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第3章謎の少女とダンジョン革命
142・つかの間の日常
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「あ、おかえりなのだ」
「長い間帰ってこなかったから心配したわよ」
クライド君を連れて帰ると仲間がそう言った。
「はぁ本名を知らなかったのでエリアマップも使えないから、
一日中探しましたよ。
本当に疲れました」
「あの本当に迷惑かけました」
「いやクライド君が謝ることじゃないですから、
さてカボチャ料理を作りますよー」
そう言うと私は張り切って料理を作った。
カボチャの煮物に、カボチャスープに、
カボチャの揚げ物に、今日はカボチャだらけだ。
「さぁ出来ましたよー」
「じゃあいただきます」
そうしてカボチャ料理をみんなで食べる。
「クライド君どうですか?」
「おいしいです。こんなおいしい物久しぶりに食べました。
咎の輪廻教で出される食事は本当にまずかったから」
「そうですか」
咎の輪廻教のことは根掘り葉掘り聞くのは良くないだろう。
これからもそのことは聞かないようにしよう。
「ところでクライドって、私達のチームに入れるの?」
「あ、私もそれは気になっていたのだ」
確かに言われてみれば、クライド君はチームに入れるべきなのだろうか。
でもこの子の戦闘能力ってどれだけか知らないんだよな…。
「クライド君って戦えますか?」
「俺に戦闘能力はそんなにありません。
殺す時は相手を油断させて毒で殺してましたから」
「え、そうなんですか?」
「もし俺が優れた身体能力を持っていたら、相手が警戒してしまいます。
だから俺自身の戦闘能力は高くありません」
確かにすごい身体能力を持っていたら警戒されるよな。
暗殺するなら毒で殺した方が自然かもしれない。
「でもクライド君には無効化の力が…」
「それは止めておきなさい」
フォルトゥーナが鋭い目で言った。
「大罪の霊符は天上界のとある神が作ったアイテムです。
悪しき7体の悪魔をカードの中に封印し、
出来たのが大罪の霊符です」
「なんでそんなものを作ったの?」
「元は神々の武器にする予定でした。
しかしカード自身が持ち主を選ぶ特性を持っていたため、
使い物にならないと判断され、地上に捨てられました。
元々使用者は神である予定でした。
だから大罪の霊符そのものが人間が扱うように出来ていません。
もし人間が扱えば魂を削り、消耗してしまします。
そして使い過ぎれば魂そのものが消滅してしまいます。
クライド、あなたは怠惰の霊符を乱用しましたか?」
「乱用は…していると思います。
それで多くの人を殺したから」
「でしょうね。あなたの魂は通常と比べて魂の輝きが弱い。
もしあと2回、怠惰の霊符を使えば、
あなたの魂はおそらく消滅します」
「消滅したらどうなるの?」
「人は死んでも来世では必ず会えます。
ですが消滅となると…文字通り永遠に会えなくなります。
消滅寸前なら何とかなりますが、
消滅したらおそらくあなたの主でも元に戻すことは難しいでしょう」
地獄神にも出来ないことはきっと他の誰も出来ないことだろう。
恐ろしいなと思った。
「じゃあクライド君は今後一切大罪の霊符は使わないでね」
「分かりました」
「それと私には敬語は使わなくていいから」
「え? でも…」
「ここで暮らすってことはもう家族ってことだから、
家族に敬語ってのもおかしいでしょう」
「分かった。あんたがそう言うならそうする」
「それより大して戦闘能力が無いなら、
チームに入るのは無理ですね」
「うーんそうですよね
戦闘能力が無い人を守りながら戦うのは難しいし、
家の雑用係っていうのはどうでしょう?」
「雑用?」
「家事とかをやってもらうんです。
料理は私が教えますし、クライド君には家を守ってほしいんです」
「本当にそれでいいのか?」
「あ、もちろんクライド君自身が嫌だったら別にいいけど」
「嫌なことあるか、喜んでやるよ」
「あーじゃあ言っておくべきことがあります」
そう言うと私はガイの付けている魔道具を操作し、
隠密と消音の効果はクライド君には効果がないように設定する。
「妖精…か?」
「よう、よろしくな。ガイだ」
「ガイは妖精なんで他の人には姿が見えません。
他の人には存在も内緒なのでそこは覚えていてください」
「分かった」
「それよりクライドが戦闘能力が無いなら、
鍛えたらどうだ?」
「それは難しいですね。
