性奴隷は泣かない〜現代ファンタジーBL〜

月歌(ツキウタ)

文字の大きさ
上 下
74 / 74

最終話 伍代

しおりを挟む

◆◆◆◆◆◆


速水が青山竜一に囲われて一か月がたった。俺は未だに速水の気持ちが分からずにいる。


「ねえ、伍代さん。あんたが護衛してた人・・名前何だっけ?」
「んっ、速水の事か?」
「そうだ、そんな名前だったわ。新しい青山組の組長の青山竜一に囲われたんだってね?上手くやったわね、その子。前は、青山清二の愛人やってたんでしょ?その前は、青山清一。『性奴隷』としては年増だけど、よっぽど具合がいいのね、速水って人」
「つうか、そんな事どうでもいいだろ?それより、俺に奉仕しろよ。お前も年増だが、風俗嬢だろ。支払った金額分は真面目にやれよ。俺のちんぽ舐めろっての」
「まあ、口が悪いこと。ま、舐めるけどね」

年増女にペニスを咥えさせながら、俺はぼんやりと天井を見つめ考え事をしていた。全てが突然だった。速水は青山竜一によって、青山の屋敷の離れ家に囲われてしまった。俺は速水の護衛をやめさせられ、代わりに『かさぶらんか』の護衛兼従業員にさせられた。

全くもって、意味が分からない。

速水は青山清二と仲良くやっていた。『かさぶらんか』のオーナーも任されて満足している様子だった。でも、やっぱり、あいつは『性奴隷』上がりだったって事だな。若い男の体が欲しくなって、あっさりと青山竜一に乗り換えたってところか。

囲われる事も『性奴隷』に戻ることも嫌がっていたあいつが、こうも簡単に元の世界に戻るとは思わなかった。兄貴分の俺としては正直、速水に失望した。でもまあ・・『性奴隷』上がりの奴が再び『性奴隷』に堕ちる事なんてよくある事だ。俺が速水に期待しすぎていただけだ。あいつが、あんまりにも一生懸命に生きようとしていたから。少しだけ、俺も心が傾いてしまった。ま、もういいけどな。

「くっ・・はぁはぁ・・っいく!」
「んっ・・」

年増女の口の中に射精した俺は、少し気分が良くなって女の乳首を弄ってやった。女は悶えながら、口から白濁を零した。その姿を見ながら、ふと速水が竜一の白濁を口から零して相手を煽るの姿を想像した。その姿は、俺の下半身を刺激したが、同時に気持ちが萎えてしまった。

「そろそろ、仕事行かねえと。じゃあ、またな。次も、指名いれてやるよ」
「あら、ありがと!でも、早朝から働くなんて・・伍代さんらしくないわね?花屋で働いているって本当なの?」
「ああ、護衛兼花屋の従業員だ」
「護衛って何を守るのさ?」
「花に決まっているだろ。じゃあ、まじ行くわ」
「今度、花を持ってきてよ。一輪でいいからさあ?」
「気が向いたらな」

まずい。本当に遅刻しそうだ。花屋の朝は早い。昨日遅刻して、三原に滅茶苦茶怒られたからな。流石に今日は遅刻するのはまずいよな。


◇◇◇◇


「遅い!!」
「三原、怒るなよ。で、花は選んどいてくれた?」
「選ぶか、馬鹿!花を選んで、青山の離れ家に持って行くのは、伍代の仕事だろ?速水の指名なんだから、しっかり仕事をしろ。金貰ってんだからさ」
「いや、だって・・俺素人だから、どの花が良いとか分かんねーだろ。お前が選べばいいだろ」
「伍代は本当に馬鹿だ。どうして、速水は俺を指名してくれなかったのかな・・くそ!!」
「ちっ、愚痴るなよ。じゃ、これにするか、派手だし。これなんて花だ?」
「カサブランカだよ!!店名と同じなんだからその花の名前ぐらいは憶えろよ。お前も従業員なんだから!」
「分かった分かった。秋山は、地下か?」
「ああ、何も問題は無いと『かさぶらんか』のオーナーに伝えておいてくれ」
「わかったよ、じゃ行ってくる」


