BLモブが主人公凌辱イベントに巻き込まれました

月歌(ツキウタ)

文字の大きさ
上 下
57 / 59

第57話 ハッシュ童貞喪失

しおりを挟む
◆◆◆◆◆◆


僕は夜中の病室に、ハッシュ・アルカロイドを呼び出していた。おそらく、ソフト監禁をしているのは奴だろう。突然の呼び出しにも関わらず、ハッシュは速攻で現れた。

既にズボンが濡れ濡れしているのは気のせいか?まあいい。僕は、ハッシュ・アルカロイドを指差しながら宣言した。

「ハッシュ・アルカロイド、君はもう少しすると『僕』を忘れる。つまり、どんなに恥ずかしいセックスをしても、全てを忘れるわけだ。故に、ハッシュは、みっともなく童貞を捨てても何ら問題ない !」

「済まない、ライカ!今の言葉で既に発射してしまった!うっ、うっ、すまない。薬も、コックリングも、尿道に蓋もしてきたのに、吹き出してしまった!ライカが可愛すぎるーー!」

「ハッシュ~!構わないよ!さあ、僕の入院着を脱がせて~、この肌を見て!」

ハッシュがベッドに僕を押し倒し、入院着を脱がせた。そして、発射した。

「ライカが、ひ、紐パン・・うっ、脱がしてもいいのか、ライカ?」

「今さら聞くの?恥ずかしいよ、ハッシュ!」

ハッシュは紐パンをガシッと掴みあげる。紐パンが尻に食い込んで、僕は思わず声をあげていた。

「ひゃ、やだ~、ハッシュ、紐が穴に食い込んでるから、いやん、やらしい!」

「ライカ、すまない。手が震えて、紐が持てない。ここはハサミの出番だ」

「何故、ハサミを用意している!?」

「すべてのアクシデントに対応するためだ!そして、早速役に立つとは!羨ましい、ハサミめ。ライカのパンツに記念のハサミを入れるとは!いや待て、俺の歯はハサミよりも鋭利だ!きっと、歯のほうがハサミより切れるはずだ」

ガシッ

「うぐううっ、」
「ひゃあん、ハッシュに犯される~」

びりびり 

「うおー、可愛いぺニス!」
「可愛いとか言うな!それなりの大きさだ」

「すまない、はぁ、はぁ。服と、コックリングと、尿道キャップをはずしていい?」

「既にズボンが濡れてるけど・・」
「ぐっ、これをはずすのが大変で」

ハッシュの下半身が、メタリックな感じになっていた。ハッシュは、何故か貞操帯式コックリングを身に付けていた。金とシルバーがギラギラしい。

「ハッシュ・・穴も塞いでいるの?」

「アナルに、トゲトゲ付き突起物を突っ込む仕様になっている。そして、勃起する度にアナルに痛みが走り勃起力が落ちる・・筈だった。パブロフの犬的効果を期待したが、何度おこなっても、尻が血みどろになるだけだった。無念だ、ライカ=ベラドンナ!」

「ハッシュー、早くそんな拷問道具は外して。裸になって~!」 

ぬぎっ

「うぎゃあーー!ハッシュが筋肉質になってる!どうしたの、その体?」

「だって、ライカは・・コック・リングのような体が好きなんだろ?あれには負けるが、俺も鍛えた。プロテインとささみは俺の友達だ!」

「カッコいい、ハッシュ!」
「本当に?」
「しかも、勃起がシャレにならない勢い!」

「入れたい、いれたい、挿入!」

「きゃあ、ちょいまって!アナルは解したけど、それは・・入るかなあ?」

「大丈夫だ。弛緩剤を用意した」

裸のハッシュが、どこからか注射器を取り出した! 何処に隠し持っていた!

「まって、ハッシュ!塗り薬はどうした。注射器は嫌だ!」

「大丈夫だ!針は最新の細いものを使用している。ちくっとするだけ。注射の後に、ホットなジェルを塗るからすぐにほぐれるよ!お医者さんプレイだと思って、ライカ!」

「先生~、優しくして」
「おちゅうしゃしますねー、いたくないよ」

ブスブスブス 

「ひぎゃ!」

ヌリヌリヌリヌリ 

「いやぁん!」

「ふう、前準備は整った。あとは、体位か」
「うつ伏せが一番やり易いのでは?」

「それでは、ライカの可愛すぎる顔が見られない。ライカは、騎乗位いける?」

「聞くの?それを僕に聞くの?」

ハッシュは、速攻でベッドに横たわってしまった。えー、騎乗位で決定ですか?僕は股を大きくひらいて、ハッシュに跨がった。ハッシュが満足そうに僕を見ているから、許すことにした。

「ライカ、ゆっくり腰を降ろして」

「ハッシュのそれビンビンだからなぁ。指であそこを開きながら、ぺニスに宛がううひぁ!」
   
ハッシュが発射! 

「ハッシュ、すこしは我慢してよ。いや待てよ、滑りが良くなったな」

ヌリヌり、ヌメヌメ、

ズブ、ズブ ズブズブ

「くっう、うぐう」

「ああんっ!」

アナルに入れたけど、腰を落とすのは無理。体内で質量がます。

「ハッシュ、腰を引っ張って。うくっ、はぁ」
「いくよ、ライカ」
「せーの!」

ズブズブ
ズブズブズ

「はぁはぁ、あん、ハッシュでお腹いっぱい」
「温かい、し、死にそう」
「ハッシュ、死なないで!」

「ライカ、愛している」

「ハッシュ・・」
「ライカ、答えて?」
「ハッシュは、僕を忘れるから」

「?」

「世界が終わるまで、僕はハッシュのもの。ここも、あそこも、全てハッシュだけのもの」

「それは、愛しているということ?」

僕は体内にハッシュのぺニスを埋めたまま、前屈みになった。苦しいけど構わない。

ハッシュにキスをした。そして、呟く。

「愛しているよ、ハッシュ」

「俺も愛している」

ハッシュが腰を突き上げ始めた。僕は激しい突き上げに、喘ぎ声をあげた。思ったより痛みはない。弛緩剤が効いたらしい。

僅かに緩んだアナルを、ズボスボとハッシュのぺニスが出し入れされる。激しい抽挿に合わせて体が上下する。

んっ、早漏のハッシュが長持ちしすぎでは? 

「あぁ、んあっ、ハッシュ、いかないの?」
「任せろ、当分いかない感じがしてきた!」

「やだぁん~じゃ、締めちゃうからぁ」
「うお、やめて、やめて、ライカぁ!」

締めちゃうなんて嘘。そんなテクニックありませんから。でも、感じて、ぎゅうぎゅうしめちゃうよぉー。

「ハッシュ、大好き!」
「ライカ、俺も好き!」

ハッシュが射精した。熱い飛沫が直腸を濡らす。ついでに、僕も地味に射精した。僕たちは繋がったまま抱き合って、互いの体温を感じあった。

「大好き、ハッシュ」
「俺の妻になってくれ」

「え?」

「ライカは、俺の童貞を奪った。ライカは責任を取るべきだ。そして、俺も責任を取りたい。伴侶として共にありたい」

「ハッシュ・・」
「ライカは何を迷っているんだ?」

「いつか、終わりがくるよ?」
「終わらないよ、好きだから」
「そうだね・・」

俺達は深くキスを交わした。


◆◆◆◆◆◆


しおりを挟む
感想 90

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話

みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。 数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...