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1.死因がうめぇ棒ってショボ過ぎでしょ
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「誰だよ! うめぇ棒なんて投げたやつ!!」
俺の名前は子甫 伊人(しほ いひと)、28歳、独身、男。
名前に小さい"よ"と濁点を足せば『しょぼいひと』。
これまで名前の通りショボい人生を歩んできた。
小学生の頃は友達がテレビゲームをしているのを後ろで見ているような子供だった。
中学ではテレビゲームを見せてくれる友達もいなくなり、高校では焼きそばパンを買いに走る毎日。
大学受験も就活も失敗し28歳までフリーター。
彼女なんてできるはずもなく、1人さびしく過ごしてきた。
挙句の果てに死因はうめぇ棒。
バイト帰り、横道から飛んできたうめぇ棒に驚いたのが人生最後の瞬間。
驚いた拍子に転び、縁石に頭を打ちつけてご臨終。
うめぇ棒で死ぬって、俺の命は10円かよ……
ショボ過ぎんだろ……
てか、誰だようめぇ棒投げたやつ!!
―◇◇◇―
そして現在、俺は真っ白な空間にいる。
これがかの有名な、異世界転移する前の神の空間というやつだろうか。
今までショボい人生に満足していなかったわけではないが、異世界転移とか夢見てなかったかといえば嘘になる。
いや、正直なところ期待していた。めっちゃ期待していた。
さようならショボい人生。こんにちはチート人生。
これから神様が現れて、チートスキルもらって、異世界に送ってもらう流れのはずだ。
転移か転生かはわからないが些細なことだろう。
『そのとおりなのじゃ!』
「のじゃ女神のパターンか」
『おぬし、声に出ておるぞ』
「どうせ心の声も読めるんだから一緒じゃないですか」
『それもそうなのじゃ!』
かなりチョロそうな女神様だな。
『それも聞こえておるぞ!』
いかん、つい正直な感想を思い浮かべてしまった。
これからチートスキルをもらうんだから、怒らせるのはまずい。
機嫌をとっておかなくては。
『おぬしが持っているそれはうめぇ棒ではないか!?』
「えっ?」
俺はそう言われて初めて、うめぇ棒を持っていることに気付いた。
『わしは地球をよく覗いておるのじゃが、うめぇ棒が気になっておったんじゃ! なかなかうめぇ棒を持ったまま死ぬやつはおらんからの、初めて実物を見たぞ!』
「あぁ、これそんなに珍しいんですか」
すごい剣幕で食い入るように見られていて怖い……
確かにうめぇ棒持ったまま死ぬやつは、なかなかいないよな。
「あー……食べます?」
『よいのか!? あぁー、夢にまで見たうめぇ棒じゃぁ~。催促したみたいで悪いのぉ』
「いえいえ、このくらいでご機嫌取りできるなら安いものです」
『聞こえておるぞ。じゃが、わしは心が広いから気にしないのじゃ。それではいただきますなのじゃ』
サクッ
この女神、目の前で食べ始めたぞ。
あー、今思えば異世界に行ったらうめぇ棒も食べられなくなるんだよなぁ。
ちょっと勿体ないことした感あるなぁ。
『そんな目で見ても分けてやらんのじゃ。あー、うめぇのぉ。このサクサク感とゴルゴンゾーラの味がたまらん! おぬしはこんなにうめぇものが食べられなくて残念じゃのぉ~?』
こいつ絶妙に腹立つな。まぁチートスキルをもらうためだ、ここは我慢、我慢。
『はぁ~、うまかったのじゃ。このような供物、こちらの世界ではなかなかないからの。それではそろそろおぬしにチートスキルを授けてやるとするかの』
おぉ、俺のこと忘れられてなかった。
どんなチートスキルかなぁ。最強の力を手に入れるやつか、それともやっぱりアイテムボックス的なやつか。
『そんなすごいスキル、わしが授けられるはずなかろう。うーん……よし決めた! おぬしのチートスキルは"10円玉召喚"じゃ!! うめぇ棒の値段とも一致するしそれがよかろう』
は……?
「いやいやいや! 聖属性魔法とか転移魔法とかもっといろいろありますよね!? 10円玉召喚スキルってなんですか!!」
『10円玉召喚スキルとは、精神を集中して"10円玉召喚"と唱えると10円玉を1枚召喚することができるスキルじゃ。1日1回限定でな』
そういうこと聞いてんじゃねーよ!