今から強くなろうとしても、私達の実力には届かないと思います。
それにもし戦えば、
大罪の霊符を使わなければいけない状況になるかもしれません」
フォルトゥーナの言うことは最もだ。
戦いではピンチになる事が多々ある。
その度に大罪の霊符を使っていたらヤバイだろう。
「確かに言われて見ればそうだね」
「消耗した魂が回復するのは10年はかかります。
少なくともあと10年は使うのは止めた方がいいでしょう。
クライド。一応釘を刺しておきますが、
もし大罪の霊符を使うか死ぬかの選択肢が迫られた場合、
死ぬことを選択してください。
消滅すればあなたは二度と私達とは会えなくなりますが、
消滅する前に死んだら元には戻せます。
だから今後一切大罪の霊符を使ってはいけません」
「分かった」
そうクライドは頷いた。
「ところでカボチャの味はどうですか」
「ああ、おいしいよ」
「なら良かったです」
「俺にも戦闘能力があれば良かったんだが…」
「じゃあ、特訓してみる?」
「え、エドナが教えるんですか?」
「戦い方なら教えるわよ」
「いや、止めておくよ。
俺の役割は家を守ることだから」
そうクライド君がそう言った。
「そうですか、助かります」
「特訓か、私は特にしたことはないのだ」
「え、そうなんですか?」
「私の場合はほとんど独学なのだ
獣人は生まれつき腕力が強いから、特に特訓とかしなくても強いのだ」
「へぇ、便利だな。俺も特訓とかしようかな」
「ガイの場合は手のひらサイズだから、
特訓とかしても人間にかないそうにないですね」
というか普通に踏み潰されて終わりの気がする。
「獣人は確かに強いのだが、
人間が食べられる物が食べられなかったりするのだ。
例えば私はにんにくとネギはダメだのだ」
「え、にんにくおいしいのに…」
「そうなのだ。基本的に獣人は、
その姿の動物が苦手なものは食べられないのだ。
まぁ獣人は人間と同じように雑食だから、
基本的に何でも食べられるけど、食べると毒になるものもあるのだ」
確かにイオは兎獣人だが肉を普通に食べている。
獣人の村に行った時、キャベツスープを作ったが、
もしかしたらキャベツがダメな獣人もいたかもしれない。
うわぁ、何事もなかったけど、無知って怖い。
「あ、ところでフォルトゥーナ。
オリヴァーさんはその後どうですか?」
「ああ、それなら元気みたいですよ。
臓器が受けたダメージは回復しておきましたから」
「なら良かった」
フォルトゥーナならどんな傷も癒やせる。
そのおかげでオリヴァーさんは元気を取り戻した。
そして咎の輪廻教が領主邸を襲撃し、
私達が領主を助けたという話は瞬く間に広がった。
今では町のヒーローのような扱いを今受けている。
それだけオリヴァーさんが町の人に好かれているということだろう。
知らない人からもお礼を言われることが多くなった。
もしあの時オリヴァーさんが死んでいたら、
町の人は悲しんだだろう。
救済だが何だか知らないが、本当に人を殺そうするなんて、
咎の輪廻教は捕まってよかったと思う。
「しかし咎の輪廻教も、
何で人殺しが良いことなんて本気で信じているんですかね」
「セツナ。あなたは自分をしっかり持っているから、
ああいったことには引っかからないでしょうけど、
自分が無い人間は総じて、
相手に言われたことを鵜呑みにしてしまうことが多いのです」
「それは何となく分かるような気がするな…」
「まぁ真面目な人間が宗教に一番のめり込みやすいですから、
真面目な分、のめり込むととことんやります。
真面目だから途中で止めることも出来ませんし、
真面目なので疑うことも出来ないので、
周りがいくら否定しても、耳を貸さないでしょう」
「あの男もそんな感じだったんでしょうか」
あの狂信者の男も最初はそんな感じだったのかな。
人は長い時間をかけてやってきたことは手放せない生き物だ。
年月が長ければ長い程、途中で止めることが出来ない。
宗教も同じだ。良い宗教ならいいが、悪い宗教なら不幸になってしまう。
誰がそれを止められるだろう。
どうしたらそれが間違いだと気がつけるんだろう。
「まぁもう咎の輪廻教はおしまいですし、自然消滅するでしょう」
「そういえば咎の輪廻教について、あなたの主は何て言っていたの?」
「あー。ウザいから消してくれって言ってました」
「え…」
「何か殺すことも特別に許可するって言ってました。
まぁ断りましたけど」
「それがもし本当だとしたら、ずいぶんと気の毒な話ね」
まさか咎の輪廻教も崇拝対象である地獄神に嫌われているとは思ってもないだろう。
