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第四章
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◆◆◆◆◆◆
今まで黙っていたアルミンが、突然発言した。アルミンは、フリートヘルムを睨み付けながら言葉を発する。
「マテウス様は、すぐに人の言葉に惑わされるので困ります。ファビアン殿下は、必死に言葉を取り戻す努力をなさっています。そのファビアン殿下の未来を否定する・・フリートヘルム様の発言を、あっさりと受け入れてどうするのですか、マテウス様!」
「アルミン、でも・・」
「フリートヘルム様。情報は、正しく開示していただきたいものです。ヘロルド殿下は、産みの親に甘やかされて育ち、後宮内で我が儘放題に過ごしておいでだそうで。傲慢な性格のヘロルド殿下が、未来の王となる事は・・王国民にとり、良いこととは思えませんが?」
「子供の傲慢さは、成長の過程でよくあることだ。それを問題視するアルミン殿は・・狭量が狭いようだな?」
「子供の傲慢さは耐えられても、産みの親の傲慢には、腹を立てているのではありませんか?まるで、妃のように振る舞い、政治にも度々口を出す側室は・・フリートヘルム様としてもお困りでしょう?早々に、処分されてはいかがですか?フリートヘルム様なら、罪悪感なくできるでしょ?ディートリッヒ家に不都合なもの達を、闇に葬るのは・・貴方の役目のようですからねぇ?」
「アルミン殿は、人を不愉快な気分にさせるのが得意らしいな?だが・・俺は、シュナーベル家の次期当主ほど悪辣ではないぞ?ヴォルフラムの件と引き換えに、ヘンドリク = マーシャルへの処遇については、ヘクトール卿に一任した。だが、奴が王城を汚して死ぬとは・・思いもしなかった。王城を汚し死んだ罪で、マーシャル家も処分されるらしいな?」
フリートヘルム様から殺気が放たれた。だが、アルミンは平然としていた。なるほど・・ヘンドリク = マーシャルを串刺し刑にしたのは、ヘクトール兄上なのか。しかも、それを王城内で行うとは・・兄上らしい。
だが、今はそれについて深く考える余裕がない。考えるべき案件が沢山あるのに、頭が混乱して処理できない。とにかく、疲れた・・シュナーベルの邸に帰りたい。
「アルミン・・そろそろ、お暇致しましょう」
俺はそう言うと、ソファーから立ち上がった。だが、体がゆらりと揺れて傾いた。隣に座るアルミンが、咄嗟に立ち上がり俺を支える。俺はアルミンに、凭れかかる形になってしまった。
「マテウス!」
「マテウス卿!」
アルミンは俺を抱き締めると、優しく背中を撫でてくれた。それだけで、心が穏やかになる。
「マテウス、シュナーベルの邸に帰ることには賛成だ。だが・・馬車の用意ができるまでは、ソファーに座って休むべきだ」
「ん、そうだね」
フリートヘルムも、慌てた様子でソファーから立ち上がっていた。俺はフリートヘルムにお辞儀してから、再びソファーに座り直した。
「フリートヘルム様、少し疲れが出てしまいました。論戦から逃げ出すようで、申し訳ないのですが・・帰宅を許して下さいますか?」
「こちらこそ申し訳ない、マテウス卿。疲れていらっしゃる貴方に、論戦を仕掛けるなど・・どうかしていた。その・・弟以外の孕み子に接する機会が少なく・・どうお相手すれば良いのかわからず、ひどく空回りしてしまった。申し訳ない、マテウス卿」
「ふふ、では・・これを機に、孕み子と親しくなさってはいかがですか?ディートリッヒ家の次期当主として、婚約者がいらっしゃらないのは・・どうかと思いますよ?」
フリートヘルムが苦笑いを浮かべて、俺の軽口に応じてくれた。
