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願いは流星とともに
エピローグ - 1
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荘厳な雰囲気の室内。その中央に、彼女はいた。
「あら、いつの間にこんな所がほつれて」
彼女の眼前には、ジオラマを思わせる小さな世界。それは、彼女自身が生み出した領域の縮小図だった。
その端が、彼女の目には歪んで見えた。そこに手を触れる。意識を集中させた後、ゆっくりとその手を離した。
その該当箇所を再び見る時には、美しく仕上がっている。それは、実際の領域にできた傷も癒えたということを意味していた。
彼女は満足げに頷く。
「うん、キレイキレイ。でも、ちょっと目を離すとこれだから安心できないのよね」
しばらくの間、彼女自身の心がここにあらずだったせいか目に見えて領域内に乱れが生じていた。それを修正しようとして、はや半年。壊れては直し、直しては壊れていての繰り返しだ。
「それだけだったら、楽なんですけどね」
彼女には、他にも色々と憂慮すべき事柄が多い。心休まることなく常に気を使っていなければならない。
こうして、他の星妖精の為に領域のことだけに努めている時間は気楽でもある。
こちらの思惑と外れて自分勝手に振る舞う星妖精の一団。他の妖精族の領域が接触したことによる小競り合い。そして、何より娘の失踪という事態。
解決したものもあれば、現在進行系のものもある。できれば、もう一つくらい体をコピーしたいという欲求が生まれてくる。
「でも、ライツだけで限界だから。私の体」
彼女こそが星の妖精王、リッツ。
かつて、妖精界を襲った危機を救った英雄であり、伝説の『星使い』と称えられる存在である。
「あら?」
彼女が住まい、そして仕事場にしている宮殿内に仲間以外の気配を感じ取ったリッツ。それはどこからか転移してきた後に、こちらに向かって歩いてきている。
悪意を持った者ではなさそうなので、そのまま部屋で待ち構えることにする。その影が室内に踏み込んできたところで、リッツは振り返った。
「相変わらず、ここは眩しすぎて目が疲れるのぉ」
そこには、目をこすりながら歩み寄ってくる、青の混ざった濃い紫の和装に身を包んだ少女。
「桔梗?」
「よ、久しいの」
リッツの声に気づいた桔梗は右手を振って呼びかけに応えていた。
桔梗はリッツにとって、数少ない心許せる相手であった。他種族では、彼女以外は皆無と言っていい友と呼べる相手である。
常に気を張っているリッツであるが、桔梗相手には全く壁を作らない。リッツが幼い頃をよく知っている彼女相手に、今更取り繕っても仕方ないという思いのせいでもあるのだが。
「いつ以来じゃ? お互い自由に動ける身分ではないからの。幾分、わしの方が動きやすいか」
軽い口調で話す桔梗であったが、彼女の目はリッツの体の変化を目ざとく見つけていた。
(焼けたのぉ、髪も瞳も)
虹色に輝く羽根も、そこから溢れる星の量も変化はない。しかし、前に会った時は美しい金色だった髪色に朱が混じり、瑠璃色だった瞳は濃紺へと変わっていた。
それが、いわゆる老化が原因であることを桔梗は知っている。まだ今すぐに、というわけではないが、確実に昔より死の気配が強くなっていることを桔梗は感じ取っていた。
直接リッツの口からそれを聞いた覚えはないし、桔梗は今後も話題にするつもりはない。
(汝が言い出すまでは聞かぬよ、わしは)
死はあっても、老いることのない桔梗にはその事実に触れる資格はないと思っている。
「それで、まさかあなたが旧交を温めるためだけにきたわけではないでしょう? 私はそれだけでも嬉しいですが」
「ほんにそうじゃ。わしも会いに来るだけの方がどれほど良いか」
妖精界に戻ればリッツに会う機会も増えるかと思っていたが、何か理由がなければ機会をつくることすらできないのが桔梗にはもどかしい。
「カーラの処分、予想通り寛大なものになりそうじゃて」
「あら、そうなんですか?」
若干、気持ちの入っていないリッツの返事にもやっとしたものを桔梗は感じたが、構わず続ける。
