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呼吸が乱れる
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◆◆◆◆◆
これは間違いなく、腐男子臭だ!しかし、この桃の香り。やはり、原因はあれか?
病弱で入退院を繰り返していた前世の僕は、常に食欲がなかった。だけど、何故か桃だけは食べることができた。都市伝説の桃娘みたいだと思いながら、食事代わりに桃ばっかり食べていた。18禁BLゲームをしながら。
「大丈夫か、ルチア?華やかで甘い桃園の薫りが、全身から薫ってるぞ。まさしく、これは腐男子臭!ジャクソンのセクハラ発言が、ルチアを腐の沼に誘ったに違いない!変態ジャクソンから離れよう、俺の可愛すぎるルチア」
ラケールがふらつく僕を抱き寄せると、ジャクソンから一歩離れた。
「俺の発言が切っ掛けで、ルチアはヒートを起こしたのか?だが、この薫りはフェロモンじゃないよな?フェロモンでないなら、この薫りはなんだ?うお、頭がくらくらする。ルチアが艶々して美味しそう」
「ルチアが美味しそうとはなんだ!ジャクソンは黙ってろ、この変態野郎が!」
忠犬ラケールが、ジャクソン犬と吠えあってる。仲が悪いな。いや、それより・・。
「うう、ラケール」
「どうした、ルチア?」
「腐の沼を理解するラケールに、僕は質問したい。立派に発達し、機能も充実しているアソコとは・・ケモノ系のこと?」
ラケールが僕の質問に慎重に答える。
「すまない、ルチア。俺は腐の沼をルチア程には理解していない。だから、ルチアが真に聞きたい答えでは無いかもしれない。だが、俺は断言する!ジャクソンのアソコは、ケモノ系サイズではない!おそらく、ミミズ系のショボいサイズのぺニスだ!」
「ジャクソンはミミズ系なの?」
「ズボンの膨らみから判断した」
ジャクソン犬が忠犬ラケールの見解に反論して吠えたが、僕は幼馴染みの言葉に耳を傾けた。
「大体、ジャクソンが正常に勃起しているかどうかも怪しい。後継者問題と厄介なアンリからのストレスを抱えて、奴のぺニスが無事な筈がない。おそらく、ジャクソンは俺より重症の勃起不全・・『左折れ』を患っているはずだ」
「ストレスで左折れになるの?」
「それほどに、ぺニスはストレスに弱いデリケートなものなんだ。だから、ルチアは俺の右折れぺニスには優しくして欲しい」
「優しくって?」
「・・急に抱いてとか言われると、俺のぺニスは嬉しすぎてストレスを感じる。だから、先ずはキスから始めよう。さあ、部屋に戻りキスを・・くそっ!」
突然、ラケールが悪態をついた。同時に、僕の全身にビリビリとした刺激が走る。ジャクソンとアンリは、びくりと体を震わせる。
「アルフレート兄上!?」
こちらに向かって、アルフレート兄上が歩いてくる。僕は目を見開いて兄上を見た。僅かに威圧を放つだけで、アルフレート兄上に、誰もが惹き付けられる。
アルフレート兄上が、僕を見ながらゆっくりと口を開いた。
「甘い薫りの香水を身にまとい、朝から男漁りか?アルファを二人も惑わせて、ルチアはまるで娼婦のようだな?だが、お前は侯爵家の人間だ。ガーディナー家の面汚しとなるなら、次期当主として制裁を科さねばならない。領地に幽閉されたくないなら、娼婦や男娼のような真似はするな!」
「っ!」
アルフレート兄上のあまりに厳しい言葉に、僕の呼吸が激しく乱れた。
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これは間違いなく、腐男子臭だ!しかし、この桃の香り。やはり、原因はあれか?
病弱で入退院を繰り返していた前世の僕は、常に食欲がなかった。だけど、何故か桃だけは食べることができた。都市伝説の桃娘みたいだと思いながら、食事代わりに桃ばっかり食べていた。18禁BLゲームをしながら。
「大丈夫か、ルチア?華やかで甘い桃園の薫りが、全身から薫ってるぞ。まさしく、これは腐男子臭!ジャクソンのセクハラ発言が、ルチアを腐の沼に誘ったに違いない!変態ジャクソンから離れよう、俺の可愛すぎるルチア」
ラケールがふらつく僕を抱き寄せると、ジャクソンから一歩離れた。
「俺の発言が切っ掛けで、ルチアはヒートを起こしたのか?だが、この薫りはフェロモンじゃないよな?フェロモンでないなら、この薫りはなんだ?うお、頭がくらくらする。ルチアが艶々して美味しそう」
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忠犬ラケールが、ジャクソン犬と吠えあってる。仲が悪いな。いや、それより・・。
「うう、ラケール」
「どうした、ルチア?」
「腐の沼を理解するラケールに、僕は質問したい。立派に発達し、機能も充実しているアソコとは・・ケモノ系のこと?」
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「すまない、ルチア。俺は腐の沼をルチア程には理解していない。だから、ルチアが真に聞きたい答えでは無いかもしれない。だが、俺は断言する!ジャクソンのアソコは、ケモノ系サイズではない!おそらく、ミミズ系のショボいサイズのぺニスだ!」
「ジャクソンはミミズ系なの?」
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「ストレスで左折れになるの?」
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「優しくって?」
「・・急に抱いてとか言われると、俺のぺニスは嬉しすぎてストレスを感じる。だから、先ずはキスから始めよう。さあ、部屋に戻りキスを・・くそっ!」
突然、ラケールが悪態をついた。同時に、僕の全身にビリビリとした刺激が走る。ジャクソンとアンリは、びくりと体を震わせる。
「アルフレート兄上!?」
こちらに向かって、アルフレート兄上が歩いてくる。僕は目を見開いて兄上を見た。僅かに威圧を放つだけで、アルフレート兄上に、誰もが惹き付けられる。
アルフレート兄上が、僕を見ながらゆっくりと口を開いた。
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「っ!」
アルフレート兄上のあまりに厳しい言葉に、僕の呼吸が激しく乱れた。
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