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お店開店編
第一章 6話『『元』究極メイド、仕事を探す』
しおりを挟む「お金がない……」
アミナは深いため息をつきながら、街の広場に面したベンチに腰を下ろした。
目の前を、忙しそうに行き交う人々が次々と通り過ぎていく。
陽光が眩しい広場は賑わいに満ちているが、彼女の心は重い。
財布の中身を数えると、残っているのは金貨5枚だけだった。
「祖母の家を買ったのは間違いだったのかしら……」
アミナは自嘲気味に呟いた。
祖母が生前住んでいたその家を何故か購入せざるを得ない状況になってしまい、断ることも出来ずつい購入してしまった。
だが、その結果として、彼女の貯金はほぼ底をついた。
その時、彼女は先日行った祖母の家の探索を思い出していた。
―――
『さて、改めて見て回るか……』
アミナは薄暗い廊下の真ん中で小さく息を吐いた。
どこか重苦しい空気が漂う家だが、これが自分のものになってしまった以上、文句を言っても仕方がない。
祖母が暮らしていたこの家には、彼女が生前使っていた家具や調度品がそのまま残されていた。
玄関を入ると、まず目に入るのは装飾の多い大きな姿見だ。
縁取りには彫刻が施され、葉や花のモチーフが連なっている。
鏡面はくすんでいるが、古びた魅力が感じられる。
その隣には傘立てがあり、中には何本かの古い杖や傘が突っ込まれている。
どれも柄に細かな彫刻が施されていて、ただの傘とは思えない高級感がある。
『流石おばあちゃん。趣味が良いんだか悪いんだか分からないけど、少なくとも目立つわね』
アミナは苦笑しながら廊下を進む。
床板は艶のある濃い木材で、足音を吸い込むような重厚感があった。
長い年月で擦り減り、部分的に光沢が薄れている箇所も見えるが、それがかえって歴史を感じさせる。
廊下を抜けると、大きなリビングに出た。
そこには大きな暖炉があり、黒い鉄製のフレームが堂々とした存在感を放っている。
暖炉の上には祖母が集めたと思われる装飾品が並んでいた。陶器製の小さな人形や、錆びた燭台、金属製の古めかしい時計。
どれも使われている様子はなく、ただそこにあるだけで部屋全体の雰囲気を支配していた。
『暖炉は……今の時期無縁ね。使うとしたら掃除しなきゃだけど』
暖炉の前には深い緑色のベルベットのソファが置かれている。座面はへたっておらず、きちんと手入れされていたことが伺える。
隣には猫足のサイドテーブルがあり、その上にはアンティークなランプが載せられていた。
ランプシェードは淡いクリーム色で、縁に繊細な刺繍が施されている。
部屋の中央には大きなテーブルがあり、木目の美しいダイニングセットが並んでいた。
テーブルの中央にはガラス製の果物皿が置かれており、その中には作り物の果物が雑然と詰め込まれている。
『これ捨てるべきかしら。でもこの家には妙に馴染んでる気がするのよね』
アミナはテーブルを指で軽くなぞると、そこにうっすらと溜まった埃を見つけた。
『この分だと、掃除も一仕事になりそうね』
リビングの隣には小さなキッチンが続いている。
壁に取り付けられた木製の棚には、色とりどりの陶器の食器が並んでいた。棚の扉を開けると、祖母が使っていたであろう調理器具が整然と並んでいる。
小さな鍋、重たい鉄のフライパン、そして木製の調理スプーン。どれも年季が入っているが、丁寧に使い込まれているのが分かる。
『こういう道具を使うのも悪くないかもしれないわね。少し慣れるまで時間はかかりそうだけど』
次に階段を上がり、2階へ向かった。
階段は細く急で、上りながら手すりに触れると、わずかにきしむ感触が伝わる。
2階には小さな廊下があり、その先にいくつかの部屋が並んでいた。
最初の部屋に足を踏み入れると、そこは完全に寝室だった。
大きな天蓋付きのベッドが部屋の中央に鎮座しており、その存在感にアミナは思わず息を呑む。
『これ……寝るのが申し訳なくなるくらい立派ね』
ベッドのフレームは黒い鉄製で、細かい装飾が施されている。
天蓋には薄いレースのカーテンがかかっており、窓から差し込む光でぼんやりと透けて見える。
枕と布団は真っ白で、刺繍が施されたクッションがいくつも並べられている。
部屋の隅にはドレッサーが置かれており、その鏡台には淡いピンクの布がかけられている。
引き出しを開けると、祖母が愛用していたであろう香水や小物が詰まっていた。
