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現代BLシリーズ

首筋に手を伸ばす

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#創作BL #140字小説

運命の番を遺して死ぬ。αの心は歪み痛みの悲鳴をあげる。病室に泊まり込み静かな寝息を立てるΩ。『殺すべきでは』『遺して悲しませるくらいなら』或いは『一人で死にたくない』どんな感情でも構わない。ただ、その首筋に手を伸ばす力が欲しい。上体を起こす力もなく涙が溢れた。

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