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疑惑のマフィン

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「無添加マフィン作ってきたぞ~」
「ん、まて!」

攻めは受けの動きを制する。受けはマフィンを入れた紙袋を手にしたまま固まる。

「俺の愛を試しているのか、受け?」
「は?なんでだよ?」
「‥違うのか」



攻めは先程見たTwitterXの内容を思い出す。無添加マフィンで食中毒が起こったとの記事が流れていた。

納豆のように糸を引くマフィンを思い出して、攻めは青ざめる。

「どうしたんだよ、攻め?」
「いや、なんでもない」
「で、食べるの食べないの?」

「‥‥受けのエキスの入ったマフィンならどんな苦痛も乗り越えられる!」

攻めがあまりに真剣な表情で言ったので、受けは引いた。

「あの‥‥そんなに嫌なら食べなくていいから。別にエキスとか入ってないし!」

「まて、受け!待ってくれ!」

受けに逃げられた攻めであった。ちなみに受けのマフィンは出来立てで最高に美味しかったと、受けとの共通の友から後日聞くことになる。



◇◇◇

※実際の事件をネタにしてごめんなさい。妄想が止まらずm(_ _)mm(_ _)m

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