黒闇姫〜殺意の行方〜

「僕」を裏切り彼女を奪った友人への殺意を抱く主人公。ナイフを手にした「僕」はその凶器に『黒闇姫』と名前を付ける。「僕」の殺意の結末は?生まれては消えて、また生まれてくる殺意の存在を書きたくて小説にしてみました。完結済みです。(エロは無しです)

☆黒闇姫2があります。

☆表紙絵
AIピカソとAIイラストメーカーで作成しました。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,819 位 / 193,819件 ホラー 6,807 位 / 6,807件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

悪魔と過ごした一週間

板倉恭司
ホラー
 引きこもりの少年が、強靭な肉体と天才的な頭脳を持つ殺人鬼に目を付けられ……そこから始まる恐怖の日々を描いた物語です。幽霊やゾンビや奇妙な現象はありませんが、グロい描写や不快な描写、残虐な描写はあります。苦手な人はご注意ください。

誰もいない城

月芝
ホラー
気がついたら見知らぬ場所にいた。 暗い部屋の中、自分がどこの誰か、名前すらも思い出せない。 冷たい石の壁と床。 廊下より聞こえてくる不気味な音。 顔が映らない姿見。 失われた記憶。 パニックに陥りそうな状況下にあって、 目に入ったのは小さな明かりとりの穴から差し込む、わずかな月明かり。 優しい月光に惹かれるようにして壁の穴へと近づき、のぞいた先。 そこにあったのは……。 ここにあるのは明けない夜と混沌と怪異のみ。 泣こうがわめこうが誰も助けてくれはしない。 頼れるのは己だけ。 跋扈する異形。 惜しみなく注がれるのは、絶望と恐怖。 ようこそ、理不尽な世界へ。

とがはらみ ---かりはらの贄巫女---

藍上央理
ホラー
巫女は必ず「かりはら」の役目を全うしなさい。 「おかみさま講」の巫女は人身御供として神に捧げられる、という言い伝えがある。 氷川叶(かなう)は、19年間平凡に生きてきた。 本家の当主・双子の姉の菟上希(のぞむ)が遺体で発見されたのを機に、本家に呼び戻される。 霊力のある当主が巫女になるのが定石であるのに、何故か霊力がない叶が本家の跡を継ぎ、巫女になれと言われる。 無理難題を押しつけられて、雨の中、屋敷から逃げ出すが、「みつちさん」に魅入られてしまいお祓いを受けることに。 神域で「みつちさん」に名前を呼ばれて答えたら、沼に引き込まれて殺される。 因果はどこから生まれたのか。どこから祟りは始まっていたのか。祀っている神は一体何なのか。 このまま、この屋敷にいると、きっと私は命を取られる。 叶は屋敷から逃げ出す機会を窺うが、意図しない運命に巻き込まれてしまう。 ーーーーーーーーーーーーーー 氷川叶(ひかわ かなう) ・・・ 主人公 菟上希(うなかみ のぞむ) ・・・ 主人公の双子の姉、前菟上家当主・巫女、死亡 菟上美千代 ・・・ 主人公と希の祖母、菟上家当主代理、美都子と衣織の母。 天水巳知彦(あまみ みちひこ) ・・・ 主人公と希の父親、美都子の夫、兎足(うたり)神社の宮司 水瀬一夜(みなせ かずや) ・・・ 希の婚約者、宮司の跡継ぎ 美都子 ・・・ 菟上家当主・巫女、死亡。主人公と希の母親。 水葉 ・・・ 美千代の妹、菟上家当主・巫女、死亡 天水文蔵(あまみ ふみぞう) ・・・ 美千代の夫、兎足神社の宮司、主人公と希の祖父

ルール

新菜いに
ホラー
放課後の恒例となった、友達同士でする怪談話。 その日聞いた怪談は、実は高校の近所が舞台となっていた。 主人公の亜美は怖がりだったが、周りの好奇心に押されその場所へと向かうことに。 その怪談は何を伝えようとしていたのか――その意味を知ったときには、もう遅い。 □第6回ホラー・ミステリー小説大賞にて奨励賞をいただきました□ ※章ごとに登場人物や時代が変わる連作短編のような構成です(第一章と最後の二章は同じ登場人物)。 ※結構グロいです。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。 ©2022 新菜いに

