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七
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いつの間にか旦那様はあの本の著者がマリア様だと知っていた。
彼女と会うと言うだけで露骨に嫌な顔をする。
私が書くBL小説も気に入らないみたい。
嫌ながらも、私の書いたもの読んだ旦那様は何かに気付いた。
『奥さんの書く小説はこことは違う、別の世界の話の様な気がする。僕の知らない単語が多い、奥さんは僕に何か隠し事をしていないかい?』
ぎくっ……旦那様はこれからも読むだろうし、隠しておくのも変だと思い、旦那様に私の前世の話をした。
驚きながらも、一応は理解してくれたはずなのだけど……旦那様の監視? が強くなった様な気がするし、えっちの回数が増えた。
(この光の球がいい例ね)
「仕事が一段落したんだ、僕も奥さんが書いた小説を読みにサロンへ向かっているからね」
なに? BLを読みに向かって来ている⁉︎
旦那様はすでに執務室を出ているの!
「もうすぐここにエンリス様とアーゴス様お二人が来るわ。マリア様とリリアンさんはお帰りの支度をなさってください!」
「お二人が来るのね……」
「ふえっ?」
食い入るように王道学園ものBL小説を呼んでいたリリアンさん。
そんな可愛い顔で、可愛い返事をアーゴス様になさっては、火に油を注ぐだけですわよ。
私の旦那様。赤髪、切長な青い瞳。第二王子エンリス・コルティア王子。
リリアンさんの最愛の人。長い黒髪、黒い色の瞳、眼鏡、エンリス様の側近アーゴス・タービン様。
お二人ともにイケメンで結婚、婚約しても、令嬢達、あの本の影響なのかいまだ男性にも人気のお方。
だけど彼らは私とリリアンさんを溺愛するエロ猛獣。
「近いうちにお茶会をしましょう」
とお二人に言ったのだけど。
マリア様が何かに気が付き、サロンの入り口に視線を送り首を横に振った。
(……あぁ)
「やぁ奥さん、僕も混ざりに来たよ」
「シルビア様、失礼いたします」
さやわかに笑いながら、サロンに入ってくる旦那様こと、エンリス様と彼の側近アーゴス様。
(逃げれなかった……)
旦那様とアーゴス様の登場で動けなくなった私達。
お二人はにこにことテーブルに近付き、その上に広がるBL小説が書かれた原稿を手に取った。
「ふむふむ、これは前に読んだのと同じ内容かな? ほぉう、学園? 前の獣人ものとは違う話だね奥さん」
笑いながら、艶っぽい流し目をした。
「そ、そうですわ」
獰猛な蛇に睨まれた小心者の蛙。
「この内容だと欲求不満? 満足していないみたいだね」
「いや、そんなことは……」
これはまずいのでは? ……陽の明るいうちからベッドに直行⁉︎
「いやぁ、ですわ、アーゴス様。私は満足しております」
「そう? 私はまだ愛し足りない満足してないからね」
「そんなぁ、愛し足りないだなんて……ごにょごにょ」
あちらのリリアンさんも同じみたい。
きらきらな笑顔ので迫る、アーゴス様に手を握られて真っ赤なトマトになっていた。
腐女子にリアル、イケメンは眩しい。
きょどる……し、心臓にわるい。
「こ、これは私達の趣味だと旦那様にはいつも申していますわ。同じ趣味を持つ、お二人と妄想の世界を楽しみたいと今朝、お伝えてえして了解してくださいましたよね」
「うん、そうだね」
だから……「ねぇっ、仕事にお戻りください」と微笑んだのですが。
旦那様はさらに微笑みを増し、私に近付き耳元で囁いた。
「ごめんね奥さん、僕はもうその気なんだ付き合ってくれるよね」
「ひやぁっ!」
片手でドレスの上から私のお尻を掴み、怯んだ隙にお姫様抱っこした。
お姫抱っこは恥ずかしい、小っ恥ずかしい。
「降ろしてください!」
「なにをそんなに照れるの? 今からもっと凄いことをするのに?」
「恥ずかしいに決まってます。お、お姫様抱っこですし、旦那様とぴったり密着してるのですよぉー!……えっ? ……あぁ、いやぁ⁉︎ ほんとだけど違うの! 今のは聞かなかったことにしてくださいませ」
テンパって本音を暴露した。
「可愛いなぁ、僕の奥さん」
(か、可愛い⁉︎)
なんって嬉しそうに笑うの旦那様。
「さぁシルビア、僕の部屋に行こうね」
「旦那様、いまではなくとも、夜たっぷりお相手いたしますわ」
「夜か……言ったね奥さん。夜も勿論お相手してもらうけど観念しなよ。BLの妄想も出来ないくらいに、今からもたっぷり愛してあげるから」
(……いまからも、夜も、するおつもりなのですね)
それでは体が持たないと暴れても、日々、朝練で騎士達と鍛えている旦那様には勝てない。