『ここでおばちゃんが毎日身支度をしていたのね……』
他にも小さな読書用の椅子や、ランプが置かれたテーブルなど、隅々まで祖母の趣味が反映されている。
最後に地下室を確認することにした。
階段を下りると、そこにはワインの樽や古い木箱が並べられていた。
ランプの明かりに照らされた空間は、どこかひんやりとしていて、独特の湿気が漂う。
『こんなところ、何に使うんだか……。でも雰囲気だけは悪くない……』
すべてを見て回り、再びリビングに戻ると、アミナは深く息を吐いた。
『どうやら、思った以上にやることが多そうね』
しかし、不思議なことに、この家にはどこか懐かしさを感じる部分もあった。
祖母が生きていた頃、この家がどれだけ賑やかだったのかを想像すると、少しだけ心が温かくなった。
『さて、まずは掃除から始めましょうか。買ったからにはホコリの一つも見逃さない。覚悟しなさい!家のホコリ!!』
―――
掃除は一苦労だったなぁ……と慣れているはずのことが自分の事となった途端に大変に感じた。
人のためにやる苦労の方がよっぽど心を癒やすのだなと心底思った。
「……さて、働かないと」
アミナは気を取り直して立ち上がった。
街中を回って仕事を探そう。
焦りを胸に抱きながら、彼女は人混みの中へと歩き出した。
―――
「どこも……働き口がない……」
アミナは、自分で放った言葉に苦笑するしかなかった。
何度も繰り返し訪れた街の店先。
どこも同じような答えだった。「すでに人手は足りている」「募集していない」「経験者が欲しい」。そのすべてが、アミナの期待を挫き続けた。
彼女はまず、食堂街へ向かった。
昼時ということもあり、店はどこも繁盛している。厨房からは活気ある掛け声と美味しそうな匂いが漂い、路上のテーブルでは人々が食事を楽しんでいた。
「これだけ賑わっていれば、どこか人手不足の店もあるでしょうに」
そう思いながら、一軒一軒ドアを叩いた。
最初に訪れたのは、老舗の大衆食堂だった。
暖かい木のドアを押し開けると、中では年配の女性がカウンター越しに忙しなく動いている。アミナは笑顔を作り、声をかけた。
「すみません、ここで働けるような仕事を探しているんですが……」
女性は一瞬手を止め、アミナを見た。
しかしその表情は申し訳なさそうなもので、すぐに首を横に振った。
「悪いねぇ。うちはもう長年やってるスタッフで手一杯なんだ。他を当たっておくれ」
「そうですか、分かりました……」
アミナは軽く頭を下げ、店を後にした。
次に向かったのは、若者に人気のカフェ。
ここならばと思ったのだが、扉を開けた途端、制服を着た若いスタッフたちが忙しそうに動き回っているのが目に入った。カウンターで責任者らしき男性に尋ねると、彼もまた首を横に振る。
「ごめんなさいね。今は新しい人を雇う余裕がないんです」
「そうですか……分かりました」
どの店も同じような答えだった。
希望を持って次々と訪れても、結果は変わらない。食堂街を一通り歩き尽くした頃には、アミナの足は疲労で重くなり始めていた。
「これじゃ、どれだけ歩いても無駄みたいね……」
次に彼女が向かったのは商店街だ。
食べ物屋よりも物品を扱う店の方が、補充や陳列で人手が必要かもしれないと考えたからだ。
最初に入ったのは雑貨屋だった。
ここもまた忙しそうな店員が数人働いており、商品を整理している。カウンターの女性に尋ねると、返ってきた答えは「人手は足りている」というものだった。
次に訪れた鍛冶屋では、店主が大きなハンマーを振るいながら答えた。
「悪いな、うちは家族経営でな。他人を雇う余裕なんざない」
さらに薬屋、宿屋、武具店と回ったが、どれも空振りだった。
どの店でも、店主やスタッフは忙しそうで、アミナの質問に丁寧に答える余裕すらないところもあった。
途中で立ち寄ったパン屋では、店主が半ば笑いながら言った。
「今のご時世、仕事を探してる人は山ほどいるんだ。悪いけど、他を当たってくれ」
その言葉が胸に突き刺さる。
アミナは何も返せず、また店を後にする。
「どこも人がいっぱいいて、私が入る隙間なんてないじゃない……」
歩き疲れ、街角に設置された木のベンチに腰を下ろした。
背筋を伸ばしていたいが、自然と肩が落ち、ため息が漏れる。
「冒険者ギルドに行けば、きっと仕事はある。でも、加入費を払う余裕なんて今の私にはない……」
彼女の頭には、以前耳にした冒険者ギルドの規約がよぎった。
ギルドに所属するには登録料が必要であり、さらに初期装備を整える費用も自分で賄わねばならない。
