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第二部 王国奪還
麻薬王との戦いーその①
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「クソがッ!もう交渉なんて沢山だッ!」
と、トーマスは目の前の机を蹴り飛ばす。
「決裂という事でよろしいのですね?」
ルーシーはしかめ面てトーマスを睨む。
「そうさッ!元々オレはよぉ~お前と交渉なんてする気は無かったんだッ!死にやがれッ!」
トーマスは元から持ってきていたのか、懐から立派なワルサーを取り出す。
ルーシーも負けじと、用心のために入れておいたベレッタを取り出す。
「お互いの銃口が頭を狙っているというわけさ、どっちが早いか勝負しないか?」
トーマスは挑発するように引き金に手を当てる。
「いいわよ、あんたの趣味の悪いスーツに脳天をぶちまける方が早いと思うけどねッ!」
ルーシーはかなりキツい口調で、挑発する。まるでワザとトーマスに引き金を引かせたいかのように……。
「死ねッ!」
その瞬間だった。天井裏からパットとマイケルが現れたのだ。二人は両手にメスのように鋭いジャックナイフを装備していた。トーマスの喉を搔き切るくらい容易なほどの……。
「ぐっ、伏兵を隠していたのかッ!」
トーマスはその途端に何もない空間から、一本のカラスのように黒い剣を取り出す。そして、二人に襲い掛かる。
「マズイッ!」
ルーシーは慌ててトーマスに向けて発砲したものの、トーマスはまるでハエでも追い払うかのようにいとも簡単にルーシーの銃弾を弾き飛ばす。
「やれやれだよ、お嬢ちゃんよぉ~小娘の分際でおれに楯突こうだなんてちょぃと分が悪いと思わなかったのかい?」
トーマスは黒の剣に何やら唱えると、黒の剣をたちまち何か冷たいもの。まるで噂に聞く南極やら北極に存在している氷のようなものが黒の剣に滲み出してきたのだ。
「氷の剣……だとッ!」
パットとマイケルはソファーの陰に隠れて様子を伺っているものの、もう反撃できるチャンスはないと拳を握りしめている。
「おれの魔法の剣さ、つい先日にエドワード・デュダリアを名乗るおっさんから貰ったんだよ、アイツの配下になる代わりに別の世界に行く方法も教えてもらったぜッ!」
トーマスは氷の剣をルーシーに向けながら叫ぶ。
「その前にカヴァリエーレ・ファミリーをぶっ潰して、この街を手に入れてからだけどなァァァァァァァ~!!」
トーマスは氷の剣を両手で持ち、ルーシーに特攻する。仮にここでマイケルとヤングの二人が援護に向かっても、直ぐに返り討ちにされてしまうだろう。それくらいの素早さが二人には感じられた。
「終わりだッ!死になッ!」
トーマスはルーシーの頭上に氷の剣を振り上げ、トドメを刺そうとする。だが届かない……。一体誰なのだろう。ヴィトではないだろう。入る時に入り口にいたし、何より彼はトーマスが連れてきたお供と交戦に入っている筈だ。
トーマスが自分の剣を邪魔している人物は誰なのか確認すると、そこには杖を持った老人がトーマスの剣を防いでいた。
「おい、若造……お前に闇の剣を扱うだなんて、片腹痛いわッ!お主は力に呑まれておるわい……」
信じられない。あのプイスだ。姫様の忠実な臣下であり、自分たちを嫌っている老人が何故……。
「テメェ、誰だよ、おれはカヴァリエーレの小娘の首を取りたいだけなんだ !お前は引っ込んでろよッ!」
トーマスは氷の剣に持つ力を強め、圧力をかけながら叫ぶ。
「やれやれじゃ、姫様の忠実な騎士団の団長を殺させるわけにはいかんからのぉ~お主はチョィと痛い目に遭ってもらうぞ」
プロスは魔法の杖の先端をトーマスに向けて言った。
「おい、老いぼれ……忠告はしとくぜ、痛い目に遭いたくなければ、サッサとオレの目の前から消えるんだなッ!オレが用があるのは、カヴァリエーレの小娘だけだからな」
トーマスは氷の剣を引っ込めようともせずに改めて剣の矛先をプロスに向けながら言った。まるでやれるものなら、どうぞと挑発しているようだ。
「お主は姫様に仕える騎士団を狙った時点で、重罰は必須……覚悟しておくんじゃな」
