晩夏光、忘却の日々

佐々森りろ

文字の大きさ
上 下
72 / 72
第七章 たくさん笑おうね

5

しおりを挟む
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(3件)

昭島瑛子
2024.08.13 昭島瑛子

交通事故にあったあと図書室から出られなくなった涼風が意識を取り戻したのはいいことのはずなのに、西澤くんとの記憶を失っているもどかしさがあり、どうなってしまうんだろうと思いながら読んでいました。
りろさんの作品は主人公だけではなく、同じ青春期を過ごす周囲の人々の心情も描かれているので、それぞれの思いを応援したくなります(古賀くんのことだけは一度「古賀ぁ!(怒)」と思ってしまいましたが笑)
涼風が今まで失っていたものを取り戻し、幸せになってほしいなと思いました。

佐々森りろ
2024.08.13 佐々森りろ

昭島さんー!!
読んでくださり感想ありがとうございます!!
あまり書いたことのない不思議要素を取り入れたので、難しい部分がたくさんありました。だけど、昭島さんの「それぞれの思いを応援したくなる」という言葉に私らしさは出せていたかなと感じました。嬉しいです。
古賀のこと怒って良いんですー!(笑) 本当はもっとクズ男にするつもりだったのですが……あの様になりました!
最後までお付き合いくださりありがとうございました(*´-`)

解除
衿乃 光希
2024.08.12 衿乃 光希

涼風さん、つらかったね。頑張って耐えてきたね、と褒めてあげたい。
これくらい平気って、感情を動かさないようにしたら楽な気がするんですよね。
でも実際、心はすりきれてるんですよね。気がつかないところで。
もしくは気づかないフリをしてしまうんですよね。
心が壊れてしまう前に、西澤くんと出会えて良かった。
よく気がつく葉ちゃんとも友だちでよかった。二人はきっと一生の友人でいられますね。
人との出逢いや関係を築くのはとても難しいけど大切だなと、考えさせてもらえた物語でした。

佐々森りろ
2024.08.12 佐々森りろ

衿乃さん!最後まで読んでくださりありがとうございます!

そして、涼風にも優しい言葉をありがとうございます(*´-`)
現実でも、誰しもが悩みを抱えていると思いますが、上手く吐き出せるキッカケがないと苦しいばっかりになってしまいますからね。
そう言う存在が必ずいてくれると前向きになってもらえたらなと思って執筆しました。

葉ちゃんが一生の友達って言葉も嬉しいですー!書いている途中で葉ちゃんの存在意義を見失っていたりしたのですが、そう言ってもらえる友達になれていたんだなと安心しました。
とても素敵な感想をありがとうございます!

解除
桜花音
2024.08.09 桜花音

泣いた。いっぱい泣きました。
不思議な図書室の出会いから、現実に。
図書室での記憶がない涼風ちゃんにもどかしく思いながらも、西澤くんの一途な思いがまっすぐに届きました。
子供の頃の経験で『泣いてもしょうがない』と自分に言い聞かせているかのような涼風に「泣けよ」ってぶつける西澤くんに涙が止まりませんでした。
そして母との対面。
謝ってほしいんじゃない。抱きしめて、そして二人で「いっぱい泣いていい」というところは本当に涙が止まりません。
西澤家、素敵な家族です。
涼風ちゃん、よかったねと心からエールを送りたいです。

佐々森りろ
2024.08.09 佐々森りろ

花音さん!
最後まで追いかけて読んでくださり、感想ありがとうございます!!
たくさん泣いてくれたんですね…!
西澤くんの強い想い、涼風と母の関係にも涙してくださり本当にありがとうございます。
二人の夏の終わりを書くことができて、私も良かったなぁと思っています。
応援ありがとうございました!涼風もエール受け取りました♡

解除

あなたにおすすめの小説

女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。

矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。 女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。 取って付けたようなバレンタインネタあり。 カクヨムでも同内容で公開しています。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

エロ・ファンタジー

フルーツパフェ
大衆娯楽
 物事は上手くいかない。  それは異世界でも同じこと。  夢と好奇心に溢れる異世界の少女達は、恥辱に塗れた現実を味わうことになる。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。

スタジオ.T
青春
 幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。  そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。    ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。