「騒ぎの大きさに比べて誰も殺めてないからの。前の時も力が暴走した時に一人だけじゃし、人間側の法律やらで考えても情状酌量の余地はあろうて」
そのカーラが殺した相手も、理性で十分制御できる程度の欲望を表に出していた時点で言語道断だと桔梗自身は思っている。十分、正当防衛だろう。
それに、カーラの発見が遅れたのは闇の妖精王側の不手際だ。そもそも、カーラの血筋にあたる種族は命尽きる前に人と交わって後継者を残そうとする。カーラの親にあたる者も、そうした結果彼女を生み出したのだ。
カーラにとって不幸だったのは本来人間のパートナーを守らなけれならないはずの存在が、彼女が生まれる前に消滅してしまったこと。そして、カーラの信心が闇妖精としての本能を抑えつけてしまい、他の妖精達に気づかれずに成長してしまったことだ。
「結局、あやつは人間でいたかったんじゃよ」
絶望で心が真っ黒に塗りつぶされていても、彼女自身は単純に愛を求めていた。そして、本人も無意識のうちに一線を越えぬように力を制御していたのだ。
だから、今のカーラに対して、闇の妖精王は何の脅威も感じていない。欲しかったものを欠片でも手にいれることができた彼女は、最早世界に仇をなそうという気は微塵もないのだから。
「ルーミには伝えるな。あやつが、またこっちに乗り込んで『斬り捨て御免!』とか言い出したらかなわんて。うちの門番、未だに治療室通いなんじゃぞ」
「その節は、本当にご迷惑を……」
「汝の部下じゃろ、しっかり教育せいっ」
うやうやしく頭を下げていたリッツが面を上げる。
「お詫びに、彼女はハラキリをすると言っていましたけど」
「いらぬわっ! 腹を切ったくらいで死なぬじゃろうに。あやつの妙な大和趣味はどこから来たんじゃ」
そんな感じで、第三者をネタにしつつ話を盛り上げてきたのだが、桔梗はずっとリッツの態度に違和感を感じていた。
それはリッツの、娘であるライツへのスタンスだ。桔梗がおかしく思うほど、リッツはライツに対して他人行儀である。
カーラに対しても、側近のルーミよりも先に怒るべきはリッツではないかと桔梗は思ってしまう。
(ほんに複製品扱いなんじゃな)
リッツ本人は、そうは思っていない。意図的に厳しくしている部分は多々あるが、冷たくしようとはしていない。しかし、彼女の本能がそういう態度をとらせてしまうのだろう。
そもそも「子を作る」という機能がない星妖精である彼女が、無理やり力を駆使して生み出したのがライツという存在である。誕生から歪んでいるせいか、彼女らの関係性は桔梗が思う親子と少しズレていた。
(わしも言えぬ立場じゃし、何も口出しせんがの)
いつか見た、愛おしそうに子を抱く人間の母親の姿を思い出す。ああいう関係をリッツに求めるのは酷だろうと桔梗は思う。
(リッツに子ができたと聞いた時は、もしや、と思ったんじゃが。やはり、子を産むだけでは無理なんじゃろうなぁ)
桔梗は「命をつなぐ」ことに、ちょっとした憧れを抱いていた。
桔梗の誕生も、星妖精達と似たようなものだ。いつのまにか生まれていて、いつしか誰にも知られず消滅する。桔梗の命は、そんな宿命にある。たとえ、紛い物でも跡継ぎを作ることのできたリッツと違い、桔梗にそういった機能も力もない。
うまく言い表せない孤独を感じ始めたのはいつだったろうか。桔梗が人間にちょっかいをかけ始めたのも、そんな時期だった。
皮肉なことに、桔梗が関わり始めた頃から、人の心は幻想からどんどん離れていってしまったのだが。
(じゃから、洋介に会うた時は盛り上がり過ぎて構いすぎたんじゃったな。……おう、そうじゃそうじゃ)
洋介のことを思い出した所で、目的をもう一つ思い出した。
「ライツの姿が見えぬが、どこじゃ? また、外を飛び回っておるのか」
報告でしか聞いていないから、確信は持てていない。しかし、本当に自分の知っている洋介が今回の事件に関わっているのであれば、自分でも妙な縁だと桔梗は思う。
ぜひ、ライツ本人から聞いてみたかった。もし、本人だと確信を持てたなら今の彼の様子を聞いてみたかった。
