに降り注ぐ血と肉と骨……その中に紛れる幾つもの小さな黒い球。それら全てが爆弾だと、気付いた時にはもう遅かった。
「綺麗だなァ、だがもっと紅く染まれェ! <膨張《スウェル》><膨張《スウェル》><膨張《スウェル》><膨張《スウェル》><膨張《スウェル》>!!」
ドドドドドドッ!! ──巨大化した爆弾が目の前で破裂する、連鎖的にその隣の巨大化した爆弾も、その隣もその隣もその隣も、絶えず爆風と熱が襲う!
「くっ……かはっ……ぁぁ」
「はっ……弱ぇな」
もう動けない、全身が砕けている。絶えずエラーを吐き出すシステムを無理やり黙らせながら、どうにかリュウイチの方を向く。
「トドメをさしてやる」
奴はそう言って、ゆったりと近付いてくる。道中、床に散らばる血を唇に塗りながら、ゆったりと余裕に近付いてくる。
そして、奴が大広間の中央に踏み出した瞬間。最後の魔法を発動させる!
「<翔風《フライウィンド》>×ありったけ!」
「っ……!? ……なんだ、ただの時間稼ぎか?」
<重力操作《グラヴィティ》>と違って、風は<収縮《シュリンク》>させるのに何度もスキルの発動が必要だ。つまり、そう簡単には地上には戻って来れない。
ただ、それだけだ。死にかけの、最後の抵抗にしては弱すぎる。だからこそ、リュウイチは怪訝な表情で天に飛ばされていった。
「いいや、時間稼ぎなんかじゃない」
壊れた声帯の代わりに、体の内部にある予備の発声器官が答える。もはや身体は少しも動かない、両腕両脚は砕け散り、顔も半分無くなっている。
だけど、だからこその一手が打てる。
「レイモンド・ランカストフォール。ランドリュー・ロウグラット。メイラ・プリノーチス。イーラ・ビリッカ。バザーガ・フラット。ナーリア・メフィス。ミリシアタ・タンクローズ。オウサ・ブラスト。そして我、リカ・ローグワイスの名において命じる」
大気中の魔素、そして各研究室に貯蔵されていた全ての魔素の鍵が解かれ、真上で渦巻く。ゴォゴォ──と風が唸るような音が空間を支配していた。
それら全ての魔素はもはや体を通して魔力に変換できる量ではない、だから人体という枷を外す必要があった。
「命を掛けた切り札、とくと喰らうがよい」
全員の命と体を犠牲にし、新たに超生命体を作り出す。それは歪で、ただの球体として数秒間しか存在を保てない。だが、それだけで十分だ。魔素は収束し、光すらもそれに乗って飲み込まれていく。
「なんだ……っ!? なんだそれはぁぁ!?」
「超理魔法<滅神砲《ディバインアナイアレーター》>……発動」
***
「歩み続ける者か? 話が違うぜ全くよォ。リカ・ローグワイス、想像以上のバケモンじゃねぇか」
「そうか。それで結果は?」
「あァ、やったよ……これで残機は残り一つだ」
「そうか、なら後は奴が勝手にトドメを刺してくれる。帰還しろ」
「……いや、俺は退場だ。もう、……何も……動かねぇや」
***
「良かった、無事だった……」
「わしもこれが最後のボディとなってしまったがのぉ、『四覇聖』の一人を倒せたのは大きいじゃろ」
ダンジョンに再び戻れば、直ぐにシズクが抱きついてきた。相当心配していたようで半泣きで胸に顔を埋めてきており、その子供っぽい仕草に笑ってしまう。
「大丈夫じゃ、わしはどこにも行かん」
いつか、まだスペアボディについて知らなかった時に自爆して驚いていたリューロを慰めた時のように、シズクにそう言った。
その時だった。
「後ろっ!」
シズクが叫んだ、それと同時に、ばすっ──という音がした。
視界が傾いていく、まるで自分の首が落ちていっているような。それが実際に落ちている、と気付く間も無かった。
オウサが絶叫し撒き散らす血のうち、リュウイチのオウサを掴まえている方の腕に降り注ぐ一滴だけ、重力を5000倍にする。さらに左右方向からも圧力をかけて、一本の、視認することすらも困難なほどの針へと変形させた。
本来ならば禁じられている域の重力操作。局所的に重力場が歪んだことにより発生した強烈な引力がさらに降り注ぐ血を瞬く間に集め、針だった血は鋭い槍となる。加えて瞬間、突風が巻き起こったことでリュウイチはその目を閉じた。
「痛っ……あ゛ああっっ!!」
──今じゃ!
