73 / 120
三神官編
彼女の下すその答えは不幸だった
しおりを挟む
翌日、テザリアたちは帰っていった。未だにあの料理は舌の上に残っている。
カルパッチョにしろ、小エビの入ったパンにしろ、また食べたい料理ばかりである。
そんなことを考えていたから罰が当たったのだろう。私の頭に木剣が直撃する。頭がヒリヒリと痛む。
痛さに耐え切れずに転倒する私をポイゾが嫌味な顔を浮かべて見下ろしていた。
「キミ、またあの料理のことを考えていただろ?」
「う、うるさいなぁ……昨日はポイゾだって美味そうに食べてたんじゃん」
「キミと違って引き摺ってはいないだろ?」
ポイゾは嫌味っぽい口調で腰に手を当てながら問い掛けた。
「ぼくらとしては過ぎてしまった料理のことを考えるよりも目の前の訓練にしたいんだけどなぁ」
彼は木剣を掌にペチペチと当てながら私の元へと向かっていく。
「さて、続きだ。キミはオレの剣を交わしきれるかな?」
「来なよ。受け止めてあんたを負かしてやる」
ポイゾと格闘訓練を行っているのにも関わらず、私はあの日、自分の部屋の中で婦人から言われていた言葉を思い返していた。あの言葉が本当ならば天使たちは今まで手加減をしていたということなのだ。
彼らが本気を出せば簡単に蹂躙されてしまう存在。それが私たちなのだ。
天使。全能たる神の使い。人々に破滅をもたらす恐怖の使徒。驕れる人間に鉄槌を下す審判者たち。
そんな存在と今まで対等に戦えていたのは向こうがこれまで手加減をしていたからなのだろう。
もし、これ以上戦えば神々が本気を出し、今までとは比較にならないような天使たちが送り込まれてくるのだろうか。
そうなればこの世界は終わりだ。いくら私の力があったとしても天使たちによって世界が作り変えられてしまうだろう。
不安になってしまったのだろうか。今までは考えもしなかったことが私の心の中に押し寄せて、センチメンタルな気分になっていた時だ。私の体が宙に向かって大きく浮いていたのだ。どうやらポイゾに足を転ばされて一瞬の間、浮いてしまったらしい。
「どうしたんだ?今日は随分と弱いじゃあないか。そんな力で天使どもを片付けられるとでも思っているのか?」
「ごめん。少し考えごとをしてて」
「考えごと?呑気な奴だ。鍛錬の最中だというのに」
ポイゾは呆れたように言った。今回ばかりはポイゾには非がないので私も詫びを入れるしかなかった。
「まぁ、キミが上の空だというのだから何か理由があるんだろう。一体、今回はどんな夢を見たのかなぁ?」
ニヤニヤとした笑みを浮かべるポイゾ。やはり、前言は撤回だ。嫌な奴だ。
私が何も言わずに睨んでいるとポイゾが私の腕を無理やりに引っ張り上げたのであった。
「今日のキミは上の空だし、今回、ぼくが徹底的に叩き直してやるよ」
「……わかった。私も変な考えを抱くのはやめる。今日はあんたに一泡吹かせてやることに尽力するんだ」
私が木剣を構えた時だ。血相を変えたブレードが私たちの元に現れた。
「大変だッ!街に天使たちが現れたッ!」
その言葉を聞いて、私たちはそれまでの訓練を中断し、慌てて鎧を身に付け、腰に剣を下げ、馬に飛び乗ってエンジェリオンが現れたという場所に向かう。
エンジェリオンが現れた街は私たちが普段、通っている街とは違う山沿いにある田舎と都会が入り混じったような街であった。前の世界の言葉で例えるのならば『地方都市』とでもいうような場所であった。
しかし、不幸なことに私が到達した時には既に『地方都市』は半壊し尽くされ、住民が逃げ惑っている最中であった。
防衛に応じた自警団は壊滅の寸前であった。
私たちが剣を抜いて街を駆け抜いていくと、あの声が頭上から聞こえてきた。全員が顔を引き攣らせながら頭上を見上げるとそこには余裕のある笑みを浮かべたあの婦人の姿が見えた。
「久し振り……愚かな人間たち」
「やはり、こいつだったのかッ!」
ポイゾは乗っていた馬を竿立ちさせて、剣を振り回しながら婦人の命を狙っていたが、婦人は冷静な調子で両手から念動力派を放ち、馬ごとポイゾを地面の上に横転させた。
その後で再び地面の上に降り立ち、ポイゾの近くに立っていたオットシャックの腹を思いっきり蹴り付けたのであった。
オットシャックは馬の上から転倒し、地面の上を転がっていく。
地面から起き上がり、頭を抑えながら彼は叫ぶ。
「テメェ!!何をしやがる!」
「何って蹴りを喰らわせたんだけど」
「つーか、そんな話聞いてねーしッ!どうしてオレにこんな事をしたのかって聞いてんだよッ!」
「どうしてかだなんてわかるでしょ?キミが私たちの敵だから。簡単な話だよ」
オットシャックは乾いた笑いを出してその言葉を受け取っていた。シリアスな笑いというのは今のような状況のことを指していうのだろうか。
私が苦笑していた時だ。婦人が私の目の前に現れて私の体を掴み馬の上から引き摺り下ろす。
そして、そのまま地面の上に押し倒したのであった。
「あっ、あぁ……く、クソ」
「回復して何よりだけれど、私の言葉は覚えているよね?」
「言葉って?」
「その力を我々の元に返しなさいって言葉」
「……生憎だけれど覚えてないね」
私がそのまま惚けていた時だ。鎧の上から凄まじい衝撃が襲っていく。
思わぬ一撃に思わず弱い声が漏れる。しかし、婦人は容赦することはなかった。
私が痛がるのを幸いとばかりに鎧を踏む力をより一層強めていく。
「ガハッ、く、クソ……」
「まだ力を返す気にはなれないの?ルシフェル?」
そんな回答に言葉を返す気にはなれない。私は婦人に鎧を踏まれながら考えていた。その考えはポイゾとの訓練中に考えていたネガティブな思考とは対照的な考えであった。
それは自分に害をなし、人々を好き勝手に蹂躙する天使たちに対して芽生えた怒りとも呼べる感情であった。
天使は驕っている。自分たちの力こそが絶対的なものであり、人間はその下に屈服する愚かな存在である、と。
その愚かな存在には何をしてもいいとさえ考えているに違いない。そんな存在を恐怖していてはこちらが損するばかりである。
どうしても勝てない?向こうは絶対的な存在?それがどうしたというのだ。
攻めてきたのは向こうの方なのだ。この戦争で負けるということはすなわち敵の存在に膝を屈することになる。それだけはしてはいけないのだ。
例え敵が愚かなる存在に鉄槌を与えるという大義名分があろうとも、いかなる大軍勢を持ち合わせていようとも、未知なる武器を持っていようとも、悍ましい怪物を引き連れていようとも侵略者どもに負けるわけにはいかないのだ。
我が物顔で私を見下ろす天使を睨みながら私は決意を改めたのであった。
カルパッチョにしろ、小エビの入ったパンにしろ、また食べたい料理ばかりである。
そんなことを考えていたから罰が当たったのだろう。私の頭に木剣が直撃する。頭がヒリヒリと痛む。
痛さに耐え切れずに転倒する私をポイゾが嫌味な顔を浮かべて見下ろしていた。
「キミ、またあの料理のことを考えていただろ?」
「う、うるさいなぁ……昨日はポイゾだって美味そうに食べてたんじゃん」
「キミと違って引き摺ってはいないだろ?」
ポイゾは嫌味っぽい口調で腰に手を当てながら問い掛けた。
「ぼくらとしては過ぎてしまった料理のことを考えるよりも目の前の訓練にしたいんだけどなぁ」
彼は木剣を掌にペチペチと当てながら私の元へと向かっていく。
「さて、続きだ。キミはオレの剣を交わしきれるかな?」
「来なよ。受け止めてあんたを負かしてやる」
ポイゾと格闘訓練を行っているのにも関わらず、私はあの日、自分の部屋の中で婦人から言われていた言葉を思い返していた。あの言葉が本当ならば天使たちは今まで手加減をしていたということなのだ。
彼らが本気を出せば簡単に蹂躙されてしまう存在。それが私たちなのだ。
天使。全能たる神の使い。人々に破滅をもたらす恐怖の使徒。驕れる人間に鉄槌を下す審判者たち。
そんな存在と今まで対等に戦えていたのは向こうがこれまで手加減をしていたからなのだろう。
もし、これ以上戦えば神々が本気を出し、今までとは比較にならないような天使たちが送り込まれてくるのだろうか。
そうなればこの世界は終わりだ。いくら私の力があったとしても天使たちによって世界が作り変えられてしまうだろう。
不安になってしまったのだろうか。今までは考えもしなかったことが私の心の中に押し寄せて、センチメンタルな気分になっていた時だ。私の体が宙に向かって大きく浮いていたのだ。どうやらポイゾに足を転ばされて一瞬の間、浮いてしまったらしい。
「どうしたんだ?今日は随分と弱いじゃあないか。そんな力で天使どもを片付けられるとでも思っているのか?」
「ごめん。少し考えごとをしてて」
「考えごと?呑気な奴だ。鍛錬の最中だというのに」
ポイゾは呆れたように言った。今回ばかりはポイゾには非がないので私も詫びを入れるしかなかった。
「まぁ、キミが上の空だというのだから何か理由があるんだろう。一体、今回はどんな夢を見たのかなぁ?」
ニヤニヤとした笑みを浮かべるポイゾ。やはり、前言は撤回だ。嫌な奴だ。
私が何も言わずに睨んでいるとポイゾが私の腕を無理やりに引っ張り上げたのであった。
「今日のキミは上の空だし、今回、ぼくが徹底的に叩き直してやるよ」
「……わかった。私も変な考えを抱くのはやめる。今日はあんたに一泡吹かせてやることに尽力するんだ」
私が木剣を構えた時だ。血相を変えたブレードが私たちの元に現れた。
「大変だッ!街に天使たちが現れたッ!」
