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ep19
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※本話からコスプレ、羞恥プレイ等だいぶ変態なハードな内容を含むため、苦手な方はご退室ください
互いの意思を確認した後、なぜだか紅司に手を引かれ、一葉は離れにある書庫まで来ていた。
離れとはいえ寝間着姿のまま屋敷内を歩くのは、少し気がひける。
なんの変哲も無い本棚が並ぶ書庫を、紅司はゆっくり進んでいって、
その最奥、他となんら変わらない本棚の前で紅司は足を止めた。
「あの、どこへ?」
熱にふわふわした頭でさえ、嫌な予感が押し寄せてくる。
何も言わない紅司は、古本に紛れてそれだけ新しいやけに分厚い本を手に取った。
その奥に、なぞの四角い緑色のボタンがある。
紅司の指がそれを押すと、ごうっと音をして本棚が動いた。その先にあったのは分厚い木製の引き戸。
「えっと…うわっ… 」
紅司がその扉を開け視界に入ってきた光景に、一葉は思わず素で驚いた。
「ここに来る前、内密に造らせた。
…前より希望に沿ったプレイができる。」
ラブホテルのSMルームのような、
…いや、それよりも沢山の、一葉にさえ用途がわからない器具が置いてあるコンクリートに囲まれた部屋だった。
もちろん床には絨毯が引いてある。kneelの体勢を取る際のSubに対する気遣いだろう。
プレイルーム、という言葉を知らないわけではなかったが、この家に、しかも最近作られただなんて。
部屋の中央には拘束具のついた病院の診察台のような椅子が、奥にはX字の拘束台が、棚には様々な器具や薬品、そして何故だか冷蔵庫までがある。
「どんなプレイがお望みだ?」
「あ、これ友里が喜びそう。」
クラブ以外では初めて見るプレイルームに興奮し、一葉は自分が何故ここに連れてこられたのかを忘れ、しばしの間部屋の器具を物色していて。
そして紅司の問いかけに気づかずに、一葉は棚にある本格的なナースのコスプレを見て、何度かプレイを施した相手を思い浮かべたのだった。
「違う相手の名前を呼ぶなど、余裕だな、一葉。」
怒りを含んだ雄々しい声が響いて、一葉はびくりと肩を震わせる。
紅司はそのままコツコツと音を立て一葉の方へと歩み寄ると、
「今お前の主人は誰だ?Say.」
指先で一葉の顎をくいっと持ち上げ、強烈なglareを放ちながらそう言った。
「紅司様です。」
そのglareと声だけで腰が砕けそうになる。
恐怖の快楽に震える声で、一葉はなんとかそう答えた。
「ちょうどいい、これを使うか。」
紅司が手に取ったのは、先程一葉が見ていたナースの衣装。
「いや、わ、私には似合わないかと… 」
がたがたと震えながら、それでも一葉は言わなければ気が済まなかった。
羞恥プレイもいいところだ。ナース服など似合うわけがないのだから。
「それは見てみないとわからないな。」
紅司が一葉に衣装を差し出す。
あろうことか、そのナース服にはセットで透け透けのレースショーツとブラジャーまでついていた。
自分の不手際とはいえ、お世辞にもかわいいとは言えない自分がこの膝丈のワンピースタイプのナース服とショーツとブラジャーを身につけるなど流石に気がひける。
なんとか回避したくて、思考を最大限に巡らせてから口を開く。
「…恐れながら申し上げますが、私がナース、紅司様が寝間着姿というのはいささか滑稽すぎるのではと…。」
「確かに。」
一葉の言葉に、紅司は考えるようなそぶりを見せた。
…確かに、ということは諦めるということだろうか。
ほっと一葉が胸を撫で下ろそうとした刹那、
「一葉にだけそれを着せるのもアンフェアだ。俺も医師の格好をしよう。」
と紅司が緩く笑んでそう告げた。
逃げられない状況で、せめて着替えだけは隠れてしようと辺りを見回した一葉に、
「一葉、Strip.そして俺の前で着替えろ。」
残酷なcommandが響いて、身体を羞恥に染め上げた。
互いの意思を確認した後、なぜだか紅司に手を引かれ、一葉は離れにある書庫まで来ていた。
離れとはいえ寝間着姿のまま屋敷内を歩くのは、少し気がひける。
なんの変哲も無い本棚が並ぶ書庫を、紅司はゆっくり進んでいって、
その最奥、他となんら変わらない本棚の前で紅司は足を止めた。
「あの、どこへ?」
熱にふわふわした頭でさえ、嫌な予感が押し寄せてくる。
何も言わない紅司は、古本に紛れてそれだけ新しいやけに分厚い本を手に取った。
その奥に、なぞの四角い緑色のボタンがある。
紅司の指がそれを押すと、ごうっと音をして本棚が動いた。その先にあったのは分厚い木製の引き戸。
「えっと…うわっ… 」
紅司がその扉を開け視界に入ってきた光景に、一葉は思わず素で驚いた。
「ここに来る前、内密に造らせた。
…前より希望に沿ったプレイができる。」
ラブホテルのSMルームのような、
…いや、それよりも沢山の、一葉にさえ用途がわからない器具が置いてあるコンクリートに囲まれた部屋だった。
もちろん床には絨毯が引いてある。kneelの体勢を取る際のSubに対する気遣いだろう。
プレイルーム、という言葉を知らないわけではなかったが、この家に、しかも最近作られただなんて。
部屋の中央には拘束具のついた病院の診察台のような椅子が、奥にはX字の拘束台が、棚には様々な器具や薬品、そして何故だか冷蔵庫までがある。
「どんなプレイがお望みだ?」
「あ、これ友里が喜びそう。」
クラブ以外では初めて見るプレイルームに興奮し、一葉は自分が何故ここに連れてこられたのかを忘れ、しばしの間部屋の器具を物色していて。
そして紅司の問いかけに気づかずに、一葉は棚にある本格的なナースのコスプレを見て、何度かプレイを施した相手を思い浮かべたのだった。
「違う相手の名前を呼ぶなど、余裕だな、一葉。」
怒りを含んだ雄々しい声が響いて、一葉はびくりと肩を震わせる。
紅司はそのままコツコツと音を立て一葉の方へと歩み寄ると、
「今お前の主人は誰だ?Say.」
指先で一葉の顎をくいっと持ち上げ、強烈なglareを放ちながらそう言った。
「紅司様です。」
そのglareと声だけで腰が砕けそうになる。
恐怖の快楽に震える声で、一葉はなんとかそう答えた。
「ちょうどいい、これを使うか。」
紅司が手に取ったのは、先程一葉が見ていたナースの衣装。
「いや、わ、私には似合わないかと… 」
がたがたと震えながら、それでも一葉は言わなければ気が済まなかった。
羞恥プレイもいいところだ。ナース服など似合うわけがないのだから。
「それは見てみないとわからないな。」
紅司が一葉に衣装を差し出す。
あろうことか、そのナース服にはセットで透け透けのレースショーツとブラジャーまでついていた。
自分の不手際とはいえ、お世辞にもかわいいとは言えない自分がこの膝丈のワンピースタイプのナース服とショーツとブラジャーを身につけるなど流石に気がひける。
なんとか回避したくて、思考を最大限に巡らせてから口を開く。
「…恐れながら申し上げますが、私がナース、紅司様が寝間着姿というのはいささか滑稽すぎるのではと…。」
「確かに。」
一葉の言葉に、紅司は考えるようなそぶりを見せた。
…確かに、ということは諦めるということだろうか。
ほっと一葉が胸を撫で下ろそうとした刹那、
「一葉にだけそれを着せるのもアンフェアだ。俺も医師の格好をしよう。」
と紅司が緩く笑んでそう告げた。
逃げられない状況で、せめて着替えだけは隠れてしようと辺りを見回した一葉に、
「一葉、Strip.そして俺の前で着替えろ。」
残酷なcommandが響いて、身体を羞恥に染め上げた。
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