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第一部 ヤン=ビーゲル
第2話 男娼
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◆◆◆◆◆
「はぁ、やぁ‥‥無理。イきたい」
「何が無理なの?陰茎の紐を解いて欲しい?口で言いなさい、ヤン」
指名客は僕の胸の突起を舐りながら、陰茎に括った紐をツンっと引っ張る。その刺激で僕は仰け反った。
「あっ、はっ‥‥紐を取って。」
「裸をくねくねさせてエロイな。男が嫌いな男娼だと聞いたんだけど、違ったかな。尻の穴もヒクヒクしてるしね?どうなんだ?ほんとはどっちだ?男が好きなんだろ?」
不意に男に尻を叩かれる。僕はそのまま男の体の上に倒れ込んだ。男の固い陰茎が腹に当たり気持ち悪くなる。
「嫌だっ!」
逃げ出そうとしたが、客に腕を掴まれて男の胸の中に連れ戻される。男は笑って上半身を起こすと、僕の頭を掴んで男の陰茎に押し付けた。
気持ち悪い。
でも、男の望んでいる事はわかる。
「咥えろ」
「っ‥‥あっ‥」
「早くしろ」
頭を押さえつけられて陰茎を咥える。頭を抑えられる度に、喉の奥に鬼頭がトンと当たる。吐き気に涙を浮かべると男は歓喜のため息を零す。
「っ、それ以上は舐めるな。いっちまうだろ。俺はお前の中でいくために買ったんだから加減しろ。淫乱が」
淫乱。
その淫乱を買ってるお前はなんだ。
「っつ、痛っ!貴様、咬みやがって!この馬鹿が!」
男に髪を掴まれて陰茎から引き剥がされる。僕は男に笑いかけたが、そのまま殴られてベッドに押し付けられた。男は怒り狂った表情で僕の頬をもう一度叩いた。
痛みで涙が出たが声は出さない。大して噛んでないのに大げさなやつ。僕は息を整えると男を煽る言葉を掛けた。
「男が嫌いな男娼を演じてやってるんだから、さっさとヤれよ!」
前戯で体中を舐められるより、さっさと男と本番を終わらせて解放されたい。
「‥‥‥‥。」
男は無言で僕の太ももを持ち上げると、両肩に乗せて一気に貫いた。異物が体内を割り開いて内部に沈む。
パンパンと腰を何度も打ち込まれて、僕は息ができずにパクパクと口を開いた。息ができない。お腹が破れそうで怖い。
「あっ、はぁはぁ、痛ぃ、いたい」
「そうか!痛いか!ははっ、絞めつけてきやがる。はぁ、はぁ‥‥お前もどんな感じか知りたいだろ?」
男が僕の喉に手を充てがったので、慌てて両手で引き剥がそうとした。狙ったように男のイチモツが最奥を貫く。
「あっあ、いやぁだ!やめっ‥‥」
ギリギリと首を絞められ意識が飛びそうになる。掠れた悲鳴が出た時、男が首に絡んだ腕を外すと陰部に絡んだ紐を解いた。
「ひぃ!」
突然の解放感に体が震える。迸る欲望が白濁となって僕の陰茎を濡らす。それが嫌で情けなくて涙がボロボロと出た。
「イッたな!首絞められてイクか」
「黙れ!黙れ!」
男のイチモツが体内で膨らみ爆発した。ドロドロとした精液が体内に広がり、僕は唇を噛みしめる。
「さあ、体位を変えるぞ」
「っ‥‥‥。」
僕は声も出せず男の言いなりになり体を使いたおされる。
「嫌だ‥こんなの‥‥」
こぼれた言葉は僕の本音だった。何も知らなかった昔に戻りたい。
◆◆◆◆◆
「はぁ、やぁ‥‥無理。イきたい」
「何が無理なの?陰茎の紐を解いて欲しい?口で言いなさい、ヤン」
指名客は僕の胸の突起を舐りながら、陰茎に括った紐をツンっと引っ張る。その刺激で僕は仰け反った。
「あっ、はっ‥‥紐を取って。」
「裸をくねくねさせてエロイな。男が嫌いな男娼だと聞いたんだけど、違ったかな。尻の穴もヒクヒクしてるしね?どうなんだ?ほんとはどっちだ?男が好きなんだろ?」
不意に男に尻を叩かれる。僕はそのまま男の体の上に倒れ込んだ。男の固い陰茎が腹に当たり気持ち悪くなる。
「嫌だっ!」
逃げ出そうとしたが、客に腕を掴まれて男の胸の中に連れ戻される。男は笑って上半身を起こすと、僕の頭を掴んで男の陰茎に押し付けた。
気持ち悪い。
でも、男の望んでいる事はわかる。
「咥えろ」
「っ‥‥あっ‥」
「早くしろ」
頭を押さえつけられて陰茎を咥える。頭を抑えられる度に、喉の奥に鬼頭がトンと当たる。吐き気に涙を浮かべると男は歓喜のため息を零す。
「っ、それ以上は舐めるな。いっちまうだろ。俺はお前の中でいくために買ったんだから加減しろ。淫乱が」
淫乱。
その淫乱を買ってるお前はなんだ。
「っつ、痛っ!貴様、咬みやがって!この馬鹿が!」
男に髪を掴まれて陰茎から引き剥がされる。僕は男に笑いかけたが、そのまま殴られてベッドに押し付けられた。男は怒り狂った表情で僕の頬をもう一度叩いた。
痛みで涙が出たが声は出さない。大して噛んでないのに大げさなやつ。僕は息を整えると男を煽る言葉を掛けた。
「男が嫌いな男娼を演じてやってるんだから、さっさとヤれよ!」
前戯で体中を舐められるより、さっさと男と本番を終わらせて解放されたい。
「‥‥‥‥。」
男は無言で僕の太ももを持ち上げると、両肩に乗せて一気に貫いた。異物が体内を割り開いて内部に沈む。
パンパンと腰を何度も打ち込まれて、僕は息ができずにパクパクと口を開いた。息ができない。お腹が破れそうで怖い。
「あっ、はぁはぁ、痛ぃ、いたい」
「そうか!痛いか!ははっ、絞めつけてきやがる。はぁ、はぁ‥‥お前もどんな感じか知りたいだろ?」
男が僕の喉に手を充てがったので、慌てて両手で引き剥がそうとした。狙ったように男のイチモツが最奥を貫く。
「あっあ、いやぁだ!やめっ‥‥」
ギリギリと首を絞められ意識が飛びそうになる。掠れた悲鳴が出た時、男が首に絡んだ腕を外すと陰部に絡んだ紐を解いた。
「ひぃ!」
突然の解放感に体が震える。迸る欲望が白濁となって僕の陰茎を濡らす。それが嫌で情けなくて涙がボロボロと出た。
「イッたな!首絞められてイクか」
「黙れ!黙れ!」
男のイチモツが体内で膨らみ爆発した。ドロドロとした精液が体内に広がり、僕は唇を噛みしめる。
「さあ、体位を変えるぞ」
「っ‥‥‥。」
僕は声も出せず男の言いなりになり体を使いたおされる。
「嫌だ‥こんなの‥‥」
こぼれた言葉は僕の本音だった。何も知らなかった昔に戻りたい。
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