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長編小説〜あらすじ〜

深海の森〜凌辱の果て〜 あらすじ

#ツイノベ　#創作BL
父親から虐待を受けた幼い兄弟。やがて、ギャンブルと酒狂いの父親は、兄弟でセックスをするように強要する。それを動画に撮り売り捌き小銭を稼いでいた。父親は兄にお前も虐待の共犯だと何度も言い殴る蹴るの暴行を繰り返す。警察にゆけば父親からは解放される。

でも、兄弟でセックスした事実を知られたら弟と離ればなれにされる。そんな事は許さない。悪い者を取り除くこと。それが兄弟の幸せにつながるなら、そうするしか無い。殺すしかない。ボロアパートに住むのは兄弟と父親だけ。弟は眠っている。父親は深酒に寝タバコ。兄はタバコを雑誌の上に置いた。

ゆらりと立ち上がりる炎。ぼんやりと炎が部屋を焼くのを見ていた。全てを灰に。そう思った兄に弟の泣き声が聞こえ現実に引き戻される。激しい煙の中這って弟の元に向かい、兄弟は共にアパートを脱出した。父親のみがアパートと共に焼けてすべてが灰になる。兄は泣きながら真っ赤な炎を見つめる。

やがて大人になった二人は別々の道を歩む。兄は警察官となり妻を得た。弟は漫画家のアシスタントとしてデビューを目指す。兄が結婚した時、弟は衝撃を受けた。過去に兄弟は体を繋げていた。その肌を体温を忘れられず、過去の迷路に置き去りにされた弟は専門学校からの付き合いの漫画家と関係を持ち抱かれる。

兄弟の人生はゆっくりと離れていくはずだった。だけど、兄弟の前に虐待された少年が現れ兄は彼を救うためにのめり込み、過去に囚われていく。それは、崩壊への第一歩だった。

アルファポリスの投稿小説「[深海の森～凌辱の果て～]現代ファンタジーBL」 alphapolis.co.jp/novel/64807454… #アルファポリス