「マテウス卿の忠告に従い、これからは孕み子と関わる機会を、増やすことにしよう」
「きっと、フリートヘルム様の心をとらえる、心優しい孕み子が現れますよ」
フリートヘルムが、不意に俺の瞳を覗き込んできた。俺の瞳を見つめたまま、フリートヘルムが口を開く。
「・・マテウス卿は、ヘクトール卿と婚約されているが・・兄弟で婚約されることに、違和感は感じないのですか?」
なるほど。やはり、他家の者から見ると・・兄弟で婚約することは、異常に映るようだ。血族婚を重ねてきたシュナーベル家の者にとっては、普通のことなのだが。
「私はヘクトール兄上を、尊敬しております。その兄上の婚約者であることに・・私は満足しております」
「そうか・・そうだな。他家の者が口出しすることではなかったな。申し訳ない、マテウス卿。帰りの馬車をすぐに用意させる。御者は別の者に変えるので、安心して欲しい」
フリートヘルムが、隅に控えていた使用人に指示をだした。俺はその様子を、ソファーに深く沈みながら、ぼんやりと見つめていた。
「疲れたよ、アルミン」
「疲れて当然だ、マテウス。今日のマテウスの頑張りは称賛に値す」
「アルミンが『称賛に値する』なんて生意気な言葉を使うなんて・・貴方は、アルミンではないでしょ?アルミンの偽物だね?」
「ああ、正真正銘の偽物だ。安心したか?」
「ふふ、安心した。あー、ヴォルフラム様に、もう一度逢いたかったな・・でも、眠っているかな?」
「ヴォルフラムの事だ。異常な根性で、難局を乗り切るさ。半年もしない内に、王城に現れても、俺は驚かないね!」
「・・・・」
「マテウス?」
俺はおもいっきり、マナー違反を犯してしまった。ソファーにふんぞり返って、眠ってしまったのだ。その為に、フリートヘルムに挨拶することもなく、ディートリッヒ家の邸を後にすることになった。
しかも、後で知った事だが・・俺はアルミンに、お姫様抱っこされて馬車まで運ばれ帰宅したらしい。
恥ずかしすぎる~!
◆◆◆◆◆◆
今まで黙っていたアルミンが、突然発言した。アルミンは、フリートヘルムを睨み付けながら言葉を発する。
「マテウス様は、すぐに人の言葉に惑わされるので困ります。ファビアン殿下は、必死に言葉を取り戻す努力をなさっています。そのファビアン殿下の未来を否定する・・フリートヘルム様の発言を、あっさりと受け入れてどうするのですか、マテウス様!」
「アルミン、でも・・」
「フリートヘルム様。情報は、正しく開示していただきたいものです。ヘロルド殿下は、産みの親に甘やかされて育ち、後宮内で我が儘放題に過ごしておいでだそうで。傲慢な性格のヘロルド殿下が、未来の王となる事は・・王国民にとり、良いこととは思えませんが?」
「子供の傲慢さは、成長の過程でよくあることだ。それを問題視するアルミン殿は・・狭量が狭いようだな?」
「子供の傲慢さは耐えられても、産みの親の傲慢には、腹を立てているのではありませんか?まるで、妃のように振る舞い、政治にも度々口を出す側室は・・フリートヘルム様としてもお困りでしょう?早々に、処分されてはいかがですか?フリートヘルム様なら、罪悪感なくできるでしょ?ディートリッヒ家に不都合なもの達を、闇に葬るのは・・貴方の役目のようですからねぇ?」
「アルミン殿は、人を不愉快な気分にさせるのが得意らしいな?だが・・俺は、シュナーベル家の次期当主ほど悪辣ではないぞ?ヴォルフラムの件と引き換えに、ヘンドリク = マーシャルへの処遇については、ヘクトール卿に一任した。だが、奴が王城を汚して死ぬとは・・思いもしなかった。王城を汚し死んだ罪で、マーシャル家も処分されるらしいな?」
フリートヘルム様から殺気が放たれた。だが、アルミンは平然としていた。なるほど・・ヘンドリク = マーシャルを串刺し刑にしたのは、ヘクトール兄上なのか。しかも、それを王城内で行うとは・・兄上らしい。