その血槍がリュウイチの腕を貫いた刹那、オウサに触れる! 考えている時間は無い、ただこの大広間からは出す!
「<転移《テレポート》>!」
「チッ、させるかよォ……! <膨張《スウェル》>!!」
リュウイチは目を瞑ったまま、前腕の部分で外れそうな右手を無理やり床に接着させてスキルを発動させた。
直後、空間ごと全てが巨大化する。大広間の天井が高く、壁が遠く、床が広く、全てが巨大化する。感覚の変化は2倍、その急変に転移は対応できない。
──ずらしおった!
座標に対して世界ごと変化したせいで、オウサと転移した先も未だ大広間内。だが、リュウイチと10メートルほどの距離は取れた。
ならば、このままこちらから攻勢に出て、奴がオウサに近付けないようにするしかあるまい。
「<魔法雷剣《ブラストソード》>×200! <獄炎槍雨《ヘルランスバラージ》>×200! <天鎖結界《ヘブンエンクロージャー》><重力支配《グラヴィフォース》>! <空滅《ヴォイドデリート》>!!」
「ふはっ、壮観だ!」
雷属性を纏った魔法剣が2400本、獄炎を纏った槍が2400本、それらが巨大になった大広間の天井すらも容易に埋めつくす。更に対象を捕縛する結界術によってリュウイチは逃げ場を失い、重力加速によって全ての攻撃は目で捉えきれないほどのスピードと化す。ダメ押しの<空滅《ヴォイドデリート》>、これによって攻撃が当たるまでの道筋の空間は省略される。
「はぁっ……はぁっ……」
普段使っている魔法よりも数段階高位の魔法を連発したせいで、息が切れる。人間が一度に変換できる魔素量を優に超えた魔法の数だ。実際この量の魔法を、教国、共和国、帝国の、どの国に撃ち込んだとしても簡単に滅ぶだろう。
が、『四覇聖』は規格外だった。
「借りるぜ……<膨張《スウェル》>!!」
「は……!?」
リュウイチのやった信じられないことに、思わず声が出てしまう。わしの<空滅《ヴォイドデリート》>に外れかけている右腕を吹っ飛ばし、その削除空間を対象として外側に膨張させることによって、全ての攻撃を消滅させた事実に。
他人の魔法に自分のスキルを適応させるなど聞いたことがない。
「はっ……テメェだけの魔法なわけねぇだろ。この世界のあらゆるもんは全て俺のもんだ。俺の意思ひとつで全てが縮み、全てが膨らみ、そして破裂する!」
自由になったリュウイチは空を仰いで叫ぶ。奴の前腕は既に失われているが出血は無い。自身で傷口を<収縮《シュリンク》>させたんだろう。
「俺はよォ……直接的な攻撃手段が無ぇから爆弾を持ち歩いてんだ。ほら、そこに」
リュウイチはこっちを指さす。
が、周りには何も無い。だだっ広い大広間だ、何かが隠れている訳でもない。<収縮《シュリンク》>で目に見えないほど小さくしていたとしても、だがしかし前もってこのピンポイントな場所に仕掛けているはずも無ければ、奴が何かを放った様子も無いのだから、その線もない。
奴はいつ、どこに爆弾を仕掛けた……?