俺はカサブランカを片手に、青山の屋敷に向かってぶらぶらと歩き始めた。俺はふと、以前住んでいた速水のマンションを見上げていた。最上階には今も青山清二が住んでいるようだが、まだ新しい愛人はいないらしい。元組長は、速水が竜一に囲われる事を事前に予期していたようだ。だが、それでもショックは大きかったようだ。予想以上にその囲いが強固で、元組長も速水とはこの一か月逢っていないらしい。

中年オヤジのくせに、すっかり速水にたぶらかされた元組長は今でも未練たらたらのようだ。まあ、年甲斐もなく若い男に走ったのが間違いだと、俺は思うね。さっさと、年相応の愛人を作ればいいんだ。俺が速水に逢う度に様子を聞いてくるから鬱陶しくてたまらない。まあ、下手に出る元組長を苛めるのも悪くは無いが、冗談がつうじないところがあるからなあ。かなりの頻度で蹴られるし。俺の何がいけないのか説明が欲しい。


そういや、青山竜二が青山組に殴り込みに来た時は面白かった。現組長の青山竜一に竜二が殴りかかって乱闘騒ぎ。組員に羽交い絞めにあい組長から離れると、一気に青山の離れ家に走り出した。竜二が襖を破って、部屋に突っ込んできた時には俺もびびった。丁度、速水が花を活けているところを見学していただけなのに、俺まで乱闘騒ぎに巻き込まれ顔がボコボコになった。ん、よく考えると何も面白いことなど無いな。兄弟げんかに巻き込まれて、俺はぼこぼこにされるという悲惨な話でしかない。

まあ、端正な顔立ちの青山竜一と竜二が、顔をボコボコにしながら殴り合っていたのは面白かったか。しかも、竜二の奴、ボコボコの顔で速水に愛の告白をしていったからな。嘘だろって思うくらいの臭い台詞を並び立てて、最期には『必ず迎えに来る、速水・・愛してる』だもんな。まあ、屋敷から追い出されてしばらくは青山の屋敷を出禁にされたみたいだが、また突入してくるだろうから・・楽しみだ。



◇◇◇◇



「遅い!!」
「くそ、三原と同じ台詞かよ!」

青山の屋敷の離れ家に向かうと、速水の第一声がそれだった。ちょっとくらいの遅刻で怒るなよ、男のくせに。俺はカサブランカを渡しながら愚痴を漏らした。

「俺にも用事があるんだよ。下半身の事情で遅れたんだから仕方ないだろ」
「えー、また風俗に行ってたの。その風俗の帰りに花を選んだの?手はちゃんと洗った?」
「安心しろ。精液でべたべたのかさぶらんかだ」
「伍代さんは、相変わらず伍代さんだ」
「悪いか」
「花を生けるから、床の間の花瓶をここに持ってきて」
「命令ばっかだな。偉そうに」

速水が指さした先には、畳の上に紫の綺麗な敷物が敷かれていた。日々一輪の花を選んで、速水に持ってくるだけ。それが俺の朝一の仕事だ。速水は、毎日様々な色合いの敷物を用意して待っている。俺は面倒だとは思いつつも、仕事の為、仕方なく弟分の速水に付き合っている。

床の間の花瓶を紫の敷物の上に置くと、速水はカサブランカを手にしたまま『ムムム』と妙な声を漏らしながら何処に活けるか迷っているようだ。俺はしばらくその様子を見ていたが、段々イライラしてきたので速水の手から花をむしり取って花瓶に花を突っ込んだ。

「あーー、何するの、伍代さん!!」
「お前は、何をやるにも遅い。花が腐るだろ!」
「どこに活けるか構図を考えていたのに」
「速水に生け花の才能が無いことは既に判明している。どこに活けようと同じなんだよ。バーカ、バーカ」
「伍代さんに馬鹿呼ばわりされるのだけは嫌だ」

