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三章L:暫時、言を繰るえ
三話:夜闇に紛れて
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「──『上り閃一両』」
俺らの頭上で空気が歪む。空気が『切れた』のだ。直感でそう感じた。にわかには信じ難い、そんなことはありえないからだ。しかし、今目の前でそれが起こっている。
空気の歪みは瞬く間に俺らの頭上を掠め、後ろの木の幹を通過した。
重心を失い、ぐらりと揺れる巨木。向かってくる方向はこちら側だ。滑るように倒れてくる。
「……ぐっ! すみませんが急を要しますので!」
「 ──きゃっ!?」
俺はゼラの首根っこを掴み、横に走る!!
焚き火を飛び越え、ガーベラから距離をなるべくとった。
[ズドーン!!]
俺とゼラと焚き火、そことガーベラとの間に木は倒れた。巨木の陰にガーベラの姿は隠れる。
俺がゼラから手を離すと、ゼラは俺の肩を引き寄せた。
「ローレル、コレをアンタに渡すわ。ガーベラの懐に入ってたやつ」
やはりあの時、くすねていたようだ。俺の見立ては正しかった! 自然と口角が上がってしまう。俺はゼラの方を見ながら手を差し出した。
「口だけでなく、手癖まで悪いんですね貴方は」
「お互い様よ。そんなもん」
ゼラは私に黒い玉を三つほど投げ渡してきた。なるほど、コレは……!
「『下り閃 三両』」
そんな声がしたと同時。目の前に縦に三本の斬撃が走った。
「──っっ!!」
両腕で顔を覆う。目の前から強風と共に木くずが飛んできた。
顔を上げると、目の前の木は見事に四等分にされている。その切れ目から悠然とガーベラは歩いてきた。その顔は、実に爽やかに笑っていた。
「躱すのか……今の閃きを!」
ガーベラは、震える声でそう言った。
「かわすに決まってんじゃない。 アタシたちはそんなにヤワじゃないわ」
「そうですよ。 私はともかくゼラの方を潰すには、質量兵器でも持ってくるんですね」
「褒められてるのに、ここまでいい気がしないのも久々ね」
俺たちは軽口を叩きながら、戦闘準備を整える。俺は背中から片手剣を抜き、ゼラは布を両拳に巻いた。そして辺りを見回す。焚き火から少し離れた森の中にビオサ。そして……あと十二、三分ってところか。
ひとしきり見終えてから、俺はガーベラに視線を戻した。ガーベラは剣を……その真っ黒で細い剣を今一度構え直した。そしてニヤリと笑う。
「準備は良さそうだな! では往くぞ──」
「待った」
走り出そうとしたガーベラは、俺の一言で静止した 。
「なぜだ? そなたらは先程準備をしていただろう?」
「まさか。 あの程度の話し合いで終わらせるなど、フェアじゃないですよ」
俺はポシェットから羊皮紙の切れ端を取り出して、ガーベラを見つめる。
「いいですか? 私たちは二人。一人の貴方より攻めにくく、打たれ弱いのです」
「左様か……いや? そんなはずは無いのではないか?」
疑念が確信に変わる前に、ゼラが畳み掛ける。
「そういうもんなのよ! アンタだって、これから逃げ場も闘志も失った二人と一匹なんか切りたくないでしょ?」
「うむ……そう言われると一理あるような……?」
「そういうことですよ。 では私とゼラが話終えるまで一時休戦を!」
俺は焚き火にかけられている串を一本とった。先の方は炭になっていて、かろうじて文字が書けそうだ。
そして串の先で軽い力を加えて、羊皮紙に書く。炭が少し着けばいい。羊皮紙は高い上、この先使えなくなると色々困る。
そしてその薄い字をゼラに手渡した。それを見たゼラは不服そうに目頭を押さえる。
「……本当に上手くいくの? 正気?」
「これで何ともならないなら、それまでです。あとは私が考えます。合わせてください」
「ええ。 お手並み拝見と行こうじゃないの……!」
俺は焚き火の前に立ち、剣を静かに構えた。
「終わったか?」
「ええ。貴方を倒すところまでは終わりました」
「笑止ッ!!」
それを合図にガーベラはこちらに飛び込んできた!
