19 / 124
2人目
戦闘開始
しおりを挟む
「危ない!」
「っ……」
咄嗟の俺の声でグランツは、間一髪のところで溶岩に崩落する地面から飛び移ることが出来た。魔物に気をつけていても、3層はコレがあるから怖い。
3層の探索を始めた俺たちだったが、予想以上にそれは困難を極めた。
まず階層の特徴が最悪だ。表ダンジョンと同じ溶岩地帯である3層『溶火の湖畔』はその名の通り、溶岩湖が階層の三分の一を占める。俺たちはその間や周りの崩れやすい地面を縫うように歩いていかなければならないのだ。
そして何より問題なのが
「あつい……」
声に出して嘆いてしまうほどの暑さだ。
暑さは思考力と体力を同時に削ってくる。水分補給も困難を極める。俺もグランツも生活魔法の水生成は使えるが、魔法を使って水を補給しても、今度は魔力が尽きるから慎重にならざるを得ない。
── あ、<探知>に何かかかった。
俺がスキルで気付いた溶岩の中に潜む魔物、その存在を伝えるまでもなくグランツは既に戦闘の構えを取っていて、彼の勘の鋭さに俺は少し驚く。
グランツは武器を魔兎に取られたらしく代わりに魔兎の牙を使っていたが、リーチが足りないので代わりに俺が予備として持ってきていた毒属性付与のナイフを装備している。
「来るぞ!!」
俺の声とほぼ同時、バシャアと勢いよく傍の溶岩から姿を現したのは大きな蛇だった。見えている部分だけでも3メートルほどの高さ、全身が地上に出ればその2倍はあるだろう。
ちょっと近付いて隙を見せるだけで、一気に溶岩に引き込まれる可能性がある。それに気付いて、奴に近かったグランツは距離をとるようにバックステップをし、更に「<疾走>」と唱え、スピード重視の戦い方に移る。
「シャァァ……シャアァ……」
「<鑑定>……フレイムサーペント、か」
フレイムサーペント、その大きな体躯を利用した物理攻撃と火のブレスが主な攻撃方法で、硬い表皮と普段は溶岩の中に潜んでいることも相まって低ランク冒険者にとっては厄介な相手だ。普通のフレイムサーペントならば、俺は簡単に倒せる。が裏迷宮では、魔兎でさえあの強さだったことを考えれば警戒せざるを得ない。
「グランツ、俺が隙を伺う。時間を稼いでくれ! <隠密>っ!」
「ああ!」
転生者特典『忍びの術』の効果が組み合わさった最強の認識阻害スキル、フレイムサーペントは目の前に立っている俺がいつの間にか消えたように見えただろう。驚いた様子で周りを窺う。
が、俺にばかり気を使うのは隙だ。
「はぁっ!」
<軽量化><疾走>の組み合わせによって、速度が上昇したグランツが一気に奴の喉元まで迫る。
「シャアッ」
が、そこは裏迷宮の魔物。下に潜り込んだ完全に死角からのグランツの攻撃を最低限首を横に逸らして躱す。グランツは初撃そのままの勢いで、フレイムサーペントの横を高速ですり抜け、天井を蹴って反転、重力をも利用した2撃目に移行。
「<クナイ>っ!」
俺もサポートとして、完全に意識外からの遠距離攻撃を仕掛ける。フレイムサーペントにとっては虚空から突如出現したように感じるだろう。
どちらも避けることは不可能、瞬時に判断したであろうフレイムサーペントはクナイに背を向け、グランツの方を向く。だが、それは悪手だ。このクナイはゴーレムですら易々と貫く上に、特別性の毒が塗ってある。
その三本のクナイは奴の、人で言う項に一直線に向かい
── カカカっ。
全て表皮に弾かれた。
「えっ」
俺が驚くのとほぼ同時、「ぼうっ」と鈍い音がしたと思えば、今度は奴の吐いたブレスが空中に居るグランツに一直線に向かう。
「っうおおおお!!」
全身が火に呑み込まれるすんでのところで、グランツは身体を全力でよじりその横スレスレをすれ違う。火に焼かれずには済んだが、無理に体勢を崩したせいで溶岩湖に真っ逆さまだ。
「マズい!!」
「<加速>! <瞬歩>! <空中歩行>っ!!!!」
思考を介さないスキルの発動、無駄を全て省いた高速の判断で俺はグランツの元まで一気に駆け付け、溶岩スレスレでキャッチする。
「っぶねぇ……助かった。ありがとう」
三つのスキル同時使用しても、溶岩まであと数センチのところでグランツを抱え上げることが精一杯だった。
お互い顔を合わせて、ひとまず生きていることに安堵した。
それが命取りだった。
「来るっ!!!」
グランツの叫びとその瞳に反射する背後の風景に俺は戦慄する。いつの間にか地上に上がっていたフレイムサーペントが、その長い尾を横に払っていたのだ。ほぼ反射的に俺はグランツをフレイムサーペントから遠ざかるように弾き飛ばす。
直ぐに振り返って俺も瞬歩で出来るだけ尾の先まで移動をするが
── な が い っ !!