速水が俺の肩を拳で軽く叩こうとしたので、思わず速水の腕を掴んだ。

「あっ」

不意に速水が顔を赤らめたので、俺は慌てて掴んだ腕を離した。速水の腕は随分細く感じられて、俺は少し不安を覚えた。速水は俺が掴んだ腕の部分を、そっと指で撫でた。その仕草が妙に生々しく思えて目が離せなかった。

「速水・・痩せたな」
「ん?」
「腕が細くなった」
「あー、腕の筋肉が衰えたのかもしれないね。一応、花屋のオーナーとして鉢植えとか運んでたもの。そうだ『かさぶらんか』は順調?」
「毎日聞かれても返事のしようが無いが、三原も秋山もお花も、地下の男たちも元気だ。そうそう、お前の『呪われた花束』で作ったアロマキャンドルも売れてるぞ。呪われているとも知らずに、喜んで買っていく馬鹿な客がいるもんだな」

速水は頬を膨らませて、抗議の表情を浮かべた。ガキっぽい速水の表情をまじまじと見ていても仕方がないので、俺は立ち上がって花瓶を手に取ると床の間に戻した。そして、振り返ると真顔の速水の表情に出くわした。それの表情はすぐに笑顔に変わろうとして、やがて崩れていった。速水は表情を隠すように両手で顔を覆った。

「速水、どうした?」
「・・なんでもない」
「速水!」
「大きな声を出さないで。モグラさんが来ちゃうから」
「ああ、分かったよ・・あー、兄貴分として悩みがあるのなら、聞いてやってもいいぞ」
「うん」
「速水?」
「少し・・寂しい」
「そうなのか?でも、竜一とはうまくやっているんだろ?まあ、相手は組長だから忙しいよな。でもまあ、それを承知で囲われたわけだから、仕方ない面もあるだろ。働かなくても飯は食えるし、寝て暮らしても怒られねーし、最高じゃねーか。俺が変わりたいよ」
「んー、伍代さんが囲われ者なんて似合わないよ」
「そうか?昔は、俺も性奴隷として地下で働いていただろ?その時に、年増の女に囲われそうになったんだよな。でも、囲われるのが嫌で、その女の財布から金盗んだら、その話は流れた。まあ、店の奴にめっちゃ殴られて死にそうになったけどな。でも・・生きてる」

「伍代さんが生きていてくれてよかった」

俺は速水の両手を掴んでいた。そして、そっと引き寄せて速水の顔を覗き込んだ。速水は涙をポロリと流しながら俯いた。俺は息を止めて速水のその姿を見つめていた。不意に胸に痛みが押し寄せる。囲われ者が幸せなはずがない。清一に子供の頃から囲われて、散々な目に遭って解放されたのは、二十歳の時だ。やっと自由を手に入れたのに、また囲われて、そんな生活が幸せなはずがない。

「辛いのか・・」
「伍代さん、明日も花を持ってきてくれるよね?明後日も・・明々後日も、ずっと、ずっと」
「あー、そんなの約束できるかよ。俺だって、何時まで速水の傍に居られるかなんて分からないんだからよ。無理言うなよ。そういや、三原も花を持ってきたがっていた?多分、お前に会いたいんだろうな。会いたいと思っている奴は他にもたくさんいるぞ?そう思えば、寂しくないだろ?」
「・・・・」

速水は無言のまま俯いてしまった。俺は速水の両手首を掴んだまま離せなくなって、その細い速水の手首に親指を這わせて何となく脈拍をはかっていた。意味のない行動だと自分でも分かっている。ただ、速水に触れていたかった。速水の脈が速い。酷く早くて、俺の脈拍までおかしくなりそうだった。

「速水・・本当は・・」

本当は、囲われたくなかったのか?
青山竜一はお前をどんな風に扱ってる。
あいつは、お前を『性奴隷』として扱っているのか・・父親の青山清一の様に。
だから、お前は泣くのか?

「速水・・」

辛いのか?逃げ出したいのか?この囲いから?