『違うのか? ……あぁ、安心せい。召喚される10円玉はわしの賽銭箱の中から召喚されるから、偽造じゃったり経済への影響なんかは考えなくても大丈夫じゃ』
もうツッコむ気力もない……
こいつ、弱小貧乏女神で碌なスキル持ってないんだな。やっぱり俺の人生、異世界でもショボそうだ……
『弱小貧乏女神とか言うな! おぬしが宣伝して、わしへの供物や信仰心が増えればもっと良いスキルを与えることができる……かもしれんから精々がんばるのじゃ。おっ、そろそろ時間じゃ。じゃあの!』
もう転移!? もっと聞きたいこと色々あったんですけど!! スキルのこととか転移先のこと……とか考えてる間に視界が暗転した。
―◇◇◇―
俺の名前は子甫 伊人(しほ いひと)、28歳、独身、男。
名前に小さい"よ"と濁点を足せば『しょぼいひと』。
これまで名前の通りショボい人生を歩んできた。
小学生の頃は友達がテレビゲームをしているのを後ろで見ているような子供だった。
中学ではテレビゲームを見せてくれる友達もいなくなり、高校では焼きそばパンを買いに走る毎日。
大学受験も就活も失敗し28歳までフリーター。
彼女なんてできるはずもなく、1人さびしく過ごしてきた。
挙句の果てに死因はうめぇ棒。
バイト帰り、横道から飛んできたうめぇ棒に驚いたのが人生最後の瞬間。
驚いた拍子に転び、縁石に頭を打ちつけてご臨終。
うめぇ棒で死ぬって、俺の命は10円かよ……
ショボ過ぎんだろ……
てか、誰だようめぇ棒投げたやつ!!
―◇◇◇―
そして現在、俺は真っ白な空間にいる。
これがかの有名な、異世界転移する前の神の空間というやつだろうか。
今までショボい人生に満足していなかったわけではないが、異世界転移とか夢見てなかったかといえば嘘になる。
いや、正直なところ期待していた。めっちゃ期待していた。
さようならショボい人生。こんにちはチート人生。
これから神様が現れて、チートスキルもらって、異世界に送ってもらう流れのはずだ。
転移か転生かはわからないが些細なことだろう。
『そのとおりなのじゃ!』
「のじゃ女神のパターンか」
『おぬし、声に出ておるぞ』
「どうせ心の声も読めるんだから一緒じゃないですか」
『それもそうなのじゃ!』
かなりチョロそうな女神様だな。
『それも聞こえておるぞ!』
いかん、つい正直な感想を思い浮かべてしまった。
これからチートスキルをもらうんだから、怒らせるのはまずい。
機嫌をとっておかなくては。
『おぬしが持っているそれはうめぇ棒ではないか!?』
「えっ?」
俺はそう言われて初めて、うめぇ棒を持っていることに気付いた。
『わしは地球をよく覗いておるのじゃが、うめぇ棒が気になっておったんじゃ! なかなかうめぇ棒を持ったまま死ぬやつはおらんからの、初めて実物を見たぞ!』
「あぁ、これそんなに珍しいんですか」
すごい剣幕で食い入るように見られていて怖い……
確かにうめぇ棒持ったまま死ぬやつは、なかなかいないよな。
「あー……食べます?」
『よいのか!? あぁー、夢にまで見たうめぇ棒じゃぁ~。催促したみたいで悪いのぉ』
「いえいえ、このくらいでご機嫌取りできるなら安いものです」
『聞こえておるぞ。じゃが、わしは心が広いから気にしないのじゃ。それではいただきますなのじゃ』
サクッ
この女神、目の前で食べ始めたぞ。
あー、今思えば異世界に行ったらうめぇ棒も食べられなくなるんだよなぁ。
ちょっと勿体ないことした感あるなぁ。
『そんな目で見ても分けてやらんのじゃ。あー、うめぇのぉ。このサクサク感とゴルゴンゾーラの味がたまらん! おぬしはこんなにうめぇものが食べられなくて残念じゃのぉ~?』
こいつ絶妙に腹立つな。まぁチートスキルをもらうためだ、ここは我慢、我慢。
『はぁ~、うまかったのじゃ。このような供物、こちらの世界ではなかなかないからの。それではそろそろおぬしにチートスキルを授けてやるとするかの』
おぉ、俺のこと忘れられてなかった。
どんなチートスキルかなぁ。最強の力を手に入れるやつか、それともやっぱりアイテムボックス的なやつか。
『そんなすごいスキル、わしが授けられるはずなかろう。うーん……よし決めた! おぬしのチートスキルは"10円玉召喚"じゃ!! うめぇ棒の値段とも一致するしそれがよかろう』
は……?
「いやいやいや! 聖属性魔法とか転移魔法とかもっといろいろありますよね!? 10円玉召喚スキルってなんですか!!」
『10円玉召喚スキルとは、精神を集中して"10円玉召喚"と唱えると10円玉を1枚召喚することができるスキルじゃ。1日1回限定でな』
そういうこと聞いてんじゃねーよ!
『違うのか? ……あぁ、安心せい。召喚される10円玉はわしの賽銭箱の中から召喚されるから、偽造じゃったり経済への影響なんかは考えなくても大丈夫じゃ』
もうツッコむ気力もない……
こいつ、弱小貧乏女神で碌なスキル持ってないんだな。やっぱり俺の人生、異世界でもショボそうだ……
『弱小貧乏女神とか言うな! おぬしが宣伝して、わしへの供物や信仰心が増えればもっと良いスキルを与えることができる……かもしれんから精々がんばるのじゃ。おっ、そろそろ時間じゃ。じゃあの!』
もう転移!? もっと聞きたいこと色々あったんですけど!! スキルのこととか転移先のこと……とか考えてる間に視界が暗転した。
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