既に、まな板の鯉なのだ。
「マリアさん、リリアンさん今日のお茶会はお開きね。そうだアーゴス、そこの紙を集めて執務室に置いておいて。その後、君も休憩していいからね」
「かしこまりました、エンリス殿下」
えぇ、アーゴス様? 待って、その王道学園はまだ読んでいないの。
みんなの小説を一ヶ月も楽しみにしていたの。
「お願い! それは私のなの返してくださいませ! 旦那様は読んでも面白くありません!」
「いいや、毎回アーゴスと楽しく読ませてもらってるよ。シルビアが部屋に隠した秘密の本と書きかけのものね」
秘密の本? 書きかけ⁉︎
「「えぇー⁉︎ あの本を見て、原稿を読んだのですか!」」
少しえっちなTL本と練習中のBL、18禁もの……前世では原稿を隠し通して、親にだって読ませたことがなかった。
腐女子同士ならいいのだけど、そうでない人見られる恥ずかしさ。
隠しておいた書きかけを読むなんて……私の同士とのBLライフは旦那様によって阻止さる。
「いくら好きな旦那様でも書きかけを読むなんで酷い、それに妄想もだめだなんて酷いですわ」
意義あり! と正論を唱えたのだけど、余裕ありげの旦那様の笑顔と正論が倍になって返ってきた。
「いいや、僕は勝手に奥さんの部屋を漁って読んだわけではない。シルビアが自分の部屋の机の上を綺麗にしなかったせいだよ。伝えておいた時間に書類を取りに行ったときに、書きかけと本を開いて居眠りしてたでしょ?」
「あのとき⁉︎」
2日前、旦那様から頼まれた書類の仕事を終わらせた後、書類を取りに来るまで時間が残り、少しえっちな本と練習用を机にだした。
しかし次に目覚めたら、何故かベッドの上で机の上の書類は消えていて、出しっぱなしの原稿と開きっぱなしの本は閉じられて、綺麗に整頓されていた。
「あぁ……旦那様、ごめんなさい」
「いいよ。シルビア、たくさん食べてあげるからね」
こればかりは原稿と本を出しっぱなしにして、呑気に居眠りした自分のせいだから……なにも言えません。
素直に降参する。
「あ、あの手加減して食べてください」
「ははっ君は美味しいから、それはちょっと無理な話だね」
「そんなぁー」
旦那様に連れられてサロンを出る前に、お二人に挨拶した。
「マリア様、リリアンさんごきげんよう。手紙を書きますわ」
「ごきげんよう、シルビア様」
「また、お会いしましょう」
ぱたりと、サロンの扉が閉まった。
彼女と会うと言うだけで露骨に嫌な顔をする。
私が書くBL小説も気に入らないみたい。
嫌ながらも、私の書いたもの読んだ旦那様は何かに気付いた。
『奥さんの書く小説はこことは違う、別の世界の話の様な気がする。僕の知らない単語が多い、奥さんは僕に何か隠し事をしていないかい?』
ぎくっ……旦那様はこれからも読むだろうし、隠しておくのも変だと思い、旦那様に私の前世の話をした。
驚きながらも、一応は理解してくれたはずなのだけど……旦那様の監視? が強くなった様な気がするし、えっちの回数が増えた。
(この光の球がいい例ね)
「仕事が一段落したんだ、僕も奥さんが書いた小説を読みにサロンへ向かっているからね」
なに? BLを読みに向かって来ている⁉︎
旦那様はすでに執務室を出ているの!
「もうすぐここにエンリス様とアーゴス様お二人が来るわ。マリア様とリリアンさんはお帰りの支度をなさってください!」
「お二人が来るのね……」
「ふえっ?」
食い入るように王道学園ものBL小説を呼んでいたリリアンさん。
そんな可愛い顔で、可愛い返事をアーゴス様になさっては、火に油を注ぐだけですわよ。
私の旦那様。赤髪、切長な青い瞳。第二王子エンリス・コルティア王子。
リリアンさんの最愛の人。長い黒髪、黒い色の瞳、眼鏡、エンリス様の側近アーゴス・タービン様。
お二人ともにイケメンで結婚、婚約しても、令嬢達、あの本の影響なのかいまだ男性にも人気のお方。
だけど彼らは私とリリアンさんを溺愛するエロ猛獣。
「近いうちにお茶会をしましょう」
とお二人に言ったのだけど。
マリア様が何かに気が付き、サロンの入り口に視線を送り首を横に振った。
(……あぁ)
「やぁ奥さん、僕も混ざりに来たよ」
「シルビア様、失礼いたします」
さやわかに笑いながら、サロンに入ってくる旦那様こと、エンリス様と彼の側近アーゴス様。
(逃げれなかった……)
旦那様とアーゴス様の登場で動けなくなった私達。
お二人はにこにことテーブルに近付き、その上に広がるBL小説が書かれた原稿を手に取った。
「ふむふむ、これは前に読んだのと同じ内容かな? ほぉう、学園? 前の獣人ものとは違う話だね奥さん」
笑いながら、艶っぽい流し目をした。