「あっ、」
「<膨張《スウェル》>」
気付き、後ろを向いたその瞬間、オウサの身体が中から爆発した。
ドンッ──爆発音で耳がやられる。いや、耳だけじゃない! 逃げようとした足が動かないことで、破損を自覚する。下を見れば、両脚ともぐちゃぐちゃに砕けている。
さらに降り注ぐ血と肉と骨……その中に紛れる幾つもの小さな黒い球。それら全てが爆弾だと、気付いた時にはもう遅かった。
「綺麗だなァ、だがもっと紅く染まれェ! <膨張《スウェル》><膨張《スウェル》><膨張《スウェル》><膨張《スウェル》><膨張《スウェル》>!!」
ドドドドドドッ!! ──巨大化した爆弾が目の前で破裂する、連鎖的にその隣の巨大化した爆弾も、その隣もその隣もその隣も、絶えず爆風と熱が襲う!
「くっ……かはっ……ぁぁ」
「はっ……弱ぇな」
もう動けない、全身が砕けている。絶えずエラーを吐き出すシステムを無理やり黙らせながら、どうにかリュウイチの方を向く。
「トドメをさしてやる」
奴はそう言って、ゆったりと近付いてくる。道中、床に散らばる血を唇に塗りながら、ゆったりと余裕に近付いてくる。
そして、奴が大広間の中央に踏み出した瞬間。最後の魔法を発動させる!
「<翔風《フライウィンド》>×ありったけ!」
「っ……!? ……なんだ、ただの時間稼ぎか?」
<重力操作《グラヴィティ》>と違って、風は<収縮《シュリンク》>させるのに何度もスキルの発動が必要だ。つまり、そう簡単には地上には戻って来れない。
ただ、それだけだ。死にかけの、最後の抵抗にしては弱すぎる。だからこそ、リュウイチは怪訝な表情で天に飛ばされていった。
「いいや、時間稼ぎなんかじゃない」
壊れた声帯の代わりに、体の内部にある予備の発声器官が答える。もはや身体は少しも動かない、両腕両脚は砕け散り、顔も半分無くなっている。
だけど、だからこその一手が打てる。
「レイモンド・ランカストフォール。ランドリュー・ロウグラット。メイラ・プリノーチス。イーラ・ビリッカ。バザーガ・フラット。ナーリア・メフィス。ミリシアタ・タンクローズ。オウサ・ブラスト。そして我、リカ・ローグワイスの名において命じる」
大気中の魔素、そして各研究室に貯蔵されていた全ての魔素の鍵が解かれ、真上で渦巻く。ゴォゴォ──と風が唸るような音が空間を支配していた。
それら全ての魔素はもはや体を通して魔力に変換できる量ではない、だから人体という枷を外す必要があった。
「命を掛けた切り札、とくと喰らうがよい」
全員の命と体を犠牲にし、新たに超生命体を作り出す。それは歪で、ただの球体として数秒間しか存在を保てない。だが、それだけで十分だ。魔素は収束し、光すらもそれに乗って飲み込まれていく。
「なんだ……っ!? なんだそれはぁぁ!?」
「超理魔法<滅神砲《ディバインアナイアレーター》>……発動」
***
「歩み続ける者か? 話が違うぜ全くよォ。リカ・ローグワイス、想像以上のバケモンじゃねぇか」
「そうか。それで結果は?」
「あァ、やったよ……これで残機は残り一つだ」
「そうか、なら後は奴が勝手にトドメを刺してくれる。帰還しろ」
「……いや、俺は退場だ。もう、……何も……動かねぇや」
***
「良かった、無事だった……」
「わしもこれが最後のボディとなってしまったがのぉ、『四覇聖』の一人を倒せたのは大きいじゃろ」
ダンジョンに再び戻れば、直ぐにシズクが抱きついてきた。相当心配していたようで半泣きで胸に顔を埋めてきており、その子供っぽい仕草に笑ってしまう。
「大丈夫じゃ、わしはどこにも行かん」
いつか、まだスペアボディについて知らなかった時に自爆して驚いていたリューロを慰めた時のように、シズクにそう言った。
その時だった。
「後ろっ!」
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