「伍代、速水から離れろ」

俺は速水の腕を掴んだまま、背後を振り返った。そこには、青山竜一とモグラが立っていた。俺は、竜一を睨んだまま、速水の手を離さなかった。

「手を離せ、伍代」
「速水が泣いている。あんたは・・速水にどんな扱いをしているんだ」

「竜一さんは悪くない!」

速水は急に俺の手を振り払って立ち上がると、青山竜一に近づいた。そして、柔らかく微笑むと竜一の腕に触れた。竜一はそっと笑うと速水の腰に手を回した。俺は速水の変わり身の早さにあっけにとられながらも、囲い主におもねるのは『性奴隷』として当然かと思い直した。速水が、性奴隷に堕ちていく姿は何とも寂しくやりきれなかった。俺は少し、拗ねた気分になりながら口を開いた。

「竜一さんも悪くないけど、俺も悪くないからな。速水が勝手に泣いて『寂しい』とか言い出すから悪い。ちょっと心配して損した。つうかさあ、毎日俺に花を一輪ずつ持ってこさせるのって、嫌がらせなわけ?なあ、速水」

俺がそう声を掛けると、速水は酷く傷ついた顔をした。言葉にしてからしまったと思ったがもう遅い。俺は思ったことをすぐに口にして後悔するたちだ。でも、言ってしまったものは仕方ない。不意に速水が口を開いた。

「伍代さんが、嫌ならもういいよ」
「え?」
「もう、持ってこなくてもいいよ」
「あ、そうなの?じゃあ、今日でやめるけどいいんだな?」
「いいよ・・もう、いい」

何とも簡単にきりすてられてしまった。まあ、元々暇を持て余した速水が考え出した、ただの悪戯なのだろうから、断られて俺が傷つく謂われは無い。まあ、釈然とはしないが。俺が立ち上がった時、不意に竜一が声を掛けてきた。その語気は強く、厳しい口調だった。

「明日も花を持ってこい、伍代」

「・・速水は断りましたが?」
「俺の命令だ。速水に花を届けろ。毎朝、『かさぶらんか』で一番出来のいい花をお前が届けろ。これは命令だ」
「組長としての命令ですか?」
「ああそうだ、従え」

速水は黙ったままだ。俺が花を持ってくることは重要な事とは思えないが、速水の姿を毎日見て様子を伺えるのは安心にはつながる。何といっても、俺は速水の兄貴分で・・速水は弟分で、大事な・・

「速水、俺は必要か?」


俺は速水に問いかけていた。花ではなく俺が必要なのか、速水?この囲いの中で生きていく為に、俺を必要としてくれているのか?速水、答えろ。答えが必要だ。俺は説明を受けないと分からない。俺は性奴隷として長く地下に居たから、人の心を読むとかそういうのは苦手なんだよ。お前の声で聞かせろ。

「伍代さんが、必要です」

速水は、はっきりとそう言った。速水はこの囲いを望んだわけではないのかもしれない。それでも、この囲いの中で生きなければいけないのなら、毎日花を一本ずつ持ってくることくらい何でもない事だ。速水は、俺にとって大切な存在なのだから。俺の大切な・・

「あー、仕方ないから、雨の日も、雪の日も、炎天下でも、毎日花を持ってきてやる。それでいいか、速水?」
「はい。お願いします、伍代さん!」
「了解!」

速水は竜一に守られるように立っていた。柔らかく微笑む速水の笑顔を見るのが妙に気恥ずかしくて、すぐに視線を逸らすと俺は青山の離れ家を後にした。



◇◇◇◇



「速水は俺を必要としている」


口にしてみた。何とも心地よい響きだ。今にも雨が降りそうな空なのに、足取りが軽くなる。まあ、雨が降りだしたら、気分は確実に下がるだろうけどな。速水は俺の大事な何かだ。だけど、どう言葉にすればいいのか、俺には良く分からない。同じ『性奴隷』上がりではあるな。じゃあ、仲間ってとこかか?同志?

