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第八章 愛の嵐
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体の水滴を大きめの布で拭き取った後、二人は全裸のまま寝台に横たわった。
ティアの上にその豊満な体を重ねながら、アルフィは再び彼女の唇を塞いだ。舌を入れティアの甘い唾液の味を楽しんでいると、ティアがおずおずと舌を絡ませてきた。彼女もその気になっていることを喜び、アルフィはより積極的にそれに答えた。
「ん……んぁ……くんっ……あっ」
飲みきれない唾液を口元から垂らしながら、ティアがこらえきれないように声を上げ始めた。
アルフィは唇を離すと、ティアの首筋に舌を這わした。下から上へねっとりと舐め上げ、耳の中に舌を差し込んだ。
「ひ、あっ……!」
わざと音を立てながら、ねぶるようにティアの耳をなめ回すと、ティアの体がビクンと跳ねた。左手でティアの胸をもみ上げながら、硬く尖りきった乳首を転がすと、アルフィは右手を股間に持っていき、濡れそぼった膣の中に指を二本入れてかき回した。
「あ……だめ……あ、ああ……」
ティアの喘ぎ声が余裕をなくしていった。崩壊が近づいている証拠だった。ティアの総身が小刻みに痙攣を始めた。
「あっ、また……い、いく……」
ティアが極めようとした瞬間、アルフィは指を秘唇から引き抜いた。
「どう……して……?」
突然行為を中断されたティアは、ハァハァと息を切らせながらうらめしそうな視線でアルフィを見つめた。
「まだだめよ」
そう告げると、アルフィは寝台から降りて、自分の鞄の中に手を入れた。ごそごそと荷物を引っかき回すと、長方形の箱を取り出した。
「アルフィ?」
何をしているのか疑問に思うティアの前で、その箱を空けた。
「……!」
ティアが驚きに大きく目を見開いた。そして、すぐに恥ずかしそうに視線を外した。
「どう? 結構、立派でしょ?」
アルフィは箱から巨大な張形を取り出し、見せつけるようにティアの目の前に持ってきた。
「いやよ、そんなの使わないで……」
羞恥で顔を赤らめながら、ティアが小声で呟くように言った。二年ぶりに再会した夜に、その張形で狂わされて失禁までしたことを思い出し、ティアは恥ずかしさで顔を逸らせた。
「ティア、これで凄く悦んでたでしょ?」
ニッコリと笑うと、アルフィは右手に持った張形に魔力を流し込んだ。
太い幹の部分が波打つようにうねり、カリの張った先端部分が小刻みに振動し始めた。
女を責め抜くことに特化した動きを目の前で見せつけられ、ティアの顔色が青ざめた。そんな物を使われて、耐えきれる自信はまったくなかった。
「いやよ……、やめて……」
思わず、寝台の上でティアは後ずさった。
「すぐには入れないから、ちょっと握ってみて」
そう告げると、アルフィはティアの右手に張形を握らせた。ティアの手では、握りきれないほどの太さだった。
「こんな感じよ」
アルフィが魔力を流すと、先端のカリ部分が小刻みに震え始めた。思ったより、振動が激しかった。
「やだ……こんなもの使わないで……」
ティアが慌てたように、張形をアルフィに押しつけた。それを受け取ると、アルフィが笑いを浮かべながら言った。
「こんな使い方もあるのよ」
「ひゃっ!」
アルフィが振動している先端を、ティアの左耳に押しつけたのだ。
「やめ……ひっ……!」
耳から振動が入り、直接頭の中に響き渡った。ゾクゾクとした快感が、耳から急速に全身に広がっいった。ティアが抵抗しようとした瞬間、アルフィの唇がティアの口を塞いだ。熱い舌が唇を割って入り、ティアの口腔を舐め回し始めた。
「ん……んんぅ……」
ティアの舌が絡め取られ、甘い唾液が流し込まれた。同時に、アルフィが振動する張形を、ティアの右胸に押しつけた。円を描くように柔らかい乳房の形を変えながら、尖りきった乳首に直接振動を押し当ててきた。
