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プロローグ
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男は南ロデオ通りの外れにある協会跡にティアを連れ込んだ。
貧民街に近く、治安も良くない一角にあったためか、その協会は打ち捨てられて数年が経過していた。
「この時間にそんな格好で宿屋に行くと、憲兵隊を呼ばれる。金を渡すから陽が昇ったら服と食べ物を買ってこい」
「ありがとうございます。私はティアと言います。名前を聞いてもいいですか?」
ティアは羽織っている革の外套の前を押さえながら訊ねた。
素肌の上に直接外套を羽織っていることに、男は気づいているはずだ。助けてくれたとは言え、見ず知らずの男と二人きりで人気のない協会にいることに、ティアは不安を感じていた。先ほどの男のように、目の前の男が襲いかかってこないとも限らないのだ。
「ジョン=ドゥ」
男が短く答えた。だが、ジョン=ドゥとは、「名無し」という意味だった。
「名乗るつもりはない。名がなければ不便だというのであれば、ジョン=ドゥと呼べ」
「分かりました。では、ジョンさんと呼ばせてもらいます」
「好きにしろ」
そう告げると、男は崩れた壁から外を見上げた。朝焼けが始まり、日の出が間近に迫っているようだった。
ティアは観察するように男を見た。
年齢は二十代前半くらいのようだ。黒い髪を伸ばし、後ろで無造作に結んでいた。黒瞳で眼光は鋭く、獲物を探す鷹のようだった。顔の造作は整っており、眼光の鋭ささえなければ美男子といって良かった。
背はかなり高く、百八十五メッツェはありそうだ。細身だが身動きは俊敏で、かなり鍛えていることが窺われた。その体を黒いローブに包んでいた。
「ジョンさん、一つだけ教えてください」
ヘテロクロミアの瞳に真剣な光を映して、ティアが訊ねた。
「何だ?」
「先ほど、<イルシオン>って言ってその刀を呼び出しましたね。<イルシオン>とは、あの神刀<イルシオン>のことですか?」
ユピテル皇国には千四百年前の建国時から伝わる三種の神器があった。神剣<ブリューナク>、神刀<イルシオン>、神盾<アイネイアース>である。この存在を知る者は、皇族か上位貴族の一部しかいなかった。
「その前に、俺もお前に聞きたいことがある。復讐を望むのか?」
「……! それは……」
ジョンが言う復讐の意味をティアは考えた。アルバートを殺されたことを言っているのか。それとも、ティア自身が凌辱されたことを指しているのか。
だが、何故それをジョンが知っているのかが、ティアには分からなかった。
「俺にはお前の幼なじみが殺されたことも、お前が犯されたことも、見えていた」
「見えていた?」
ジョンの言葉の意味をティアは考えた。「見ていた」ではなく、「見えていた」とジョンは言った。透視のような魔法でも使えるのだろうか。
「そう。見えていた。だが、場所が分からなかった。すぐに助けに行けなかったのは、そのためだ」
「見えていたって、どういう意味ですか?」
「今は言えぬ。それより、俺の質問に答えろ。復讐を望むのか?」
ジョンの言葉に、ティアは即断した。
「望みます。私の屈辱に対してもそうですが、何よりもアルバートの仇を討ちたい」
「そうか。では、これを貸そう」
そう告げると、ジョンは<イルシオン>を差し出してきた。
これが本物の<イルシオン>であれば、国宝でもある。もし彼が盗み出していたのであれば、持っているだけで重罪だった。
「何故、それを私に? それに、あなたはまだ私の質問に答えてくれていません。それは本物の<イルシオン>なんですか?」
三種の神器の存在は知っていても、ティアは実物を見たことがなかった。第一皇女であるティアでさえ見ることが叶わない。三種の神器とはそれほど厳重に管理をされた秘宝だった。
「本物だ」
ジョンが短く答えた。先ほどティアを救った時、ジョンは<イルシオン>を呼び出して見せた。偽物にあんなことはできないだろう。ティアはジョンの言葉に偽りがないことを感じていた。
だが、本物を持っていること自体が問題だった。