珍しく目を輝かせる桔梗に驚いて、思わず真顔になるリッツ。その後、ちょっとだけ首を傾げる仕草を見せた。
「あらあら、ふふふ」
しかし、すぐに何か含みを持った笑みを浮かべるのであった。
「あら、いつの間にこんな所がほつれて」
彼女の眼前には、ジオラマを思わせる小さな世界。それは、彼女自身が生み出した領域の縮小図だった。
その端が、彼女の目には歪んで見えた。そこに手を触れる。意識を集中させた後、ゆっくりとその手を離した。
その該当箇所を再び見る時には、美しく仕上がっている。それは、実際の領域にできた傷も癒えたということを意味していた。
彼女は満足げに頷く。
「うん、キレイキレイ。でも、ちょっと目を離すとこれだから安心できないのよね」
しばらくの間、彼女自身の心がここにあらずだったせいか目に見えて領域内に乱れが生じていた。それを修正しようとして、はや半年。壊れては直し、直しては壊れていての繰り返しだ。
「それだけだったら、楽なんですけどね」
彼女には、他にも色々と憂慮すべき事柄が多い。心休まることなく常に気を使っていなければならない。
こうして、他の星妖精の為に領域のことだけに努めている時間は気楽でもある。
こちらの思惑と外れて自分勝手に振る舞う星妖精の一団。他の妖精族の領域が接触したことによる小競り合い。そして、何より娘の失踪という事態。
解決したものもあれば、現在進行系のものもある。できれば、もう一つくらい体をコピーしたいという欲求が生まれてくる。
「でも、ライツだけで限界だから。私の体」
彼女こそが星の妖精王、リッツ。
かつて、妖精界を襲った危機を救った英雄であり、伝説の『星使い』と称えられる存在である。
「あら?」
彼女が住まい、そして仕事場にしている宮殿内に仲間以外の気配を感じ取ったリッツ。それはどこからか転移してきた後に、こちらに向かって歩いてきている。
悪意を持った者ではなさそうなので、そのまま部屋で待ち構えることにする。その影が室内に踏み込んできたところで、リッツは振り返った。
「相変わらず、ここは眩しすぎて目が疲れるのぉ」
そこには、目をこすりながら歩み寄ってくる、青の混ざった濃い紫の和装に身を包んだ少女。
「桔梗?」
「よ、久しいの」
リッツの声に気づいた桔梗は右手を振って呼びかけに応えていた。
桔梗はリッツにとって、数少ない心許せる相手であった。他種族では、彼女以外は皆無と言っていい友と呼べる相手である。
常に気を張っているリッツであるが、桔梗相手には全く壁を作らない。リッツが幼い頃をよく知っている彼女相手に、今更取り繕っても仕方ないという思いのせいでもあるのだが。
「いつ以来じゃ? お互い自由に動ける身分ではないからの。幾分、わしの方が動きやすいか」
軽い口調で話す桔梗であったが、彼女の目はリッツの体の変化を目ざとく見つけていた。
(焼けたのぉ、髪も瞳も)
虹色に輝く羽根も、そこから溢れる星の量も変化はない。しかし、前に会った時は美しい金色だった髪色に朱が混じり、瑠璃色だった瞳は濃紺へと変わっていた。
それが、いわゆる老化が原因であることを桔梗は知っている。まだ今すぐに、というわけではないが、確実に昔より死の気配が強くなっていることを桔梗は感じ取っていた。
直接リッツの口からそれを聞いた覚えはないし、桔梗は今後も話題にするつもりはない。
(汝が言い出すまでは聞かぬよ、わしは)
死はあっても、老いることのない桔梗にはその事実に触れる資格はないと思っている。
「それで、まさかあなたが旧交を温めるためだけにきたわけではないでしょう? 私はそれだけでも嬉しいですが」
「ほんにそうじゃ。わしも会いに来るだけの方がどれほど良いか」
妖精界に戻ればリッツに会う機会も増えるかと思っていたが、何か理由がなければ機会をつくることすらできないのが桔梗にはもどかしい。
「カーラの処分、予想通り寛大なものになりそうじゃて」
「あら、そうなんですか?」
若干、気持ちの入っていないリッツの返事にもやっとしたものを桔梗は感じたが、構わず続ける。
「騒ぎの大きさに比べて誰も殺めてないからの。前の時も力が暴走した時に一人だけじゃし、人間側の法律やらで考えても情状酌量の余地はあろうて」
