上 下
28 / 98
現代BLシリーズ

濡れた唇

しおりを挟む
#創作BL  #140字小説

馬車から降りて仕立て屋に向かうと、店の前に行き倒れの少年がいた。乾いてひび割れた唇に血が滲んでいる。大通りで孤児を見かけるのは珍しい。目に触れる前に通報され、自警団の手で貧民街に放り込まれるからだ。ひび割れた唇を見ながらふと思う。

この唇を濡らしてみたいと‥。

しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

病弱で病院生活の俺は、幼なじみの恋人と別れたい

BL / 連載中 24h.ポイント:56pt お気に入り:23

【本編完結】公爵令息は逃亡しました。

BL / 完結 24h.ポイント:156pt お気に入り:2,202

憧れのドキドキ♡サンドイッチえっち

BL / 完結 24h.ポイント:78pt お気に入り:66

街を作っていた僕は気付いたらハーレムを作っていた⁉

BL / 連載中 24h.ポイント:3,813pt お気に入り:1,968

お前のために、悪役になったのに!

BL / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:26

処理中です...