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殿下の聴取2
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◆◆◆◆◆
「パンケーキ、パンケーキ!」
ふわふわのパンケーキは、俺を一気に幸せにした。シェフは、客の要望を無視して、プロテインイチゴ味を混入した様だが、意外と旨かった。
「ケイが、パンケーキに癒されている」
「そして、俺たちはケイに癒されている」
後は、このプロテインが、細マッチョ仕様であることを祈るしかない。パンケーキのせいで、俺が人外系マッチョになってしまったら、店を訴えて金をむしりとってやる。しかし、金があっても、暗殺者が雇えないとなぁ・・
「ん、ケイが急にしょんぼりしたぞ?」
「パンケーキに、異物が混入していたのかな?まさか・・シェフの陰毛が、混入か?」
「陰毛の混入だと!?」
「ケイが恥ずかし嫌がる姿を見るために、わざと混入させた可能性もあるぞ、ライオネル!」
「なにぃ!許せん!」
うーん。闇サイト的ものは、この異世界にも存在すると思うのだけれどなぁ?ギルド風俗課に通うなら、少し探りをいれてみるか。ふふ、なんだか、今の俺、悪人っぽいな。ふふふ。
「・・ケイが笑った!」
「何故だ?もしや、混入物に・・悦びを」
「ふざけるな、ケイにその様な趣味はない!」
俺がパンケーキから顔をあげると、ライオネルと殿下が掴み合いの喧嘩をしていた。俺はため息をついて、調書をペンでコツコツと叩いた。
「はい、二人とも席について。聴取の続きをするよ。えーっと、ウィリアムズ殿下は、婚約者から「細マッチョは嫌い!ゴリマッチョが大好きなの!」と婚約破棄を言い渡された。そして、第三王子のゴリマッチョな殿下に婚約者を奪われてしまった。調書に間違いはないですか、殿下?」
二人はおとなしく席についた。殿下は、咳払いの後に、さらに補足した。
「付け加えるなら、婚約者は帝国の皇子だ。長く小競り合いを続けてきた、帝国との和睦の象徴でもあった!それ故に、俺に与えられた役割は大きかった。それを、ゴリゴリな弟が奪い、偉そうな顔をしている!俺は、兄上ほどは優秀ではないが、弟たちには負ける気はない!」
ここで、ライオネルがテンポよく口を挟む。
「そこで、ウィリアムズ殿下は、第三王子から婚約者を奪うため、このプロテインバーに通いだしたわけですね?」
「そうだ。毎日、毎日、人外系プロテインバーを食べた。ゴリマッチョを越えるには・・それしか手段がなかった。だが、ストレスが原因か、あるいはプロテインの食べ過ぎが原因か、とにかく・・あれが、勃起しなくなった。」
俺はパンケーキを食べるのをやめた。だが、既に九割がた食べてしまった。ヤバい、下半身に触れて確認したい。勃起が勃起るか確認せねば!俺はテーブルの下で、あれを揉み始めた。
「それで、どうされたのですか、殿下?」
「俺は、悩んだ。そして、風俗店「★勃起させなくっちゃ!★」に通い始めた。そこで、とある風俗男子と出逢った。彼が、今回、ストーカー被害を訴えている人物だ」
「れ、れんかぁ、はぁ、はぁ。しょこで、ぽっき、勃起は、はうっ、しましたかぁー~?」
俺は出来るだけ冷静に、殿下に風俗での成果を尋ねた。
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「パンケーキ、パンケーキ!」
ふわふわのパンケーキは、俺を一気に幸せにした。シェフは、客の要望を無視して、プロテインイチゴ味を混入した様だが、意外と旨かった。
「ケイが、パンケーキに癒されている」
「そして、俺たちはケイに癒されている」
後は、このプロテインが、細マッチョ仕様であることを祈るしかない。パンケーキのせいで、俺が人外系マッチョになってしまったら、店を訴えて金をむしりとってやる。しかし、金があっても、暗殺者が雇えないとなぁ・・
「ん、ケイが急にしょんぼりしたぞ?」
「パンケーキに、異物が混入していたのかな?まさか・・シェフの陰毛が、混入か?」
「陰毛の混入だと!?」
「ケイが恥ずかし嫌がる姿を見るために、わざと混入させた可能性もあるぞ、ライオネル!」
「なにぃ!許せん!」
うーん。闇サイト的ものは、この異世界にも存在すると思うのだけれどなぁ?ギルド風俗課に通うなら、少し探りをいれてみるか。ふふ、なんだか、今の俺、悪人っぽいな。ふふふ。
「・・ケイが笑った!」
「何故だ?もしや、混入物に・・悦びを」
「ふざけるな、ケイにその様な趣味はない!」
俺がパンケーキから顔をあげると、ライオネルと殿下が掴み合いの喧嘩をしていた。俺はため息をついて、調書をペンでコツコツと叩いた。
「はい、二人とも席について。聴取の続きをするよ。えーっと、ウィリアムズ殿下は、婚約者から「細マッチョは嫌い!ゴリマッチョが大好きなの!」と婚約破棄を言い渡された。そして、第三王子のゴリマッチョな殿下に婚約者を奪われてしまった。調書に間違いはないですか、殿下?」
二人はおとなしく席についた。殿下は、咳払いの後に、さらに補足した。
「付け加えるなら、婚約者は帝国の皇子だ。長く小競り合いを続けてきた、帝国との和睦の象徴でもあった!それ故に、俺に与えられた役割は大きかった。それを、ゴリゴリな弟が奪い、偉そうな顔をしている!俺は、兄上ほどは優秀ではないが、弟たちには負ける気はない!」
ここで、ライオネルがテンポよく口を挟む。
「そこで、ウィリアムズ殿下は、第三王子から婚約者を奪うため、このプロテインバーに通いだしたわけですね?」
「そうだ。毎日、毎日、人外系プロテインバーを食べた。ゴリマッチョを越えるには・・それしか手段がなかった。だが、ストレスが原因か、あるいはプロテインの食べ過ぎが原因か、とにかく・・あれが、勃起しなくなった。」
俺はパンケーキを食べるのをやめた。だが、既に九割がた食べてしまった。ヤバい、下半身に触れて確認したい。勃起が勃起るか確認せねば!俺はテーブルの下で、あれを揉み始めた。
「それで、どうされたのですか、殿下?」
「俺は、悩んだ。そして、風俗店「★勃起させなくっちゃ!★」に通い始めた。そこで、とある風俗男子と出逢った。彼が、今回、ストーカー被害を訴えている人物だ」
「れ、れんかぁ、はぁ、はぁ。しょこで、ぽっき、勃起は、はうっ、しましたかぁー~?」
俺は出来るだけ冷静に、殿下に風俗での成果を尋ねた。
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