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第3章謎の少女とダンジョン革命
113・石けん作り
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キャベツスープを食べた獣人達は、
さすがに私達の悪口を言う者は居なかった。
「お前が神ならこの村は受け入れよう」
そう熊の獣人が言った。
最初見た時より警戒心が薄れてると感じた。
アイテムボックスにあったキャベツを全部使ったが、
おかげで獣人達の信頼を得ることが出来たみたいだ。
「そうだ。セツナに紹介したい人が居るのだ」
そう言ってイオが連れてきたのは一人の犬の獣人の男と、
三人の子供だった。
「こっちはアラン。私の夫なのだ。
そしてこっちは私の子供達なのだ」
「「「……こんにちは」」」
そう言って子供達が挨拶するが、どこかよそよそしい。
「何でよそよそしいんですか?」
「え、あなたさっきフォルトゥーナが首を切られた時に、
ドス黒いオーラを出していたじゃない」
「え? 何のことですか?」
「覚えてないの?」
そうエドナに言われたが、
私はさっきの記憶がほとんどない。
フォルトゥーナが首を切られたことは覚えているが、
それ以降の記憶があまりない。
「うーん、まぁいいか。
ところで旦那さんは犬の獣人みたいですけど、子供はみんなウサギの獣人ですね」
「ああ、生まれた子供は母親の外見に似た姿になるのだ」
「母親の?」
「そういう決まりなのだ。詳しいことは私もよく分からないのだ」
「それより村の中を見てもいいですか」
「ああ、分かった案内するのだ」
イオに案内され村の中を見ると、雪のせいで倒壊した建物がいくつかあった。
「これ勝手に直しても怒られませんよね」
「直してくれるなら嬉しいのだ」
「では直します。《修復》」
魔法を唱えると建物が新築同然になる。
「せっかくですし、壊れた建物は全部直しましょう」
そうして壊れた建物は全て直した。
そうすると獣人達が最初は驚いていたが、私に感謝してくれた。
壊れた建物はもう諦めるしかないと思っていたらしい。
それと建物を直すなんて高度な魔法を使ったことで、
私がタロウの子孫だと信憑性が増したのか、
獣人達の見る目が変わってきた。
「それでこの村にある結界魔道具はどこです」
「それは言えないな。あれは村にとって貴重なものだ。
おいそれと見せることは出来ない」
そう熊の獣人の、名前は後で聞いたがダコタというらしい。
彼がそう言った。
まだまだ獣人達には信用はされていないらしい。
まぁ結界魔道具が壊されれば、魔物が村に入ってくるから当然か。
「あれ、これ何です?」
その後畑の方に行くと私の背ほどの草が生えていて、
そこにこぶし大ほどの果実があった。
見た感じザクロに似ている。
私はそれに触れようと手を伸ばす。
「それに触れちゃ駄目なのだ!」
慌てたようにイオが叫ぶ。
「それはリウムの実といって、毒なのだ。
食べたら死ぬのだ!」
「ああ、そうですか。触れるところでした」
「触れたらやけどするのだ。触っちゃ駄目なのだ」
危ない危ない。知らなかったら食べるところだった。
でもこの果物、何かに使えないかな。
ステータス魔法で見てみよう。
【リウムの実】
ザクロのような見た目だが食べられない。
中にはいっている液体に触れるとやけどする。
石けんの原材料である苛性ソーダの代わりになる。
何ですと、
苛性ソーダは欲しいと思っていたがまさかこんな所にあるなんて。
これはおそらく幸運のスキルのおかげだろう。
「あのこれはいくつあるんですか?」
「勝手に生えてくるからいっぱいあるのだ」
ということはこの村で石けんを作ってそれを売ればいいんじゃないのか。
石けんを作れば、ついでに病気の予防にもなる。まさに一石二鳥だ。
「なるほど他にも何かありますか?」
他にも村の産業になりそうなものはないかと、
あちこち見て回ったが他に産業になるそうな物はなかった。
まぁいいか、石けんだけでも充分すごいしな。
「じゃあ村人を集めてください。石けんの作り方を教えます」
そうして村人を集めて目の前で石けんの作り方を教えた。
生地を型に入れて、1、2日乾燥させて、切り分け、
一ヶ月ぐらい風当たりの良い場所で乾燥させれば出来上がりだ。
「これが石けんになるのか?」
「はい、出来ると思いますよ、次は紙の作り方を教えますね」
