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第十話 お買い物
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ラグナロクにはとても発展した街があります。
そこには、高層ビルやオシャレなお店が集まった大きなお店があります。
今日はそこへテトと二人で遊びついでに買い物にきたのです。
「ここは現代とはだいぶ変わって未来の技術を使って発展させた場所だよ。だから、この街は見たことのない建物とかばかりなんだよ、これも未来人を連れてきて知恵をもらってここまで成長したんだけどね」
「信じられない話だけど実際にこうやって見せられると信じるしかないよね。とても私はこんな建物みたことないわよ」
未来人とはタイムトラベラーのことを指していて、何百年後の世界を生きている人を未来から引っ張ってくるとその人は未来人と言われる。
テトは未来人の知恵を借り、ラグナロク一体に未来の街を創り出したと私に話してくれた。
その中でも一番のお気に入りは、食べ物屋さん、レストラン、服屋さん、雑貨屋さんが全て一つの建物の中に入っていて何でも揃っているらしい。この建物のことを未来人さんは総合複合施設「ショッピングモール」と呼んでいたそうです。
私は初めて見るのと、初めてそこへ入るワクワクで胸が高鳴っていた。
「テト、私、少し緊張してするわ」
「大丈夫、僕も少し緊張してる」
「入ったことないの?!」
「恥ずかしながら来る人もいなかったから僕はまだ入った事ないんだ、アハハハ」
テト、あなたが未来人を連れてきて創った施設をなぜあなたは一度も入ったことがないの?と言いたかったが、テトは来る人がいなかったと言っていたので言えない雰囲気になった。
私は明るく、テト入りましょう!と手をつなぎ入り口を抜ける。
なんと、ショッピングモールと呼ばれる建物の入り口は人に反応して自動で開くものでとても驚いた。
「テト!ドアが勝手に開いたわ!未来の技術ってすごいのね!」
「これには僕も驚いたな……。……すごい技術だし、中もすごい!」
「これが未来の人が住む世界の建物でこのような建物が普通になっているのね!未来ってどんなところなのかしら」
「便利だけど、便利すぎて人間がダメになりそうな要素が多すぎるね」
「ドアが自動くらいはいいんじゃない?」
私とテトは、未来はきっとこんな感じだと色々な妄想を話し合いながら中を一通り回ってみる。
服屋さんが沢山はいっていて色々と試着、購入ができそうだなと思いながら候補を決めていく。
食べ物屋さん、アイスクリーム屋さんが入っていてテトと二人でつまむ。
雑貨屋さんでは部屋の飾りや屋敷の壁際に置けそうな物などこれいいんじゃない?などと候補をあげていく。
一瞬で過ぎていく時間と反対ににショッピングモール内のお店はまだまだ沢山あって回りきれていない。
テトは久しぶりに沢山歩くと疲れるねとフードコートと呼ばれる椅子と机が沢山おいてあり、その周りを屋台に近い食べ物屋さんが沢山並んでいた。
その中の一つの椅子にテトが腰を掛ける。
「疲れたー!僕は基本、ここまで歩いてっていうのがないから脚が痛いよ」
「私も久しぶりに歩いたから脚痛いわー。でも、物凄く楽しいわ!初めて見るお店とかも沢山あって見てて楽しいわ」
まだ候補を決めて保留にしたものがたくさんあり、一通り回ったので欲しいものを買いに行こうとフードコートをあとにしようとする。
私はフードコートを出る前にたこ焼きと言う食べ物を見つけてしまう。
「テト、あのたこ焼きというのはどんなの?食べてみたい!」
「たこ焼きか……、丸い柔らかい生地みたいなのの中にタコが入っているんだ。買って食べてみる?」
「うん!買って食べましょう!」
私は初めて見たたこ焼きに興味を持ちテトにお願いして食べてみた。
初めての食感。熱々のボールのような物の中にタコの足の切り身がはいっていてすごく美味しくて止まらなくなってしまった私は全種類味を制覇してしまう。
テトはよく食べるアリアは可愛いね!とあーんで食べさせてくれる。
「テト、はいあーん」
「あーん」
「なんてねー、私が食べちゃいます。パクッ!」
「アリアひどいぞー?家帰ったらイタズラするから覚悟しなよ?」
「冗談よ?はいあーん」
「直前でくれないのはなしだよ?あーん。……美味しい!熱々だけど」
テトに少しずつイタズラをすることを覚えてきた私はテトに毎日色々なイタズラを少ししている。
何かあればおすわりで反撃を防ぐこともできる私はテトにちょっとしたイタズラをしても、怖いものはない。
たこ焼きを食べ終え、服を二着購入し、雑貨屋さんで芳香剤と時計など可愛いデザインのを四つほど購入し屋敷に戻った。
ちなみに今日は本当に二人でのお出かけだった。
使用人、護衛兵の方々はみんな屋敷で留守番をしてくれている。
「テト!また近いうちに来ましょ!まだまだ買いたいものもあるわ!次はゲームセンターというところにも行ってみましょ?」
「そうだね、また近いうちにこようか!次はゲームセンターに行ってみよう!」