「かはっ」
横腹に襲う凄まじい薙ぎ払いの衝撃。みしみしと肋骨が軋む音の中、高速の尾が生む遠心力によって身体はくの字に曲げられ、一瞬だけ尾と身体がくっ付いたかのように錯覚し、あまりの痛みに俺は思わず目を瞑ってしまう。
その暗闇の中、1秒ほど胃が浮いたような感覚を経て、次に俺を襲ったのは背中への衝撃と内臓と骨がガシャガシャにぶつかり合うこの世のものとは思えない激痛。ぼやけた視界の遠くではグランツが今にも殺されそうになっていたのが見えた。
「っ……」
咄嗟の俺の声でグランツは、間一髪のところで溶岩に崩落する地面から飛び移ることが出来た。魔物に気をつけていても、3層はコレがあるから怖い。
3層の探索を始めた俺たちだったが、予想以上にそれは困難を極めた。
まず階層の特徴が最悪だ。表ダンジョンと同じ溶岩地帯である3層『溶火の湖畔』はその名の通り、溶岩湖が階層の三分の一を占める。俺たちはその間や周りの崩れやすい地面を縫うように歩いていかなければならないのだ。
そして何より問題なのが
「あつい……」
声に出して嘆いてしまうほどの暑さだ。
暑さは思考力と体力を同時に削ってくる。水分補給も困難を極める。俺もグランツも生活魔法の水生成は使えるが、魔法を使って水を補給しても、今度は魔力が尽きるから慎重にならざるを得ない。
── あ、<探知>に何かかかった。
俺がスキルで気付いた溶岩の中に潜む魔物、その存在を伝えるまでもなくグランツは既に戦闘の構えを取っていて、彼の勘の鋭さに俺は少し驚く。
グランツは武器を魔兎に取られたらしく代わりに魔兎の牙を使っていたが、リーチが足りないので代わりに俺が予備として持ってきていた毒属性付与のナイフを装備している。
「来るぞ!!」
俺の声とほぼ同時、バシャアと勢いよく傍の溶岩から姿を現したのは大きな蛇だった。見えている部分だけでも3メートルほどの高さ、全身が地上に出ればその2倍はあるだろう。
ちょっと近付いて隙を見せるだけで、一気に溶岩に引き込まれる可能性がある。それに気付いて、奴に近かったグランツは距離をとるようにバックステップをし、更に「<疾走>」と唱え、スピード重視の戦い方に移る。
「シャァァ……シャアァ……」
「<鑑定>……フレイムサーペント、か」
フレイムサーペント、その大きな体躯を利用した物理攻撃と火のブレスが主な攻撃方法で、硬い表皮と普段は溶岩の中に潜んでいることも相まって低ランク冒険者にとっては厄介な相手だ。普通のフレイムサーペントならば、俺は簡単に倒せる。が裏迷宮では、魔兎でさえあの強さだったことを考えれば警戒せざるを得ない。
「グランツ、俺が隙を伺う。時間を稼いでくれ! <隠密>っ!」
「ああ!」
転生者特典『忍びの術』の効果が組み合わさった最強の認識阻害スキル、フレイムサーペントは目の前に立っている俺がいつの間にか消えたように見えただろう。驚いた様子で周りを窺う。
が、俺にばかり気を使うのは隙だ。
「はぁっ!」
<軽量化><疾走>の組み合わせによって、速度が上昇したグランツが一気に奴の喉元まで迫る。
「シャアッ」
が、そこは裏迷宮の魔物。下に潜り込んだ完全に死角からのグランツの攻撃を最低限首を横に逸らして躱す。グランツは初撃そのままの勢いで、フレイムサーペントの横を高速ですり抜け、天井を蹴って反転、重力をも利用した2撃目に移行。
「<クナイ>っ!」
俺もサポートとして、完全に意識外からの遠距離攻撃を仕掛ける。フレイムサーペントにとっては虚空から突如出現したように感じるだろう。
どちらも避けることは不可能、瞬時に判断したであろうフレイムサーペントはクナイに背を向け、グランツの方を向く。だが、それは悪手だ。このクナイはゴーレムですら易々と貫く上に、特別性の毒が塗ってある。
その三本のクナイは奴の、人で言う項に一直線に向かい