「『上り閃 二両』」
俺は剣を縦に構え、その横なぎの二閃を防ぐ……!
「ぐっ……!!」
想像より重かったその攻撃を、後ろに飛び退きながら受け止める。そして一歩下がって出方を伺う。
ガーベラは相変わらず不敵な笑みを浮かべ、剣を下に構えた。
「『下り閃 一両』!」
「──よっと!」
一回だけ放たれた下から上へ延びる真っ直ぐの斬撃を横なぎを合わせて打ち合い、防ぐ。
『上り閃』は上方向への横なぎ、『下り閃』は下から上への切り上げ。つまりは逆のことをすれば防げる。そして『○○両は』飛んでくる斬撃の数。
わざわざ予告してくれるのはありがたいが、正直言ってこれ以上早くなられると対応ができない。
ガーベラはどこか楽しげに、俺を眺めた。
「なるほど……それがしの剣技も小手調べでは通用しなくなるか」
「ええ。何とかして対応させていただきますよ」
「ならば……これで行くしかあるまいよッ!」
ガーベラはそう言うと、俺の頭上に飛び上がった!
「……『鈍行』ッッ!!」
そう言うと、ガーベラの体が空中でピタリと静止した。
「……!? ──ぐうっ!!」
そして、一瞬遅れて攻撃が来る。時間にしてわずか一秒にも満たない僅かな差だが、俺のペースを惑わすには充分だった。
「どうだ……来ると思った直前で止まり、再加速する剣戟は!!」
「──ぐっ!! はっきり言って気持ち悪いですよ! どうやってるのか分からないですし」
俺は三度目の斬撃に合わせ、ガーベラを押し返した。正直言ってタイミングは掴めていない。まぐれの成功だ。しかし、このまぐれを利用しないのはもったいない!
そろそろ時間的にも良い頃合いだ。
俺は腰に手を当てて話し始めた。
「……ところで、ガーベラさん。ここら辺に来たのはいつですか?日中は居ましたか?」
「いや……先程来たばかりだが」
「ここらは昼間は蒸すんです。しかしさすがは山。夜は夜でよく冷えるんですよ」
「……何が言いたい」
「周りを見てから言ってくださいよ」
ガーベラはようやくこちらから目を離し、周りを見始めた。
「ふむ……霧がでてきたな。それも……かなりの濃さの」
「さらに、もうひと工夫させていただきます」
俺は焚き火に向かって小袋を放り投げる。小袋の中身が燃え、みるみるうちに煙が立ちこめた。
驚いた様子のガーベラ。自分の懐をまさぐる。
「 ……コレはまさか!それがしの煙玉!?」
「フフフ……残念だったわね! アンタに近寄ったら、火薬の匂いがしたからこっそり拝借させてもらったわ!」
「煙に巻いて逃げる気か!!」
だが歴戦の魔王の右腕、決してうろたえない。静かに刀を構え直した。
「この程度の煙ならば切れるはずだ! 出し惜しみをしている余裕はないようだな。 ──『怪速……』」
「残念! 闇夜にも紛れますよ……!」
俺は焚き火に川の水をぶちまけた!
瞬く間に辺りは闇に包まれた。
「ほう……考えたな」
遠くで、ガーベラがそう呟いたのを耳にした。
すぐ近くの茂みの中。
「ブルルル……」
よし、ビオサも大丈夫そうだ。……このまま逃げるか。
「(ここからは、小声で話しますよ)」
「(わかったわ。……って言うかアンタ、このためだけに『目をつむってろ』って言ってたわけ?)」
「(そうです。 ガーベラは焚き火を挟んで私たちを見ていたはずですから、光に目が慣れていたはずですから)」
「(なるほどね。アンタにしてはやるじゃない……!)」
「……そこか」
「──っ!?」
急いで頭を下げると、上から枝がパラパラと落ちてきた。
「言っていなかったな。それがしは、夜目が利くのだ」
俺らの頭上で空気が歪む。空気が『切れた』のだ。直感でそう感じた。にわかには信じ難い、そんなことはありえないからだ。しかし、今目の前でそれが起こっている。
空気の歪みは瞬く間に俺らの頭上を掠め、後ろの木の幹を通過した。
重心を失い、ぐらりと揺れる巨木。向かってくる方向はこちら側だ。滑るように倒れてくる。
「……ぐっ! すみませんが急を要しますので!」
「 ──きゃっ!?」
俺はゼラの首根っこを掴み、横に走る!!
