今、この瞬間を走りゆく
【第2回きずな児童書大賞 奨励賞】
皆様読んでくださり、応援、投票ありがとうございました!
小学校五年生の涼暮ミナは、父の知り合いの詩人・松風洋さんの住む東北に夏休みを利用して東京からやってきた。同い年の洋さんの孫のキカと、その友達ハヅキとアオイと仲良くなる。洋さんが初めて書いた物語を読ませてもらったミナは、みんなでその小説の通りに街を巡り、その中でそれぞれが抱いている見えない未来への不安や、過去の悲しみ、現実の自分と向き合っていく。
「時あかり、青嵐が吹いたら、一気に走り出せ」
合言葉を言いながら、もう使われていない古い鉄橋の上を走り抜ける覚悟を決めるが──
ひと夏の冒険ファンタジー
皆様読んでくださり、応援、投票ありがとうございました!
小学校五年生の涼暮ミナは、父の知り合いの詩人・松風洋さんの住む東北に夏休みを利用して東京からやってきた。同い年の洋さんの孫のキカと、その友達ハヅキとアオイと仲良くなる。洋さんが初めて書いた物語を読ませてもらったミナは、みんなでその小説の通りに街を巡り、その中でそれぞれが抱いている見えない未来への不安や、過去の悲しみ、現実の自分と向き合っていく。
「時あかり、青嵐が吹いたら、一気に走り出せ」
合言葉を言いながら、もう使われていない古い鉄橋の上を走り抜ける覚悟を決めるが──
ひと夏の冒険ファンタジー
あなたにおすすめの小説
【完結】王太子妃の初恋
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。
王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。
しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。
そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。
★ざまぁはありません。
全話予約投稿済。
携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。
報告ありがとうございます。
どうぞご勝手になさってくださいまし
志波 連
恋愛
政略結婚とはいえ12歳の時から婚約関係にあるローレンティア王国皇太子アマデウスと、ルルーシア・メリディアン侯爵令嬢の仲はいたって上手くいっていた。
辛い教育にもよく耐え、あまり学園にも通学できないルルーシアだったが、幼馴染で親友の侯爵令嬢アリア・ロックスの励まされながら、なんとか最終学年を迎えた。
やっと皇太子妃教育にも目途が立ち、学園に通えるようになったある日、婚約者であるアマデウス皇太子とフロレンシア伯爵家の次女であるサマンサが恋仲であるという噂を耳にする。
アリアに付き添ってもらい、学園の裏庭に向かったルルーシアは二人が仲よくベンチに腰掛け、肩を寄せ合って一冊の本を仲よく見ている姿を目撃する。
風が運んできた「じゃあ今夜、いつものところで」という二人の会話にショックを受けたルルーシアは、早退して父親に訴えた。
しかし元々が政略結婚であるため、婚約の取り消しはできないという言葉に絶望する。
ルルーシアの邸を訪れた皇太子はサマンサを側妃として迎えると告げた。
ショックを受けたルルーシアだったが、家のために耐えることを決意し、皇太子妃となることを受け入れる。
ルルーシアだけを愛しているが、友人であるサマンサを助けたいアマデウスと、アマデウスに愛されていないと思い込んでいるルルーシアは盛大にすれ違っていく。
果たして不器用な二人に幸せな未来は訪れるのだろうか……
他サイトでも公開しています。
R15は保険です。
表紙は写真ACより転載しています。
政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~
つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。
政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。
他サイトにも公開中。
【完結】さようならと言うしかなかった。
ユユ
恋愛
卒業の1ヶ月後、デビュー後に親友が豹変した。
既成事実を経て婚約した。
ずっと愛していたと言った彼は
別の令嬢とも寝てしまった。
その令嬢は彼の子を孕ってしまった。
友人兼 婚約者兼 恋人を失った私は
隣国の伯母を訪ねることに…
*作り話です
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
お飾り王妃の愛と献身
石河 翠
恋愛
エスターは、お飾りの王妃だ。初夜どころか結婚式もない、王国存続の生贄のような結婚は、父親である宰相によって調えられた。国王は身分の低い平民に溺れ、公務を放棄している。
けれどエスターは白い結婚を隠しもせずに、王の代わりに執務を続けている。彼女にとって大切なものは国であり、夫の愛情など必要としていなかったのだ。
ところがある日、暗愚だが無害だった国王の独断により、隣国への侵攻が始まる。それをきっかけに国内では革命が起き……。
国のために恋を捨て、人生を捧げてきたヒロインと、王妃を密かに愛し、彼女を手に入れるために国を変えることを決意した一途なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:24963620)をお借りしております。
【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
読ませていただきました。
「今、この瞬間を走りぬく」というタイトルだけを見たとき、陸上系のスポーツものかな?と単純に思ってしまったのですが、読み進めるうちにタイトルの意味がわかってきました。だから「ファンタジー」「ひと夏の冒険ファンタジー」というタグが使われているのですね。主人公ミナちゃんを含めたキカくん、ハズキくん、アオイくんのキャラも良くて、さわやかでありながら心に沁みわたるファンタジーでした。
(訪問&投票が遅くなってしまってごめんなさいです)
まこさん、読んでくださり感想までありがとうございます!
