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第三部 トゥー・ワールド・ウォーズ
新たなる街とファミリー
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オスカー・マーロンはその後ブルーノを初め、他三人の頼りになる男性を集め、カヴァリエーレ・ファミリーに対抗するためのグループを組織した。
彼らの本拠地はニューホーランドのゴールデンストリートにあるビルの三階の一室であった。
「いいか、アイツらを捕縛するための方法はたった一つ、アメリカ合衆国の法律を使う事だッ!奴らを刑務所に送るんだッ!」
オスカーの演説に三人の男たちが首を縦に振っている。
「だが、まずはどうやって逮捕するんだい?見たところ税金はキチンと払っそうなんだが……」
ここで、異を唱えたのは男たちの一人ジョージ・ウォルツであった。
ジョージは地味だが、どこか爽やかな印象を与える感じの良い男であった。
「いいや、アイツらは何処かで大きな収入を得ている事は間違いないんだッ!」
そのオスカーの言葉に異を唱えたのは、財務省から派遣されたメンバーの会計係であるジム・マーチングであった。
「でも、どうやって会計するんだよ?お金の出所が不明なのは、本当だが、同時に払っている税金の額はピッタリと同じなんだぜ」
ジムはビルの外に降っている雪を見ながら呟く。
「だがな、カリーナ・ルーシー・カヴァリエーレとヴィト・プロテッツオーネを検挙するのは、この街の住人にとっても最大のクリスマスプレゼントになる事は間違いない筈だぜッ!」
オスカーの言葉にジムはたじろぎながら、同意の言葉を喋る。
「そうだけどさ、もう二週間で1955年も終わるんだぜ、もうじき1956年になる。そんな時にカヴァリエーレの奴らが失敗をおかすかな?」
ジムの言葉は正論だった。もうじきクリスマスを迎えるというのに誰も騒動を望んではいないだろう。
「確かにな、でも何としても引っ張り出してやりたい、オレたちは第二のエリオット・ネスになるんだッ!」
エリオット・ネス。それはかつてシカゴ市にて、街を牛耳っていたアル・カポネ一味の検挙に貢献した捜査官であった。
活躍は本にもなっており、近々ドラマになるという噂すらある。
「でも、アイツらはカポネ一味とは違うと思うな」
ジョージは街の外で市民と仲よさげに談笑する構成員の男を見下ろしながら言った。
「確かにカヴァリエーレの親子はアル・カポネとは違う……だけどな、アイツらだってマフィアやギャングと言った国の迷惑な連中には変わらないんだ。オレたちは警察官だ。迷惑な連中を逮捕するのの何が悪いんだ?」
オスカーはビルの一室にあった黒革の椅子に背を預けながら言った。
「つまりだな、お前らに言いたい事は、この街にギャングはいらんという事さ、考えてもみろ、これから先30年もこの街をギャングに支配されるなんて嫌だろ?だから、オレ達はアイツらの検挙に全力を尽くすのさ」
オスカーの言葉は的を射ていた。
「オスカーの言う通りだッ!」
ブルーノがオフィスの中にあった黒革の椅子から勢いよく立ち上がった。
「アイツらは吸血鬼と同じだッ!オレ達はチームなんだ !アイツらを逮捕するために何らかの対策を報じなければならんッ!」
「奴らが何をするかを突き止める必要がある。そのために取り引き現場を抑えるんだッ!」
「そうと決まれば、今晩のうちにヴィトの奴らを見張ろうぜ、何かやばい奴を仕入れるかもしれんしな」
オスカーの言葉にチーム全員が頷く。
その日の晩遅くにカヴァリエーレ・ファミリーの相談役であるヴィト・プロテッツオーネと首領であるカリーナ・ルーシー・カヴァリエーレが屋敷の門を開いてフォード社のリムジン車で何処かへと向かおうとしている。
「あれを尾ければいいんだな」
オスカーは自分の黒塗りのセダンの運転席でリムジンを追う。
ヴィトは背後から車が尾けてくる事に気がついた。
「どうしたのよ、ヴィト……」
「後ろのセダンだ。あれがずっと一定の距離を保ったまま追いかけてくるのが気になる」
「三龍会の車かしら?でも、変だわ、これからその三龍会の元へと向かうのに、車を派遣するかしら?」
「恐らくFBIの車だろうな」
ヴィトは自分の意見を言ってみた。