何気ない約束を交して私とテトはいつものように手をつなぎ屋敷に帰った時間は九時半を過ぎていて、屋敷に戻ると使用人の方々に怒らちゃいました。
そこには、高層ビルやオシャレなお店が集まった大きなお店があります。
今日はそこへテトと二人で遊びついでに買い物にきたのです。
「ここは現代とはだいぶ変わって未来の技術を使って発展させた場所だよ。だから、この街は見たことのない建物とかばかりなんだよ、これも未来人を連れてきて知恵をもらってここまで成長したんだけどね」
「信じられない話だけど実際にこうやって見せられると信じるしかないよね。とても私はこんな建物みたことないわよ」
未来人とはタイムトラベラーのことを指していて、何百年後の世界を生きている人を未来から引っ張ってくるとその人は未来人と言われる。
テトは未来人の知恵を借り、ラグナロク一体に未来の街を創り出したと私に話してくれた。
その中でも一番のお気に入りは、食べ物屋さん、レストラン、服屋さん、雑貨屋さんが全て一つの建物の中に入っていて何でも揃っているらしい。この建物のことを未来人さんは総合複合施設「ショッピングモール」と呼んでいたそうです。
私は初めて見るのと、初めてそこへ入るワクワクで胸が高鳴っていた。
「テト、私、少し緊張してするわ」
「大丈夫、僕も少し緊張してる」
「入ったことないの?!」
「恥ずかしながら来る人もいなかったから僕はまだ入った事ないんだ、アハハハ」
テト、あなたが未来人を連れてきて創った施設をなぜあなたは一度も入ったことがないの?と言いたかったが、テトは来る人がいなかったと言っていたので言えない雰囲気になった。
私は明るく、テト入りましょう!と手をつなぎ入り口を抜ける。
なんと、ショッピングモールと呼ばれる建物の入り口は人に反応して自動で開くものでとても驚いた。
「テト!ドアが勝手に開いたわ!未来の技術ってすごいのね!」
「これには僕も驚いたな……。……すごい技術だし、中もすごい!」
「これが未来の人が住む世界の建物でこのような建物が普通になっているのね!未来ってどんなところなのかしら」
「便利だけど、便利すぎて人間がダメになりそうな要素が多すぎるね」
「ドアが自動くらいはいいんじゃない?」
私とテトは、未来はきっとこんな感じだと色々な妄想を話し合いながら中を一通り回ってみる。
服屋さんが沢山はいっていて色々と試着、購入ができそうだなと思いながら候補を決めていく。
食べ物屋さん、アイスクリーム屋さんが入っていてテトと二人でつまむ。
雑貨屋さんでは部屋の飾りや屋敷の壁際に置けそうな物などこれいいんじゃない?などと候補をあげていく。
一瞬で過ぎていく時間と反対ににショッピングモール内のお店はまだまだ沢山あって回りきれていない。
テトは久しぶりに沢山歩くと疲れるねとフードコートと呼ばれる椅子と机が沢山おいてあり、その周りを屋台に近い食べ物屋さんが沢山並んでいた。
その中の一つの椅子にテトが腰を掛ける。
「疲れたー!僕は基本、ここまで歩いてっていうのがないから脚が痛いよ」
「私も久しぶりに歩いたから脚痛いわー。でも、物凄く楽しいわ!初めて見るお店とかも沢山あって見てて楽しいわ」
まだ候補を決めて保留にしたものがたくさんあり、一通り回ったので欲しいものを買いに行こうとフードコートをあとにしようとする。
私はフードコートを出る前にたこ焼きと言う食べ物を見つけてしまう。
「テト、あのたこ焼きというのはどんなの?食べてみたい!」
「たこ焼きか……、丸い柔らかい生地みたいなのの中にタコが入っているんだ。買って食べてみる?」
「うん!買って食べましょう!」
私は初めて見たたこ焼きに興味を持ちテトにお願いして食べてみた。
初めての食感。熱々のボールのような物の中にタコの足の切り身がはいっていてすごく美味しくて止まらなくなってしまった私は全種類味を制覇してしまう。
テトはよく食べるアリアは可愛いね!とあーんで食べさせてくれる。
「テト、はいあーん」
「あーん」
「なんてねー、私が食べちゃいます。パクッ!」
「アリアひどいぞー?家帰ったらイタズラするから覚悟しなよ?」
「冗談よ?はいあーん」
「直前でくれないのはなしだよ?あーん。……美味しい!熱々だけど」
テトに少しずつイタズラをすることを覚えてきた私はテトに毎日色々なイタズラを少ししている。
何かあればおすわりで反撃を防ぐこともできる私はテトにちょっとしたイタズラをしても、怖いものはない。
たこ焼きを食べ終え、服を二着購入し、雑貨屋さんで芳香剤と時計など可愛いデザインのを四つほど購入し屋敷に戻った。
ちなみに今日は本当に二人でのお出かけだった。
使用人、護衛兵の方々はみんな屋敷で留守番をしてくれている。
「テト!また近いうちに来ましょ!まだまだ買いたいものもあるわ!次はゲームセンターというところにも行ってみましょ?」
「そうだね、また近いうちにこようか!次はゲームセンターに行ってみよう!」
何気ない約束を交して私とテトはいつものように手をつなぎ屋敷に帰った時間は九時半を過ぎていて、屋敷に戻ると使用人の方々に怒らちゃいました。
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