「そ、そうですわ」
獰猛な蛇に睨まれた小心者の蛙。
「この内容だと欲求不満? 満足していないみたいだね」
「いや、そんなことは……」
これはまずいのでは? ……陽の明るいうちからベッドに直行⁉︎
「いやぁ、ですわ、アーゴス様。私は満足しております」
「そう? 私はまだ愛し足りない満足してないからね」
「そんなぁ、愛し足りないだなんて……ごにょごにょ」
あちらのリリアンさんも同じみたい。
きらきらな笑顔ので迫る、アーゴス様に手を握られて真っ赤なトマトになっていた。
腐女子にリアル、イケメンは眩しい。
きょどる……し、心臓にわるい。
「こ、これは私達の趣味だと旦那様にはいつも申していますわ。同じ趣味を持つ、お二人と妄想の世界を楽しみたいと今朝、お伝えてえして了解してくださいましたよね」
「うん、そうだね」
だから……「ねぇっ、仕事にお戻りください」と微笑んだのですが。
旦那様はさらに微笑みを増し、私に近付き耳元で囁いた。
「ごめんね奥さん、僕はもうその気なんだ付き合ってくれるよね」
「ひやぁっ!」
片手でドレスの上から私のお尻を掴み、怯んだ隙にお姫様抱っこした。
お姫抱っこは恥ずかしい、小っ恥ずかしい。
「降ろしてください!」
「なにをそんなに照れるの? 今からもっと凄いことをするのに?」
「恥ずかしいに決まってます。お、お姫様抱っこですし、旦那様とぴったり密着してるのですよぉー!……えっ? ……あぁ、いやぁ⁉︎ ほんとだけど違うの! 今のは聞かなかったことにしてくださいませ」
テンパって本音を暴露した。
「可愛いなぁ、僕の奥さん」
(か、可愛い⁉︎)
なんって嬉しそうに笑うの旦那様。
「さぁシルビア、僕の部屋に行こうね」
「旦那様、いまではなくとも、夜たっぷりお相手いたしますわ」
「夜か……言ったね奥さん。夜も勿論お相手してもらうけど観念しなよ。BLの妄想も出来ないくらいに、今からもたっぷり愛してあげるから」
(……いまからも、夜も、するおつもりなのですね)
それでは体が持たないと暴れても、日々、朝練で騎士達と鍛えている旦那様には勝てない。
既に、まな板の鯉なのだ。
「マリアさん、リリアンさん今日のお茶会はお開きね。そうだアーゴス、そこの紙を集めて執務室に置いておいて。その後、君も休憩していいからね」
「かしこまりました、エンリス殿下」
えぇ、アーゴス様? 待って、その王道学園はまだ読んでいないの。
みんなの小説を一ヶ月も楽しみにしていたの。
「お願い! それは私のなの返してくださいませ! 旦那様は読んでも面白くありません!」
「いいや、毎回アーゴスと楽しく読ませてもらってるよ。シルビアが部屋に隠した秘密の本と書きかけのものね」
秘密の本? 書きかけ⁉︎
「「えぇー⁉︎ あの本を見て、原稿を読んだのですか!」」
少しえっちなTL本と練習中のBL、18禁もの……前世では原稿を隠し通して、親にだって読ませたことがなかった。
腐女子同士ならいいのだけど、そうでない人見られる恥ずかしさ。
隠しておいた書きかけを読むなんて……私の同士とのBLライフは旦那様によって阻止さる。
「いくら好きな旦那様でも書きかけを読むなんで酷い、それに妄想もだめだなんて酷いですわ」
意義あり! と正論を唱えたのだけど、余裕ありげの旦那様の笑顔と正論が倍になって返ってきた。
「いいや、僕は勝手に奥さんの部屋を漁って読んだわけではない。シルビアが自分の部屋の机の上を綺麗にしなかったせいだよ。伝えておいた時間に書類を取りに行ったときに、書きかけと本を開いて居眠りしてたでしょ?」
「あのとき⁉︎」
2日前、旦那様から頼まれた書類の仕事を終わらせた後、書類を取りに来るまで時間が残り、少しえっちな本と練習用を机にだした。
しかし次に目覚めたら、何故かベッドの上で机の上の書類は消えていて、出しっぱなしの原稿と開きっぱなしの本は閉じられて、綺麗に整頓されていた。
「あぁ……旦那様、ごめんなさい」
「いいよ。シルビア、たくさん食べてあげるからね」
こればかりは原稿と本を出しっぱなしにして、呑気に居眠りした自分のせいだから……なにも言えません。
素直に降参する。
「あ、あの手加減して食べてください」
「ははっ君は美味しいから、それはちょっと無理な話だね」
「そんなぁー」
旦那様に連れられてサロンを出る前に、お二人に挨拶した。
「マリア様、リリアンさんごきげんよう。手紙を書きますわ」
「ごきげんよう、シルビア様」
「また、お会いしましょう」
ぱたりと、サロンの扉が閉まった。
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