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第三部 トゥー・ワールド・ウォーズ
異世界でのファミリービジネス
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その日の舞踏会は大盛況のうちに終わり、ヴィトは寝室に帰宅し、部屋に入り身支度を整えると、そのまま寝入ってしまった。
翌日にドアの激しいノックの音でヴィトは目を覚ました。眠たい目をこすりながら、自室のドアをゆっくりと引く。
「マイケルか……どうしたんだ?」
ヴィトの問いかけにマイケルは怒りながら答えた。
「どうしたもこうしたもねえよ !サッサと準備しろよ、ゴッドマーザーがお前を待ってんだ !ったく、何時間寝る気なんだよ、お前は……」
ヴィトは寝癖のついた頭をかきながら、ベッドの近くに置いてある腕時計を見てみる。時計の針は十時を指している。
「マズイな、昨日の舞踏会での酒が残り過ぎたらしい……」
ヴィトはズキズキと痛む頭を抑える。
「二日酔いの被害を喰らってないのはお前だけか?」
マイケルに尋ねると、マイケルは右手を左右に揺らしながら答えた。
「いいや、ゴッドマーザーもだよ、大体お前ら酒に弱すぎなんだよ、カジノを建てる予定の場所の視察の件も忘れて呑んだくれやがって !」
ヴィトは一先ずマイケルに「着替えたらすぐに行く」と言った。
「分かったよ、でもゴッドマーザーはお前らにご立腹だという事だけは忘れんなよ !」
マイケルはパジャマ姿で頭を抱えているヴィトを指差す。
「分かったよ」
ヴィトの呟きを聞くと、マイケルは不機嫌そうにドアをバタンと閉めた。
ヴィトはそれから、部屋に備え付けてあった衣装ダンスから、青色の背広と青色の中折れ帽を取り出し、着替える。
「急がなければな」
ヴィトは赤色のネクタイを締めながら歯を噛み締めていた。
準備ができると、起きてから感じていた空腹の事も忘れ、ルーシーの部屋へと駆け込む。
「すまない !つい寝過ごしてしまったんだ……」
ヴィトは扉を開けるなり、謝罪の言葉と弁明を叫ぶ。
「舞踏会で飲み過ぎたのね、だから、程々にしておけば良かったのに」
ルーシーは深く、だが大げさなため息を吐く。
「悪かったよ、とにかくメシでも……」
「もう食べたわ」
その一言にヴィトは気まずそうに頭をかく。
「うっ……でもカジノの件は諦めてないんだろ?午後に行こう」
ルーシーは腕組みをしながら、こちらを睨んでいる。
「全く……どうしようもないわね」
その後にルーシーは優しくヴィトに微笑む。
「まぁいいわ、カジノの建設予定地なら、見に行けるわ」
ルーシーの言葉にヴィトの強張っていた全身の筋肉を緩ませた。
「良かったよ、なら朝飯を食ったら、早速出発しようか」
ヴィトはルーシーの部屋の肘掛の椅子に背中を預けて倒れる。
ヴィトとカヴァリエーレ・ファミリーの全員がカジノの建設予定地へと向かう方法は、馬車であった。この世界には車などないし、あったとしても石油やガソリンが希少なのだから、走らせられないだろう。
「着いたわ、ここね」
ルーシーは馬車の窓から見える草木の生えた荒れた土地を見つめる。
「建てるのは大変そうだな、この世界の大工はどうなっているんだ?」
「各個人がバラバラになって依頼を受けているらしいわ、最も王族や貴族の場合だと専門の大工たちを揃えているらしいけど」
ルーシーは自信なさげだった。仕方がない、この世界に来てから、あまり大工を見ないのだから。
「オレにいい考えがあるんだが、少し聞いてくれんか?」
ヴィトはルーシーの耳元で囁く。
「成る程ね、あなたの考えには賛成だわ、この世界にも組合の考え方を普及させるなんて……」
「その通りさ、まずこのカジノを作るための大工を街から募集するんだ。その後に建築組合を組織する。その後は沿岸組合とかを組織していく……そこにオレ達を介入されるんだ。この世界に盗賊や山賊や海賊はいれども、ギャングやマフィアやファミリーと言った存在はオレ達だけなんだ。上手くやれるさ」
