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ep22
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紅司は戸惑いを浮かべる一葉の両足を持ち上げ、少し高い位置にある台のようなものに乗せた。
すぐに足首がマジックテープのようなもので緩く固定されて、そのままゆっくりと足が開かれる。
それから、ワンピースタイプのナース服のボタンを、ブラジャーの全容が露わになる程度までゆっくりと外された。
「せっかくだから胸の音を聞こうか。」
白衣をまとった紅司の耳に聴診器をつける姿が、やけに様になっていて、一葉はそれをうっとりと見つめた。
そのままブラジャーを上にずらされる。
女性を扱うようなその行為に、一葉は恥ずかしいような、でも大切にされているような不思議な感覚に陥った。
そのまま紅司が、手のひらで温めた聴診器を一葉の左胸に伸ばしていって。
とん、と本当に医者にされるような行為にかっこよくて目が釘付けになった。
「すごく速い。」
わずかに嘲笑に似た響きを含んだ紅司のその言葉を聞いて、一葉の頬は紅に染まった。
…聞かれてしまって恥ずかしい。
しかしこんなにカッコいい医者に診察されれば誰でも心音が早くなってしまい聴診の意味などないのではないか。
そう、紅司が男前すぎるのがいけないのだ。
心の中で唱えながら紅司の診察をじっと見ていると、
「ぁっ…/// 」
ふいに紅司が聴診器を一葉の胸の突起に充て、ぐりぐりとそこをこねくり回した。
「ぁっ…!ぁんっ…!!!」
鉄製でツルツルしていると思っていたのに、心音を増幅するためにに貼られた膜の部分はざらついている。
それが紅司の手の動きに合わせて薬を塗られた突起に擦れるから、真剣に診察をするような表情をする紅司を前に、一葉はとめどなく嬌声を漏らしてしまった。
…恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。
逃げたくなるほど恥ずかしいのに、それでも身体は確かに喜んでいた。
「次は下だな。」
ふと、紅司がナース服のボタンを今度は下から1つずつ開けていった。
その様子をぼうっと眺めていた一葉だが、紅司が腰のあたりまでボタンを外した時、やっと事の顛末に気づいて血の気が引いた。
一葉が乗せられているのは産婦人科で使われるような診察代。目の前には先程使われた姿見が置いてある。
腰のあたりまでボタンを外すと恥ずかしい下着をまとった下半身が丸見えで、足が高く上げられているためレースショーツの後ろの穴から後孔がばっちりとのぞいていた。
それが目の前の鏡に映っていて、ぴんと勃った性器がしっかりとテントを張っているところまで嫌でも見えてしまう。
「い、いやっ…!!」
一葉は羞恥で泣きそうになりながらそう漏らした。
「…逃げるか?」
紅司はそんな一葉に、‘もう少し我慢しろ’などと怒ることはなく静かにそう問いかけた。
「それならその手でテープを外し、その足で全力で逃げればいい。」
すぐにでもそうやって逃げてやりたい。
でも、紅司の黒い瞳がどこか悲しげで、一葉には拒まないで、と言っているように思えて。
どうしてかその瞳から目が逸らさなくて、一葉は抵抗を諦めた。
「…いいこだ。」
抵抗をやめた一葉に、紅司がそう告げて頭を撫でた。
認められている。
承認欲求が満たされて、とても気持ちよくなったから、一葉も自然とふわりと微笑んでしまう。
「ご褒美だ。」
ご褒美?もっと優しくしてくれる?
嬉しい。
「!!??」
少しして、一葉の後孔の表面に、甘美な刺激が走った。ぬるりとして、少しくすぐったいような、それでもしっかりと快楽を伴った。
なにがこんなに気持ち良いのだろうと下を覗き、ぎょっとする。
「おやめください!そんな場s…はぁっ…んっ…///」
やめてほしいと言おうとした途端、今度はぴんと指で胸の突起を弾かれた。
敏感になっているそこは少し触れられるだけでとんでもない刺激を感じる。
紅司は恐ろしいことに一葉の後孔を自らの舌で舐めていたのだ。
その体勢では、紅司に恥ずかしいところを全て見られてしまう。秘所も、雄も、そして快楽に染まり赤くなった頬も。
さらに紅司のハンサムな雄の表情が自分の股の間から覗いて、羞恥と屈辱でなのに気持ちよくて、何が何だかわからない。
「ぁっ…やっ…汚なっ…!!///」
ぐにゅ、と紅司の舌があろうことか孔の浅い部分に入ってきた。
「さっき風呂に入っただろう。」
「ぁぁーっ…!!/// 」
紅司が喋るたびに秘孔の表面に吐息がかかって淫靡な刺激が走る。
その度に一葉は快楽に溺れ、甘やかな吐息を漏らした。
…なんだか頭がぼうっとする…
すぐに足首がマジックテープのようなもので緩く固定されて、そのままゆっくりと足が開かれる。
それから、ワンピースタイプのナース服のボタンを、ブラジャーの全容が露わになる程度までゆっくりと外された。
「せっかくだから胸の音を聞こうか。」
白衣をまとった紅司の耳に聴診器をつける姿が、やけに様になっていて、一葉はそれをうっとりと見つめた。
そのままブラジャーを上にずらされる。
女性を扱うようなその行為に、一葉は恥ずかしいような、でも大切にされているような不思議な感覚に陥った。
そのまま紅司が、手のひらで温めた聴診器を一葉の左胸に伸ばしていって。
とん、と本当に医者にされるような行為にかっこよくて目が釘付けになった。
「すごく速い。」
わずかに嘲笑に似た響きを含んだ紅司のその言葉を聞いて、一葉の頬は紅に染まった。
…聞かれてしまって恥ずかしい。
しかしこんなにカッコいい医者に診察されれば誰でも心音が早くなってしまい聴診の意味などないのではないか。
そう、紅司が男前すぎるのがいけないのだ。
心の中で唱えながら紅司の診察をじっと見ていると、
「ぁっ…/// 」
ふいに紅司が聴診器を一葉の胸の突起に充て、ぐりぐりとそこをこねくり回した。
「ぁっ…!ぁんっ…!!!」
鉄製でツルツルしていると思っていたのに、心音を増幅するためにに貼られた膜の部分はざらついている。
それが紅司の手の動きに合わせて薬を塗られた突起に擦れるから、真剣に診察をするような表情をする紅司を前に、一葉はとめどなく嬌声を漏らしてしまった。
…恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。
逃げたくなるほど恥ずかしいのに、それでも身体は確かに喜んでいた。
「次は下だな。」
ふと、紅司がナース服のボタンを今度は下から1つずつ開けていった。
その様子をぼうっと眺めていた一葉だが、紅司が腰のあたりまでボタンを外した時、やっと事の顛末に気づいて血の気が引いた。
一葉が乗せられているのは産婦人科で使われるような診察代。目の前には先程使われた姿見が置いてある。
腰のあたりまでボタンを外すと恥ずかしい下着をまとった下半身が丸見えで、足が高く上げられているためレースショーツの後ろの穴から後孔がばっちりとのぞいていた。
それが目の前の鏡に映っていて、ぴんと勃った性器がしっかりとテントを張っているところまで嫌でも見えてしまう。
「い、いやっ…!!」
一葉は羞恥で泣きそうになりながらそう漏らした。
「…逃げるか?」
紅司はそんな一葉に、‘もう少し我慢しろ’などと怒ることはなく静かにそう問いかけた。
「それならその手でテープを外し、その足で全力で逃げればいい。」
すぐにでもそうやって逃げてやりたい。
でも、紅司の黒い瞳がどこか悲しげで、一葉には拒まないで、と言っているように思えて。
どうしてかその瞳から目が逸らさなくて、一葉は抵抗を諦めた。
「…いいこだ。」
抵抗をやめた一葉に、紅司がそう告げて頭を撫でた。
認められている。
承認欲求が満たされて、とても気持ちよくなったから、一葉も自然とふわりと微笑んでしまう。
「ご褒美だ。」
ご褒美?もっと優しくしてくれる?
嬉しい。
「!!??」
少しして、一葉の後孔の表面に、甘美な刺激が走った。ぬるりとして、少しくすぐったいような、それでもしっかりと快楽を伴った。
なにがこんなに気持ち良いのだろうと下を覗き、ぎょっとする。
「おやめください!そんな場s…はぁっ…んっ…///」
やめてほしいと言おうとした途端、今度はぴんと指で胸の突起を弾かれた。
敏感になっているそこは少し触れられるだけでとんでもない刺激を感じる。
紅司は恐ろしいことに一葉の後孔を自らの舌で舐めていたのだ。
その体勢では、紅司に恥ずかしいところを全て見られてしまう。秘所も、雄も、そして快楽に染まり赤くなった頬も。
さらに紅司のハンサムな雄の表情が自分の股の間から覗いて、羞恥と屈辱でなのに気持ちよくて、何が何だかわからない。
「ぁっ…やっ…汚なっ…!!///」
ぐにゅ、と紅司の舌があろうことか孔の浅い部分に入ってきた。
「さっき風呂に入っただろう。」
「ぁぁーっ…!!/// 」
紅司が喋るたびに秘孔の表面に吐息がかかって淫靡な刺激が走る。
その度に一葉は快楽に溺れ、甘やかな吐息を漏らした。
…なんだか頭がぼうっとする…
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