すると、ルーシーの顔が青ざめているのが感じられた。
「まさか、わたし達に逮捕状を?」
「いいや、今のところFBIの捜査官の奴が独断で、オレ達を逮捕しようとしているんだろ……街のギャングだからな」
ヴィトは笑ってみせたが、ルーシーは顔を青くしたままである。
「大変だわ、アイツらにオリバニアでの収入の事を勘付かれたら……」
「オレに任せとけよ、お前は今日の会談だけ心配してればいいからさ」
ヴィトは安心させるようにルーシーの肩に手を置く。
「ありがとうヴィト……」
「心配はいらないさ、オレらがこれから行くエンパイア・ハミルトンシティーは、ギャングの中心地とも言える場所だし、複雑な路地も多い……と言っても、この車で逃げるわけにはいかない、街に着いてから、車を駐車場に停めるんだ。それから、路地をグルグルと回り、アイツらを巻く……どうだこれ?」
「悪くないわ、その作戦でいきましょうか」
ルーシーはニコリと笑う。
オスカーはエンパイア・ハミルトンで目の前のリムジン車が停まり、中から二人の見るも麗しい男女が出てくるのを確認した。
オスカーはセダンでそのまま追跡しようかなと思ったが、二人が路地に入っていくのを目撃した。
オスカーは慌てて、車から降りたが、二人は既に路地の複雑な迷路に溶け込んでいる。今から、オスカーが追いかけても意味はないだろう。
オスカーは悔しそうに雪の積もったアスファルトの上で地団駄を踏む。
「上手く巻けたようだな」
ヴィトはホッとしたように着ていた青色のコートから、タバコを取り出す。
「ヴィト……巻いてくれたのは感謝するけれど、タバコはやめて」
ルーシーの静かな怒りの声にヴィトはタバコをコートの中に引っ込める。
「うう……それにしても寒いな、ここは確か、街の入り口近くの路地だったから……」
ヴィトはコートから畳まれた地図を取り出し、それを広げた。
「そうね、三龍会のメンバー達との会談場所はこの街の中華街にあるレッドドラゴンという店だな、ここが本拠地らしい」
ヴィトは自分の中折れ帽の上に積もっていた雪を落としながら言った。
「寒いわ……車の方はマズイから、地下鉄を使っていかない?」
ルーシーは自分の羽織っていた毛皮のコートを震える手で直していた。
「だな、地下鉄なら何回か乗った事があるから大丈夫さ」
ヴィトは安心させるように笑ってみせた。
彼らの本拠地はニューホーランドのゴールデンストリートにあるビルの三階の一室であった。
「いいか、アイツらを捕縛するための方法はたった一つ、アメリカ合衆国の法律を使う事だッ!奴らを刑務所に送るんだッ!」
オスカーの演説に三人の男たちが首を縦に振っている。
「だが、まずはどうやって逮捕するんだい?見たところ税金はキチンと払っそうなんだが……」
ここで、異を唱えたのは男たちの一人ジョージ・ウォルツであった。
ジョージは地味だが、どこか爽やかな印象を与える感じの良い男であった。
「いいや、アイツらは何処かで大きな収入を得ている事は間違いないんだッ!」
そのオスカーの言葉に異を唱えたのは、財務省から派遣されたメンバーの会計係であるジム・マーチングであった。
「でも、どうやって会計するんだよ?お金の出所が不明なのは、本当だが、同時に払っている税金の額はピッタリと同じなんだぜ」
ジムはビルの外に降っている雪を見ながら呟く。
「だがな、カリーナ・ルーシー・カヴァリエーレとヴィト・プロテッツオーネを検挙するのは、この街の住人にとっても最大のクリスマスプレゼントになる事は間違いない筈だぜッ!」
オスカーの言葉にジムはたじろぎながら、同意の言葉を喋る。
「そうだけどさ、もう二週間で1955年も終わるんだぜ、もうじき1956年になる。そんな時にカヴァリエーレの奴らが失敗をおかすかな?」
ジムの言葉は正論だった。もうじきクリスマスを迎えるというのに誰も騒動を望んではいないだろう。
「確かにな、でも何としても引っ張り出してやりたい、オレたちは第二のエリオット・ネスになるんだッ!」
エリオット・ネス。それはかつてシカゴ市にて、街を牛耳っていたアル・カポネ一味の検挙に貢献した捜査官であった。
活躍は本にもなっており、近々ドラマになるという噂すらある。
「でも、アイツらはカポネ一味とは違うと思うな」
ジョージは街の外で市民と仲よさげに談笑する構成員の男を見下ろしながら言った。
「確かにカヴァリエーレの親子はアル・カポネとは違う……だけどな、アイツらだってマフィアやギャングと言った国の迷惑な連中には変わらないんだ。オレたちは警察官だ。迷惑な連中を逮捕するのの何が悪いんだ?」
オスカーはビルの一室にあった黒革の椅子に背を預けながら言った。
「つまりだな、お前らに言いたい事は、この街にギャングはいらんという事さ、考えてもみろ、これから先30年もこの街をギャングに支配されるなんて嫌だろ?だから、オレ達はアイツらの検挙に全力を尽くすのさ」
オスカーの言葉は的を射ていた。
「オスカーの言う通りだッ!」
ブルーノがオフィスの中にあった黒革の椅子から勢いよく立ち上がった。
「アイツらは吸血鬼と同じだッ!オレ達はチームなんだ !アイツらを逮捕するために何らかの対策を報じなければならんッ!」
「奴らが何をするかを突き止める必要がある。そのために取り引き現場を抑えるんだッ!」
「そうと決まれば、今晩のうちにヴィトの奴らを見張ろうぜ、何かやばい奴を仕入れるかもしれんしな」
オスカーの言葉にチーム全員が頷く。
その日の晩遅くにカヴァリエーレ・ファミリーの相談役であるヴィト・プロテッツオーネと首領であるカリーナ・ルーシー・カヴァリエーレが屋敷の門を開いてフォード社のリムジン車で何処かへと向かおうとしている。
「あれを尾ければいいんだな」
オスカーは自分の黒塗りのセダンの運転席でリムジンを追う。
ヴィトは背後から車が尾けてくる事に気がついた。
「どうしたのよ、ヴィト……」
「後ろのセダンだ。あれがずっと一定の距離を保ったまま追いかけてくるのが気になる」
「三龍会の車かしら?でも、変だわ、これからその三龍会の元へと向かうのに、車を派遣するかしら?」
「恐らくFBIの車だろうな」
ヴィトは自分の意見を言ってみた。
すると、ルーシーの顔が青ざめているのが感じられた。
「まさか、わたし達に逮捕状を?」
「いいや、今のところFBIの捜査官の奴が独断で、オレ達を逮捕しようとしているんだろ……街のギャングだからな」
ヴィトは笑ってみせたが、ルーシーは顔を青くしたままである。
「大変だわ、アイツらにオリバニアでの収入の事を勘付かれたら……」
「オレに任せとけよ、お前は今日の会談だけ心配してればいいからさ」
ヴィトは安心させるようにルーシーの肩に手を置く。
「ありがとうヴィト……」
「心配はいらないさ、オレらがこれから行くエンパイア・ハミルトンシティーは、ギャングの中心地とも言える場所だし、複雑な路地も多い……と言っても、この車で逃げるわけにはいかない、街に着いてから、車を駐車場に停めるんだ。それから、路地をグルグルと回り、アイツらを巻く……どうだこれ?」
「悪くないわ、その作戦でいきましょうか」
ルーシーはニコリと笑う。
オスカーはエンパイア・ハミルトンで目の前のリムジン車が停まり、中から二人の見るも麗しい男女が出てくるのを確認した。
オスカーはセダンでそのまま追跡しようかなと思ったが、二人が路地に入っていくのを目撃した。
オスカーは慌てて、車から降りたが、二人は既に路地の複雑な迷路に溶け込んでいる。今から、オスカーが追いかけても意味はないだろう。
オスカーは悔しそうに雪の積もったアスファルトの上で地団駄を踏む。
「上手く巻けたようだな」
ヴィトはホッとしたように着ていた青色のコートから、タバコを取り出す。
「ヴィト……巻いてくれたのは感謝するけれど、タバコはやめて」
ルーシーの静かな怒りの声にヴィトはタバコをコートの中に引っ込める。
「うう……それにしても寒いな、ここは確か、街の入り口近くの路地だったから……」
ヴィトはコートから畳まれた地図を取り出し、それを広げた。
「そうね、三龍会のメンバー達との会談場所はこの街の中華街にあるレッドドラゴンという店だな、ここが本拠地らしい」
ヴィトは自分の中折れ帽の上に積もっていた雪を落としながら言った。
「寒いわ……車の方はマズイから、地下鉄を使っていかない?」
ルーシーは自分の羽織っていた毛皮のコートを震える手で直していた。
「だな、地下鉄なら何回か乗った事があるから大丈夫さ」
ヴィトは安心させるように笑ってみせた。
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