BL書籍化作家になれました。全ての読者様にお礼申し上げます

腐女子視点からの銀河英雄伝説

SF小説が好きな方なら、『銀河英雄伝説』は多少なりとも知識はあるはず。最近は新しくアニメ化され、新旧のアニメを見比べた方も多いはず。

私もその内の一人です。白状しますと‥‥小説を図書館で借りたのですが、私は数ページ読んで挫折しました。ですから、私の銀英伝の知識は新旧のアニメからなるものです。ご了承ください。

さて。

自由惑星同盟と銀河帝国。

皆様はどちらがお好きですか？

ここからは私の個人的な感想となります。口調も変わります。申し訳ありません。
　
銀河帝国はロマンあり。

銀河帝国の文化、国のあり方が好き。あからさまな差別があるのも、物語的には魅力的。ラインハルトは下位貴族だが、姉のアンネローゼが皇帝の寵妃となりそれを足がかりに出世していくわけですが‥‥金髪の小僧と呼ばれて笑いものになりながら出世していくさまは、ゾクゾクする。建物や衣装も帝国って感じで好き。帝国の衣装や建物は、ヤンには似合わないよね。やはり、ラインハルトでないと。

さて、ラインハルトとヤンはどちらが孤独な人生だったのかなと考えることがあります。

ネタバレ↓





ラインハルトは子を得て皆に見守られて亡くなり、その死の先にはキルヒアイスが待っている。なのに、ヤンは地球教徒やトリューニヒトの陰謀により暗殺される。ヤンはゴメンと遺していく仲間や妻に謝りながら亡くなる。そして、血が止まらず壁に崩れるように凭れ掛かり最期を迎える。

余りに辛いラスト。辛いけど‥‥沼る。ヤンのラストが余りに衝撃的で一気に気持ちを持っていかれた。もう、鷲掴み。

私は気の毒な受けが好きなんだ！
ヤンは絶対に受け気質。
ラインハルトはプライドが高すぎて、押し倒したら憤死しそう。

でも、ヤンならワンチャンあるんじゃないの？やれない？やっていい？

そして、何故か美貌を引っさげて戻ってきたシェーンコップ。あの親父が美形イケメン親父となって、ヤンの横に並んだら‥‥もう駄目。

自由惑星同盟は政府が腐っててなんか親近感がありすぎてムカつくけど。ヤンの存在がすべてを爽やかにしている気がする。

自由惑星同盟には素敵な受け(妄想のヤン)が存在します！

なので、私は腐女子として自由惑星同盟が好きと宣言します！


(おわり)


宣伝させて(#^.^#)

『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』

３月１３日に刊行されます。web上にも同作品がありますので一度覗いてみてください。

書影を載せていいのか分からないので、
AIイラストで生成した絵を挿絵として載せますね。ただの自己満です。