「どうして、あなたが<イルシオン>を持っているんですか? 盗んだのですか?」
ヘテロクロミアの瞳が真剣さと厳しさを映し出した。
「知らなかったのか? <イルシオン>は五年前にユピテル皇家から紛失している。出奔した皇子が持ち出したそうだ。そして、皇子は死に、<イルシオン>は巡り巡って俺の手元に来た」
五年前に出奔した皇子と言えば、第一皇子であるオルフェウス皇子のことだった。当時、ティアはまだ十二歳だったため、出奔の理由など詳しい話は聞かされていなかった。だが、オルフェウスに遊んでもらったという記憶はあった。
「オルフェウス皇子が亡くなったというのは本当ですか。いつ、どのようにして?」
「三年ほど前らしい。病気とも怪我とも言われているが、俺は暗殺だと考えている。皇子を亡き者にしたい奴は多いだろうからな」
ジョンの言葉が本当であれば、重大な情報だった。オルフェウス皇子がすでに亡くなっていることが分かれば、ユピテル皇家の皇位継承権にも影響がある。出奔したとは言え、現時点でオルフェウス皇子は皇位継承権第一位なのだ。
「オルフェウス皇子が亡くなったという証拠はあるのですか?」
「そんなものあるわけない。あくまで噂だ。だが、<イルシオン>がここにあるということも、強いて言えば証拠と言えるんじゃないのか?」
オルフェウスが<イルシオン>を持ち出したのであれば、神刀<イルシオン>を簡単に手放すはずはなかった。だから、この<イルシオン>が本物であるならば、オルフェウスはすでに亡くなっている可能性も高かった。しかし、決定的な証拠ではない。あくまで、状況証拠だった。
「何故、<イルシオン>を私に? その価値を知らないんですか?」
「価値? どんな武器も、使えなければ意味がない。俺も<イルシオン>を使っていて分かったが、こいつは持ち主を選ぶ武器だ。残念ながら、俺では<イルシオン>を使い切れない」
ジョンが鞘に入った<イルシオン>をティアの目の前に掲げた。
神刀と言われるだけあり、鞘にも意匠が凝らされていた。黒光りする鞘の下地に、白い龍や鳳凰、白虎が描かれ、その周辺にも様々に複雑な模様が描かれていた。
「私は剣士クラスBです。とても神刀を扱えるとは思えません」
「現在はな……。だが、将来は分からん。<イルシオン>を握って見ろ。それだけで<イルシオン>に選ばれたかどうか、分かるはずだ」
鞘ごと<イルシオン>をティアに突きつけながら、ジョンが言った。
ティアは両手で鞘を持ち、<イルシオン>を受け取った。普通の剣よりも重く、<イルシオン>はティアの手にずしりとした重量を伝えてきた。
女性であるティアは、普通より軽めの剣を愛用していた。とても<イルシオン>を振り回せるとは思えなかった。
「抜いてみろ」
ジョンの言葉を受け、ティアは<イルシオン>を右手で抜刀した。
「これはっ……!」
ヘテロクロミアの瞳が驚愕に大きく見開かれた。
<イルシオン>から重さが消失したのだ。
何も持っていないのではと錯覚するほど、<イルシオン>は軽くなり、ティアの手に馴染んだ。
「どうだ、重いだろう?」
ジョンが口元に笑いを浮かべながら訊ねてきた。
「俺も重すぎて、なかなか扱いに苦労した。男の俺でもそうなんだ。女の細腕ではやはり無理そうか?」
ジョンの問いに答えるように、ティアが<イルシオン>を振り出した。
室内であったため、大きな動きは出来なかったが、ティアは<イルシオン>を横に払い、袈裟懸けに斬り捨て、逆袈裟に斬り上げた。
その一連の動きが、流れるように美しかった。
ティアは<イルシオン>と自分が一体化したように感じた。体が普段よりも軽く、思い通りに、いやそれ以上に動いた。感情のないはずの<イルシオン>が、歓喜に震えているように感じた。
「選ばれた……のか?」
その動きを見て、ジョンが驚愕に黒瞳を大きく見開いた。
ティアは<イルシオン>を納刀した。鞘に戻しても、先ほどのような重量感は感じなかった。それどころか、かつて持ったどの剣よりも手に馴染んだ。
「分かりません。ただ、これほど軽くて思い通りに動ける剣は初めてです」
ヘテロクロミアの瞳が、かつてない興奮に輝いていた。手にしたばかりだというのに、何年も共に戦ってきた相棒のような信頼感を<イルシオン>に抱いた。