ヴィトは安心させるかのようにルーシーの肩を叩く。
「そうね、このカジノでの利益は恐らくキューバでカジノを開くよりも儲けが出ると思うわ、だってキューバと違ってアメリカ政府の目が完全に届かないところだもの」
ヴィトは不意にキューバについて考えてみたくなった。理由は分からない。
ルーシーの言葉に触発されたのかもしれないし、自分の愛用している葉巻やタバコの原産地がキューバ産だからかもしれない。とにかく不意にキューバの事を考えたくなったのだ。
キューバは現在こそ、新米の大統領が治めているが、いずれ……いや、近いうちに革命が起きる可能性は高いだろう。共産化の波は次々と広まってきているのだ。そうなると、キューバで儲けている企業。いや、企業だけではない、カジノやホテル利権で儲けを得ているファミリーも大損を喰らうに決まっている。
ヴィトが今の今までボスであるルーシーにキューバに進出しようと進言しなかったのは、この恐れのためだった。
「どうしたのよ、ヴィト」
深刻そうに何かを考えているヴィトをルーシーは怪訝そうな顔で見つめていた。
「いいや、キューバは物騒だなと考えていただけさ、今の新米政権が崩壊する可能性もあるからな」
ヴィトの言葉を聞くと、ルーシーはクスクスと可愛らしく笑う。
「かもしれないわね、でも今のわたし達には関係ないと思うわ、だってキューバより遥かに安全な場所でカジノを開くんだから」
「そうだな」
と、ヴィトは微笑む。
その後は街から大工を集め、カジノの建設を提案した。
そして、自分たちの世界からルーレットやら、ポーカーやら、ブラックジャックをするための台も持ってこなければならない事も帰りの馬車の中で話す。
「大丈夫よ、恐らくキューバで安く手に入る筈だわ」
ルーシーは安心させるように言った。
「そうか、次にこのカジノで儲けたら、その資金を基に別の場所にIRを建てよう。その後は金の分配だ。儲けの5割はファミリー全体の収益に3割は王国の国庫に納めよう。そして残りの2割は貯めたり、個人的に使ったりすればいい……」
ヴィトの言葉にルーシーは指を鳴らす。
「決まりね、あなたの考え方が一番理想的だわ」
「だな、次にナイトクラブの件だが……」
馬車の中での会議は続く。
翌日にドアの激しいノックの音でヴィトは目を覚ました。眠たい目をこすりながら、自室のドアをゆっくりと引く。
「マイケルか……どうしたんだ?」
ヴィトの問いかけにマイケルは怒りながら答えた。
「どうしたもこうしたもねえよ !サッサと準備しろよ、ゴッドマーザーがお前を待ってんだ !ったく、何時間寝る気なんだよ、お前は……」
ヴィトは寝癖のついた頭をかきながら、ベッドの近くに置いてある腕時計を見てみる。時計の針は十時を指している。
「マズイな、昨日の舞踏会での酒が残り過ぎたらしい……」
ヴィトはズキズキと痛む頭を抑える。
「二日酔いの被害を喰らってないのはお前だけか?」
マイケルに尋ねると、マイケルは右手を左右に揺らしながら答えた。
「いいや、ゴッドマーザーもだよ、大体お前ら酒に弱すぎなんだよ、カジノを建てる予定の場所の視察の件も忘れて呑んだくれやがって !」
ヴィトは一先ずマイケルに「着替えたらすぐに行く」と言った。
「分かったよ、でもゴッドマーザーはお前らにご立腹だという事だけは忘れんなよ !」
マイケルはパジャマ姿で頭を抱えているヴィトを指差す。
「分かったよ」
ヴィトの呟きを聞くと、マイケルは不機嫌そうにドアをバタンと閉めた。
ヴィトはそれから、部屋に備え付けてあった衣装ダンスから、青色の背広と青色の中折れ帽を取り出し、着替える。
「急がなければな」
ヴィトは赤色のネクタイを締めながら歯を噛み締めていた。
準備ができると、起きてから感じていた空腹の事も忘れ、ルーシーの部屋へと駆け込む。
「すまない !つい寝過ごしてしまったんだ……」
ヴィトは扉を開けるなり、謝罪の言葉と弁明を叫ぶ。
「舞踏会で飲み過ぎたのね、だから、程々にしておけば良かったのに」
ルーシーは深く、だが大げさなため息を吐く。
「悪かったよ、とにかくメシでも……」
「もう食べたわ」