トーマスはそんなプロスの言葉に耳を貸すことなく、「クソが」と呟くばかりだった。
「さてと……お若いのわしの得意魔法は何か分かるかのぅ?」
ここで、プイスはルーシーに問いかける。
「いいえ、分からないわ」
「うむ、わしの得意魔法は風……自由自在に動く風じゃよ」
プイスが何やら唱え始めると、辺りには風が吹き荒れている。
「すっ、すげぇ……まるでこの部屋に日本の美術品に出てくる風神がいるみたいだ !」
パットは飛ばされそうになったためにソファーの背もたれに手をギッチリと握りながら叫んだ。
「へっ、風が何だったんだよ、オレは氷だぜ、お前の風を凍らせるくらいのことは朝飯前だと思うぜ」
トーマスは氷の剣に祈りを込め、更に剣先に纏わりつく氷の数を更に増やす。
「クソが死にやがれッ!」
穏やかではない宣戦布告の言葉を吐き、トーマスはプイスに特攻する。
「甘いわいッ!」
プイスは杖を地面に打ち付けると、風を巻き起こし、風のバリアーを自分の前に貼って、トーマスの特攻を防いだのだ。
(すごいわ、台風が来た時の風を浴びると、本当に風圧で吹き飛ばされそうになるんだけど……あの時の風圧とほぼ同じだわ、自分の目の前に厚い風圧のバリアーを引いて、防いでいるのね)
ルーシーはプイスの魔法に思わず感嘆する。あんな素晴らしい魔法は見たことがなかったらからだ。
「おい、このバリアーを外せよ、本当に卑怯な奴だよ、お前は、正々堂々と一対一で戦おうぜ」
トーマスはプイスの騎士道精神を揺さぶるように叫んだ。ルーシーはそれがトーマスの罠だと察し、プイスに向かって警告の言葉を叫んだ。
「ダメよ、アイツはそれが狙いなのッ!」
だが、プイスはルーシーの警告よりも自分の騎士道精神を侮辱された方が重大と感じたのか、風のバリアーを解き、杖でトーマスの剣をガードしようとする。
「こいつは好都合だぜッ!」
トーマスは氷の剣でプロスの杖を攻撃する。杖は氷でみるみるうちに冷たくなっていく。
「うぬぬ……」
プイスはトーマスの攻撃と氷が効いたのか、プルプルと手を震わせていた。
(年のせいもあるんだわ、どうしましょう)
ルーシーが外を眺めると、未だに撃ち合いが続いているようで、ヴィトが現れる確率は低そうだった。
と、トーマスは目の前の机を蹴り飛ばす。
「決裂という事でよろしいのですね?」
ルーシーはしかめ面てトーマスを睨む。
「そうさッ!元々オレはよぉ~お前と交渉なんてする気は無かったんだッ!死にやがれッ!」
トーマスは元から持ってきていたのか、懐から立派なワルサーを取り出す。
ルーシーも負けじと、用心のために入れておいたベレッタを取り出す。
「お互いの銃口が頭を狙っているというわけさ、どっちが早いか勝負しないか?」
トーマスは挑発するように引き金に手を当てる。
「いいわよ、あんたの趣味の悪いスーツに脳天をぶちまける方が早いと思うけどねッ!」
ルーシーはかなりキツい口調で、挑発する。まるでワザとトーマスに引き金を引かせたいかのように……。
「死ねッ!」
その瞬間だった。天井裏からパットとマイケルが現れたのだ。二人は両手にメスのように鋭いジャックナイフを装備していた。トーマスの喉を搔き切るくらい容易なほどの……。
「ぐっ、伏兵を隠していたのかッ!」
トーマスはその途端に何もない空間から、一本のカラスのように黒い剣を取り出す。そして、二人に襲い掛かる。
「マズイッ!」
ルーシーは慌ててトーマスに向けて発砲したものの、トーマスはまるでハエでも追い払うかのようにいとも簡単にルーシーの銃弾を弾き飛ばす。
「やれやれだよ、お嬢ちゃんよぉ~小娘の分際でおれに楯突こうだなんてちょぃと分が悪いと思わなかったのかい?」
トーマスは黒の剣に何やら唱えると、黒の剣をたちまち何か冷たいもの。まるで噂に聞く南極やら北極に存在している氷のようなものが黒の剣に滲み出してきたのだ。
「氷の剣……だとッ!」
パットとマイケルはソファーの陰に隠れて様子を伺っているものの、もう反撃できるチャンスはないと拳を握りしめている。
