何故読まれない！【BL140字小説で収益化を目指した書籍化作家の敗北】

『指先ひとつで終わる恋』

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今日のお題は『指先ひとつで終わる恋』です。


指先を伸ばす。兄上の頬に指をあてがい背伸びして唇を奪った。不意打ちに兄が目を見開き、僕を突き飛ばした。床に倒れこむ僕を兄が呆然と見つめる。僕が崩れた笑みを浮かべると、兄は慌てて僕に駆け寄った。「すまない」兄上の言葉は弟を想う言葉。それで満足できない自分が嫌い。


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これは私の大好きな兄弟モノです☺

この兄弟はちょっと危険な関係になりつつあります。弟は兄が好き。でも、兄は弟の愛を受け入れる余地がなく。キスをされて反射的に弟を突き飛ばした自分に罪悪感を覚える兄。弟は地面で崩れた笑みを浮かべる。

ハッピーな感じではなく不穏満載の140小説。私の好みですが読者様の受けはいまいちなのかな？

難しいところです。


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