── カカカっ。
全て表皮に弾かれた。
「えっ」
俺が驚くのとほぼ同時、「ぼうっ」と鈍い音がしたと思えば、今度は奴の吐いたブレスが空中に居るグランツに一直線に向かう。
「っうおおおお!!」
全身が火に呑み込まれるすんでのところで、グランツは身体を全力でよじりその横スレスレをすれ違う。火に焼かれずには済んだが、無理に体勢を崩したせいで溶岩湖に真っ逆さまだ。
「マズい!!」
「<加速>! <瞬歩>! <空中歩行>っ!!!!」
思考を介さないスキルの発動、無駄を全て省いた高速の判断で俺はグランツの元まで一気に駆け付け、溶岩スレスレでキャッチする。
「っぶねぇ……助かった。ありがとう」
三つのスキル同時使用しても、溶岩まであと数センチのところでグランツを抱え上げることが精一杯だった。
お互い顔を合わせて、ひとまず生きていることに安堵した。
それが命取りだった。
「来るっ!!!」
グランツの叫びとその瞳に反射する背後の風景に俺は戦慄する。いつの間にか地上に上がっていたフレイムサーペントが、その長い尾を横に払っていたのだ。ほぼ反射的に俺はグランツをフレイムサーペントから遠ざかるように弾き飛ばす。
直ぐに振り返って俺も瞬歩で出来るだけ尾の先まで移動をするが
── な が い っ !!
「かはっ」
横腹に襲う凄まじい薙ぎ払いの衝撃。みしみしと肋骨が軋む音の中、高速の尾が生む遠心力によって身体はくの字に曲げられ、一瞬だけ尾と身体がくっ付いたかのように錯覚し、あまりの痛みに俺は思わず目を瞑ってしまう。
その暗闇の中、1秒ほど胃が浮いたような感覚を経て、次に俺を襲ったのは背中への衝撃と内臓と骨がガシャガシャにぶつかり合うこの世のものとは思えない激痛。ぼやけた視界の遠くではグランツが今にも殺されそうになっていたのが見えた。
30
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく
公爵家に生まれて初日に跡継ぎ失格の烙印を押されましたが今日も元気に生きてます!
小択出新都
ファンタジー
異世界に転生して公爵家の娘に生まれてきたエトワだが、魔力をほとんどもたずに生まれてきたため、生後0ヶ月で跡継ぎ失格の烙印を押されてしまう。
跡継ぎ失格といっても、すぐに家を追い出されたりはしないし、学校にも通わせてもらえるし、15歳までに家を出ればいいから、まあ恵まれてるよね、とのんきに暮らしていたエトワ。
だけど跡継ぎ問題を解決するために、分家から同い年の少年少女たちからその候補が選ばれることになり。
彼らには試練として、エトワ(ともたされた家宝、むしろこっちがメイン)が15歳になるまでの護衛役が命ぜられることになった。
仮の主人というか、実質、案山子みたいなものとして、彼らに護衛されることになったエトワだが、一癖ある男の子たちから、素直な女の子までいろんな子がいて、困惑しつつも彼らの成長を見守ることにするのだった。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
稀代の大賢者は0歳児から暗躍する〜公爵家のご令息は運命に抵抗する〜
撫羽
ファンタジー
ある邸で秘密の会議が開かれていた。
そこに出席している3歳児、王弟殿下の一人息子。実は前世を覚えていた。しかもやり直しの生だった!?
どうしてちびっ子が秘密の会議に出席するような事になっているのか? 何があったのか?
それは生後半年の頃に遡る。
『ばぶぁッ!』と元気な声で目覚めた赤ん坊。
おかしいぞ。確かに俺は刺されて死んだ筈だ。
なのに、目が覚めたら見覚えのある部屋だった。両親が心配そうに見ている。
しかも若い。え? どうなってんだ?
体を起こすと、嫌でも目に入る自分のポヨンとした赤ちゃん体型。マジかよ!?
