20 / 31
番外編
Happy Valentine's day! ♥ 前編
しおりを挟む
「おや、レイ様。いったいどちらへお出かけに?」
こっそりと屋敷を出ようとした所で、バンガーに呼び止められてしまった。
ここはダンカン公爵邸。目茶苦茶大きい屋敷には、それに相応しく執事というものが存在していた。
バンガーは、ロマンスグレーの髪をキレイに整え、真っ白なシャツ、皺一つないロングテールコートを纏い、隙のない雰囲気を醸し出す人物。そんな彼は、先代ダンカン公爵から仕えている、極めて有能な執事だった。
「あ…………。えっと……?」
「マイグレース様から、お一人でのお出かけは禁止されていたかと思いますが。覚えていらっしゃいますよね?」
ニコリと整えられた笑みを浮かべたまま、平民の服を着ている俺を見据え、ピシリとした姿勢で玄関扉の前に佇んでいる。
この格好を見りゃ、俺が街にお忍びで出かけようとしているのは分かるだろうに。敢えて聞いてくる辺り、全くもって容赦がない。
俺は苦笑いを洩らしてバンガーを見つめた。
やっぱ、計画を実行するにはバンガーを懐柔するしかないのか。ある意味、マイナさんを懐柔するより難しそう……。
そう思いながら、俺は玄関扉の横にある窓を指さした。
「一人じゃないよ、ソルネスと一緒だ。ちょっと欲しいものがあってさ。街に行ってくる」
表門の所には飾りを抑えた馬車が一台停まっている。ソルネスが手配してくれたやつだ。
その馬車の存在にも、バンガーはとっくに気付いているんだろうけど。
「左様でございますか。然しながらレイ様の外出に関してマイグレース様のご許可を頂いていない事には変わりません。どうぞお部屋にお戻り下さい」
揺るぎない姿勢に、俺はひっそりとため息をつく。
やっぱり懐柔はムリ。恥ずかしいけど正直に話して協力してもらおう。
「バンガー、あのさ………」
小首を傾げ声を潜めると、バンガーは大きく片眉を跳ね上げた。
今、この場にはバンガーと俺しかいないのに声を潜めてしまうのは、やっぱり屋敷の主の桁外れの能力と、常識外れの俺への執着心を、イヤっていう程知っているせいだ。
俺の言葉に黙って耳を傾けていたバンガーは、表情を変える事なくじっと俺を見つめた。その間、僅か三秒。
彼は鷹揚に頷くと、すっと立ち位置を変えて玄関扉を開けてくれた。
「レイ様のお気持ちはご理解致しました。外出には目を瞑りましょう」
「ありがとう!」
意外に話の分かるバンガーに、俺はぱっと笑顔を浮かべてお礼を言った。そんな俺を目を細めて見つめると、バンガーは珍しく素の顔で微笑んでくれた。
「但し、護衛騎士は付けさせて頂きます。貴方様に万が一の事があったら、この世が滅んでしまいますので」
あー……まぁねぇ……。十分あり得るだけに笑えないなぁ、その言葉……。
若干顔を引き攣らせつつ、バンガーの気が変わらない内にと、勢い良く外へと飛び出していった。
♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
「それで?」
欲しい物を手に入れて、意気揚々と帰ってきた俺を待ち構えていたのは、玄関フロアで腕を組んで立つマイナさんだった。
麗しい顔に、それはそれは眩しい笑顔を張り付けているけど、目が笑ってない。
思わず開けた玄関扉を閉めそうになったけど、僅かに首を傾げるその姿に、俺は逃亡を諦めて屋敷内に脚を踏み入れた。
「……ただいま、マイナさん」
「お帰りなさい、レイ。それで?無断の外出は楽しかったですか?」
にこにこと微笑む顔とは裏腹に、身に纏う空気はひんやりと冷たい。ここまで怒るマイナさんも珍しいけど、ま、こうなる事は想定内だから仕方ない。
俺はちょっとため息をつくと、そのままマイナさんに近付いた。
「楽しかったよ?ソルネストとも久々にゆっくり話せたし」
にこっと笑ってみせると、マイナさんは笑顔はそのままに目を眇め、不快感を顕にしてきた。
そんなマイナさんの胸元に、ぐいっとラッピングされた品物を押し付ける。
「それに、マイナさんが喜んでくれるかなって考えながらプレゼント選ぶのも楽しかったし」
「……………はい?」
俺からの突然のプレゼントに、マイナさんは怒りのオーラをあっという間に引っ込めてパチクリと瞬いた。不思議そうな顔で俺の顔を見て、胸に押し付けられたプレゼントを見る。
そしてもう一度俺の顔に視線を向けた。
「ーーーーーーえ?」
「プレゼント。ソルネスから聞いたんだ。よその国から新しいお菓子が入ってきたって。それを大事な人にプレゼントするのが流行ってるって。だから、マイナさんに渡したくて、買いに行ったんだ」
「………………………」
「……俺のこと、怒ってる?」
マイナさんの真ん前まで来ちゃったから、身長の高い彼を見上げる形になる。
あ、これってちょっとあざとい感じに上目遣いになってない?
