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喜助と散花
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◆◆◆◆◆
「はぁ、はぁ‥‥もう、無理」
「客がまだしたいって‥‥言ってる。付き合え、散花!」
「むり、あっ、気持ちいい、あっあ‥」
喜助が散花を抱き込み、はげしく腰を動かす。抜き差しされる牡がよいとこを突き上げ、散花はたまらず欲望をどぶりと溢した。
陰茎をぬらぬらと濡らして、精液が布団を濡らす。散花は喘ぎながら声をもらす。
「っは、あっ‥でたぁ‥‥はぁ、はぁ」
「うわっ、中が絞まる。ちょ、散花!」
「むり、もういってよ」
「しめるな‥‥ゆるめろ、うぁ、あ~~~」
「で、でてる~」
「散花~、めっちゃええ」
喜助は放心状態で散花に抱きつき背中に唇を寄せる。繋がれたままの体勢で苦しさは募るが、散花はゆっくりと息を吐き出し応じた。
「苦しいか、散花?」
「‥‥まだ、大丈夫」
「そうか」
大丈夫と言ったのに、喜助は散花から陰茎を抜いた。そして、ゆっくりと散花を仰向かせる。喜助は散花の乱れた髪を撫でながら微笑む。
「喜助さん?」
「唇‥可愛いな」
「っ、」
重なる唇に散花は瞳を閉じた。
◆◆◆◆◆
「はぁ、はぁ‥‥もう、無理」
「客がまだしたいって‥‥言ってる。付き合え、散花!」
「むり、あっ、気持ちいい、あっあ‥」
喜助が散花を抱き込み、はげしく腰を動かす。抜き差しされる牡がよいとこを突き上げ、散花はたまらず欲望をどぶりと溢した。
陰茎をぬらぬらと濡らして、精液が布団を濡らす。散花は喘ぎながら声をもらす。
「っは、あっ‥でたぁ‥‥はぁ、はぁ」
「うわっ、中が絞まる。ちょ、散花!」
「むり、もういってよ」
「しめるな‥‥ゆるめろ、うぁ、あ~~~」
「で、でてる~」
「散花~、めっちゃええ」
喜助は放心状態で散花に抱きつき背中に唇を寄せる。繋がれたままの体勢で苦しさは募るが、散花はゆっくりと息を吐き出し応じた。
「苦しいか、散花?」
「‥‥まだ、大丈夫」
「そうか」
大丈夫と言ったのに、喜助は散花から陰茎を抜いた。そして、ゆっくりと散花を仰向かせる。喜助は散花の乱れた髪を撫でながら微笑む。
「喜助さん?」
「唇‥可愛いな」
「っ、」
重なる唇に散花は瞳を閉じた。
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