後でゴム手袋と保護めがねとマスクもいっぱい作って渡しておこう。
苛性ソーダはそのまま触れるとやけどするしな。
次は草から作る紙の作り方を教えた。
草はいくらでも生えているので、原材料に困ることはない。
「なるほど紙はこうやって作られるんだな」
「ええ、これで村の産業になります」
「産業だと?」
ダコタさんが驚いた声を出した。
「そうです。村の外で石けんや紙を売ることでお金を稼ぐことが出来ます。
そのお金で食料を買えば村は救われます」
「だが村の外を出れば奴隷にされるかもしれないんだぞ」
「あのですね。もう外の世界ではとっくの昔に奴隷制は廃止になっています」
「何だって?」
「これは本当なのだ! 私も驚いたけど、
もう私達獣人が人間の奴隷になることはないのだ!」
イオの言葉にダコタさんは驚いた顔をする。
そりゃそうだろう。
外の世界に出れば奴隷になると、
当たり前のように言い聞かせられて育ったんだからな。
「だがそう言われても、村の掟だから外の世界に出るのは駄目だ」
「別に大っぴらに外の世界と交流しろと言っているわけではありません。
村の外を出るのは一部の獣人だけで構いません。
でも今後、何らかの飢饉でも起これば、村では多くの人が死ぬでしょう」
フォルトゥーナの言葉は最もだった。
確かこのままでは何の解決にもならないだろう。
「それはそうだが…。外の世界の人間が俺達獣人を受け入れるとは思えない」
あ、それはそうだな。私も最初見た時は驚いたし。
「それなら領主に頼んでお触れを出せばいいのです」
その時今まで黙っていたフォルトゥーナが口を開いた。
「獣人は人を襲わないことや、
体にかかっている呪いは人に移るものではないことを、
先に住民に説明しておくのです。
いきなり獣人が現れたら大騒ぎになりますからね。
先に説明しておけば余計な混乱は避けられるでしょう」
「分かった。じゃあ一端アアルに戻って領主にお触れを出すように言ってくるよ」
「そして最初に外の人と交流するのは、
イオのように小柄で見た目が愛らしい者だけにしましょう。
いきなり熊みたいな獣人が現れれば警戒しますからね」
フォルトゥーナの言うことは最もである。
何かフォルトゥーナは、私じゃ到底思いつかないことを思いついてくれるから助かる。
何て言うかアイデアマンな一面があるよな。
「そしてアアルの人々が獣人に慣れてきたら、交流会を行いましょう。
そして村に人が来るようになれば、観光客がお金を落としてくれます」
「村に人を呼ぶのか? それはちょっと…」
「その抵抗感は理解出来ますが、いつまで鎖国しているつもりですか?
どっちにせよ。この村は外の世界を知るべきです。
わたくし達は当たり前に知っていることをあなた達は知らない。
これはすごく損なことだと思いませんか?」
「…そうかもしれないが」
フォルトゥーナの言葉にダコタさんは苦虫を噛みつぶした顔をした。
外の世界と交流することの抵抗感は分かる。
だが鎖国しているだけでは何も解決しない。
いい加減外の世界を知るべきだ。
「それとあなた方獣人は身体能力が高いみたいですが、
冒険者に向いているとわたくしは思います」
「冒険者?」
「ああ、冒険者というのはですね…」
ダコタさんにフォルトゥーナは冒険者のことを説明する。
「というわけで村人の何人かは冒険者として働いた方がいいと思います。
石けん作りには時間がかかりますし、
冒険者の方が手っ取り早く稼げて良いです」
「それなら私は冒険者になるのだ!」
その時イオがそう言った。
「私はセツナにとてもお世話になったのだ。
その恩を返したいのだ!」
「だが冒険者になったらどうなるか…」
「冒険者で稼いだお金は村のみんなに貢献するのだ。
みんなにとっても悪い話じゃないと思うのだ」
「うーん、しかし…」
なおも頭が固いのかダコタさんは考え込む。
「僕も村の外に出るべきだと思います」
その時、イオの旦那のアランさんがそう言った。
「イオが村の外に出たいと言った時、僕はそうするべきだと思いました。
村の中にいても何も解決しません。
このまま外の世界と関わらなければ、この村は終わりです」
「そうだな。いい加減外の世界を知るべきかもしれないな。
さすがに神の言うことには逆らえない。
分かった。外の世界と交流しよう。
イオが冒険者になるのも許可しよう」
ダコタさんはそう言った。
この一歩はただの一歩だが、大きな一歩だ。
ルーガルー村が外の世界と交流するようになれば、
アアルにとっても良いこと尽くしだ。
そう私は思ったのだった。
さすがに私達の悪口を言う者は居なかった。
「お前が神ならこの村は受け入れよう」
そう熊の獣人が言った。
最初見た時より警戒心が薄れてると感じた。
アイテムボックスにあったキャベツを全部使ったが、
おかげで獣人達の信頼を得ることが出来たみたいだ。
「そうだ。セツナに紹介したい人が居るのだ」
そう言ってイオが連れてきたのは一人の犬の獣人の男と、
三人の子供だった。
「こっちはアラン。私の夫なのだ。
そしてこっちは私の子供達なのだ」
「「「……こんにちは」」」
そう言って子供達が挨拶するが、どこかよそよそしい。
「何でよそよそしいんですか?」
「え、あなたさっきフォルトゥーナが首を切られた時に、
ドス黒いオーラを出していたじゃない」
「え? 何のことですか?」
「覚えてないの?」
そうエドナに言われたが、
私はさっきの記憶がほとんどない。
フォルトゥーナが首を切られたことは覚えているが、
それ以降の記憶があまりない。
「うーん、まぁいいか。
ところで旦那さんは犬の獣人みたいですけど、子供はみんなウサギの獣人ですね」
「ああ、生まれた子供は母親の外見に似た姿になるのだ」
「母親の?」
「そういう決まりなのだ。詳しいことは私もよく分からないのだ」
「それより村の中を見てもいいですか」
「ああ、分かった案内するのだ」
イオに案内され村の中を見ると、雪のせいで倒壊した建物がいくつかあった。
「これ勝手に直しても怒られませんよね」
「直してくれるなら嬉しいのだ」
「では直します。《修復》」
魔法を唱えると建物が新築同然になる。
「せっかくですし、壊れた建物は全部直しましょう」
そうして壊れた建物は全て直した。
そうすると獣人達が最初は驚いていたが、私に感謝してくれた。
壊れた建物はもう諦めるしかないと思っていたらしい。
それと建物を直すなんて高度な魔法を使ったことで、
私がタロウの子孫だと信憑性が増したのか、
獣人達の見る目が変わってきた。
「それでこの村にある結界魔道具はどこです」
「それは言えないな。あれは村にとって貴重なものだ。
おいそれと見せることは出来ない」
そう熊の獣人の、名前は後で聞いたがダコタというらしい。
彼がそう言った。
まだまだ獣人達には信用はされていないらしい。
まぁ結界魔道具が壊されれば、魔物が村に入ってくるから当然か。
「あれ、これ何です?」
その後畑の方に行くと私の背ほどの草が生えていて、
そこにこぶし大ほどの果実があった。
見た感じザクロに似ている。
私はそれに触れようと手を伸ばす。
「それに触れちゃ駄目なのだ!」
慌てたようにイオが叫ぶ。
「それはリウムの実といって、毒なのだ。
食べたら死ぬのだ!」
「ああ、そうですか。触れるところでした」
「触れたらやけどするのだ。触っちゃ駄目なのだ」
危ない危ない。知らなかったら食べるところだった。
でもこの果物、何かに使えないかな。
ステータス魔法で見てみよう。
【リウムの実】
ザクロのような見た目だが食べられない。
中にはいっている液体に触れるとやけどする。
石けんの原材料である苛性ソーダの代わりになる。
何ですと、
苛性ソーダは欲しいと思っていたがまさかこんな所にあるなんて。
これはおそらく幸運のスキルのおかげだろう。
「あのこれはいくつあるんですか?」
「勝手に生えてくるからいっぱいあるのだ」
ということはこの村で石けんを作ってそれを売ればいいんじゃないのか。
石けんを作れば、ついでに病気の予防にもなる。まさに一石二鳥だ。
「なるほど他にも何かありますか?」
他にも村の産業になりそうなものはないかと、
あちこち見て回ったが他に産業になるそうな物はなかった。
まぁいいか、石けんだけでも充分すごいしな。
「じゃあ村人を集めてください。石けんの作り方を教えます」
そうして村人を集めて目の前で石けんの作り方を教えた。
生地を型に入れて、1、2日乾燥させて、切り分け、
一ヶ月ぐらい風当たりの良い場所で乾燥させれば出来上がりだ。
「これが石けんになるのか?」
「はい、出来ると思いますよ、次は紙の作り方を教えますね」
後でゴム手袋と保護めがねとマスクもいっぱい作って渡しておこう。
苛性ソーダはそのまま触れるとやけどするしな。
次は草から作る紙の作り方を教えた。
草はいくらでも生えているので、原材料に困ることはない。
「なるほど紙はこうやって作られるんだな」
「ええ、これで村の産業になります」
「産業だと?」
ダコタさんが驚いた声を出した。
「そうです。村の外で石けんや紙を売ることでお金を稼ぐことが出来ます。
そのお金で食料を買えば村は救われます」
「だが村の外を出れば奴隷にされるかもしれないんだぞ」
「あのですね。もう外の世界ではとっくの昔に奴隷制は廃止になっています」
「何だって?」
「これは本当なのだ! 私も驚いたけど、
もう私達獣人が人間の奴隷になることはないのだ!」
イオの言葉にダコタさんは驚いた顔をする。
そりゃそうだろう。
外の世界に出れば奴隷になると、
当たり前のように言い聞かせられて育ったんだからな。
「だがそう言われても、村の掟だから外の世界に出るのは駄目だ」
「別に大っぴらに外の世界と交流しろと言っているわけではありません。
村の外を出るのは一部の獣人だけで構いません。
でも今後、何らかの飢饉でも起これば、村では多くの人が死ぬでしょう」
フォルトゥーナの言葉は最もだった。
確かこのままでは何の解決にもならないだろう。
「それはそうだが…。外の世界の人間が俺達獣人を受け入れるとは思えない」
あ、それはそうだな。私も最初見た時は驚いたし。
「それなら領主に頼んでお触れを出せばいいのです」
その時今まで黙っていたフォルトゥーナが口を開いた。
「獣人は人を襲わないことや、
体にかかっている呪いは人に移るものではないことを、
先に住民に説明しておくのです。
いきなり獣人が現れたら大騒ぎになりますからね。
先に説明しておけば余計な混乱は避けられるでしょう」
「分かった。じゃあ一端アアルに戻って領主にお触れを出すように言ってくるよ」
「そして最初に外の人と交流するのは、
イオのように小柄で見た目が愛らしい者だけにしましょう。
いきなり熊みたいな獣人が現れれば警戒しますからね」
フォルトゥーナの言うことは最もである。
何かフォルトゥーナは、私じゃ到底思いつかないことを思いついてくれるから助かる。
何て言うかアイデアマンな一面があるよな。
「そしてアアルの人々が獣人に慣れてきたら、交流会を行いましょう。
そして村に人が来るようになれば、観光客がお金を落としてくれます」
「村に人を呼ぶのか? それはちょっと…」
「その抵抗感は理解出来ますが、いつまで鎖国しているつもりですか?
どっちにせよ。この村は外の世界を知るべきです。
わたくし達は当たり前に知っていることをあなた達は知らない。
これはすごく損なことだと思いませんか?」
「…そうかもしれないが」
フォルトゥーナの言葉にダコタさんは苦虫を噛みつぶした顔をした。
外の世界と交流することの抵抗感は分かる。
だが鎖国しているだけでは何も解決しない。
いい加減外の世界を知るべきだ。
「それとあなた方獣人は身体能力が高いみたいですが、
冒険者に向いているとわたくしは思います」
「冒険者?」
「ああ、冒険者というのはですね…」
ダコタさんにフォルトゥーナは冒険者のことを説明する。
「というわけで村人の何人かは冒険者として働いた方がいいと思います。
石けん作りには時間がかかりますし、
冒険者の方が手っ取り早く稼げて良いです」
「それなら私は冒険者になるのだ!」
その時イオがそう言った。
「私はセツナにとてもお世話になったのだ。
その恩を返したいのだ!」
「だが冒険者になったらどうなるか…」
「冒険者で稼いだお金は村のみんなに貢献するのだ。
みんなにとっても悪い話じゃないと思うのだ」
「うーん、しかし…」
なおも頭が固いのかダコタさんは考え込む。
「僕も村の外に出るべきだと思います」
その時、イオの旦那のアランさんがそう言った。
「イオが村の外に出たいと言った時、僕はそうするべきだと思いました。
村の中にいても何も解決しません。
このまま外の世界と関わらなければ、この村は終わりです」
「そうだな。いい加減外の世界を知るべきかもしれないな。
さすがに神の言うことには逆らえない。
分かった。外の世界と交流しよう。
イオが冒険者になるのも許可しよう」
ダコタさんはそう言った。
この一歩はただの一歩だが、大きな一歩だ。
ルーガルー村が外の世界と交流するようになれば、
アアルにとっても良いこと尽くしだ。
そう私は思ったのだった。
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