………って思った瞬間。
「うわっ!?うわわわっっ!!!」
ガシッと腕を掴まれた、と思ったら、一気に引き寄せられ縦抱きに抱き上げられてしまっていた。
「マ、マ、マ、マイナさん!?」
「何っって可愛いんでしょう!!!」
ギュウギュウに抱き締めてくる。
いや、ココ、玄関フロアだよ、マイナさん。
屋敷で働いてる人達が見てるよ、マイナさん!
主としての威厳とか体面とか体裁とか、何かイロイロダメじゃないかな、マイナさん!?
「愛しい貴方からプレゼントを頂ける日がくるなんて!」
想像以上の喜び具合に、俺の方が慌ててしまう。
誰か助けてよって視線を巡らせると、少し離れた場所で嬉しそうに「うんうん」と頷くバンガーが見えたけど、どうやら助けては貰えないらしい。
「さぁ部屋に行きましょう、レイ。ゆっくり貴方が選んだプレゼントを私に見せて?」
心底幸せそうに目尻を緩め、甘やかに微笑む。
その顔を見て、俺は「ま、いっか」と苦笑いした。何だかんだ言って、そうやって嬉しそうに笑うマイナさんが見たくて街に出たんだし。だから「うん」と頷いた。
そうしたら、もう一分一秒時間を無駄にしたくなかったマイナさんは、俺を抱き上げたままするりと空間の狭間に身を滑り込ませたんだ。
いや、マイナさん。屋敷の中の自室に行く時くらい、ムダに力を使わずに脚を使おうよ……………。
♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
こっそりと屋敷を出ようとした所で、バンガーに呼び止められてしまった。
ここはダンカン公爵邸。目茶苦茶大きい屋敷には、それに相応しく執事というものが存在していた。
バンガーは、ロマンスグレーの髪をキレイに整え、真っ白なシャツ、皺一つないロングテールコートを纏い、隙のない雰囲気を醸し出す人物。そんな彼は、先代ダンカン公爵から仕えている、極めて有能な執事だった。
「あ…………。えっと……?」
「マイグレース様から、お一人でのお出かけは禁止されていたかと思いますが。覚えていらっしゃいますよね?」
ニコリと整えられた笑みを浮かべたまま、平民の服を着ている俺を見据え、ピシリとした姿勢で玄関扉の前に佇んでいる。
この格好を見りゃ、俺が街にお忍びで出かけようとしているのは分かるだろうに。敢えて聞いてくる辺り、全くもって容赦がない。
俺は苦笑いを洩らしてバンガーを見つめた。
やっぱ、計画を実行するにはバンガーを懐柔するしかないのか。ある意味、マイナさんを懐柔するより難しそう……。
そう思いながら、俺は玄関扉の横にある窓を指さした。
「一人じゃないよ、ソルネスと一緒だ。ちょっと欲しいものがあってさ。街に行ってくる」
表門の所には飾りを抑えた馬車が一台停まっている。ソルネスが手配してくれたやつだ。
その馬車の存在にも、バンガーはとっくに気付いているんだろうけど。
「左様でございますか。然しながらレイ様の外出に関してマイグレース様のご許可を頂いていない事には変わりません。どうぞお部屋にお戻り下さい」
揺るぎない姿勢に、俺はひっそりとため息をつく。
やっぱり懐柔はムリ。恥ずかしいけど正直に話して協力してもらおう。
「バンガー、あのさ………」
小首を傾げ声を潜めると、バンガーは大きく片眉を跳ね上げた。
今、この場にはバンガーと俺しかいないのに声を潜めてしまうのは、やっぱり屋敷の主の桁外れの能力と、常識外れの俺への執着心を、イヤっていう程知っているせいだ。
俺の言葉に黙って耳を傾けていたバンガーは、表情を変える事なくじっと俺を見つめた。その間、僅か三秒。
彼は鷹揚に頷くと、すっと立ち位置を変えて玄関扉を開けてくれた。
「レイ様のお気持ちはご理解致しました。外出には目を瞑りましょう」
「ありがとう!」
意外に話の分かるバンガーに、俺はぱっと笑顔を浮かべてお礼を言った。そんな俺を目を細めて見つめると、バンガーは珍しく素の顔で微笑んでくれた。
「但し、護衛騎士は付けさせて頂きます。貴方様に万が一の事があったら、この世が滅んでしまいますので」
あー……まぁねぇ……。十分あり得るだけに笑えないなぁ、その言葉……。
若干顔を引き攣らせつつ、バンガーの気が変わらない内にと、勢い良く外へと飛び出していった。
♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
「それで?」
欲しい物を手に入れて、意気揚々と帰ってきた俺を待ち構えていたのは、玄関フロアで腕を組んで立つマイナさんだった。