組織が壊滅したと知ったら地獄神が大喜びしそうだな。
そう思うと少し気の毒になる私だった。
「長い間帰ってこなかったから心配したわよ」
クライド君を連れて帰ると仲間がそう言った。
「はぁ本名を知らなかったのでエリアマップも使えないから、
一日中探しましたよ。
本当に疲れました」
「あの本当に迷惑かけました」
「いやクライド君が謝ることじゃないですから、
さてカボチャ料理を作りますよー」
そう言うと私は張り切って料理を作った。
カボチャの煮物に、カボチャスープに、
カボチャの揚げ物に、今日はカボチャだらけだ。
「さぁ出来ましたよー」
「じゃあいただきます」
そうしてカボチャ料理をみんなで食べる。
「クライド君どうですか?」
「おいしいです。こんなおいしい物久しぶりに食べました。
咎の輪廻教で出される食事は本当にまずかったから」
「そうですか」
咎の輪廻教のことは根掘り葉掘り聞くのは良くないだろう。
これからもそのことは聞かないようにしよう。
「ところでクライドって、私達のチームに入れるの?」
「あ、私もそれは気になっていたのだ」
確かに言われてみれば、クライド君はチームに入れるべきなのだろうか。
でもこの子の戦闘能力ってどれだけか知らないんだよな…。
「クライド君って戦えますか?」
「俺に戦闘能力はそんなにありません。
殺す時は相手を油断させて毒で殺してましたから」
「え、そうなんですか?」
「もし俺が優れた身体能力を持っていたら、相手が警戒してしまいます。
だから俺自身の戦闘能力は高くありません」
確かにすごい身体能力を持っていたら警戒されるよな。
暗殺するなら毒で殺した方が自然かもしれない。
「でもクライド君には無効化の力が…」
「それは止めておきなさい」
フォルトゥーナが鋭い目で言った。
「大罪の霊符は天上界のとある神が作ったアイテムです。
悪しき7体の悪魔をカードの中に封印し、
出来たのが大罪の霊符です」
「なんでそんなものを作ったの?」
「元は神々の武器にする予定でした。
しかしカード自身が持ち主を選ぶ特性を持っていたため、
使い物にならないと判断され、地上に捨てられました。
元々使用者は神である予定でした。
だから大罪の霊符そのものが人間が扱うように出来ていません。
もし人間が扱えば魂を削り、消耗してしまします。
そして使い過ぎれば魂そのものが消滅してしまいます。
クライド、あなたは怠惰の霊符を乱用しましたか?」
「乱用は…していると思います。
それで多くの人を殺したから」
「でしょうね。あなたの魂は通常と比べて魂の輝きが弱い。
もしあと2回、怠惰の霊符を使えば、
あなたの魂はおそらく消滅します」
「消滅したらどうなるの?」
「人は死んでも来世では必ず会えます。
ですが消滅となると…文字通り永遠に会えなくなります。
消滅寸前なら何とかなりますが、
消滅したらおそらくあなたの主でも元に戻すことは難しいでしょう」
地獄神にも出来ないことはきっと他の誰も出来ないことだろう。
恐ろしいなと思った。
「じゃあクライド君は今後一切大罪の霊符は使わないでね」
「分かりました」
「それと私には敬語は使わなくていいから」
「え? でも…」
「ここで暮らすってことはもう家族ってことだから、
家族に敬語ってのもおかしいでしょう」
「分かった。あんたがそう言うならそうする」
「それより大して戦闘能力が無いなら、
チームに入るのは無理ですね」
「うーんそうですよね
戦闘能力が無い人を守りながら戦うのは難しいし、
家の雑用係っていうのはどうでしょう?」
「雑用?」
「家事とかをやってもらうんです。
料理は私が教えますし、クライド君には家を守ってほしいんです」
「本当にそれでいいのか?」
「あ、もちろんクライド君自身が嫌だったら別にいいけど」
「嫌なことあるか、喜んでやるよ」
「あーじゃあ言っておくべきことがあります」
そう言うと私はガイの付けている魔道具を操作し、
隠密と消音の効果はクライド君には効果がないように設定する。
「妖精…か?」
「よう、よろしくな。ガイだ」
「ガイは妖精なんで他の人には姿が見えません。
他の人には存在も内緒なのでそこは覚えていてください」
「分かった」
「それよりクライドが戦闘能力が無いなら、
鍛えたらどうだ?」
「それは難しいですね。
今から強くなろうとしても、私達の実力には届かないと思います。
それにもし戦えば、
大罪の霊符を使わなければいけない状況になるかもしれません」
フォルトゥーナの言うことは最もだ。
戦いではピンチになる事が多々ある。
