BLモブが主人公凌辱イベントに巻き込まれました

第５３話 生贄のフィスト・ファック君

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僕はまだ入院中である。とても暇なのだけど、最近困った事がある。ある人物から毎日のようにお誘いのメールと大人玩具のお見舞いが送られてくるのだ。

アナル用バイブを肩こり解消に使用しつつ、今日もカール・ヴィルヘルム先生からのお誘いメールを読む。先生のお見舞い品であるアナル用バイブは、肩こり解消に最高だ。但し、同封されていたアナルスタンガンを肩こり用に使用したところ、とんでもなく痺れてしばらく動けなくなってしまった。故に、これはゴミ箱行きだ。カスが！！

『こんにちは、ライカ＝ベラドンナ君。君が入院したと聞きとても心配している。何度も襲いに病室に行ったのだけれども、私は病室の扉を突破できずに悲しく理事長室に帰る日々を送っている。アルフレッド・ノーマンが私専用に扉に魔法陣を書き込んだようでね、私が不用意に触れると魔物を呼び出す仕様になっていたよ。彼には困ったものだ。早く人間世界から立ち去ってもらいたいものだよ。どうやら、彼は花嫁を探して人間世界に来たようなので、君は気を付けて欲しい。決して油断してはいけないよ。ああ、すまない。君が、生贄として差し出してくれた調教中の生徒なのだけれど、私の技をもってしてもペニスがたたなかったよ。今日も拉致して調教するから安心して欲しい。必ず穴勃起させてみせるからね！また、メールを送ります。ああ、エロくなった君の穴という穴から様々な体液を漏れ出させて、君を地下の専用牢獄に一生閉じ込めたい。私の愛が君の心に届きますように』

「カール先生のメールは何時も長くて読みにくいんだよなぁ。それに、魔法陣の件は何だろう？先生おかしくなったのかな？アルフレッドが人間じゃないみたいな事を書いてるし。まあでも、攻略対象者の一人が、悪魔的何かであることはよくあるから、クソゲームのこの世界ならあり得るか・・」

アルフレッド・ノーマンからの見舞いの品である高級菓子を、病室のベッドの上でむしゃむしゃと食べながらふと思う。こんなにおいしいお菓子を毎日持ってきてくれる彼が悪魔的何かだったなら、ゲームキャラ設定が間違っているのではないだろうか。彼には威厳というものが不足している。声は素晴らしく威厳があるのに、行動に威厳が無い。悲しいかな。

僕の前世の親友の彼は大人気声優で、そういえば悪魔的役柄を何度もこなしていた。彼自身は、正義のヒーローをやりたいなどと、我儘な事を言っていたが、彼には悪役が凄く似合うのだ。思わず腰が砕けるほどに。だというのに、アルフレッド・ノーマンは、とても優しくて僕を痛めつけながら愛撫するような真似をしない。残念だ。うむ、思考がエロくなってきたなぁ。

「あ、カール先生への生贄に電話を掛けようかな。エロくなってきたし・・」


◇◇◇◇


「貴様ぁああーーーーーー！！」

「やぁ、フィスト・ファック君、君の灰色の下半身は元気かな？」
「なんだ、灰色の下半身とは！俺のあそこは肌色を超えてピンク色だ。いや、使い込んでいないからピンクってわけじゃないぞ！女の乳首とはわけが違うからな！俺は若いから素晴らしく健康的な色をしているだけだ！！」

『確かに君のペニスは可愛い色をしているね、フィスト・ファック君』

「うおおおお、ふざけるな、ライカ！聞こえたか！！俺は現在、カール調教先生に追われているところだ。ライカが俺を生贄として、先生に捧げた事は先生から聞いた！！ふざけるな、ふざけるな！」
「やあ、さっきカール先生からメールが来てたけど、もう君を追っているのか。先生、聞こえますかぁーー！」

『ライカ＝ベラドンナ。愛おしい、君よ。フィスト・ファック君のスマホからでも君の声は十分聞こえるとも。どうかしたのかい？』

「少しエロイ気持ちになってきて・・フィスト・ファック君の調教シーンでしこしこしたいのですが、スマホでリアル動画を送ってもらえますか？」
「貴様、先生を煽るのはやめろ！」
「何を言っているの？これは君の灰色ペニスを治療する為にエロ調教を先生に頼んだのだよ？早く地下室に連れ込まれたらどうだい？」
「ふざけるな、俺はもうあそこにはいかない。嫌だ、変態な地下には行きたくない。怖いぃいいいい」

『ああ、まずいねぇ・・見えるかい、ライカ君』

「見えます。フィスト・ファックは風紀委員の部室に逃げ込むつもりですね・・ふむ」
「ライカ、お前は誤解している！！俺のペニスは素晴らしく元気だ。先生は俺の顔も姿も好みではないと言っていた。お前の依頼が無ければペニスに触るのも嫌だと言っていた。だから、お前から生贄の取り下げ申請をしてくれ」
「えー、そうなの？でも、先生は君のペニスを穴勃起させると張り切っているみたいだよ？」
「ふざけんなぁあああーーーーーー！！」