その一言にヴィトは気まずそうに頭をかく。
「うっ……でもカジノの件は諦めてないんだろ?午後に行こう」
ルーシーは腕組みをしながら、こちらを睨んでいる。
「全く……どうしようもないわね」
その後にルーシーは優しくヴィトに微笑む。
「まぁいいわ、カジノの建設予定地なら、見に行けるわ」
ルーシーの言葉にヴィトの強張っていた全身の筋肉を緩ませた。
「良かったよ、なら朝飯を食ったら、早速出発しようか」
ヴィトはルーシーの部屋の肘掛の椅子に背中を預けて倒れる。
ヴィトとカヴァリエーレ・ファミリーの全員がカジノの建設予定地へと向かう方法は、馬車であった。この世界には車などないし、あったとしても石油やガソリンが希少なのだから、走らせられないだろう。
「着いたわ、ここね」
ルーシーは馬車の窓から見える草木の生えた荒れた土地を見つめる。
「建てるのは大変そうだな、この世界の大工はどうなっているんだ?」
「各個人がバラバラになって依頼を受けているらしいわ、最も王族や貴族の場合だと専門の大工たちを揃えているらしいけど」
ルーシーは自信なさげだった。仕方がない、この世界に来てから、あまり大工を見ないのだから。
「オレにいい考えがあるんだが、少し聞いてくれんか?」
ヴィトはルーシーの耳元で囁く。
「成る程ね、あなたの考えには賛成だわ、この世界にも組合の考え方を普及させるなんて……」
「その通りさ、まずこのカジノを作るための大工を街から募集するんだ。その後に建築組合を組織する。その後は沿岸組合とかを組織していく……そこにオレ達を介入されるんだ。この世界に盗賊や山賊や海賊はいれども、ギャングやマフィアやファミリーと言った存在はオレ達だけなんだ。上手くやれるさ」
ヴィトは安心させるかのようにルーシーの肩を叩く。
「そうね、このカジノでの利益は恐らくキューバでカジノを開くよりも儲けが出ると思うわ、だってキューバと違ってアメリカ政府の目が完全に届かないところだもの」
ヴィトは不意にキューバについて考えてみたくなった。理由は分からない。
ルーシーの言葉に触発されたのかもしれないし、自分の愛用している葉巻やタバコの原産地がキューバ産だからかもしれない。とにかく不意にキューバの事を考えたくなったのだ。
キューバは現在こそ、新米の大統領が治めているが、いずれ……いや、近いうちに革命が起きる可能性は高いだろう。共産化の波は次々と広まってきているのだ。そうなると、キューバで儲けている企業。いや、企業だけではない、カジノやホテル利権で儲けを得ているファミリーも大損を喰らうに決まっている。
ヴィトが今の今までボスであるルーシーにキューバに進出しようと進言しなかったのは、この恐れのためだった。
「どうしたのよ、ヴィト」
深刻そうに何かを考えているヴィトをルーシーは怪訝そうな顔で見つめていた。
「いいや、キューバは物騒だなと考えていただけさ、今の新米政権が崩壊する可能性もあるからな」
ヴィトの言葉を聞くと、ルーシーはクスクスと可愛らしく笑う。
「かもしれないわね、でも今のわたし達には関係ないと思うわ、だってキューバより遥かに安全な場所でカジノを開くんだから」
「そうだな」
と、ヴィトは微笑む。
その後は街から大工を集め、カジノの建設を提案した。
そして、自分たちの世界からルーレットやら、ポーカーやら、ブラックジャックをするための台も持ってこなければならない事も帰りの馬車の中で話す。
「大丈夫よ、恐らくキューバで安く手に入る筈だわ」
ルーシーは安心させるように言った。
「そうか、次にこのカジノで儲けたら、その資金を基に別の場所にIRを建てよう。その後は金の分配だ。儲けの5割はファミリー全体の収益に3割は王国の国庫に納めよう。そして残りの2割は貯めたり、個人的に使ったりすればいい……」
ヴィトの言葉にルーシーは指を鳴らす。
「決まりね、あなたの考え方が一番理想的だわ」
「だな、次にナイトクラブの件だが……」
馬車の中での会議は続く。
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