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官能の波に流され
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官能の波に流され俺は声を上げていた。
「兄上、こんなっ、あぁ」
激しくも切ない痛みが体を貫く。割り開かれる体はギシギシと軋み涙が溢れ出す。
「愛している」
体内に腰を進める兄が俺の頬を優しく撫でた。だが、兄の手は震えていて。それは後悔の徴のように思えて怖くて。
「兄上、もっと奥に、きて」
「兄上、こんなっ、あぁ」
激しくも切ない痛みが体を貫く。割り開かれる体はギシギシと軋み涙が溢れ出す。
「愛している」
体内に腰を進める兄が俺の頬を優しく撫でた。だが、兄の手は震えていて。それは後悔の徴のように思えて怖くて。
「兄上、もっと奥に、きて」
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