『ああ、ライカ君。勘違いしないで欲しい。私は本当にフィスト・ファック君のペニスには触りたくないんだ。彼にはどうにも魅了されなくて困っている。せめてもの救いは、いくら苛んでもペニスが立ち上がらない事だ。その事だけが、私の嗜虐心をそそるのだよ。本当に困った生贄だ』

「助けてーーーーー！ああ、パウル・ミュラー！！助けてくれ、理事長が乱心している！！」

『うおお、なんでお前みたいな不細工ちゃんが襲われてんの？お前も花の名前やったか？ライカ並にヤバい顔しているやん！ああ、でもライカの泣き顔は最高やった。後ろから抱きしめた時に、「抜いて・・痛いよ」とかって泣きながら言われた時には、胸がずきずきしたわ。ほんまにあいつは不思議や。顔の黄金比率は完璧らしいから、顔の筋肉の問題なんやろうな。なんで、普段はあんな不細工なんやろ。ああ、ライカの胸さえ大きかったら、お嫁さん候補やのになあ。不細工やけど』

「不細工、不細工、うるさいよパウル・ミュラー！」

『うおおお、どっから話してるんや！？』

「フィスト・ファック君のスマホからだよ。ところで、彼は先生の治療が必要な上に、僕の治療にも必要だから、彼を無事に先生の地下室に連れ込んで、無事に連れ帰って欲しい」
「ライカーーーー！！俺は、先生の地下室にはいかない。二度と行かない。精神が狂う。嫌だぁああ！！」
「でも、ペニスを立たせるためには先生の調教が一番効果的だと思うよ」
「いや、ハッシュ・アルカロイドに、今薬を調合してもらっている。大丈夫だ、その薬を飲んで完全復活する！！」
「それはやめた方がいいよ。多分、ずっと、いきっぱなしの薬を今のハッシュなら作ると思うよ。今、反対の効能に近い物を作っているから、きっと精神が参っていると思うんだよね？きっと、君用のクスリはいきっぱなしの、発射しっぱなしのクスリになるよ。ズボンが何時も濡れ濡れでもいいの？」

『その薬は素晴らしいね。人間はどこまでいきっぱなしで正常な精神を保てるのか実験投与してみたいね』
『なあ、ライカ・・いま暇？これから行って、エッチなことしてもええかなぁ？俺のペニスがお前の声に反応して半立ちしてるんやけど？』

「捕まったーーーー！なんでだ！！二人に捕まって、今地下の牢獄に連れ込まれようとしている。何故だ、何故だ」
「やあ、よかった・・はぁはぁ、こっちもエロくなってきたから早く調教されて。それを生で見ながら、しこしこするから。はぁはぁ・・ああん！」
「馬鹿なのか、馬鹿だな！！ライカ＝ベラドンナ！！貴様、俺の調教シーンでしこしこ出来ると思っているのか！」
「大丈夫、はぁはぁ、今の僕なら、カマキリのメスがカマキリのオスを喰らう倒錯的シーンでもしこしこ・・はぁはぁ、でき・・うおお、いやぁんん。らめだぁ、服ぬぐぅううーーーーー！！」

『ああ、なんてことだ。そちらに行ってもよいだろうか、ライカ＝ベラドンナ君？何とか魔法陣を突破してみせるよ。ベラドンナ草の穴という穴から体液を噴き出す姿をこの目で見たい』
『ああ、エロイことするんやったら、俺の方を選らべ。俺は気持ちよーーく、いかしてやるし。俺もいきたいし。なあ、どない？せめて、お前のスマホで裸シーン見せてえや？な、ええやろ？お金払ってもええよ？』

「やだぁ、見られながら・・しこしこなんて・・したいに決まってるよぉーーーんんぁあ、いやぁんん」

スマホ画面ON

『おおお、ライカ、胸、乳首、アップ！！』
『ライカ君、しこしこの仕方がなっていないね、調教が必要だよ。もっとソフトに、そして激しく。そうだ、そのまま、亀頭を責めようか、ライカ＝ベラドンナ君？』

「俺は今・・地下に連れ込まれて、鎖に繋がれているところだ。無事に帰る事が出来るだろうか？・・そして、先生にズボンを脱がされた・・ライカ・・無事を祈ってくれ・・」

「ばっちり、見えてるよ、フィスト・ファック君。はぁはぁ、素敵、地下、牢獄、鎖・・倒錯世界、はぁあ～」


しこしこしこ・・・ぶしゅーーー


チャリチャリ、ブブブブーーーー


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