その度に大罪の霊符を使っていたらヤバイだろう。
「確かに言われて見ればそうだね」
「消耗した魂が回復するのは10年はかかります。
少なくともあと10年は使うのは止めた方がいいでしょう。
クライド。一応釘を刺しておきますが、
もし大罪の霊符を使うか死ぬかの選択肢が迫られた場合、
死ぬことを選択してください。
消滅すればあなたは二度と私達とは会えなくなりますが、
消滅する前に死んだら元には戻せます。
だから今後一切大罪の霊符を使ってはいけません」
「分かった」
そうクライドは頷いた。
「ところでカボチャの味はどうですか」
「ああ、おいしいよ」
「なら良かったです」
「俺にも戦闘能力があれば良かったんだが…」
「じゃあ、特訓してみる?」
「え、エドナが教えるんですか?」
「戦い方なら教えるわよ」
「いや、止めておくよ。
俺の役割は家を守ることだから」
そうクライド君がそう言った。
「そうですか、助かります」
「特訓か、私は特にしたことはないのだ」
「え、そうなんですか?」
「私の場合はほとんど独学なのだ
獣人は生まれつき腕力が強いから、特に特訓とかしなくても強いのだ」
「へぇ、便利だな。俺も特訓とかしようかな」
「ガイの場合は手のひらサイズだから、
特訓とかしても人間にかないそうにないですね」
というか普通に踏み潰されて終わりの気がする。
「獣人は確かに強いのだが、
人間が食べられる物が食べられなかったりするのだ。
例えば私はにんにくとネギはダメだのだ」
「え、にんにくおいしいのに…」
「そうなのだ。基本的に獣人は、
その姿の動物が苦手なものは食べられないのだ。
まぁ獣人は人間と同じように雑食だから、
基本的に何でも食べられるけど、食べると毒になるものもあるのだ」
確かにイオは兎獣人だが肉を普通に食べている。
獣人の村に行った時、キャベツスープを作ったが、
もしかしたらキャベツがダメな獣人もいたかもしれない。
うわぁ、何事もなかったけど、無知って怖い。
「あ、ところでフォルトゥーナ。
オリヴァーさんはその後どうですか?」
「ああ、それなら元気みたいですよ。
臓器が受けたダメージは回復しておきましたから」
「なら良かった」
フォルトゥーナならどんな傷も癒やせる。
そのおかげでオリヴァーさんは元気を取り戻した。
そして咎の輪廻教が領主邸を襲撃し、
私達が領主を助けたという話は瞬く間に広がった。
今では町のヒーローのような扱いを今受けている。
それだけオリヴァーさんが町の人に好かれているということだろう。
知らない人からもお礼を言われることが多くなった。
もしあの時オリヴァーさんが死んでいたら、
町の人は悲しんだだろう。
救済だが何だか知らないが、本当に人を殺そうするなんて、
咎の輪廻教は捕まってよかったと思う。
「しかし咎の輪廻教も、
何で人殺しが良いことなんて本気で信じているんですかね」
「セツナ。あなたは自分をしっかり持っているから、
ああいったことには引っかからないでしょうけど、
自分が無い人間は総じて、
相手に言われたことを鵜呑みにしてしまうことが多いのです」
「それは何となく分かるような気がするな…」
「まぁ真面目な人間が宗教に一番のめり込みやすいですから、
真面目な分、のめり込むととことんやります。
真面目だから途中で止めることも出来ませんし、
真面目なので疑うことも出来ないので、
周りがいくら否定しても、耳を貸さないでしょう」
「あの男もそんな感じだったんでしょうか」
あの狂信者の男も最初はそんな感じだったのかな。
人は長い時間をかけてやってきたことは手放せない生き物だ。
年月が長ければ長い程、途中で止めることが出来ない。
宗教も同じだ。良い宗教ならいいが、悪い宗教なら不幸になってしまう。
誰がそれを止められるだろう。
どうしたらそれが間違いだと気がつけるんだろう。
「まぁもう咎の輪廻教はおしまいですし、自然消滅するでしょう」
「そういえば咎の輪廻教について、あなたの主は何て言っていたの?」
「あー。ウザいから消してくれって言ってました」
「え…」
「何か殺すことも特別に許可するって言ってました。
まぁ断りましたけど」
「それがもし本当だとしたら、ずいぶんと気の毒な話ね」
まさか咎の輪廻教も崇拝対象である地獄神に嫌われているとは思ってもないだろう。
組織が壊滅したと知ったら地獄神が大喜びしそうだな。
そう思うと少し気の毒になる私だった。
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