焚き火を飛び越え、ガーベラから距離をなるべくとった。
[ズドーン!!]
俺とゼラと焚き火、そことガーベラとの間に木は倒れた。巨木の陰にガーベラの姿は隠れる。
俺がゼラから手を離すと、ゼラは俺の肩を引き寄せた。
「ローレル、コレをアンタに渡すわ。ガーベラの懐に入ってたやつ」
やはりあの時、くすねていたようだ。俺の見立ては正しかった! 自然と口角が上がってしまう。俺はゼラの方を見ながら手を差し出した。
「口だけでなく、手癖まで悪いんですね貴方は」
「お互い様よ。そんなもん」
ゼラは私に黒い玉を三つほど投げ渡してきた。なるほど、コレは……!
「『下り閃 三両』」
そんな声がしたと同時。目の前に縦に三本の斬撃が走った。
「──っっ!!」
両腕で顔を覆う。目の前から強風と共に木くずが飛んできた。
顔を上げると、目の前の木は見事に四等分にされている。その切れ目から悠然とガーベラは歩いてきた。その顔は、実に爽やかに笑っていた。
「躱すのか……今の閃きを!」
ガーベラは、震える声でそう言った。
「かわすに決まってんじゃない。 アタシたちはそんなにヤワじゃないわ」
「そうですよ。 私はともかくゼラの方を潰すには、質量兵器でも持ってくるんですね」
「褒められてるのに、ここまでいい気がしないのも久々ね」
俺たちは軽口を叩きながら、戦闘準備を整える。俺は背中から片手剣を抜き、ゼラは布を両拳に巻いた。そして辺りを見回す。焚き火から少し離れた森の中にビオサ。そして……あと十二、三分ってところか。
ひとしきり見終えてから、俺はガーベラに視線を戻した。ガーベラは剣を……その真っ黒で細い剣を今一度構え直した。そしてニヤリと笑う。
「準備は良さそうだな! では往くぞ──」
「待った」
走り出そうとしたガーベラは、俺の一言で静止した 。
「なぜだ? そなたらは先程準備をしていただろう?」
「まさか。 あの程度の話し合いで終わらせるなど、フェアじゃないですよ」
俺はポシェットから羊皮紙の切れ端を取り出して、ガーベラを見つめる。
「いいですか? 私たちは二人。一人の貴方より攻めにくく、打たれ弱いのです」
「左様か……いや? そんなはずは無いのではないか?」
疑念が確信に変わる前に、ゼラが畳み掛ける。
「そういうもんなのよ! アンタだって、これから逃げ場も闘志も失った二人と一匹なんか切りたくないでしょ?」
「うむ……そう言われると一理あるような……?」
「そういうことですよ。 では私とゼラが話終えるまで一時休戦を!」
俺は焚き火にかけられている串を一本とった。先の方は炭になっていて、かろうじて文字が書けそうだ。
そして串の先で軽い力を加えて、羊皮紙に書く。炭が少し着けばいい。羊皮紙は高い上、この先使えなくなると色々困る。
そしてその薄い字をゼラに手渡した。それを見たゼラは不服そうに目頭を押さえる。
「……本当に上手くいくの? 正気?」
「これで何ともならないなら、それまでです。あとは私が考えます。合わせてください」
「ええ。 お手並み拝見と行こうじゃないの……!」
俺は焚き火の前に立ち、剣を静かに構えた。
「終わったか?」
「ええ。貴方を倒すところまでは終わりました」
「笑止ッ!!」
それを合図にガーベラはこちらに飛び込んできた!
「『上り閃 二両』」
俺は剣を縦に構え、その横なぎの二閃を防ぐ……!
「ぐっ……!!」
想像より重かったその攻撃を、後ろに飛び退きながら受け止める。そして一歩下がって出方を伺う。
ガーベラは相変わらず不敵な笑みを浮かべ、剣を下に構えた。
「『下り閃 一両』!」
「──よっと!」
一回だけ放たれた下から上へ延びる真っ直ぐの斬撃を横なぎを合わせて打ち合い、防ぐ。
『上り閃』は上方向への横なぎ、『下り閃』は下から上への切り上げ。つまりは逆のことをすれば防げる。そして『○○両は』飛んでくる斬撃の数。
わざわざ予告してくれるのはありがたいが、正直言ってこれ以上早くなられると対応ができない。
ガーベラはどこか楽しげに、俺を眺めた。
「なるほど……それがしの剣技も小手調べでは通用しなくなるか」
「ええ。何とかして対応させていただきますよ」
「ならば……これで行くしかあるまいよッ!」
ガーベラはそう言うと、俺の頭上に飛び上がった!
「……『鈍行』ッッ!!」
そう言うと、ガーベラの体が空中でピタリと静止した。
「……!? ──ぐうっ!!」
そして、一瞬遅れて攻撃が来る。時間にしてわずか一秒にも満たない僅かな差だが、俺のペースを惑わすには充分だった。
「どうだ……来ると思った直前で止まり、再加速する剣戟は!!」
「──ぐっ!! はっきり言って気持ち悪いですよ! どうやってるのか分からないですし」
俺は三度目の斬撃に合わせ、ガーベラを押し返した。正直言ってタイミングは掴めていない。まぐれの成功だ。しかし、このまぐれを利用しないのはもったいない!
そろそろ時間的にも良い頃合いだ。
俺は腰に手を当てて話し始めた。
「……ところで、ガーベラさん。ここら辺に来たのはいつですか?日中は居ましたか?」
「いや……先程来たばかりだが」
「ここらは昼間は蒸すんです。しかしさすがは山。夜は夜でよく冷えるんですよ」
「……何が言いたい」
「周りを見てから言ってくださいよ」
ガーベラはようやくこちらから目を離し、周りを見始めた。
「ふむ……霧がでてきたな。それも……かなりの濃さの」
「さらに、もうひと工夫させていただきます」
俺は焚き火に向かって小袋を放り投げる。小袋の中身が燃え、みるみるうちに煙が立ちこめた。
驚いた様子のガーベラ。自分の懐をまさぐる。
「 ……コレはまさか!それがしの煙玉!?」
「フフフ……残念だったわね! アンタに近寄ったら、火薬の匂いがしたからこっそり拝借させてもらったわ!」
「煙に巻いて逃げる気か!!」
だが歴戦の魔王の右腕、決してうろたえない。静かに刀を構え直した。
「この程度の煙ならば切れるはずだ! 出し惜しみをしている余裕はないようだな。 ──『怪速……』」
「残念! 闇夜にも紛れますよ……!」
俺は焚き火に川の水をぶちまけた!
瞬く間に辺りは闇に包まれた。
「ほう……考えたな」
遠くで、ガーベラがそう呟いたのを耳にした。
すぐ近くの茂みの中。
「ブルルル……」
よし、ビオサも大丈夫そうだ。……このまま逃げるか。
「(ここからは、小声で話しますよ)」
「(わかったわ。……って言うかアンタ、このためだけに『目をつむってろ』って言ってたわけ?)」
「(そうです。 ガーベラは焚き火を挟んで私たちを見ていたはずですから、光に目が慣れていたはずですから)」
「(なるほどね。アンタにしてはやるじゃない……!)」
「……そこか」
「──っ!?」
急いで頭を下げると、上から枝がパラパラと落ちてきた。
「言っていなかったな。それがしは、夜目が利くのだ」
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