麗しい顔に、それはそれは眩しい笑顔を張り付けているけど、目が笑ってない。
思わず開けた玄関扉を閉めそうになったけど、僅かに首を傾げるその姿に、俺は逃亡を諦めて屋敷内に脚を踏み入れた。
「……ただいま、マイナさん」
「お帰りなさい、レイ。それで?無断の外出は楽しかったですか?」
にこにこと微笑む顔とは裏腹に、身に纏う空気はひんやりと冷たい。ここまで怒るマイナさんも珍しいけど、ま、こうなる事は想定内だから仕方ない。
俺はちょっとため息をつくと、そのままマイナさんに近付いた。
「楽しかったよ?ソルネストとも久々にゆっくり話せたし」
にこっと笑ってみせると、マイナさんは笑顔はそのままに目を眇め、不快感を顕にしてきた。
そんなマイナさんの胸元に、ぐいっとラッピングされた品物を押し付ける。
「それに、マイナさんが喜んでくれるかなって考えながらプレゼント選ぶのも楽しかったし」
「……………はい?」
俺からの突然のプレゼントに、マイナさんは怒りのオーラをあっという間に引っ込めてパチクリと瞬いた。不思議そうな顔で俺の顔を見て、胸に押し付けられたプレゼントを見る。
そしてもう一度俺の顔に視線を向けた。
「ーーーーーーえ?」
「プレゼント。ソルネスから聞いたんだ。よその国から新しいお菓子が入ってきたって。それを大事な人にプレゼントするのが流行ってるって。だから、マイナさんに渡したくて、買いに行ったんだ」
「………………………」
「……俺のこと、怒ってる?」
マイナさんの真ん前まで来ちゃったから、身長の高い彼を見上げる形になる。
あ、これってちょっとあざとい感じに上目遣いになってない?
………って思った瞬間。
「うわっ!?うわわわっっ!!!」
ガシッと腕を掴まれた、と思ったら、一気に引き寄せられ縦抱きに抱き上げられてしまっていた。
「マ、マ、マ、マイナさん!?」
「何っって可愛いんでしょう!!!」
ギュウギュウに抱き締めてくる。
いや、ココ、玄関フロアだよ、マイナさん。
屋敷で働いてる人達が見てるよ、マイナさん!
主としての威厳とか体面とか体裁とか、何かイロイロダメじゃないかな、マイナさん!?
「愛しい貴方からプレゼントを頂ける日がくるなんて!」
想像以上の喜び具合に、俺の方が慌ててしまう。
誰か助けてよって視線を巡らせると、少し離れた場所で嬉しそうに「うんうん」と頷くバンガーが見えたけど、どうやら助けては貰えないらしい。
「さぁ部屋に行きましょう、レイ。ゆっくり貴方が選んだプレゼントを私に見せて?」
心底幸せそうに目尻を緩め、甘やかに微笑む。
その顔を見て、俺は「ま、いっか」と苦笑いした。何だかんだ言って、そうやって嬉しそうに笑うマイナさんが見たくて街に出たんだし。だから「うん」と頷いた。
そうしたら、もう一分一秒時間を無駄にしたくなかったマイナさんは、俺を抱き上げたままするりと空間の狭間に身を滑り込ませたんだ。
いや、マイナさん。屋敷の中の自室に行く時くらい、ムダに力を使わずに脚を使おうよ……………。
♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
243
お気に入りに追加
2,789
あなたにおすすめの小説
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪

【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
愛しい番の囲い方。 半端者の僕は最強の竜に愛されているようです
飛鷹
BL
獣人の国にあって、神から見放された存在とされている『後天性獣人』のティア。
獣人の特徴を全く持たずに生まれた故に獣人とは認められず、獣人と認められないから獣神を奉る神殿には入れない。神殿に入れないから婚姻も結べない『半端者』のティアだが、孤児院で共に過ごした幼馴染のアデルに大切に守られて成長していった。
しかし長く共にあったアデルは、『半端者』のティアではなく、別の人を伴侶に選んでしまう。
傷付きながらも「当然の結果」と全てを受け入れ、アデルと別れて獣人の国から出ていく事にしたティア。
蔑まれ冷遇される環境で生きるしかなかったティアが、番いと出会い獣人の姿を取り戻し幸せになるお話です。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。