「軽いのか、<イルシオン>が……」
「はい」
愛おしそうに<イルシオン>を見つめながら、ティアが微笑みを浮かべて答えた。
貧民街に近く、治安も良くない一角にあったためか、その協会は打ち捨てられて数年が経過していた。
「この時間にそんな格好で宿屋に行くと、憲兵隊を呼ばれる。金を渡すから陽が昇ったら服と食べ物を買ってこい」
「ありがとうございます。私はティアと言います。名前を聞いてもいいですか?」
ティアは羽織っている革の外套の前を押さえながら訊ねた。
素肌の上に直接外套を羽織っていることに、男は気づいているはずだ。助けてくれたとは言え、見ず知らずの男と二人きりで人気のない協会にいることに、ティアは不安を感じていた。先ほどの男のように、目の前の男が襲いかかってこないとも限らないのだ。
「ジョン=ドゥ」
男が短く答えた。だが、ジョン=ドゥとは、「名無し」という意味だった。
「名乗るつもりはない。名がなければ不便だというのであれば、ジョン=ドゥと呼べ」
「分かりました。では、ジョンさんと呼ばせてもらいます」
「好きにしろ」
そう告げると、男は崩れた壁から外を見上げた。朝焼けが始まり、日の出が間近に迫っているようだった。
ティアは観察するように男を見た。
年齢は二十代前半くらいのようだ。黒い髪を伸ばし、後ろで無造作に結んでいた。黒瞳で眼光は鋭く、獲物を探す鷹のようだった。顔の造作は整っており、眼光の鋭ささえなければ美男子といって良かった。
背はかなり高く、百八十五メッツェはありそうだ。細身だが身動きは俊敏で、かなり鍛えていることが窺われた。その体を黒いローブに包んでいた。
「ジョンさん、一つだけ教えてください」
ヘテロクロミアの瞳に真剣な光を映して、ティアが訊ねた。
「何だ?」
「先ほど、<イルシオン>って言ってその刀を呼び出しましたね。<イルシオン>とは、あの神刀<イルシオン>のことですか?」
ユピテル皇国には千四百年前の建国時から伝わる三種の神器があった。神剣<ブリューナク>、神刀<イルシオン>、神盾<アイネイアース>である。この存在を知る者は、皇族か上位貴族の一部しかいなかった。
「その前に、俺もお前に聞きたいことがある。復讐を望むのか?」
「……! それは……」
ジョンが言う復讐の意味をティアは考えた。アルバートを殺されたことを言っているのか。それとも、ティア自身が凌辱されたことを指しているのか。
だが、何故それをジョンが知っているのかが、ティアには分からなかった。
「俺にはお前の幼なじみが殺されたことも、お前が犯されたことも、見えていた」
「見えていた?」
ジョンの言葉の意味をティアは考えた。「見ていた」ではなく、「見えていた」とジョンは言った。透視のような魔法でも使えるのだろうか。
「そう。見えていた。だが、場所が分からなかった。すぐに助けに行けなかったのは、そのためだ」
「見えていたって、どういう意味ですか?」
「今は言えぬ。それより、俺の質問に答えろ。復讐を望むのか?」
ジョンの言葉に、ティアは即断した。
「望みます。私の屈辱に対してもそうですが、何よりもアルバートの仇を討ちたい」
「そうか。では、これを貸そう」
そう告げると、ジョンは<イルシオン>を差し出してきた。
これが本物の<イルシオン>であれば、国宝でもある。もし彼が盗み出していたのであれば、持っているだけで重罪だった。
「何故、それを私に? それに、あなたはまだ私の質問に答えてくれていません。それは本物の<イルシオン>なんですか?」
三種の神器の存在は知っていても、ティアは実物を見たことがなかった。第一皇女であるティアでさえ見ることが叶わない。三種の神器とはそれほど厳重に管理をされた秘宝だった。
「本物だ」
ジョンが短く答えた。先ほどティアを救った時、ジョンは<イルシオン>を呼び出して見せた。偽物にあんなことはできないだろう。ティアはジョンの言葉に偽りがないことを感じていた。
だが、本物を持っていること自体が問題だった。
「どうして、あなたが<イルシオン>を持っているんですか? 盗んだのですか?」
ヘテロクロミアの瞳が真剣さと厳しさを映し出した。
