2 / 18
寝汗で溺れました
しおりを挟む
◆◆◆◆
はじまりは‥‥そう、はじまりは45歳の時。
寝汗で溺れました。
いや、比喩だけど‥‥でも、そんな感じなのです。夜中に不快さから目覚めると、パジャマがずぶ濡れなのです。
「はあ??」ってなりました。
『‥‥‥‥毎日ずぶ濡れなんだ』
44歳までは何も異変はありませんでした。不安障害の為お薬は服用していましたが、精神的には落ち着いていたと思います。なのに、45歳になりしばらくたって寝汗が始まりました。
真冬の寝汗は最悪です。
ベトベトの不快感で目が冷めて、身体が急激に冷えてきます。え、私は布団の中で遭難ですか状態。このままでは風邪をひくので着替えないと駄目なのですが‥‥古家の底冷えは半端ないです。
寝床に着替えを置くようになってからは、布団の中で下着まで脱いでタオルで汗を拭き、新たなパジャマに着替えます。
実は、我が家は部屋数が少ないため、家族で川の字で寝ています。なので、本来ならば脱衣室に行って着替えるべきなのですが‥‥‥我慢ならなくて、布団の中が脱衣室となっていました。
しかし、ずぶ濡れの衣服を脱ぐのがこんなにも困難だとは、思いもしませんでした。肌に張り付く衣服の気持ち悪さに悪戦苦闘する日々が続きます。
しかも、夜中に一回じゃないんです。
ひどい時は数回寝汗に溺れました。睡眠も上手く取れなくなり、私の精神は摩耗していきます。
「これが更年期か‥‥」とは、まだこの時は思っていませんでした。
◆◆◆◆◆
はじまりは‥‥そう、はじまりは45歳の時。
寝汗で溺れました。
いや、比喩だけど‥‥でも、そんな感じなのです。夜中に不快さから目覚めると、パジャマがずぶ濡れなのです。
「はあ??」ってなりました。
『‥‥‥‥毎日ずぶ濡れなんだ』
44歳までは何も異変はありませんでした。不安障害の為お薬は服用していましたが、精神的には落ち着いていたと思います。なのに、45歳になりしばらくたって寝汗が始まりました。
真冬の寝汗は最悪です。
ベトベトの不快感で目が冷めて、身体が急激に冷えてきます。え、私は布団の中で遭難ですか状態。このままでは風邪をひくので着替えないと駄目なのですが‥‥古家の底冷えは半端ないです。
寝床に着替えを置くようになってからは、布団の中で下着まで脱いでタオルで汗を拭き、新たなパジャマに着替えます。
実は、我が家は部屋数が少ないため、家族で川の字で寝ています。なので、本来ならば脱衣室に行って着替えるべきなのですが‥‥‥我慢ならなくて、布団の中が脱衣室となっていました。
しかし、ずぶ濡れの衣服を脱ぐのがこんなにも困難だとは、思いもしませんでした。肌に張り付く衣服の気持ち悪さに悪戦苦闘する日々が続きます。
しかも、夜中に一回じゃないんです。
ひどい時は数回寝汗に溺れました。睡眠も上手く取れなくなり、私の精神は摩耗していきます。
「これが更年期か‥‥」とは、まだこの時は思っていませんでした。
◆◆◆◆◆
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
その希死念慮、減らせます!【精神科通院は怖くない】
月歌(ツキウタ)
エッセイ・ノンフィクション
49歳腐女子、希死念慮と小学生時代から戦う猛者です。精神科に通院して15年。最近、希死念慮がかなり減ったので、その経緯をエッセイにします。精神科通院を躊躇っている方に読んでいただけると嬉しいです。
どなたかのお役に立てたなら幸いです。
☆月歌ってどんな人?こんな人↓↓☆
『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』が、アルファポリスの第9回BL小説大賞にて奨励賞を受賞(#^.^#)
その後、幸運な事に書籍化の話が進み、2023年3月13日に無事に刊行される運びとなりました。49歳で商業BL作家としてデビューさせていただく機会を得ました。
☆表紙絵、挿絵は全てAIイラスです
フィリピン放浪記
kenta452002
エッセイ・ノンフィクション
フィリピン南洋のスラム。ジェネラルサントスで裸にひん剥かれた私の放浪の始まりです。フィリピン各地を巡りながら現地の人々とふれ合います。時には襲われ時には癒され・・・数々の試練や淡い思い出の成れの果てにホームレス生活が待ち受けています。
作中の挿絵イラストはオリジナルです。描きました。ただ画像の挿絵はお借りしたモノが殆(ほとん)どです。場面のイメージにマッチするよう選びました。
「小説家になろう」「ポケクリ」等のサイトで同作を掲載しております。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる