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第11章 王と処刑台
4話 誰がここまで戻せと言った…!?
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美男子である陛下と、ウーちゃんとのイメージの落差に、私の脳内はすっかり混乱していた。
「何がどう間違って、あんなゴリゴリマッチョの魔王みたいな姿に?」
「あれは魂の姿、王様の理想!」
「何でもありなの!? ああ、けど、これでシュアンが怯えていた理由がわかったわ」
「どういうことですか?」
首をかしげるシルバーに、私は右手の紋章を見せて説明した。
「これはウーちゃんが授けたものだから、ウーちゃんの魔力がほんのすこーしだけ宿っているの。そして陛下は治癒魔法だけじゃなくて、強力な光属性魔法も使えるのよ」
「なるほど、シュアンが恐れていたのは、その光属性魔法ですね」
「そういうこと。それにしても、アンデッドの力って蘇生にも使えるのね。私がシュアンを持っているなんて運が良かったわね!」
ステラは、にこにこと微笑んでうなずいた。
「アビーさん、王様との約束守ってくれた」
「え、約束って?」
「そのイヤリングの力、使って助ける約束。死に戻りの力!」
「死に戻りの力」
私ははっとして、左耳につけている青紫色の石がついたイヤリングに触れた。
「たしかに、このイヤリングは陛下からいただいたものだわ。死に戻りの力はウーちゃんが授けた力とは言っていたけど、つまりこれが元凶……じゃなくてすべての始まりってわけねー!!」
すっかり忘れていたけど、このイヤリングには牛頭の紋章が描かれていた。
ステラにイヤリングを渡そうとした時、売却することを考えて、紋章が描かれていないほうを渡していた。
「でも、死に戻りの力があるなんて言ってなかったし、そんな約束した覚えもないんだけど……」
私は、このイヤリングをもらった日のことを、今でもはっきりと思い出すことができる。
その日は宮殿に用事があって、偶然中庭で本を読んでいた陛下と出会った。
陛下は本を閉じて、こう言った。
「やあ、アビー。きみのことを、エロスの女王様と呼んでもよろしいかな?」
「よろしくないですけど」
陛下は品よく微笑みながら、さらっととんでもない発言をする人だった。
独特な世界観を持つ人は面白いし、嫌いじゃないけど。
「そんなきみに受け取ってもらいたいものがあるんだ」
陛下は懐から、一対のイヤリングを取り出して、私に手渡した。
片方のイヤリングには、牛の頭をモチーフにした紋章が描かれている。
「強力な魔道具ですね。ありがたく頂戴いたします」
「未来を変える力を持つ、守護者のイヤリングだよ」
「未来を変える力があるんですか?」
「それはきみ次第だけどね。好きに使ってくれたまえ」
と陛下は意味ありげに微笑んだ。
私は単純に、魔法が強くなる魔道具をもらったと思っていた。でも、何の効果もなくて、がっかりしたんだっけ。
「アビー、僕に何かあれば、そのイヤリングの力を使って助けてほしい」
「もちろんです、陛下。この第十二の守護者、アビゲイルにお任せください! おーほほほほ!!」
回想終了。
私はあきれたように深いため息をついてから、ステラのコアに宿っている陛下に聞こえるくらいの大声で叫んでいた。
「未来を変える力って言われて、死に戻りだなんて発想になるわけがないですよね!? 何ひとつ重要な情報伝わってないんですけど!?」
「王様、イヤリング片方売却の話、笑ってた!」
「笑い事じゃないわよ!! エロスの女王様とか言う前に、死に戻りの力のことを伝えるべきなんじゃないかしら!?」
叫び疲れて、再びため息をついた私の隣から、冷たい声が聞こえてきた。
「アビー様、死に戻りの力とは?」
「あ」
シルバーが深刻な顔つきで、私を見つめている。
どうしよう、シルバーの前で、普通に死に戻りの話をしちゃった。
私はシルバーから視線をそらした。
「死に戻りって、どういうことですか?」
「それは、予知夢の話よ!」
「本当に?」
シルバーは探るような目で私を見た。その目には疑いよりも、心配の色が浮かんでいる。
それがわからないほど、私は非情じゃない。
私はシルバーに向き直って言った。
「シルバー、あとで全部話すわ」
「わかりました」
シルバーは何か言いたげな目をしていたけれど、それ以上口を開くことはなかった。
話を聞いていたはずのイスカも、何も言ってこない。
何だかちょっと気まずい感じだけど、事情はあとで説明するとして、今はどうしてもステラに聞いておきたいことがあった。
「ねえ、ステラ。陛下をよみがえらせる方法はわかったけど、あなたはこのままコアの封印を解いてもいいの?」
「え?」
「コアに人間の魂を封印できたこと自体、奇跡と言っていいわ。一度魂を解放してしまえば、コアそのものが使えなくなる可能性が高いわよ」
私が何を言いたいのかを察したステラは、穏やかに微笑んでうなずいた。
「魂解放する、私動かなくなる。それが私の使命」
「ふうん……使命ねぇ」
悟ったような顔をするステラに、何だか腹が立ってきて、わざと小馬鹿にするように笑った。
それなのに、ステラは嬉しそうに目を細めた。
「アビーさん、心配してる? 嬉しい!」
「勘違いしないで。私はあなたのことなんてどうでもいい。でもね、気に入らないのよ」
「アビーさん?」
「使命だとか、運命を受け入れるだとか、それってあきらめるための言い訳でしょ。あきらめるって簡単だものね?」
ステラはびっくりしたように目を丸くした。
「私はね、あきらめるって言葉が大っ嫌いなのよ!!」
ステラは叱られた子供のように、泣きそうな顔をして言った。
「でも、このコア、王家の秘宝。ふたつとないもの。壊れたら、私動かない!」
「そうね。ドラゴンのコアですら、あなたのコアの代わりにはならない。だからってあきらめられるの?」
ステラは唇を噛んで、うつむいた。
自律思考を行う人型ゴーレムと言っても、こうやって悲しんだり、悔しがったりする姿は、人間と変わらない。
「本当は……もっとアビーさんとお茶会、お話ししたい。でも、できない」
ステラはひとつ深呼吸をすると、右耳につけていたイヤリングを外して、私に差し出した。
「だから、アビーさん、覚えていてほしい。私との思い出」
ステラは笑っていたけど、イヤリングを差し出す手が、かすかに震えていた。
どうしてこんなに馬鹿なの!? 頭の奥がかっと熱くなって、私は思わず叫んでいた。
「お断りよ!」
「ええ!?」
「手が震えるほど怖いくせに、何平気そうに笑ってんのよ! コアが壊れちゃうなら、代わりを見つければいい! 自分の自由のために、すこしは考えなさいよ!!」
私はイヤリングを押し返そうと、ステラの手に触れた。
その瞬間、視界いっぱいに光が広がって、反射的にまぶたを閉じた。
「ちょ、まぶしっ」
「悪女、アビゲイルの斬首刑を執行する!」
「は?」
聞き覚えのある声にまぶたを開くと、突然大歓声に包まれた。
「え、何? 何が起きて……」
目の前には、なぜか王都ベイオリエンスの十二神殿がある。そして、神殿の広場は大量の人間で埋め尽くされていた。
この景色を忘れるはずがない。
「どうして処刑台に戻ってるのよぉぉぉぉ!?」
私は手足を拘束された状態で、懐かしの処刑台の上に座っていた。
「何がどう間違って、あんなゴリゴリマッチョの魔王みたいな姿に?」
「あれは魂の姿、王様の理想!」
「何でもありなの!? ああ、けど、これでシュアンが怯えていた理由がわかったわ」
「どういうことですか?」
首をかしげるシルバーに、私は右手の紋章を見せて説明した。
「これはウーちゃんが授けたものだから、ウーちゃんの魔力がほんのすこーしだけ宿っているの。そして陛下は治癒魔法だけじゃなくて、強力な光属性魔法も使えるのよ」
「なるほど、シュアンが恐れていたのは、その光属性魔法ですね」
「そういうこと。それにしても、アンデッドの力って蘇生にも使えるのね。私がシュアンを持っているなんて運が良かったわね!」
ステラは、にこにこと微笑んでうなずいた。
「アビーさん、王様との約束守ってくれた」
「え、約束って?」
「そのイヤリングの力、使って助ける約束。死に戻りの力!」
「死に戻りの力」
私ははっとして、左耳につけている青紫色の石がついたイヤリングに触れた。
「たしかに、このイヤリングは陛下からいただいたものだわ。死に戻りの力はウーちゃんが授けた力とは言っていたけど、つまりこれが元凶……じゃなくてすべての始まりってわけねー!!」
すっかり忘れていたけど、このイヤリングには牛頭の紋章が描かれていた。
ステラにイヤリングを渡そうとした時、売却することを考えて、紋章が描かれていないほうを渡していた。
「でも、死に戻りの力があるなんて言ってなかったし、そんな約束した覚えもないんだけど……」
私は、このイヤリングをもらった日のことを、今でもはっきりと思い出すことができる。
その日は宮殿に用事があって、偶然中庭で本を読んでいた陛下と出会った。
陛下は本を閉じて、こう言った。
「やあ、アビー。きみのことを、エロスの女王様と呼んでもよろしいかな?」
「よろしくないですけど」
陛下は品よく微笑みながら、さらっととんでもない発言をする人だった。
独特な世界観を持つ人は面白いし、嫌いじゃないけど。
「そんなきみに受け取ってもらいたいものがあるんだ」
陛下は懐から、一対のイヤリングを取り出して、私に手渡した。
片方のイヤリングには、牛の頭をモチーフにした紋章が描かれている。
「強力な魔道具ですね。ありがたく頂戴いたします」
「未来を変える力を持つ、守護者のイヤリングだよ」
「未来を変える力があるんですか?」
「それはきみ次第だけどね。好きに使ってくれたまえ」
と陛下は意味ありげに微笑んだ。
私は単純に、魔法が強くなる魔道具をもらったと思っていた。でも、何の効果もなくて、がっかりしたんだっけ。
「アビー、僕に何かあれば、そのイヤリングの力を使って助けてほしい」
「もちろんです、陛下。この第十二の守護者、アビゲイルにお任せください! おーほほほほ!!」
回想終了。
私はあきれたように深いため息をついてから、ステラのコアに宿っている陛下に聞こえるくらいの大声で叫んでいた。
「未来を変える力って言われて、死に戻りだなんて発想になるわけがないですよね!? 何ひとつ重要な情報伝わってないんですけど!?」
「王様、イヤリング片方売却の話、笑ってた!」
「笑い事じゃないわよ!! エロスの女王様とか言う前に、死に戻りの力のことを伝えるべきなんじゃないかしら!?」
叫び疲れて、再びため息をついた私の隣から、冷たい声が聞こえてきた。
「アビー様、死に戻りの力とは?」
「あ」
シルバーが深刻な顔つきで、私を見つめている。
どうしよう、シルバーの前で、普通に死に戻りの話をしちゃった。
私はシルバーから視線をそらした。
「死に戻りって、どういうことですか?」
「それは、予知夢の話よ!」
「本当に?」
シルバーは探るような目で私を見た。その目には疑いよりも、心配の色が浮かんでいる。
それがわからないほど、私は非情じゃない。
私はシルバーに向き直って言った。
「シルバー、あとで全部話すわ」
「わかりました」
シルバーは何か言いたげな目をしていたけれど、それ以上口を開くことはなかった。
話を聞いていたはずのイスカも、何も言ってこない。
何だかちょっと気まずい感じだけど、事情はあとで説明するとして、今はどうしてもステラに聞いておきたいことがあった。
「ねえ、ステラ。陛下をよみがえらせる方法はわかったけど、あなたはこのままコアの封印を解いてもいいの?」
「え?」
「コアに人間の魂を封印できたこと自体、奇跡と言っていいわ。一度魂を解放してしまえば、コアそのものが使えなくなる可能性が高いわよ」
私が何を言いたいのかを察したステラは、穏やかに微笑んでうなずいた。
「魂解放する、私動かなくなる。それが私の使命」
「ふうん……使命ねぇ」
悟ったような顔をするステラに、何だか腹が立ってきて、わざと小馬鹿にするように笑った。
それなのに、ステラは嬉しそうに目を細めた。
「アビーさん、心配してる? 嬉しい!」
「勘違いしないで。私はあなたのことなんてどうでもいい。でもね、気に入らないのよ」
「アビーさん?」
「使命だとか、運命を受け入れるだとか、それってあきらめるための言い訳でしょ。あきらめるって簡単だものね?」
ステラはびっくりしたように目を丸くした。
「私はね、あきらめるって言葉が大っ嫌いなのよ!!」
ステラは叱られた子供のように、泣きそうな顔をして言った。
「でも、このコア、王家の秘宝。ふたつとないもの。壊れたら、私動かない!」
「そうね。ドラゴンのコアですら、あなたのコアの代わりにはならない。だからってあきらめられるの?」
ステラは唇を噛んで、うつむいた。
自律思考を行う人型ゴーレムと言っても、こうやって悲しんだり、悔しがったりする姿は、人間と変わらない。
「本当は……もっとアビーさんとお茶会、お話ししたい。でも、できない」
ステラはひとつ深呼吸をすると、右耳につけていたイヤリングを外して、私に差し出した。
「だから、アビーさん、覚えていてほしい。私との思い出」
ステラは笑っていたけど、イヤリングを差し出す手が、かすかに震えていた。
どうしてこんなに馬鹿なの!? 頭の奥がかっと熱くなって、私は思わず叫んでいた。
「お断りよ!」
「ええ!?」
「手が震えるほど怖いくせに、何平気そうに笑ってんのよ! コアが壊れちゃうなら、代わりを見つければいい! 自分の自由のために、すこしは考えなさいよ!!」
私はイヤリングを押し返そうと、ステラの手に触れた。
その瞬間、視界いっぱいに光が広がって、反射的にまぶたを閉じた。
「ちょ、まぶしっ」
「悪女、アビゲイルの斬首刑を執行する!」
「は?」
聞き覚えのある声にまぶたを開くと、突然大歓声に包まれた。
「え、何? 何が起きて……」
目の前には、なぜか王都ベイオリエンスの十二神殿がある。そして、神殿の広場は大量の人間で埋め尽くされていた。
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