7 / 132
7. 取り調べと能力判定
しおりを挟む
「では、色々聞きますが、良いですね」
境界線本部の大広間にて、ライム兄妹とバータナ兄妹がカノン隊長とバルバ大佐、カリア少佐と共に取り調べが、始まっていた
「うーんと、バータナ兄妹、なんで、あの日森にいたの?」
カノン隊長が、主になり四人に質問を開始する
「さあねー」
意地悪く、答えないクリル
だが、特に気にすることなく、相手にすらしない大人達
「おいっ!」
無視され、ちょっと恥ずかしいクリル
余計に叫び、更に無視されている
「次ー。ライム兄妹。何で森の中にいたの?」
バータナ兄妹を後にして、取り調べを進めるカノン隊長
その側で、ギャアギャア騒ぐクリル
ライム兄妹も、気にせずカノン隊長との会話を進めていく
「父を探して」
主にノエルが、答えていく
「行く当てはあったの?」
カリアが、聞いて
「いえ、特に……」
ノエルが答える
「ふむ、中々物騒な事するねー」
ノエルの返答に、ふふっと笑うカノン
「じゃあ、家を聞いてもいい?」
「……はい」
その後もあれやこれやと、聞き取り続け数時間
馴れない取り調べに、ぐったりの四人
特に、クリルは、ギャアギャアうるさく答えていたので、みんなより疲れている様子
そんな四人に対し、大人三人はまだ、少し余裕そう
ノエル達の疲れた様子をみたカノン隊長が、終わりの合図をつげる
「お疲れさま。今日も、ここに泊まりなさい。どうせ、行く宛もないだろう?」
カノンの言葉に反応したのはリエル
「いいの?」
不安そうに、聞くリエルに微笑むカノン
「いいよ。おやつでも食べて、遊ぶといい」
おやつと遊びの言葉にウキウキになるリエルとメイナ
「やった!メイナ一緒に遊ぼう。あっ、カリアさんも、一緒に!」
「そうだね!」
キャッキャと笑顔の女子二人
呼ばれたカリア少佐も笑顔になって二人を見守る
「女子は仲良くなったみたいですねぇ」
バルバ大佐が感慨深そうに、呟く
「こっちも、仲が良いぞっ!」
クリルが、ノエルの肩に腕を回し、仲良しアピールをするが、ノエルは少し気まずそう
取り調べの終わりが見えてきて微笑ましくなった大広間
だが、カノン隊長が、ニコニコ笑顔で話しだす
「で、泊まる前にもう一仕事お願いしますよ?」
カノン隊長の言葉に、とても嫌そうな顔をする四人
「みんなの魔力、体力、知力を調べさせてもらいますよ」
取り調べの内容をまとめながら、話すカノンに、嫌そうな四人
「ここは、そういう場所でもありますから」
境界線本部の大広間にて、ライム兄妹とバータナ兄妹がカノン隊長とバルバ大佐、カリア少佐と共に取り調べが、始まっていた
「うーんと、バータナ兄妹、なんで、あの日森にいたの?」
カノン隊長が、主になり四人に質問を開始する
「さあねー」
意地悪く、答えないクリル
だが、特に気にすることなく、相手にすらしない大人達
「おいっ!」
無視され、ちょっと恥ずかしいクリル
余計に叫び、更に無視されている
「次ー。ライム兄妹。何で森の中にいたの?」
バータナ兄妹を後にして、取り調べを進めるカノン隊長
その側で、ギャアギャア騒ぐクリル
ライム兄妹も、気にせずカノン隊長との会話を進めていく
「父を探して」
主にノエルが、答えていく
「行く当てはあったの?」
カリアが、聞いて
「いえ、特に……」
ノエルが答える
「ふむ、中々物騒な事するねー」
ノエルの返答に、ふふっと笑うカノン
「じゃあ、家を聞いてもいい?」
「……はい」
その後もあれやこれやと、聞き取り続け数時間
馴れない取り調べに、ぐったりの四人
特に、クリルは、ギャアギャアうるさく答えていたので、みんなより疲れている様子
そんな四人に対し、大人三人はまだ、少し余裕そう
ノエル達の疲れた様子をみたカノン隊長が、終わりの合図をつげる
「お疲れさま。今日も、ここに泊まりなさい。どうせ、行く宛もないだろう?」
カノンの言葉に反応したのはリエル
「いいの?」
不安そうに、聞くリエルに微笑むカノン
「いいよ。おやつでも食べて、遊ぶといい」
おやつと遊びの言葉にウキウキになるリエルとメイナ
「やった!メイナ一緒に遊ぼう。あっ、カリアさんも、一緒に!」
「そうだね!」
キャッキャと笑顔の女子二人
呼ばれたカリア少佐も笑顔になって二人を見守る
「女子は仲良くなったみたいですねぇ」
バルバ大佐が感慨深そうに、呟く
「こっちも、仲が良いぞっ!」
クリルが、ノエルの肩に腕を回し、仲良しアピールをするが、ノエルは少し気まずそう
取り調べの終わりが見えてきて微笑ましくなった大広間
だが、カノン隊長が、ニコニコ笑顔で話しだす
「で、泊まる前にもう一仕事お願いしますよ?」
カノン隊長の言葉に、とても嫌そうな顔をする四人
「みんなの魔力、体力、知力を調べさせてもらいますよ」
取り調べの内容をまとめながら、話すカノンに、嫌そうな四人
「ここは、そういう場所でもありますから」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説

