伴侶設定（♂×♂）は無理なので別れてくれますか？

エピローグ

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誠をゲームに誘ったのは、好きだったから。ゲーム世界なら、伴侶にだってなれる。現実世界では難しいけど。だけど、奇跡が起きた。俺たちは、ゲーム世界に伴侶として転生した。

「はうっ、蒼汰ぁ～変なとこ舐めるなよ」
「乳首うめー」
「グリグリ舌でされたら、かんじるぅ」

舌でグリグリ乳首を転がしながら、誠の下半身に手を向ける。しっとりとした太ももを押し開いた。そして、自らのペニスを擦り付ける。

「んぁ、蒼汰。ペニス、かたいー」
「誠、指入れていいか？」
「んー、ゆっくりね？」

もらったポーションを潤滑液代わりに、誠のアナルを濡らす。そして、指をズブズブと沈むた。

「あひゃ、そ、そうた！」
「中がひくひくしてる。可愛いー」
「バカ蒼汰。ひゃん、そこ！」

指がいいところに触れたらしい。俺は嬉しくなって、執拗にそこを責めた。甘い声をあげる誠に満足して、俺は指を引き抜いた。

「挿入していい？」
「ん、いいよ」

潤んだ瞳で誠が応える。俺はぞくぞくと快感を感じて、ペニスを太くした。誠を初夜の時の様に四つん這いにした。恥ずかしそうにする、誠がまた可愛い。やっぱり惚れていたんだな、俺は。

「入るよ？」
「ん、」

ズブリとペニスを挿入させた。だが、予想外のことが起こった。俺のちんこは、我慢がなさすぎた。きゅうっと締まったアナルに刺激されて、まさかの早期発射をしてしまった。そ、早漏すぎる！ 

「う、ぐっ・・すまない」
「えっ、終わったの？」

誠の言葉が胸に突き刺さる。はい、終わりました。俺は繋がったまま、誠に話し掛けていた。

「どうやら、俺たちは相性が悪いらしい。やはり、伴侶契約を解消するしかない」

「ちょっと、待って！今のは、相性というより・・蒼汰が我慢足らずだったような？」

誠の言葉がまたもや胸に突き刺さった。そうです。俺は我慢足らずです。

「つまり、その・・これでは、相性まではわからないので、しばらくは伴侶として関係を続けない、蒼汰？」

「ま、誠！！早漏の俺を許してくれるのか！次はがんばる。パンパン尻音がなるくらいがんばる！」

「まあ、今度ね」
「え、今じゃなく？」

「今じゃなく。それより、ペニスを抜いてベッドに横になって。ちょっと、大切な話があるから」

俺は確実に、早漏の件を責められるだろう。ペニスを抜きながら、そう思った。もちろん、決して伴侶契約は解消しないけどね！ちょっと上気した誠が、唇を少し舌で濡らした後に口を開いた。

「あのね、蒼汰。白状するとね、現実世界の時から、蒼汰の事が好きだった。だから、ゲーム世界で伴侶になれてすごく嬉しかった。だけど、その事を知られると気味悪がられると思って黙ってた。でも、こちらが現実世界になったから・・白状するね。気持ち悪かったら、言ってね、蒼汰？」

両想い！両想い！両想い！両想い！

「そ、そうか。知らなかった。その、なんだ。うん。その気持ちは、嬉しい」

「本当に？」
「本当に」
「そうか。思いきって告白して良かった」

俺はものすごーく、誠にむしゃぶりついて愛したかった。だが、どこか性的に淡白そうな誠にそれは、できずに優しく抱き締めるを選択した。俺の腕のなかで微笑む誠。

うおおーー、早漏を早く完治させて、誠の尻をパンパンさせたい！

「蒼汰・・この家は売らずに、しばらく一緒に暮らそうか」

「そうしよう。情報収集したら、俺は魔物狩りが可能かどうか、初心者の森で試してくる」

「私も薬草詰みを再開するよ。新しい世界で頑張ろうな、蒼汰！」

「ああ、誠」

なんだか、 もう幸せの予感しかしない。俺はきゅっと誠を抱き寄せて、唇にキスをした。誠も恥ずかしそうに応じる。うん、幸せー！



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