確かに……走るって書いてあるから、タイトルだけ見たら陸上系スポーツ?と思われるかもしれないですね💦
物語のキーとなる廃線した鉄橋を走ることをタイトルに込めたので読んで納得してもらえていたら嬉しいです。ファンタジー感はそこまで強くないですが、心沁みわたるファンタジーと言っていただけて嬉しいですー!ありがとうございました!
時間も忘れて一気読みさせていただきました!
日本の古き良き時代が詰まった、未来の子どもたちに繋げたいお話。
りろ先生の書かれるお話は、風景の描写や登場人物の心情が非常に繊細かつ丁寧に綴られていて非常に奥行きがありますし、読んでいてとてもやさしい気持ちになれます。
夢中になって追いかけたくなるようなストーリーも良かったのですが、主要人物である三人組の男の子のキャラクターもすごく良かったです!
推しが決められないぐらい三人とも素敵な個性があって、それぞれみんないい。(でもあえて決めるならキカくん!笑)三人の掛け合いがとにかく男児らしくて可愛いです!
主人公のミナちゃんも等身大で感情移入しやすく、とても応援したくなります😊
四人の未来が末長く幸せなものでありますように。
素敵な物語との出会いをありがとうございました!
ヲトさん、一気読みしてくださり、こんなに素敵な感想をありがとうございます!
すごく褒めてくれていて嬉しいです!
未来の子どもたちに繋げたいお話。ってすごく嬉しい言葉です!
情景は私の子供の頃を思い出し、見てきた風景や場所を描写しています。今回は巡った場所全て実際にある場所です。奥行きが出ていたと聞いて嬉しいです!
ヲトさんはキカくん派ですね♡私も選べないくらいみんな好きで…でも、書いて楽しかったのはアオイくんで作品の盛り上げ役になってくれた気がします。ハヅキくんと父のバトルも楽しかったけど……
たくさん褒めてくださりありがとうございます!読んでくれた方の心にいつまでも残る作品になっていたら嬉しいです。
ありがとうございました!!
初めまして、こんにちは(*´▽`*)
東北のタグに惹かれて、一気に読みました!(東北在住)
どうしても『お姉ちゃん』が後回しになってしまって、ミナちゃんが甘えたくても甘えられないのを想像すると切なくなりました。
お友だちとの距離感も、子どもの内は難しいですよね。
苦手だったトマトを克服するところが好きです。きっと愛情たっぷり注いで育てていたんだろうなと思って、和みました。
過去や未来を見てきた子どもたちは、きっとその思い出を大事にして現実世界と向き合っていくんだろうなぁ、と。
心の中に、ぽっと優しい火が灯る素敵な物語でした(*'▽')
秋月さんこんにちは(*´-`)
東北在住でしかも一気読み!すごく嬉しいです!少しでも東北の風を感じてもらえていたらいいなと思います。
トマトのシーンは実際に私の子供の頃の経験を書いたんです。おばあちゃんちのトマトが本当に美味しくって。苦手克服できたんです。和んでいただけて嬉しいです。
素敵な感想をありがとうございました。
ひと夏の思い出が、一生の思い出になる。
そんなステキな出会いと経験をした子供たちの頭を撫で撫でしてやりたい衝動に駆られました。
優しい気持ちになる物語でした。
完結、おめでとうございます。
衿乃さん、最後まで読んでくださりありがとうございます!
とっても濃いひと夏の思い出は一生ものですね!
もう、ほんとみんなのこと撫で撫でしてあげてくださいー! ハヅキだけはそういうの慣れてないからツンとしそうですが笑
優しい気持ちになれると言っていただけて嬉しいです。衿乃さんの心の中にもいつまでも優しさが残りますように…!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。