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「じゃあ次は…、Lick 」
由良さんが言いながら靴下を履いた足を差し出す。
由良さんの声は変わらず低いままで怖いのに、被虐欲を煽る。今までに感じたことがない感覚だ。
彼の靴下を脱がせ、足の指に口をつける。
親指の腹に舌を這わせると、由良さんが小さく吐息を漏らした。
そのまま反応を伺ってみる。
「ひもひい…、れふか…?(気持ちいいですか?)」
こんな行為、今までプレイをしてくれた相手になら絶対したくなかった。けれど、不思議と由良さんにならいつまでもしていたいなと思うのが不思議だ。
「ああ、いいよ。このままもっと、…そう、たっぷりと咥えて。」
艶っぽい声でささやきながら、由良さんは今度は、ゆっくりと俺の口の奥に足を入れていく。
見上げた先で彼の切れ長の瞳からglareが漏れ出ているのがわかって、下腹部に熱が溜まり切なく疼いた。
苦しいけれど、息がギリギリできる程度の深さ。口の中に広がるボディーソープの香りと、由良さんの足の指がそろそろと舌を這う感覚がたまらない。
抑えられない“ぁー”、だとか“ぅー”と言う声とともに、大量の唾液が口から溢れる。
咥えられない部分に届くように、懸命に舌を伸ばすと、それに答えるように由良さんの指が大きく動き、俺の口内を蹂躙した。
すごく、気持ちいい。
しばらくその行為に没頭する。指の間の柔らかい部分まで丁寧に舌を入れて舐めとって、由良さんが甘い吐息を漏らすたび、Subとしての自分が満たされていく。
しかし、次の瞬間彼が放った言葉に一瞬思考がフリーズした。
「じゃあそのまま、もう片方の手でシャツを捲り上げてごらん。しっかりと肩まで、僕に見えるように。」
医者を前にした小学生でもあるまいし、そんな恥ずかしいことできない…
「幹斗、こっち見て。」
命令に従わない俺に、裁きのようなぞっとするほど重く低い声が降ってきて、恐る恐る由良さんを見上げる。
ごめんなさい、でも俺、できない…。
そう謝ろうとするが、由良さんが放っているglareが冷たくて、怖くて…。
泣きそうになっていると、固まっている俺の顎に由良さんの長い人差し指が当てられた。
初めて会って、本音を言わされた時と同じ。由良さんの唇が開くのが、やけにゆっくりに見えて。
「present」
強力なglareとともに、由良さんの口からcommandが放たれた。
彼の命令は絶対。
脳が警告を鳴らした。
由良さんが言いながら靴下を履いた足を差し出す。
由良さんの声は変わらず低いままで怖いのに、被虐欲を煽る。今までに感じたことがない感覚だ。
彼の靴下を脱がせ、足の指に口をつける。
親指の腹に舌を這わせると、由良さんが小さく吐息を漏らした。
そのまま反応を伺ってみる。
「ひもひい…、れふか…?(気持ちいいですか?)」
こんな行為、今までプレイをしてくれた相手になら絶対したくなかった。けれど、不思議と由良さんにならいつまでもしていたいなと思うのが不思議だ。
「ああ、いいよ。このままもっと、…そう、たっぷりと咥えて。」
艶っぽい声でささやきながら、由良さんは今度は、ゆっくりと俺の口の奥に足を入れていく。
見上げた先で彼の切れ長の瞳からglareが漏れ出ているのがわかって、下腹部に熱が溜まり切なく疼いた。
苦しいけれど、息がギリギリできる程度の深さ。口の中に広がるボディーソープの香りと、由良さんの足の指がそろそろと舌を這う感覚がたまらない。
抑えられない“ぁー”、だとか“ぅー”と言う声とともに、大量の唾液が口から溢れる。
咥えられない部分に届くように、懸命に舌を伸ばすと、それに答えるように由良さんの指が大きく動き、俺の口内を蹂躙した。
すごく、気持ちいい。
しばらくその行為に没頭する。指の間の柔らかい部分まで丁寧に舌を入れて舐めとって、由良さんが甘い吐息を漏らすたび、Subとしての自分が満たされていく。
しかし、次の瞬間彼が放った言葉に一瞬思考がフリーズした。
「じゃあそのまま、もう片方の手でシャツを捲り上げてごらん。しっかりと肩まで、僕に見えるように。」
医者を前にした小学生でもあるまいし、そんな恥ずかしいことできない…
「幹斗、こっち見て。」
命令に従わない俺に、裁きのようなぞっとするほど重く低い声が降ってきて、恐る恐る由良さんを見上げる。
ごめんなさい、でも俺、できない…。
そう謝ろうとするが、由良さんが放っているglareが冷たくて、怖くて…。
泣きそうになっていると、固まっている俺の顎に由良さんの長い人差し指が当てられた。
初めて会って、本音を言わされた時と同じ。由良さんの唇が開くのが、やけにゆっくりに見えて。
「present」
強力なglareとともに、由良さんの口からcommandが放たれた。
彼の命令は絶対。
脳が警告を鳴らした。
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