それは今のアミナには厳しい条件だった。
「祖母の家を手放せなかったばっかりに、私の生活は完全に詰んだってわけね」
自嘲気味に呟きながら、ふと足元を見る。靴の先には、通りに転がった小石が一つ。
アミナはそれを軽く蹴った。カツンという乾いた音が虚しく響く。
「この街、思ったより厳しいわね……」
彼女はもう一度立ち上がり、次の場所を目指して歩き出した。
しかし、どこに行っても状況は変わらなかった。
商店街、宿屋街、さらには郊外の畑仕事まで足を延ばしたが、どれも成果はなかった。
正午あたりを過ぎ、彼女は荒野を歩いている中作って携帯食料を食べながら歩いていた。
「こんなところで時間を無駄にするなんて……こりゃ午後も収穫無しかなぁ」
もしゃもしゃと携帯食料を口に運びながら街を歩いていた。
何の気無しに周囲へ目をやりながら歩いていると、街の集合ゴミ捨て場らしき場所で小さな少女がうずくまっているのが見えた。
アミナはそれを見るやいなや、思考する前に少女の元へ駆け出す。
何か怪我をしているのか、体調が悪くなったのか、それとも身体的か精神的に動けないの状況なのか。
そう考えたのは駆け出した後だった。
「あなた、大丈夫?」
うずくまる少女に向かって、その場に走り着いたアミナは膝に手をついて問いかける。
すると少女は声をかけてきたアミナの方を向いた。
その少女がアミナの方を見た時に、少女に怪我のようなものは見当たらなかった。とりあえずその事にアミナは胸を撫でおろした。
「あなたどうしてこんな所にいるの?お父さんやお母さんは?」
アミナは次の問いかけを投げる。
少女は少しの間黙ったと思うと「これっ」と言って小さな花の模様のついた土鍋のようなものを差し出してきた。
その土鍋は所々欠けていて、側面にはヒビが入り、鍋底には穴が空いていた。
誰がどう見たってそれは壊れた本来の役目を全うできない廃棄物だった。
「これね、おかあさんと作ったの。でもねこわれちゃって……おかあさん、死んじゃったから思い出のこしたかったんだけど、これがこわれちゃったのが悲しくてね……んとね……」
少女の言葉は所々詰まっていた。
要約するに、死んでしまった母との思い出の品が壊れてしまったが、故人との大切な思い出の為捨てるに捨てられない、といったところだろう。
「そう――それは気の毒ね。……そのお鍋の形状や模様って覚えてる?」
「え?う、うん。おかあさんと作ったからおぼえてるよ」
「よし、じゃあ少し待ってて」
少女のその言葉を聞くとアミナは立ち上がって少し離れた場所にある街道の木の方へ歩いた。
木を横に見据えるなり、その木に手を触れた。すると眩い閃光の後、一枚の白く薄い紙が出来上がった。
ついで落ちている石の真ん中を底が抜けない程度に凹ませた。
それを見るなり、少女の顔は驚きと興奮で彩られた。
次にアミナは鞄の中に入っている携帯食料の入った袋とは別の袋の中から、荒野で取れたクレイブグラスと、レッドポッチの実を取り出した。
その二つを両手で持ち、手のひらで合わせた。
すると手からは赤色の液体が漏れ出し、それを先程凹ませた石の中へと注ぎ込む。
「さぁ、これを使ってどんな土鍋だったのかこの紙に描いてくれる?」
少女は呆気にとられたようだったが、その表情は笑顔に溢れていた。
アミナのそれについては何も聞かず「うん!」と元気よく返事をして絵を描き始めた。
黙々と描いていく少女の絵は独創的で何にも縛られない。
口出しする誰かもおらず、淡々と描いていく。
上手いものだな、とアミナは微笑ましくその絵を見ていた。
――十分もしない程だっただろうか。
少女は「できた!」と言って描き終えたものを誇らしげにアミナに見せつけた。
赤いインクで描かれたそれはしっかりと鍋の形をしており、細かな装飾である花の模様も識別出来た。
「上手だね、今度お姉さんも描いてほしいな」
そう言ってアミナは少女を撫でた。
少女は嬉しそうに首をすくめて「えへへ」と笑顔を作っていた。
「さて、それじゃあやりますか」
アミナは少女の描いたイラストを横目に見ながら、土の上に少女とその母親の思い出の品である壊れた土鍋を置いた。
この絵を実際の土鍋の形と大きさに反映して、私の脳内で補完する。
細かな装飾の位置、サイズ感、壊れた欠片から想像できる模様の延長線、それらを正確に捉える。
破片一つ一つの大きさや断面を立体的に捉え、足りない部分は地面の土から追加して補う。