悪魔を狩る者 ~ツェザリ・カレンバハの生涯~

京衛武百十
ホラー
連続妊婦殺害犯<ツェザリ・カレンバハ>は、いわゆる私生児だった。彼の母親は大きな力を持った商人の愛人の一人で、子供ができた時点で少しばかりの金を持たされて捨てられた。その後の母は、何人もの男の間を転々としながら彼を育てた。しかも次々と父親も分からない子を宿していたこともあり、彼の記憶にある母の姿はいつも大きな腹を抱えて面倒臭そうに自分を見る<売女>そのものだった。 母親は大きな腹を抱えて彼を奴隷のようにこき使った。糞の後で尻を拭かされたことさえある。それでも、普段から優しくしてくれたなら彼の方も大きな腹を抱えて尻を拭くのもままならない母の為にと思えたかもしれない。だが実際には、 「この為にお前を産んだんだよ! さっさとしろ!」 と怒鳴りながら命令したのだ。しかもすぐにやらなかったということで、暖炉の炭を掻き出す火かき棒で殴られもした。その時にできた額の傷を隠す為に髪を伸ばしているというのもある。 だから彼にとって腹の大きな女性は、自分を虐げ苦しめる<魔物>なのだ。彼の最初の標的は、自身の母親だった。しかも母親が彼に刺されて死んだ時、母親は赤ん坊を産み落とした。それを見たことで、彼にとって胎児は、<母親を魔物に変えた悪魔そのもの>という認識になった。 そう。彼にとって<妊婦殺し>は、魔物や悪魔を狩るという、<自らに与えられた使命>だったのだ。 彼は、『悪魔から人間を守る為に正義を執行していた』のである。     筆者より この物語に<救い>はありません。ただただ胸糞悪いだけです。

秋嵐の獄、狐狗狸けらけら

月芝
ホラー
終戦後、目まぐるしくうつろう世の中、復興に沸く巷にあって、 連日新聞紙面を賑わせていたのが、とある大店の蔵の床下から大量に発見された人骨のこと。 数、膨大にして推定二百体ほど。そのほとんどが赤子の骨。 どうやらここの女房の仕業らしい。 だが当人は行方をくらませており、当局の懸命な捜索にもかかわらず、 いまもって消息は不明であった。 そんなおり、ラジオが告げたのは季節外れの台風が列島を縦断するという情報。 ちょうど進路上に重なった和良簾村は、直撃を喰らい孤立することになる。 だが東北の山間部の深奥、僻地にあったこの村にとっては慣れたこと。 ゆえに慌てることもなくいつも通り。粛々と嵐が過ぎるのを待つばかり。 だがしかし、今回の嵐はいつもとはちがっていた。 村が嵐に閉ざされる前に、魔が入り込んでいたのである。 遠い対岸の火事であったことがなんら前触れもなく、 ふと我が身に降りかかってくることになったとき……。 仮面は剥され、克明に浮き彫りにされるのは人の本性。 嵐の夜、うっかり魔を招き入れてしまった駐在が味わう恐怖の一夜。 けれどもそれすらもが真の恐怖の序章に過ぎない。

君との空へ【BL要素あり・短編おまけ完結】

Motoki
ホラー
一年前に親友を亡くした高橋彬は、体育の授業中、その親友と同じ癖をもつ相沢隆哉という生徒の存在を知る。その日から隆哉に付きまとわれるようになった彬は、「親友が待っている」という言葉と共に、親友の命を奪った事故現場へと連れて行かれる。そこで彬が見たものは、あの事故の時と同じ、血に塗れた親友・時任俊介の姿だった――。 ※ホラー要素は少し薄めかも。BL要素ありです。人が死ぬ場面が出てきますので、苦手な方はご注意下さい。