「おれの魔法の剣さ、つい先日にエドワード・デュダリアを名乗るおっさんから貰ったんだよ、アイツの配下になる代わりに別の世界に行く方法も教えてもらったぜッ!」
トーマスは氷の剣をルーシーに向けながら叫ぶ。
「その前にカヴァリエーレ・ファミリーをぶっ潰して、この街を手に入れてからだけどなァァァァァァァ~!!」
トーマスは氷の剣を両手で持ち、ルーシーに特攻する。仮にここでマイケルとヤングの二人が援護に向かっても、直ぐに返り討ちにされてしまうだろう。それくらいの素早さが二人には感じられた。
「終わりだッ!死になッ!」
トーマスはルーシーの頭上に氷の剣を振り上げ、トドメを刺そうとする。だが届かない……。一体誰なのだろう。ヴィトではないだろう。入る時に入り口にいたし、何より彼はトーマスが連れてきたお供と交戦に入っている筈だ。
トーマスが自分の剣を邪魔している人物は誰なのか確認すると、そこには杖を持った老人がトーマスの剣を防いでいた。
「おい、若造……お前に闇の剣を扱うだなんて、片腹痛いわッ!お主は力に呑まれておるわい……」
信じられない。あのプイスだ。姫様の忠実な臣下であり、自分たちを嫌っている老人が何故……。
「テメェ、誰だよ、おれはカヴァリエーレの小娘の首を取りたいだけなんだ !お前は引っ込んでろよッ!」
トーマスは氷の剣に持つ力を強め、圧力をかけながら叫ぶ。
「やれやれじゃ、姫様の忠実な騎士団の団長を殺させるわけにはいかんからのぉ~お主はチョィと痛い目に遭ってもらうぞ」
プロスは魔法の杖の先端をトーマスに向けて言った。
「おい、老いぼれ……忠告はしとくぜ、痛い目に遭いたくなければ、サッサとオレの目の前から消えるんだなッ!オレが用があるのは、カヴァリエーレの小娘だけだからな」
トーマスは氷の剣を引っ込めようともせずに改めて剣の矛先をプロスに向けながら言った。まるでやれるものなら、どうぞと挑発しているようだ。
「お主は姫様に仕える騎士団を狙った時点で、重罰は必須……覚悟しておくんじゃな」
トーマスはそんなプロスの言葉に耳を貸すことなく、「クソが」と呟くばかりだった。
「さてと……お若いのわしの得意魔法は何か分かるかのぅ?」
ここで、プイスはルーシーに問いかける。
「いいえ、分からないわ」
「うむ、わしの得意魔法は風……自由自在に動く風じゃよ」
プイスが何やら唱え始めると、辺りには風が吹き荒れている。
「すっ、すげぇ……まるでこの部屋に日本の美術品に出てくる風神がいるみたいだ !」
パットは飛ばされそうになったためにソファーの背もたれに手をギッチリと握りながら叫んだ。
「へっ、風が何だったんだよ、オレは氷だぜ、お前の風を凍らせるくらいのことは朝飯前だと思うぜ」
トーマスは氷の剣に祈りを込め、更に剣先に纏わりつく氷の数を更に増やす。
「クソが死にやがれッ!」
穏やかではない宣戦布告の言葉を吐き、トーマスはプイスに特攻する。
「甘いわいッ!」
プイスは杖を地面に打ち付けると、風を巻き起こし、風のバリアーを自分の前に貼って、トーマスの特攻を防いだのだ。
(すごいわ、台風が来た時の風を浴びると、本当に風圧で吹き飛ばされそうになるんだけど……あの時の風圧とほぼ同じだわ、自分の目の前に厚い風圧のバリアーを引いて、防いでいるのね)
ルーシーはプイスの魔法に思わず感嘆する。あんな素晴らしい魔法は見たことがなかったらからだ。
「おい、このバリアーを外せよ、本当に卑怯な奴だよ、お前は、正々堂々と一対一で戦おうぜ」
トーマスはプイスの騎士道精神を揺さぶるように叫んだ。ルーシーはそれがトーマスの罠だと察し、プイスに向かって警告の言葉を叫んだ。
「ダメよ、アイツはそれが狙いなのッ!」
だが、プイスはルーシーの警告よりも自分の騎士道精神を侮辱された方が重大と感じたのか、風のバリアーを解き、杖でトーマスの剣をガードしようとする。
「こいつは好都合だぜッ!」
トーマスは氷の剣でプロスの杖を攻撃する。杖は氷でみるみるうちに冷たくなっていく。
「うぬぬ……」
プイスはトーマスの攻撃と氷が効いたのか、プルプルと手を震わせていた。
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