「んっ! んん……くぅ!」
濃厚な口づけをされているため、声を出すことも出来なかった。
アルフィが空いている左手で柔らかい叢をかき分けると、ティアの秘唇に指を這わせた。くちゅっという音とともに、アルフィの指は抵抗なくティアの中に入り込んだ。
「やめ……っ!」
ティアが首を振って唇を離し、抗議の声を上げようとした。それを待っていたように、アルフィは張形の先をティアの口に突っ込んだ。
「ん、んん……!」
顎が外れそうなくらい太かった。
ティアの口に入れた張形を、アルフィがゆっくりと出し入れした。
精巧に出来た張形を出し入れさせられているうちに、ティアは本物を咥えさせられているような気になった。
不意にアルフィが張形を押し込んだ。喉の奥まで突っ込まれ、ティアは苦しげに呻いた。
ティアが睨むと、アルフィが微笑みながら告げた。
「実はこれね、もう一つ面白いことが出来るのよ」
アルフィが魔力を込めると、張形の先端から液が迸ってティアの喉にかかった。
「ごふ、ごほ……!」
ティアは張形を吐き出して、咳き込んだ。唇の端から白い液体が流れ落ちた。まるで、本物の精液を口に出されたようだった。
涙を流しながら、ティアはアルフィを睨んだ。
「どう、美味しい?」
「げほ……ごほ……、ひ、ひどいじゃない、アルフィ!」
ティアが抗議の声を上げた。いくらなんでも、やっていいことと悪いことがあると思った。
「即効性って聞いたんだけど、何ともない?」
「え?」
そう答えた瞬間、体がかぁっと熱くなってきた。
「何なの、これ……」
「び、や、く」
「びやく? び、媚薬を飲ませたの?」
驚いてティアが叫んだ。急激に体が熱を持ったように熱く火照り、頭がぼうっとしてきた。即効性というのは嘘ではなかった。
「マナの実を元に作られたものらしいから、毒性も習慣性もないから安心よ」
「ちょっと、何考えてるのよ」
「何って、たくさん気持ちよくなれるように、クスリの力を借りただけよ」
ニッコリと笑顔で告げるアルフィを見て、ティアはこれからどれほどの経験をさせられるのかを考えると、その恐ろしさに鳥肌を立てた。
ティアの上にその豊満な体を重ねながら、アルフィは再び彼女の唇を塞いだ。舌を入れティアの甘い唾液の味を楽しんでいると、ティアがおずおずと舌を絡ませてきた。彼女もその気になっていることを喜び、アルフィはより積極的にそれに答えた。
「ん……んぁ……くんっ……あっ」
飲みきれない唾液を口元から垂らしながら、ティアがこらえきれないように声を上げ始めた。
アルフィは唇を離すと、ティアの首筋に舌を這わした。下から上へねっとりと舐め上げ、耳の中に舌を差し込んだ。
「ひ、あっ……!」
わざと音を立てながら、ねぶるようにティアの耳をなめ回すと、ティアの体がビクンと跳ねた。左手でティアの胸をもみ上げながら、硬く尖りきった乳首を転がすと、アルフィは右手を股間に持っていき、濡れそぼった膣の中に指を二本入れてかき回した。
「あ……だめ……あ、ああ……」
ティアの喘ぎ声が余裕をなくしていった。崩壊が近づいている証拠だった。ティアの総身が小刻みに痙攣を始めた。
「あっ、また……い、いく……」
ティアが極めようとした瞬間、アルフィは指を秘唇から引き抜いた。
「どう……して……?」
突然行為を中断されたティアは、ハァハァと息を切らせながらうらめしそうな視線でアルフィを見つめた。
「まだだめよ」
そう告げると、アルフィは寝台から降りて、自分の鞄の中に手を入れた。ごそごそと荷物を引っかき回すと、長方形の箱を取り出した。
「アルフィ?」
何をしているのか疑問に思うティアの前で、その箱を空けた。
「……!」
ティアが驚きに大きく目を見開いた。そして、すぐに恥ずかしそうに視線を外した。
「どう? 結構、立派でしょ?」
アルフィは箱から巨大な張形を取り出し、見せつけるようにティアの目の前に持ってきた。