とりあえず、俺は明日も明後日もお前に会いに行く。一本の花を持って速水に会いに行く。何度もお前の元に通う内に、俺たちの関係に見合った言葉も分かってくるだろう。

「ちっ、雨が降ってきた」

雨が降り出したのに、空を見上げるのは馬鹿のする事だ。そして、俺は馬鹿だったらしい。空から落ちてきた雫が俺の目に飛び込んできた。大した衝撃でもないのに、体がびくりと震えた。いや、笑える。雨水が目に入って自分の気持ちに突然気づくとか・・俺の思考回路はどうなっているんだ?


「ああ、なるほど。俺は・・速水の事が好きなのか」



降り出す雨は優しく、まるで速水の涙の様に思えて俺は何時までも空を見上げていた。速水、どうやら俺はお前の事が好きらしい。こんな気持ちは初めてだ。まさか・・初恋じゃないよな。いや、え??初恋か?いやー、まじか。速水は、どうなんだ?どうして、俺に毎日会いたがる?


「まあ、そんな事を聞いても・・速水が困るだけか・・」



速水は囲いの中から出られない。俺はあいつを見守る事しかできない。でも、あいつが望むなら一生でも付き合ってやる。どうせ、俺は暇だからな。


「さて、『かさぶらんか』に戻って速水の様子を皆に伝えるか。速水は元気だって伝えてもいいよな?」


速水の泣いた姿は俺だけのものにするか。うん、それがいい。

俺だけの速水。





END
◆◆◆◆◆◆
しおりを挟む
感想 19

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(19件)

かりん
2023.06.22 かりん

お疲れ様でした。
凄く切なくも素敵なお話でした。

そして竜一さんが最後まで素敵だなって思いました。

2023.06.22 月歌(ツキウタ)

感想コメントありがとうございます。
最後まで読んで下さり嬉しいです。
竜一さんは一番優しくて、速水を一番大切に思っていると思います。彼の囲いだからこそ、速水は生きられます。おそらく、竜一も速水がそばにいるから生きられる。
竜一は速水をいつか解放すると言っていますが、おそらく無理であろうと思います。それを承知で速水は竜一の囲いに入りました。

いつか、二人に何かが芽生えたら。
そう望みながらのエンドです。
ありがとうございました😀💕

解除
かりん
2023.06.22 かりん

何を考えているのかはよく分かりませんが
速水の気持ちを一番理解できるのは伍代なんでしょうね。
かなり個性的で独特な世界観をお持ちのようにも感じますが
何となく長く付き合ってても飽きないような気はします。
ただ伍代との気持ちに温度差を感じるような、感じないような。
伍代に興味があまりなかった自分に反省。
伍代登場シーンを改めて読み返してみようと思っています。

2023.06.22 月歌(ツキウタ)

五代は性奴隷あがりの為、かなり個性的な性格をしていますw作者は好きですが、読者により様々かと。作者のエンドが全てではありません。この後の物語は読者のものです。好みのカップリングで再び物語が始まるのもアリです。そうしてもらったら、速水の物語はずっと続くので。

コメントありがとうございました😀💕

解除
かりん
2023.06.20 かりん

伍代を好きで愛してるんですか??
かなりひねりの効いた展開に驚きの連続です。
あの伍代を??・・・ありえない!!と思わず呟いてしまいましたが
私の個人的な思い込みです。
それにしてもドラマティックすぎる急な展開ですね。
予想を遥かに超えるストーリーにパニック寸前です。



2023.06.20 月歌(ツキウタ)

感想コメントありがとうございます。
五代の変わり者ぶりを考えれば当然の反応かもw

速水にとっては同じく性奴隷の出自である彼に、兄のような同志の様な感情があるのかもしれません。それは愛のような親愛の情のような。でも、離れがたい存在なのかと。作者はそう受け取りました。

ラストまであと少し。
お付き合い頂けると嬉しいです💕💕

解除

あなたにおすすめの小説

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

男子寮のベットの軋む音

なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。 そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。 ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。 女子禁制の禁断の場所。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。