神がいるなら、0歳児スタートはやめてほしかった。
何故だか分からないけど、人生をやり直す事になった。実は将来、大賢者に選ばれ魔族討伐に出る筈だ。だが、それは避けないといけない。
何故ならそこで、俺は殺されたからだ。
ならば、大賢者に選ばれなければいいじゃん!と、小さな使い魔と一緒に奮闘する。
でも、それなら魔族の問題はどうするんだ?
それも解決してやろうではないか!
小さな胸を張って、根拠もないのに自信満々だ。
今回は初めての0歳児スタートです。
小さな賢者が自分の家族と、大好きな婚約者を守る為に奮闘します。
今度こそ、殺されずに生き残れるのか!?
とは言うものの、全然ハードな内容ではありません。
今回も癒しをお届けできればと思います。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
あなたにかざすてのひらを
あさまる
ファンタジー
※最終話2023年4月29日投稿済。
※この作品には女性同士の恋愛描写(GL、百合描写)が含まれます。
苦手な方はご遠慮下さい。
紅花かすみ。
ごく普通な女子高生。
そんな彼女には、幼馴染が二人いた。
いつから一緒にいるのか。
どのようなきっかけで仲良くなったのか。
そんなものは覚えていない。
それでも、かすみは彼女らの幼馴染であった。
雲一つない青空。
真っ黒な日傘と真っ赤な日傘。
今日もかすみは彼女らと登校するのであった。
※この話はフィクションであり、実在する団体や人物等とは一切関係ありません。
誤字脱字等ありましたら、お手数かと存じますが、近況ボードの『誤字脱字等について』のページに記載して頂けると幸いです。
前世は最悪だったのに神の世界に行ったら神々全員&転生先の家族から溺愛されて幸せ!?しかも最強➕契約した者、創られた者は過保護すぎ!他者も!?
a.m.
ファンタジー
主人公柳沢 尊(やなぎさわ たける)は最悪な人生だった・・耐えられず心が壊れ自殺してしまう。
気が付くと神の世界にいた。
そして目の前には、多数の神々いて「柳沢尊よ、幸せに出来なくてすまなかった転生の前に前の人生で壊れてしまった心を一緒に治そう」
そうして神々たちとの生活が始まるのだった...
もちろん転生もします
神の逆鱗は、尊を傷つけること。
神「我々の子、愛し子を傷つける者は何であろうと容赦しない!」
神々&転生先の家族から溺愛!
成長速度は遅いです。
じっくり成長させようと思います。
一年一年丁寧に書いていきます。
二年後等とはしません。
今のところ。
前世で味わえなかった幸せを!
家族との思い出を大切に。
現在転生後···· 0歳
1章物語の要点······神々との出会い
1章②物語の要点······家族&神々の愛情
現在1章③物語の要点······?
想像力が9/25日から爆発しまして増えたための変えました。
学校編&冒険編はもう少し進んでから
―――編、―――編―――編まだまだ色んなのを書く予定―――は秘密
処女作なのでお手柔らかにお願いします。文章を書くのが下手なので誤字脱字や比例していたらコメントに書いていただけたらすぐに直しますのでお願いします。(背景などの細かいところはまだ全く書けないのですいません。)主人公以外の目線は、お気に入り100になり次第別に書きますのでそちらの方もよろしくお願いします。(詳細は200)
感想お願いいたします。
❕只今話を繋げ中なためしおりの方は注意❕
目線、詳細は本編の間に入れました
2020年9月毎日投稿予定(何もなければ)
頑張ります
(心の中で読んでくださる皆さんに物語の何か案があれば教えてほしい~~🙏)と思ってしまいました。人物、魔物、物語の流れなど何でも、皆さんの理想に追いつくために!
旧 転生したら最強だったし幸せだった
異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う
馬宿
ファンタジー
30歳働き盛り、独身、そろそろ身を固めたいものだが相手もいない
そんな俺が電車の中で疲れすぎて死んじゃった!?
そしてらとある世界の守護者になる為に第2の人生を歩まなくてはいけなくなった!?
農家育ちの素人童貞の俺が世界を守る為に選ばれた!?
10個も願いがかなえられるらしい!
だったら異世界でもネットサーフィンして、お買い物して、農業やって、のんびり暮らしたいものだ
異世界なら何でもありでしょ?
ならのんびり生きたいな
小説家になろう!にも掲載しています
何分、書きなれていないので、ご指摘あれば是非ご意見お願いいたします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる