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一章〜ギルド設立を目指して〜
十七話 バトルロワイヤルの激闘②
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時間は少し経過して、闘技場内にある控室で私達四人は支度していた。
「ーー全く。睡蓮は何を知っているのよ、肝心の内容が無かったわけだし」
「にして、あの人何でも知り過ぎじゃない? 知らないことは無いとか言ってたじゃない」
「そうね、確かに知らないことは彼女しは無いけど。でも、それなら教えてくれないと。案外話の筋通すために、知らないフリとかするタイプだけど……」
シュートとネネを外に出し、私とアリアータは着替えている。
アリアータは武装を解き、とても短いショートパンツを履いてベルトを締めた。ベルトには取り外しが簡単な簡易リングを取り付けた投げナイフを十本ほど、装備してからインナーウェアを着てその上にコートを羽織る。
殺し屋ですかと、突っ込みたくなる衣装だ。
しかし、それが動き易いと言うのなら、それで良いのかもしれない。
私はダボダボの白シャツを一枚にして、膝上まである丈の両サイドを腰辺りまで裂いて機動性を確保しておく。
「でもリリー? 闘技場に何かあるの?」
「……? 私は無いわよ。言ったじゃない、月と太陽。同じ空間にありながら、対照的な対なる二つ。私達は太陽であるため、それと太陽とあんたを照らすためーー馬鹿な月に付き合いに来たのよそれだけよ」
「……リリーは、リーダーだね! もう、良いこと言うから泣けてくるじゃない!」
泣き真似をしながら、チラチラと私の反応を伺うアリアータは、やっぱり可愛い。憎いと思う程、可愛い。
いや、もう憎いだけの可愛さだ。
アリアータは反応しない私を見て、泣き真似をやめた。
「しっかりと泣けた?」
「心が洪水を起こすほどにね」
「泣き真似なんてするからよ? さーて、そろそろバトルロワイヤル開催だから行くわよ~。シュート、ネネ、開けるからドア前から離れなさーい!」
私はアリアータの手を取り、ドアを足で蹴って開けた。
ドアが吹き飛び、シュートが下敷きになってしまったがあえて上から踏みつけた。
「離れなかったあんたが悪いわよ」
「お前……少しは言ってから時間を置けよ……誰があんな数秒で避けられるかっ!」
「ほら、行くわよ」
足を上げると、シュートは鉄製のドアを全身の力を使って背中で持ち上げ脱出した。
私は三人の前に立ち、数メートル先にある入退場口から射し込む闘技場に集まった光。
そこを指差して、
「ーーさあ、出陣するわよっ! 死ぬんじゃないわよ、従僕共おおおお!!」
「おい、いつお前に従うペットに俺達は成り下がったよ……」
シュートに突っ込まれ、自分がムスッとしたことに気づきながらもそのままの顔で後ろに振り向いた。
三人が、ニヤニヤと笑っている。
「……何よ」
「リーダー? 私達は仲間だけど、全員が全て同じ目的は持ってないんだから、従僕はゴメンよ」
「……冗談じゃない。あなた達は従僕でも何でもないわよ……最強で、最高の、仲間よ」
「ーーエントリーナンバー3○。お前達が最後だ、入場しなさい」
入退場口から歩いてきた一人の騎士が、浮かれた私達の空気をいとも簡単に壊した。
騎士はそれだけ伝えると、入退場口へ続く通路への道を開け、そこを私達は気分一転させて進みだす。
前半戦30チーム、後半戦30チームで、ただひたすら、前後半共に最後の1チームとなるまで戦うだけのシンプルな戦い。
前後で合計二つのチームが残るので、休憩を挟んで夜になると同時に決勝戦が開始される。
休憩の間には、影縫が出場する個人戦があるのでそれは見ないといけない。
休憩を取りながら個人戦を見て、決勝戦ーー。
と、計画していた私だった。
しかし、上手く計画通りに事が進むとは限らないのが人生だったり時間経過だったりするらしい。
入退場すると、手強そうなチームが二、三程すぐに目に入った。
私達がどう見られているのかは分からないが、逆にこちらから見ると、虎をメンバー全員が従えたチーム、リーダーが片目を瞑ったままの幼女のチーム。それと、危険視はしなくても良さそうだけど、一様は意識して置くことにしようかメンバー全員弓使いのチーム。
この三つのチームが、異様な空気を放って目立っている。
「お手柔らかに」
「……は、はあ」
と、早速リーダーの幼女が声を掛けてきた。
入退場口の真ん前に居たからか、私達と幼女率いるチームの距離はほとんどない。
リーダー同士の挨拶を交わしたところで、もう一つある事に私は気づいた。
新設闘技場は、客席が以前の倍に設けられており約五千人程度なら立ってみる者も合わせて観戦できる。
今現在でもう既に満席のそこに、ローズは居ないが『忍』と、マスターが仲良く座っている。
その後ろを見ると、ジーゼルとグレモリーも居る。
私は驚いたが、反対に私に気づいたグレモリーが手を振ってくれたので集中をフィールドにのみ戻すことができた。
「へえ。S級魔道士の付き人、グレモリーと仲が良いなんて、珍しい人間も居るんだね、あなた、名前は?」
幼女がまた声を掛けてきた。
「私はリリーよ。あなたは?」
「ガリレオ。発明家をしていたけど、冒険者に転職した人生の外れ者だよ」
「人生外れてんのは、私もよ。望んだことだけど」
「それで、私達は敵同士と言うことになるから、戦うしかないんだけど」
「それもそうね? 金髪が二人もこのフィールドで仲良しこよししてたら、それはそれはギャラリーから批判だもの」
私はそう言い残して、彼女の横を抜けて反対側へと向かった。
闘技場は円形で、観客席に覆われた中に広く開けた土の場がある。
そこで入退場口は門で閉ざされ、戦いが行われる。
もう既に三人は反対側に居たので、合流する形となった。
やる気満々のシュートとアリアータだが、その横では人の多さに怯え気味のネネ。
しかし、心配することはない。彼女は、ネネは、戦となれば化け猫なのだから。
なんて呑気に仲間の顔を見ているうちに、二つしかない入退場口が音を立てて閉ざされた。
試合が始まる合図ーー。
私は構えを取る。それに倣ってか釣られてか、はたまたリーダーが戦闘態勢に入ったからか、三人もしっかりと構えをとった。
「ーーこれより、試合を、始める。これより、試合を、始める。参加チーム、構え」
フィールドの上を円を描きながら飛び始めた烏。
一々句読点を多めに挟む話方に、イラッとして撃ち落としてやりたくなる。
「ーーそれでは、試合、開始。試合、開始」
烏が開始を告げると、各チーム一斉に飛び出して早くも切り合い殴り合い撃ち合いとなった。
私達は決勝戦に残れれば良いだけであり、別に喧嘩をしたい訳ではない。
だから動かないーー。来る敵を待つ。
「ーーなんて、じっとしられっか!」
「ーー本当ねシュート!! やるからには立てなくなるまでやるわよー!!」
暴れ馬と噂が国中に回り始めているらしい私とシュートは、来る敵を待つ前に、来る敵となる。
じっと待っているのが、シュートも嫌いなのだ。私と似ている暴れ馬で無計画な性格である。
「ーーおいおいおっさん! 気絶のフリしてもやられる一方だぜ!」
シュートはすぐに自分より巨体の男を、馬乗りになって峰で叩きまくっていた。
気絶したフリじゃない、もう気絶している。
それに気づかないシュートの脳は、前から気絶して起きていない。
と、そこに仲間だろうか短剣を二本に増やしながらシュートに向かって駆けてくる女がいる。
私はターゲットをその女にして、すかさず走り出す。
女がシュートに斬りかかる寸前で、膝蹴りを顔に入れた。
「アチョオオォォウッ! おい、勝手に相棒に近づいてんじゃないわよ、女の醜い戦いじゃないのよこれはっ!」
金髪の女が、馬乗りになって往復ビンタを高速で繰り出したら止まらず、それこそ醜かった。
ーー認めたくないが、私だ。
「おーい、マジで起きろおっさん」
「おかしいわね……白目向いてるわ?」
「やり過ぎよ二人共。暴れ馬って噂が回る意味を、自覚しなさい」
シュートと私は、アリアータとネネに襟首を掴まれ借りてきた猫の如く軽々と持ち上げられた。
そのままターゲットから離され、フィールドの隅にできた空間へと運ばれてしまった。
暴れ足りないと、二人の手の中で暴れるが脳天に拳骨が落ちてきて静かにするしかなくなってしまった。
「ーー全く。睡蓮は何を知っているのよ、肝心の内容が無かったわけだし」
「にして、あの人何でも知り過ぎじゃない? 知らないことは無いとか言ってたじゃない」
「そうね、確かに知らないことは彼女しは無いけど。でも、それなら教えてくれないと。案外話の筋通すために、知らないフリとかするタイプだけど……」
シュートとネネを外に出し、私とアリアータは着替えている。
アリアータは武装を解き、とても短いショートパンツを履いてベルトを締めた。ベルトには取り外しが簡単な簡易リングを取り付けた投げナイフを十本ほど、装備してからインナーウェアを着てその上にコートを羽織る。
殺し屋ですかと、突っ込みたくなる衣装だ。
しかし、それが動き易いと言うのなら、それで良いのかもしれない。
私はダボダボの白シャツを一枚にして、膝上まである丈の両サイドを腰辺りまで裂いて機動性を確保しておく。
「でもリリー? 闘技場に何かあるの?」
「……? 私は無いわよ。言ったじゃない、月と太陽。同じ空間にありながら、対照的な対なる二つ。私達は太陽であるため、それと太陽とあんたを照らすためーー馬鹿な月に付き合いに来たのよそれだけよ」
「……リリーは、リーダーだね! もう、良いこと言うから泣けてくるじゃない!」
泣き真似をしながら、チラチラと私の反応を伺うアリアータは、やっぱり可愛い。憎いと思う程、可愛い。
いや、もう憎いだけの可愛さだ。
アリアータは反応しない私を見て、泣き真似をやめた。
「しっかりと泣けた?」
「心が洪水を起こすほどにね」
「泣き真似なんてするからよ? さーて、そろそろバトルロワイヤル開催だから行くわよ~。シュート、ネネ、開けるからドア前から離れなさーい!」
私はアリアータの手を取り、ドアを足で蹴って開けた。
ドアが吹き飛び、シュートが下敷きになってしまったがあえて上から踏みつけた。
「離れなかったあんたが悪いわよ」
「お前……少しは言ってから時間を置けよ……誰があんな数秒で避けられるかっ!」
「ほら、行くわよ」
足を上げると、シュートは鉄製のドアを全身の力を使って背中で持ち上げ脱出した。
私は三人の前に立ち、数メートル先にある入退場口から射し込む闘技場に集まった光。
そこを指差して、
「ーーさあ、出陣するわよっ! 死ぬんじゃないわよ、従僕共おおおお!!」
「おい、いつお前に従うペットに俺達は成り下がったよ……」
シュートに突っ込まれ、自分がムスッとしたことに気づきながらもそのままの顔で後ろに振り向いた。
三人が、ニヤニヤと笑っている。
「……何よ」
「リーダー? 私達は仲間だけど、全員が全て同じ目的は持ってないんだから、従僕はゴメンよ」
「……冗談じゃない。あなた達は従僕でも何でもないわよ……最強で、最高の、仲間よ」
「ーーエントリーナンバー3○。お前達が最後だ、入場しなさい」
入退場口から歩いてきた一人の騎士が、浮かれた私達の空気をいとも簡単に壊した。
騎士はそれだけ伝えると、入退場口へ続く通路への道を開け、そこを私達は気分一転させて進みだす。
前半戦30チーム、後半戦30チームで、ただひたすら、前後半共に最後の1チームとなるまで戦うだけのシンプルな戦い。
前後で合計二つのチームが残るので、休憩を挟んで夜になると同時に決勝戦が開始される。
休憩の間には、影縫が出場する個人戦があるのでそれは見ないといけない。
休憩を取りながら個人戦を見て、決勝戦ーー。
と、計画していた私だった。
しかし、上手く計画通りに事が進むとは限らないのが人生だったり時間経過だったりするらしい。
入退場すると、手強そうなチームが二、三程すぐに目に入った。
私達がどう見られているのかは分からないが、逆にこちらから見ると、虎をメンバー全員が従えたチーム、リーダーが片目を瞑ったままの幼女のチーム。それと、危険視はしなくても良さそうだけど、一様は意識して置くことにしようかメンバー全員弓使いのチーム。
この三つのチームが、異様な空気を放って目立っている。
「お手柔らかに」
「……は、はあ」
と、早速リーダーの幼女が声を掛けてきた。
入退場口の真ん前に居たからか、私達と幼女率いるチームの距離はほとんどない。
リーダー同士の挨拶を交わしたところで、もう一つある事に私は気づいた。
新設闘技場は、客席が以前の倍に設けられており約五千人程度なら立ってみる者も合わせて観戦できる。
今現在でもう既に満席のそこに、ローズは居ないが『忍』と、マスターが仲良く座っている。
その後ろを見ると、ジーゼルとグレモリーも居る。
私は驚いたが、反対に私に気づいたグレモリーが手を振ってくれたので集中をフィールドにのみ戻すことができた。
「へえ。S級魔道士の付き人、グレモリーと仲が良いなんて、珍しい人間も居るんだね、あなた、名前は?」
幼女がまた声を掛けてきた。
「私はリリーよ。あなたは?」
「ガリレオ。発明家をしていたけど、冒険者に転職した人生の外れ者だよ」
「人生外れてんのは、私もよ。望んだことだけど」
「それで、私達は敵同士と言うことになるから、戦うしかないんだけど」
「それもそうね? 金髪が二人もこのフィールドで仲良しこよししてたら、それはそれはギャラリーから批判だもの」
私はそう言い残して、彼女の横を抜けて反対側へと向かった。
闘技場は円形で、観客席に覆われた中に広く開けた土の場がある。
そこで入退場口は門で閉ざされ、戦いが行われる。
もう既に三人は反対側に居たので、合流する形となった。
やる気満々のシュートとアリアータだが、その横では人の多さに怯え気味のネネ。
しかし、心配することはない。彼女は、ネネは、戦となれば化け猫なのだから。
なんて呑気に仲間の顔を見ているうちに、二つしかない入退場口が音を立てて閉ざされた。
試合が始まる合図ーー。
私は構えを取る。それに倣ってか釣られてか、はたまたリーダーが戦闘態勢に入ったからか、三人もしっかりと構えをとった。
「ーーこれより、試合を、始める。これより、試合を、始める。参加チーム、構え」
フィールドの上を円を描きながら飛び始めた烏。
一々句読点を多めに挟む話方に、イラッとして撃ち落としてやりたくなる。
「ーーそれでは、試合、開始。試合、開始」
烏が開始を告げると、各チーム一斉に飛び出して早くも切り合い殴り合い撃ち合いとなった。
私達は決勝戦に残れれば良いだけであり、別に喧嘩をしたい訳ではない。
だから動かないーー。来る敵を待つ。
「ーーなんて、じっとしられっか!」
「ーー本当ねシュート!! やるからには立てなくなるまでやるわよー!!」
暴れ馬と噂が国中に回り始めているらしい私とシュートは、来る敵を待つ前に、来る敵となる。
じっと待っているのが、シュートも嫌いなのだ。私と似ている暴れ馬で無計画な性格である。
「ーーおいおいおっさん! 気絶のフリしてもやられる一方だぜ!」
シュートはすぐに自分より巨体の男を、馬乗りになって峰で叩きまくっていた。
気絶したフリじゃない、もう気絶している。
それに気づかないシュートの脳は、前から気絶して起きていない。
と、そこに仲間だろうか短剣を二本に増やしながらシュートに向かって駆けてくる女がいる。
私はターゲットをその女にして、すかさず走り出す。
女がシュートに斬りかかる寸前で、膝蹴りを顔に入れた。
「アチョオオォォウッ! おい、勝手に相棒に近づいてんじゃないわよ、女の醜い戦いじゃないのよこれはっ!」
金髪の女が、馬乗りになって往復ビンタを高速で繰り出したら止まらず、それこそ醜かった。
ーー認めたくないが、私だ。
「おーい、マジで起きろおっさん」
「おかしいわね……白目向いてるわ?」
「やり過ぎよ二人共。暴れ馬って噂が回る意味を、自覚しなさい」
シュートと私は、アリアータとネネに襟首を掴まれ借りてきた猫の如く軽々と持ち上げられた。
そのままターゲットから離され、フィールドの隅にできた空間へと運ばれてしまった。
暴れ足りないと、二人の手の中で暴れるが脳天に拳骨が落ちてきて静かにするしかなくなってしまった。
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