悪役令嬢は所詮悪役令嬢
白雪の雫
ファンタジー
「アネット=アンダーソン!貴女の私に対する仕打ちは到底許されるものではありません!殿下、どうかあの平民の女に頭を下げるように言って下さいませ!」
魔力に秀でているという理由で聖女に選ばれてしまったアネットは、平民であるにも関わらず公爵令嬢にして王太子殿下の婚約者である自分を階段から突き落とそうとしただの、冬の池に突き落として凍死させようとしただの、魔物を操って殺そうとしただの──・・・。
リリスが言っている事は全て彼女達による自作自演だ。というより、ゲームの中でリリスがヒロインであるアネットに対して行っていた所業である。
愛しいリリスに縋られたものだから男としての株を上げたい王太子は、アネットが無実だと分かった上で彼女を断罪しようとするのだが、そこに父親である国王と教皇、そして聖女の夫がやって来る──・・・。
悪役令嬢がいい子ちゃん、ヒロインが脳内お花畑のビッチヒドインで『ざまぁ』されるのが多いので、逆にしたらどうなるのか?という思い付きで浮かんだ話です。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

【完結】白い結婚で生まれた私は王族にはなりません〜光の精霊王と予言の王女〜
白崎りか
ファンタジー
「悪女オリヴィア! 白い結婚を神官が証明した。婚姻は無効だ! 私は愛するフローラを王妃にする!」
即位したばかりの国王が、宣言した。
真実の愛で結ばれた王とその恋人は、永遠の愛を誓いあう。
だが、そこには大きな秘密があった。
王に命じられた神官は、白い結婚を偽証していた。
この時、悪女オリヴィアは娘を身ごもっていたのだ。
そして、光の精霊王の契約者となる予言の王女を産むことになる。
第一部 貴族学園編
私の名前はレティシア。
政略結婚した王と元王妃の間にできた娘なのだけど、私の存在は、生まれる前に消された。
だから、いとこの双子の姉ってことになってる。
この世界の貴族は、5歳になったら貴族学園に通わないといけない。私と弟は、そこで、契約獣を得るためのハードな訓練をしている。
私の異母弟にも会った。彼は私に、「目玉をよこせ」なんて言う、わがままな王子だった。
第二部 魔法学校編
失ってしまったかけがえのない人。
復讐のために精霊王と契約する。
魔法学校で再会した貴族学園時代の同級生。
毒薬を送った犯人を捜すために、パーティに出席する。
修行を続け、勇者の遺産を手にいれる。
前半は、ほのぼのゆっくり進みます。
後半は、どろどろさくさくです。
小説家になろう様にも投稿してます。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

【短編完結】婚約破棄ですか?了承致いたしますが確認です婚約者様
鏑木 うりこ
恋愛
マリア・ライナス!お前との婚約を破棄して、私はこのリーリエ・カント男爵令嬢と婚約する事にする!
わたくしの婚約者であるサルトル様が声高に叫びました。
なるほど分かりましたが、状況を良く確認させていただきましょうか?
あとからやはりなかった、間違いだったなどと言われてはたまったものではございませんからね?
シーン書き2作目です(*'ω'*)楽しい。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる