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本編
第五節 準備は進む…というか俺のステータスはやっぱりどこかおかしいと思うんだ
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俺の過去の事は置いておくとして、だ。
現実問題として、心配がないわけじゃない。
魔王さんは、同行してくれると言ってくれている。
騎士団長も同行すると言っている。
副団長は行く、とは言っていないけれど、共に謁見の場にいたという事は、何かしら考えてくれているのには違いないだろう。
この国の重鎮が小さいとはいえ救援の為にと、多くが動くのは政治問題としても大変な事だ。本来ならば俺と騎士団長、それに騎士団から何人かぐらいが妥当に見える。
心配になって俺は口を開いていく。
「…あの、発言をしても?」
「うん?良いぞ?」
魔王さんは、少し表情は暗いものだったけど、機嫌が悪いわけではなさそうだ。
それならば、言うだけ言ってみよう。
「ありがとうございます。…私がそのコトーという村に行くのはいいのですが。騎士団長のオスカル様が同行してくださると、おっしゃっています。王様が同行してくださる理由が些か解りかねるのですが」
言った!言ってしまった!
心臓をバクバクさせながら、俺は魔王さんの反応を伺っていく。
「ああその事か。別にただ、お前の警護だけを理由に着いていく訳ではない。
元々、今回の依頼が来たのは王族に…つまりは国に来たようなもの。ならば、我とて行かない訳にもいかない。だからこその同行。フラウ達には面倒をかけるが、これは王命として受け取ってくれ。」
「解りました」
つまりは、オスカル様がおっしゃっていた発言はあくまで、この世界、この国で起きた事に対しての言葉だったという事か。
ならば俺が心配しても仕方がない。
「準備ができ次第、現地に向かう。それまでに悪いが、ユカリには最速最低限の知識は詰め込んでもらうからそのつもりで。それから、フラウ。お前には我が居ない間、前王に頼むと言っておいてくれ。」
改めて魔王さんが言う言葉に、俺は少しきょとんとしてしまった。
魔王さんが居ない間の執務を前の魔王さんに頼むってこと?でも、見た事がないような。俺の横では、フラウ様が「畏まりました。」と言っている。皆平然としているから、そんなに問題ないって事なのかなあ?
それから、魔王さんは退場してどこかに消えてしまった。
俺も急いで勉強しなくてはならないからと、ユーリにお願いして、家庭教師の先生を急いで寄こしてもらうことになった。
オスカル様は、王様も困ったものだとぼやいていたけれど、王命である事もあって、馬車の準備をするべく、各方面へと伝達する事を優先して謁見の間を出た後、駆け足でどこかへと消えてしまった。ひええ…本気の駆け足ではないだろうけれど、大変なことになってそうでちょっと怖い。
フラウ様は前王様のところへ向かうべく、一旦後宮へと行ったようだった。他にも王政に関わる重鎮達はいるらしいけれど、そういった人達には、よく魔王さんが外に出て行ってしまう事に反対されているみたいだから、とばっちりがフラウ様に来てしまうのだろう。
「やれやれ、仕方のない王ですね」と言いながら、飛竜に跨って後宮の方角へと飛んで行ってたから、俺は苦笑いをするしかない。なんで俺がそんな裏事情を知っているかと言うと、今絶賛、勉強中だからです。
俺の家庭教師にとあてがわれたのは、重鎮の一人でもある、老師のロー・アンダーテイカー卿だ。どういった経緯で俺が今ここにいるかを知っている人物の一人であり、ヒト族でもある。
魔族に教えを乞えるモノは確かに少しぐらいはあるだろう。でも俺は人間だ。
この世界のニンゲンとそう見た目は変わらない。
魔力は多くはないが、それでも扱えるニンゲンは少しはいるらしく、それがこのロー様もその一人だとか。その為に俺の師匠としてあてがわれたのは、誰が見ても納得の人選と言えよう。
そのロー先生は、若干、魔王さんの行動に目が余ると思っているらしく、先程までの出来事を俺が伝えると、フラウ様が飛竜に飛び乗ってどこかへ行ったのは後宮へ行ったからだとか、オスカル様が駆け足でどこかへと行ったのは、各方面へと伝達するために飛び回っているからだと嘆きながら説明してくれた。
今現在は、ようやく自分の能力をどう引き出すか、それにどうやって扱うかを中心とした、いわゆる魔法と術の前置きのところにきている。その為、危なくないようにと、魔法騎士たちが使う訓練場のひとつを借りていた。
「さて、そろそろお前さんにステータスの見方を教えようかの」
「はい、よろしくお願いします。」
素直に俺が頷くと、ロー先生はにこりと微笑み返してくれた。
「うむ。ではまず、術式を。まずは足元に、自分自身を囲うように五円形と星形を重ねて書いていく。白石でいい。白い線が出るから、間違える事もないだろう。」
言われて、そのようにして見せる。
「ふむ。こんなもんだろう。ではその後、『ステータス・オープン』と言うのだが…これは初めて見る時だけ…つまり、今だけじゃな。」
「わかりました。…『ステータス・オープン』」
倣って、言葉を紡ぐと、周りにぶわりと様々なスクリーン上のものが表れてきた。
「ほっほ。お前さんのステータスウインドウは豊かじゃな。で、だ。
今回必要なのは、自身の魔力測定に関するもの。それを呼び出すためには、目の前のウインドウのフォルダってやつの中に『マジックステータス』というのがあるはずだから、それを指でちょいっと触って見るといい」
言われて、その通りにしていく。
マジックステータス、というフォルダをタップしていくと、『フォルダ呼び出し名変更事項』というのが出てきて吃驚した。
「うまいじゃないか。そう、これは誰かに勝手にステータスを見られないようにするためだ。だから、今後は五円形と星形を書いた後、その変更した名前を術言にしたまえ。まあそうは言っても、口で言う訳じゃないし、心の中で言うものだから大丈夫だとは思うが念のため。儂は一旦席をはずす。お前さんがつけたい名前をつける事ができたら、この鈴を鳴らしてくれ」
「ありがとうございます…では」
言って、ロー先生から鈴を受け取り、席をはずすのを確認すると、俺は考えていく。何かのキャラクター名?それとも、別の何か。どうせなら、ちゃんとステータスを開くってことが解るモノがいいなあ。
「うーん…あ、そうだ」
少し考えた後、俺は目の前のウインドウを触りながら指でなぞる様に書いていく。
ちなみに文字は、最初は不安があったけれどどうやら、ステータス記述に関しては自分自身が見れる文字に変換されているらしいので、そのまま日本語で書いている。
俺が書いたのは、『開錠』だ。どうせ、誰かに教えても問題があるとは思えないけれど、日本語で呼びたいと思ったから。書き終える事ができたから、俺は鈴を鳴らしていく。
すると、ロー先生は、「おや、早かったの」と言って、俺のいる場所に戻ってきた。
瞬間移動かなんかしたか?と思うぐらいシュパッと一瞬の出来事だったので、俺は一瞬、心臓が止まるかと思ったぐらいだ。
「ロー先生…っ、ちょっと反則じゃないですか…?」
俺は思わず半眼ジト目になってしまう。俺は絶対悪くない。
「記入はできたみたいじゃな。では次に、先程書いたものを『マジックステータス』と呼んだ後に、脳内で呼んでみよ。それで、見たいものは見えるはず」
なんて、ふぉっふぉっ、と笑いながら髭を撫でながら言う。
うーん、なんか憎めない人なんだよなあ。さっきのは事前に教えてくれればよかったのにと思うけれど、つい気を許してしまいそうで怖い。
とにかく、ステータス確認だ。
「『マジックステータス』」開錠、と唱えて俺はごくりと唾を飲み込んでいく。
すると、今までいろいろなモノが出ていたものが引っ込んでゆき、代わりにマジック・ステータスというファイルらしいものが俺の目の前に現れていく。
さながら、ZIPデータがパスワードを記入したと同時に解凍されて出てくる、デジタル溢れるテキストファイルか何かのようだ。
「ほお、うまいではないか。…文字はこれは、儂には解らないようになっておるようだが。」
「俺の元の世界の国の言葉ですからね。なんだかすいません」
「いやいい。では、儂のも出してみせるから、順に従って説明してもらうぞ」
「はい」
そう言って、ロー先生もマジックステータス、と唱え、ひと呼吸分置くと、ロー先生のステータス表記されたものが俺の前に出現してきた。
もちろん、俺にはまだこの国の文字が解らないのでどう書かれているのかは解らない。
「まず、名前が書いてあって、次に年齢、ゼレスチア耐性力というのがある。それは無視してくれてかまわん。
その後に書いてあるものが重要なのだ。
HP、MPから順を追って、称号までを言える範囲で構わないから教えてくれ。」
「わかりました。」
俺のステータス表には、色々な事が書いてあった。
基準がどの程度か解らないけれど、HP、MPは多分チートに近いんだろうなあと思えてしまうのは気のせいじゃないんだろうな。
どこかでバレてしまう可能性だってある。ならば最初っから言ったほうが良いんだろうな。
俺から見えるステータスはこんな感じだった。
======
名前 ユカリ・フジサト
年 21歳
ゼレスチア耐性力 100000000%
HP 5000000/5000000
MP 100000/100000
魔力属性 全属性 あり
スキル 踊り子(回復系)Lv5 神下し(復活系)Lv1
ユニークスキル ブック(医療補佐)Lv1
従魔保持適正 あり
称号 《渡界人》・《神子》・《舞踊の申し子》・《魅了神舞の使い手》・《癒しの祈り手》
======
なんだこれは…!
まず踊り方向が何か変な方向にスキルや能力にスイッチが入っている。
あと、スキルにある神下しってなんなんだろう。称号にある癒しの祈り手っていうのにも嫌な予感しかない。
それでも、答えが出るのは、ロー先生に言ってからだ。
正直に言うって決めてたからな。
現実問題として、心配がないわけじゃない。
魔王さんは、同行してくれると言ってくれている。
騎士団長も同行すると言っている。
副団長は行く、とは言っていないけれど、共に謁見の場にいたという事は、何かしら考えてくれているのには違いないだろう。
この国の重鎮が小さいとはいえ救援の為にと、多くが動くのは政治問題としても大変な事だ。本来ならば俺と騎士団長、それに騎士団から何人かぐらいが妥当に見える。
心配になって俺は口を開いていく。
「…あの、発言をしても?」
「うん?良いぞ?」
魔王さんは、少し表情は暗いものだったけど、機嫌が悪いわけではなさそうだ。
それならば、言うだけ言ってみよう。
「ありがとうございます。…私がそのコトーという村に行くのはいいのですが。騎士団長のオスカル様が同行してくださると、おっしゃっています。王様が同行してくださる理由が些か解りかねるのですが」
言った!言ってしまった!
心臓をバクバクさせながら、俺は魔王さんの反応を伺っていく。
「ああその事か。別にただ、お前の警護だけを理由に着いていく訳ではない。
元々、今回の依頼が来たのは王族に…つまりは国に来たようなもの。ならば、我とて行かない訳にもいかない。だからこその同行。フラウ達には面倒をかけるが、これは王命として受け取ってくれ。」
「解りました」
つまりは、オスカル様がおっしゃっていた発言はあくまで、この世界、この国で起きた事に対しての言葉だったという事か。
ならば俺が心配しても仕方がない。
「準備ができ次第、現地に向かう。それまでに悪いが、ユカリには最速最低限の知識は詰め込んでもらうからそのつもりで。それから、フラウ。お前には我が居ない間、前王に頼むと言っておいてくれ。」
改めて魔王さんが言う言葉に、俺は少しきょとんとしてしまった。
魔王さんが居ない間の執務を前の魔王さんに頼むってこと?でも、見た事がないような。俺の横では、フラウ様が「畏まりました。」と言っている。皆平然としているから、そんなに問題ないって事なのかなあ?
それから、魔王さんは退場してどこかに消えてしまった。
俺も急いで勉強しなくてはならないからと、ユーリにお願いして、家庭教師の先生を急いで寄こしてもらうことになった。
オスカル様は、王様も困ったものだとぼやいていたけれど、王命である事もあって、馬車の準備をするべく、各方面へと伝達する事を優先して謁見の間を出た後、駆け足でどこかへと消えてしまった。ひええ…本気の駆け足ではないだろうけれど、大変なことになってそうでちょっと怖い。
フラウ様は前王様のところへ向かうべく、一旦後宮へと行ったようだった。他にも王政に関わる重鎮達はいるらしいけれど、そういった人達には、よく魔王さんが外に出て行ってしまう事に反対されているみたいだから、とばっちりがフラウ様に来てしまうのだろう。
「やれやれ、仕方のない王ですね」と言いながら、飛竜に跨って後宮の方角へと飛んで行ってたから、俺は苦笑いをするしかない。なんで俺がそんな裏事情を知っているかと言うと、今絶賛、勉強中だからです。
俺の家庭教師にとあてがわれたのは、重鎮の一人でもある、老師のロー・アンダーテイカー卿だ。どういった経緯で俺が今ここにいるかを知っている人物の一人であり、ヒト族でもある。
魔族に教えを乞えるモノは確かに少しぐらいはあるだろう。でも俺は人間だ。
この世界のニンゲンとそう見た目は変わらない。
魔力は多くはないが、それでも扱えるニンゲンは少しはいるらしく、それがこのロー様もその一人だとか。その為に俺の師匠としてあてがわれたのは、誰が見ても納得の人選と言えよう。
そのロー先生は、若干、魔王さんの行動に目が余ると思っているらしく、先程までの出来事を俺が伝えると、フラウ様が飛竜に飛び乗ってどこかへ行ったのは後宮へ行ったからだとか、オスカル様が駆け足でどこかへと行ったのは、各方面へと伝達するために飛び回っているからだと嘆きながら説明してくれた。
今現在は、ようやく自分の能力をどう引き出すか、それにどうやって扱うかを中心とした、いわゆる魔法と術の前置きのところにきている。その為、危なくないようにと、魔法騎士たちが使う訓練場のひとつを借りていた。
「さて、そろそろお前さんにステータスの見方を教えようかの」
「はい、よろしくお願いします。」
素直に俺が頷くと、ロー先生はにこりと微笑み返してくれた。
「うむ。ではまず、術式を。まずは足元に、自分自身を囲うように五円形と星形を重ねて書いていく。白石でいい。白い線が出るから、間違える事もないだろう。」
言われて、そのようにして見せる。
「ふむ。こんなもんだろう。ではその後、『ステータス・オープン』と言うのだが…これは初めて見る時だけ…つまり、今だけじゃな。」
「わかりました。…『ステータス・オープン』」
倣って、言葉を紡ぐと、周りにぶわりと様々なスクリーン上のものが表れてきた。
「ほっほ。お前さんのステータスウインドウは豊かじゃな。で、だ。
今回必要なのは、自身の魔力測定に関するもの。それを呼び出すためには、目の前のウインドウのフォルダってやつの中に『マジックステータス』というのがあるはずだから、それを指でちょいっと触って見るといい」
言われて、その通りにしていく。
マジックステータス、というフォルダをタップしていくと、『フォルダ呼び出し名変更事項』というのが出てきて吃驚した。
「うまいじゃないか。そう、これは誰かに勝手にステータスを見られないようにするためだ。だから、今後は五円形と星形を書いた後、その変更した名前を術言にしたまえ。まあそうは言っても、口で言う訳じゃないし、心の中で言うものだから大丈夫だとは思うが念のため。儂は一旦席をはずす。お前さんがつけたい名前をつける事ができたら、この鈴を鳴らしてくれ」
「ありがとうございます…では」
言って、ロー先生から鈴を受け取り、席をはずすのを確認すると、俺は考えていく。何かのキャラクター名?それとも、別の何か。どうせなら、ちゃんとステータスを開くってことが解るモノがいいなあ。
「うーん…あ、そうだ」
少し考えた後、俺は目の前のウインドウを触りながら指でなぞる様に書いていく。
ちなみに文字は、最初は不安があったけれどどうやら、ステータス記述に関しては自分自身が見れる文字に変換されているらしいので、そのまま日本語で書いている。
俺が書いたのは、『開錠』だ。どうせ、誰かに教えても問題があるとは思えないけれど、日本語で呼びたいと思ったから。書き終える事ができたから、俺は鈴を鳴らしていく。
すると、ロー先生は、「おや、早かったの」と言って、俺のいる場所に戻ってきた。
瞬間移動かなんかしたか?と思うぐらいシュパッと一瞬の出来事だったので、俺は一瞬、心臓が止まるかと思ったぐらいだ。
「ロー先生…っ、ちょっと反則じゃないですか…?」
俺は思わず半眼ジト目になってしまう。俺は絶対悪くない。
「記入はできたみたいじゃな。では次に、先程書いたものを『マジックステータス』と呼んだ後に、脳内で呼んでみよ。それで、見たいものは見えるはず」
なんて、ふぉっふぉっ、と笑いながら髭を撫でながら言う。
うーん、なんか憎めない人なんだよなあ。さっきのは事前に教えてくれればよかったのにと思うけれど、つい気を許してしまいそうで怖い。
とにかく、ステータス確認だ。
「『マジックステータス』」開錠、と唱えて俺はごくりと唾を飲み込んでいく。
すると、今までいろいろなモノが出ていたものが引っ込んでゆき、代わりにマジック・ステータスというファイルらしいものが俺の目の前に現れていく。
さながら、ZIPデータがパスワードを記入したと同時に解凍されて出てくる、デジタル溢れるテキストファイルか何かのようだ。
「ほお、うまいではないか。…文字はこれは、儂には解らないようになっておるようだが。」
「俺の元の世界の国の言葉ですからね。なんだかすいません」
「いやいい。では、儂のも出してみせるから、順に従って説明してもらうぞ」
「はい」
そう言って、ロー先生もマジックステータス、と唱え、ひと呼吸分置くと、ロー先生のステータス表記されたものが俺の前に出現してきた。
もちろん、俺にはまだこの国の文字が解らないのでどう書かれているのかは解らない。
「まず、名前が書いてあって、次に年齢、ゼレスチア耐性力というのがある。それは無視してくれてかまわん。
その後に書いてあるものが重要なのだ。
HP、MPから順を追って、称号までを言える範囲で構わないから教えてくれ。」
「わかりました。」
俺のステータス表には、色々な事が書いてあった。
基準がどの程度か解らないけれど、HP、MPは多分チートに近いんだろうなあと思えてしまうのは気のせいじゃないんだろうな。
どこかでバレてしまう可能性だってある。ならば最初っから言ったほうが良いんだろうな。
俺から見えるステータスはこんな感じだった。
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名前 ユカリ・フジサト
年 21歳
ゼレスチア耐性力 100000000%
HP 5000000/5000000
MP 100000/100000
魔力属性 全属性 あり
スキル 踊り子(回復系)Lv5 神下し(復活系)Lv1
ユニークスキル ブック(医療補佐)Lv1
従魔保持適正 あり
称号 《渡界人》・《神子》・《舞踊の申し子》・《魅了神舞の使い手》・《癒しの祈り手》
======
なんだこれは…!
まず踊り方向が何か変な方向にスキルや能力にスイッチが入っている。
あと、スキルにある神下しってなんなんだろう。称号にある癒しの祈り手っていうのにも嫌な予感しかない。
それでも、答えが出るのは、ロー先生に言ってからだ。
正直に言うって決めてたからな。
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