だが、今はそれについて深く考える余裕がない。考えるべき案件が沢山あるのに、頭が混乱して処理できない。とにかく、疲れた・・シュナーベルの邸に帰りたい。
「アルミン・・そろそろ、お暇致しましょう」
俺はそう言うと、ソファーから立ち上がった。だが、体がゆらりと揺れて傾いた。隣に座るアルミンが、咄嗟に立ち上がり俺を支える。俺はアルミンに、凭れかかる形になってしまった。
「マテウス!」
「マテウス卿!」
アルミンは俺を抱き締めると、優しく背中を撫でてくれた。それだけで、心が穏やかになる。
「マテウス、シュナーベルの邸に帰ることには賛成だ。だが・・馬車の用意ができるまでは、ソファーに座って休むべきだ」
「ん、そうだね」
フリートヘルムも、慌てた様子でソファーから立ち上がっていた。俺はフリートヘルムにお辞儀してから、再びソファーに座り直した。
「フリートヘルム様、少し疲れが出てしまいました。論戦から逃げ出すようで、申し訳ないのですが・・帰宅を許して下さいますか?」
「こちらこそ申し訳ない、マテウス卿。疲れていらっしゃる貴方に、論戦を仕掛けるなど・・どうかしていた。その・・弟以外の孕み子に接する機会が少なく・・どうお相手すれば良いのかわからず、ひどく空回りしてしまった。申し訳ない、マテウス卿」
「ふふ、では・・これを機に、孕み子と親しくなさってはいかがですか?ディートリッヒ家の次期当主として、婚約者がいらっしゃらないのは・・どうかと思いますよ?」
フリートヘルムが苦笑いを浮かべて、俺の軽口に応じてくれた。
「マテウス卿の忠告に従い、これからは孕み子と関わる機会を、増やすことにしよう」
「きっと、フリートヘルム様の心をとらえる、心優しい孕み子が現れますよ」
フリートヘルムが、不意に俺の瞳を覗き込んできた。俺の瞳を見つめたまま、フリートヘルムが口を開く。
「・・マテウス卿は、ヘクトール卿と婚約されているが・・兄弟で婚約されることに、違和感は感じないのですか?」
なるほど。やはり、他家の者から見ると・・兄弟で婚約することは、異常に映るようだ。血族婚を重ねてきたシュナーベル家の者にとっては、普通のことなのだが。
「私はヘクトール兄上を、尊敬しております。その兄上の婚約者であることに・・私は満足しております」
「そうか・・そうだな。他家の者が口出しすることではなかったな。申し訳ない、マテウス卿。帰りの馬車をすぐに用意させる。御者は別の者に変えるので、安心して欲しい」
フリートヘルムが、隅に控えていた使用人に指示をだした。俺はその様子を、ソファーに深く沈みながら、ぼんやりと見つめていた。
「疲れたよ、アルミン」
「疲れて当然だ、マテウス。今日のマテウスの頑張りは称賛に値す」
「アルミンが『称賛に値する』なんて生意気な言葉を使うなんて・・貴方は、アルミンではないでしょ?アルミンの偽物だね?」
「ああ、正真正銘の偽物だ。安心したか?」
「ふふ、安心した。あー、ヴォルフラム様に、もう一度逢いたかったな・・でも、眠っているかな?」
「ヴォルフラムの事だ。異常な根性で、難局を乗り切るさ。半年もしない内に、王城に現れても、俺は驚かないね!」
「・・・・」
「マテウス?」
俺はおもいっきり、マナー違反を犯してしまった。ソファーにふんぞり返って、眠ってしまったのだ。その為に、フリートヘルムに挨拶することもなく、ディートリッヒ家の邸を後にすることになった。
しかも、後で知った事だが・・俺はアルミンに、お姫様抱っこされて馬車まで運ばれ帰宅したらしい。
恥ずかしすぎる~!
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