そのカーラが殺した相手も、理性で十分制御できる程度の欲望を表に出していた時点で言語道断だと桔梗自身は思っている。十分、正当防衛だろう。
それに、カーラの発見が遅れたのは闇の妖精王側の不手際だ。そもそも、カーラの血筋にあたる種族は命尽きる前に人と交わって後継者を残そうとする。カーラの親にあたる者も、そうした結果彼女を生み出したのだ。
カーラにとって不幸だったのは本来人間のパートナーを守らなけれならないはずの存在が、彼女が生まれる前に消滅してしまったこと。そして、カーラの信心が闇妖精としての本能を抑えつけてしまい、他の妖精達に気づかれずに成長してしまったことだ。
「結局、あやつは人間でいたかったんじゃよ」
絶望で心が真っ黒に塗りつぶされていても、彼女自身は単純に愛を求めていた。そして、本人も無意識のうちに一線を越えぬように力を制御していたのだ。
だから、今のカーラに対して、闇の妖精王は何の脅威も感じていない。欲しかったものを欠片でも手にいれることができた彼女は、最早世界に仇をなそうという気は微塵もないのだから。
「ルーミには伝えるな。あやつが、またこっちに乗り込んで『斬り捨て御免!』とか言い出したらかなわんて。うちの門番、未だに治療室通いなんじゃぞ」
「その節は、本当にご迷惑を……」
「汝の部下じゃろ、しっかり教育せいっ」
うやうやしく頭を下げていたリッツが面を上げる。
「お詫びに、彼女はハラキリをすると言っていましたけど」
「いらぬわっ! 腹を切ったくらいで死なぬじゃろうに。あやつの妙な大和趣味はどこから来たんじゃ」
そんな感じで、第三者をネタにしつつ話を盛り上げてきたのだが、桔梗はずっとリッツの態度に違和感を感じていた。
それはリッツの、娘であるライツへのスタンスだ。桔梗がおかしく思うほど、リッツはライツに対して他人行儀である。
カーラに対しても、側近のルーミよりも先に怒るべきはリッツではないかと桔梗は思ってしまう。
(ほんに複製品扱いなんじゃな)
リッツ本人は、そうは思っていない。意図的に厳しくしている部分は多々あるが、冷たくしようとはしていない。しかし、彼女の本能がそういう態度をとらせてしまうのだろう。
そもそも「子を作る」という機能がない星妖精である彼女が、無理やり力を駆使して生み出したのがライツという存在である。誕生から歪んでいるせいか、彼女らの関係性は桔梗が思う親子と少しズレていた。
(わしも言えぬ立場じゃし、何も口出しせんがの)
いつか見た、愛おしそうに子を抱く人間の母親の姿を思い出す。ああいう関係をリッツに求めるのは酷だろうと桔梗は思う。
(リッツに子ができたと聞いた時は、もしや、と思ったんじゃが。やはり、子を産むだけでは無理なんじゃろうなぁ)
桔梗は「命をつなぐ」ことに、ちょっとした憧れを抱いていた。
桔梗の誕生も、星妖精達と似たようなものだ。いつのまにか生まれていて、いつしか誰にも知られず消滅する。桔梗の命は、そんな宿命にある。たとえ、紛い物でも跡継ぎを作ることのできたリッツと違い、桔梗にそういった機能も力もない。
うまく言い表せない孤独を感じ始めたのはいつだったろうか。桔梗が人間にちょっかいをかけ始めたのも、そんな時期だった。
皮肉なことに、桔梗が関わり始めた頃から、人の心は幻想からどんどん離れていってしまったのだが。
(じゃから、洋介に会うた時は盛り上がり過ぎて構いすぎたんじゃったな。……おう、そうじゃそうじゃ)
洋介のことを思い出した所で、目的をもう一つ思い出した。
「ライツの姿が見えぬが、どこじゃ? また、外を飛び回っておるのか」
報告でしか聞いていないから、確信は持てていない。しかし、本当に自分の知っている洋介が今回の事件に関わっているのであれば、自分でも妙な縁だと桔梗は思う。
ぜひ、ライツ本人から聞いてみたかった。もし、本人だと確信を持てたなら今の彼の様子を聞いてみたかった。
珍しく目を輝かせる桔梗に驚いて、思わず真顔になるリッツ。その後、ちょっとだけ首を傾げる仕草を見せた。
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