「知らなかったのか? <イルシオン>は五年前にユピテル皇家から紛失している。出奔した皇子が持ち出したそうだ。そして、皇子は死に、<イルシオン>は巡り巡って俺の手元に来た」
五年前に出奔した皇子と言えば、第一皇子であるオルフェウス皇子のことだった。当時、ティアはまだ十二歳だったため、出奔の理由など詳しい話は聞かされていなかった。だが、オルフェウスに遊んでもらったという記憶はあった。
「オルフェウス皇子が亡くなったというのは本当ですか。いつ、どのようにして?」
「三年ほど前らしい。病気とも怪我とも言われているが、俺は暗殺だと考えている。皇子を亡き者にしたい奴は多いだろうからな」
ジョンの言葉が本当であれば、重大な情報だった。オルフェウス皇子がすでに亡くなっていることが分かれば、ユピテル皇家の皇位継承権にも影響がある。出奔したとは言え、現時点でオルフェウス皇子は皇位継承権第一位なのだ。
「オルフェウス皇子が亡くなったという証拠はあるのですか?」
「そんなものあるわけない。あくまで噂だ。だが、<イルシオン>がここにあるということも、強いて言えば証拠と言えるんじゃないのか?」
オルフェウスが<イルシオン>を持ち出したのであれば、神刀<イルシオン>を簡単に手放すはずはなかった。だから、この<イルシオン>が本物であるならば、オルフェウスはすでに亡くなっている可能性も高かった。しかし、決定的な証拠ではない。あくまで、状況証拠だった。
「何故、<イルシオン>を私に? その価値を知らないんですか?」
「価値? どんな武器も、使えなければ意味がない。俺も<イルシオン>を使っていて分かったが、こいつは持ち主を選ぶ武器だ。残念ながら、俺では<イルシオン>を使い切れない」
ジョンが鞘に入った<イルシオン>をティアの目の前に掲げた。
神刀と言われるだけあり、鞘にも意匠が凝らされていた。黒光りする鞘の下地に、白い龍や鳳凰、白虎が描かれ、その周辺にも様々に複雑な模様が描かれていた。
「私は剣士クラスBです。とても神刀を扱えるとは思えません」
「現在はな……。だが、将来は分からん。<イルシオン>を握って見ろ。それだけで<イルシオン>に選ばれたかどうか、分かるはずだ」
鞘ごと<イルシオン>をティアに突きつけながら、ジョンが言った。
ティアは両手で鞘を持ち、<イルシオン>を受け取った。普通の剣よりも重く、<イルシオン>はティアの手にずしりとした重量を伝えてきた。
女性であるティアは、普通より軽めの剣を愛用していた。とても<イルシオン>を振り回せるとは思えなかった。
「抜いてみろ」
ジョンの言葉を受け、ティアは<イルシオン>を右手で抜刀した。
「これはっ……!」
ヘテロクロミアの瞳が驚愕に大きく見開かれた。
<イルシオン>から重さが消失したのだ。
何も持っていないのではと錯覚するほど、<イルシオン>は軽くなり、ティアの手に馴染んだ。
「どうだ、重いだろう?」
ジョンが口元に笑いを浮かべながら訊ねてきた。
「俺も重すぎて、なかなか扱いに苦労した。男の俺でもそうなんだ。女の細腕ではやはり無理そうか?」
ジョンの問いに答えるように、ティアが<イルシオン>を振り出した。
室内であったため、大きな動きは出来なかったが、ティアは<イルシオン>を横に払い、袈裟懸けに斬り捨て、逆袈裟に斬り上げた。
その一連の動きが、流れるように美しかった。
ティアは<イルシオン>と自分が一体化したように感じた。体が普段よりも軽く、思い通りに、いやそれ以上に動いた。感情のないはずの<イルシオン>が、歓喜に震えているように感じた。
「選ばれた……のか?」
その動きを見て、ジョンが驚愕に黒瞳を大きく見開いた。
ティアは<イルシオン>を納刀した。鞘に戻しても、先ほどのような重量感は感じなかった。それどころか、かつて持ったどの剣よりも手に馴染んだ。
「分かりません。ただ、これほど軽くて思い通りに動ける剣は初めてです」
ヘテロクロミアの瞳が、かつてない興奮に輝いていた。手にしたばかりだというのに、何年も共に戦ってきた相棒のような信頼感を<イルシオン>に抱いた。
「軽いのか、<イルシオン>が……」
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