微妙な色の違い、表面に浮かんでいる波打った凹凸、それらをつながるように逆算して頭の中でイメージを固める。
「よし……『究極創造』」
意識を土鍋とその周辺に集中させてスキルを発動する。
するとたちまち、原型をギリギリ留めいていた土鍋が周辺の欠片や土を取り込んで元の形へと修復されていく。
そして、先程の紙やインクを作ったときと同様、眩い光の後にそれは現れた。
地面に揺れること無く佇んだそれは、本来の役目を十分果たせそうなほどに立派な鍋の形をしていた。
アミナはそれをいつまでも地面に置いておく訳にもいかず、鍋を拾い上げて少女の前へと持っていった。
「これでいい?」
少女はアミナが鍋を近づけるまで呆然と立っていたが、アミナに鍋を差し出された瞬間、それが爆発する。
「すっごーーーい!!どうやってやったの!?ねぇどうやってやったの!?魔法使いみたい!!」
その感情の起伏にアミナは目をパチパチ瞬かせた。
しかしアミナの心の中には少女の鍋を直してあげたという気持ちよりも先行して、とある事が思い浮かんでいた。
アミナは膝をついて少女と目を合わせた。
「ごめんねお嬢ちゃん」
少女はポカンとしていた。
何故その言葉をアミナが言っているか理解できなかったからだ。
「このお鍋、お嬢ちゃんの記憶にある物とは少し違うかもしれない。私が修復したものがお嬢ちゃんの思い出の品と同じっていうのは私には少し荷が重いの。だからこれは、思い出の依代にして欲しいんだ」
「思い出のよりしろ?………???」
少女は頭を悩ませたのか首を傾げた。
その様子にアミナは微笑みをこぼし、再び少女の頭を撫でた。
「このお鍋は間違いなくお嬢ちゃんとお母さんの思い出が詰まってる。でもそれに私がひと手間加えちゃったから、きっとその思い出に傷がついちゃったかもしれない。だからこれを見た時に本物の、壊れる前のお鍋を思い出して、それと一緒にお母さんも思い出してあげてね。」
「なんとなく……分かったかも……?」
まだ首を傾げる少女にフフと笑いながらアミナは言葉をつけ加える。
しかしそれは少女には難しいものだろうと予測は着いていた。
「全く同じものは二度と作れない、だって作ったその人によってその時の感情や気持ちが違うから。だから、唯一無二の思い出を忘れないでね」
するとアミナの予想に反して、少女の表情はぱあっと明るくなった。
「……!分かった!おかあさんの事を忘れなきゃ良いってことでしょ?」
予想外の明るい反応にアミナは面食らったように目を瞬かせた。
なんて気持ちが強い子だろうか。私なんて母や祖母が亡くなった時はかなりの期間泣いていたものだ。
この子はいつか大物になるな。
「じゃあお姉ちゃん!そろそろお家に帰るから、またね!」
その後少女は元気よくアミナに挨拶をして、直した土鍋を持って自らの帰路に着いた。
少女は手を振りたそうにしていたが両手が塞がっていた為もどかしそうだった。その姿にもアミナは苦笑し、小さく手を振って別れた。
「魔法使いみたい……か」
魔法とスキルは明確な違いをあげるのが難しいが、奇しくもアミナをこの地に転送したのはその魔法を扱う少女だ。
疎ましく必要の無いスキルで誰かを助け、その結果自身をこの地へと送った忌々しいものを扱う者のようだと言われるのは何たる皮肉だろうか。
しかし少女に悪気は無く、今となってはそれも悪くは無い。
「でもこのまま素直に冒険者になって魔法使いになるのも癪だし、そして何より登録に必要なお金が無い」
アミナはうぬぬと唸って顎に手を当てながら歩いた。
暫く街を歩いて少女との出来事を振り返る。手のひらはインクを作った時にレッドポッチから出た色素で赤く染まっている。
まるで殺人の後だ。心の中でツッコミながらアミナは苦笑する。
すると、アミナは掌の赤いインクを見て何かを思う。
「これってもちろん、私が作った訳だよな……インクを。それでイメージを伝えてもらって、あの子のお鍋を直した……」
先程作った物や言葉達が集まり、アミナを一つの答えへと導く。
その答えにアミナは柄にもなく口角を上げる。
「……依頼者から素材やイメージを提供してもらってそれを造る。その報酬として、お金といろいろな素材の知識が手に入る――」
頭の中の空想が口にするたびに徐々に現実味を帯びてくる。
そして最終的な答えを口にした。
「そうだ、『物作り屋』を開こう――。」
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