「いやよ、そんなの使わないで……」
羞恥で顔を赤らめながら、ティアが小声で呟くように言った。二年ぶりに再会した夜に、その張形で狂わされて失禁までしたことを思い出し、ティアは恥ずかしさで顔を逸らせた。
「ティア、これで凄く悦んでたでしょ?」
ニッコリと笑うと、アルフィは右手に持った張形に魔力を流し込んだ。
太い幹の部分が波打つようにうねり、カリの張った先端部分が小刻みに振動し始めた。
女を責め抜くことに特化した動きを目の前で見せつけられ、ティアの顔色が青ざめた。そんな物を使われて、耐えきれる自信はまったくなかった。
「いやよ……、やめて……」
思わず、寝台の上でティアは後ずさった。
「すぐには入れないから、ちょっと握ってみて」
そう告げると、アルフィはティアの右手に張形を握らせた。ティアの手では、握りきれないほどの太さだった。
「こんな感じよ」
アルフィが魔力を流すと、先端のカリ部分が小刻みに震え始めた。思ったより、振動が激しかった。
「やだ……こんなもの使わないで……」
ティアが慌てたように、張形をアルフィに押しつけた。それを受け取ると、アルフィが笑いを浮かべながら言った。
「こんな使い方もあるのよ」
「ひゃっ!」
アルフィが振動している先端を、ティアの左耳に押しつけたのだ。
「やめ……ひっ……!」
耳から振動が入り、直接頭の中に響き渡った。ゾクゾクとした快感が、耳から急速に全身に広がっいった。ティアが抵抗しようとした瞬間、アルフィの唇がティアの口を塞いだ。熱い舌が唇を割って入り、ティアの口腔を舐め回し始めた。
「ん……んんぅ……」
ティアの舌が絡め取られ、甘い唾液が流し込まれた。同時に、アルフィが振動する張形を、ティアの右胸に押しつけた。円を描くように柔らかい乳房の形を変えながら、尖りきった乳首に直接振動を押し当ててきた。
「んっ! んん……くぅ!」
濃厚な口づけをされているため、声を出すことも出来なかった。
アルフィが空いている左手で柔らかい叢をかき分けると、ティアの秘唇に指を這わせた。くちゅっという音とともに、アルフィの指は抵抗なくティアの中に入り込んだ。
「やめ……っ!」
ティアが首を振って唇を離し、抗議の声を上げようとした。それを待っていたように、アルフィは張形の先をティアの口に突っ込んだ。
「ん、んん……!」
顎が外れそうなくらい太かった。
ティアの口に入れた張形を、アルフィがゆっくりと出し入れした。
精巧に出来た張形を出し入れさせられているうちに、ティアは本物を咥えさせられているような気になった。
不意にアルフィが張形を押し込んだ。喉の奥まで突っ込まれ、ティアは苦しげに呻いた。
ティアが睨むと、アルフィが微笑みながら告げた。
「実はこれね、もう一つ面白いことが出来るのよ」
アルフィが魔力を込めると、張形の先端から液が迸ってティアの喉にかかった。
「ごふ、ごほ……!」
ティアは張形を吐き出して、咳き込んだ。唇の端から白い液体が流れ落ちた。まるで、本物の精液を口に出されたようだった。
涙を流しながら、ティアはアルフィを睨んだ。
「どう、美味しい?」
「げほ……ごほ……、ひ、ひどいじゃない、アルフィ!」
ティアが抗議の声を上げた。いくらなんでも、やっていいことと悪いことがあると思った。
「即効性って聞いたんだけど、何ともない?」
「え?」
そう答えた瞬間、体がかぁっと熱くなってきた。
「何なの、これ……」
「び、や、く」
「びやく? び、媚薬を飲ませたの?」
驚いてティアが叫んだ。急激に体が熱を持ったように熱く火照り、頭がぼうっとしてきた。即効性というのは嘘ではなかった。
「マナの実を元に作られたものらしいから、毒性も習慣性もないから安心よ」
「ちょっと、何考えてるのよ」
「何って、たくさん気持ちよくなれるように、クスリの力を借りただけよ」
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