その言葉を聞いて、私たちはそれまでの訓練を中断し、慌てて鎧を身に付け、腰に剣を下げ、馬に飛び乗ってエンジェリオンが現れたという場所に向かう。
エンジェリオンが現れた街は私たちが普段、通っている街とは違う山沿いにある田舎と都会が入り混じったような街であった。前の世界の言葉で例えるのならば『地方都市』とでもいうような場所であった。
しかし、不幸なことに私が到達した時には既に『地方都市』は半壊し尽くされ、住民が逃げ惑っている最中であった。
防衛に応じた自警団は壊滅の寸前であった。
私たちが剣を抜いて街を駆け抜いていくと、あの声が頭上から聞こえてきた。全員が顔を引き攣らせながら頭上を見上げるとそこには余裕のある笑みを浮かべたあの婦人の姿が見えた。
「久し振り……愚かな人間たち」
「やはり、こいつだったのかッ!」
ポイゾは乗っていた馬を竿立ちさせて、剣を振り回しながら婦人の命を狙っていたが、婦人は冷静な調子で両手から念動力派を放ち、馬ごとポイゾを地面の上に横転させた。
その後で再び地面の上に降り立ち、ポイゾの近くに立っていたオットシャックの腹を思いっきり蹴り付けたのであった。
オットシャックは馬の上から転倒し、地面の上を転がっていく。
地面から起き上がり、頭を抑えながら彼は叫ぶ。
「テメェ!!何をしやがる!」
「何って蹴りを喰らわせたんだけど」
「つーか、そんな話聞いてねーしッ!どうしてオレにこんな事をしたのかって聞いてんだよッ!」
「どうしてかだなんてわかるでしょ?キミが私たちの敵だから。簡単な話だよ」
オットシャックは乾いた笑いを出してその言葉を受け取っていた。シリアスな笑いというのは今のような状況のことを指していうのだろうか。
私が苦笑していた時だ。婦人が私の目の前に現れて私の体を掴み馬の上から引き摺り下ろす。
そして、そのまま地面の上に押し倒したのであった。
「あっ、あぁ……く、クソ」
「回復して何よりだけれど、私の言葉は覚えているよね?」
「言葉って?」
「その力を我々の元に返しなさいって言葉」
「……生憎だけれど覚えてないね」
私がそのまま惚けていた時だ。鎧の上から凄まじい衝撃が襲っていく。
思わぬ一撃に思わず弱い声が漏れる。しかし、婦人は容赦することはなかった。
私が痛がるのを幸いとばかりに鎧を踏む力をより一層強めていく。
「ガハッ、く、クソ……」
「まだ力を返す気にはなれないの?ルシフェル?」
そんな回答に言葉を返す気にはなれない。私は婦人に鎧を踏まれながら考えていた。その考えはポイゾとの訓練中に考えていたネガティブな思考とは対照的な考えであった。
それは自分に害をなし、人々を好き勝手に蹂躙する天使たちに対して芽生えた怒りとも呼べる感情であった。
天使は驕っている。自分たちの力こそが絶対的なものであり、人間はその下に屈服する愚かな存在である、と。
その愚かな存在には何をしてもいいとさえ考えているに違いない。そんな存在を恐怖していてはこちらが損するばかりである。
どうしても勝てない?向こうは絶対的な存在?それがどうしたというのだ。
攻めてきたのは向こうの方なのだ。この戦争で負けるということはすなわち敵の存在に膝を屈することになる。それだけはしてはいけないのだ。
例え敵が愚かなる存在に鉄槌を与えるという大義名分があろうとも、いかなる大軍勢を持ち合わせていようとも、未知なる武器を持っていようとも、悍ましい怪物を引き連れていようとも侵略者どもに負けるわけにはいかないのだ。
我が物顔で私を見下ろす天使を睨みながら私は決意を改めたのであった。
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説

余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス1~4巻が発売中!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍1~7巻発売中。イラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
第8巻は12月16日に発売予定です! 今回は天狼祭編です!
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。

人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。

ブラック・スワン ~『無能』な兄は、優美な黒鳥の皮を被る~
碧
ファンタジー
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。

異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。
kakuyuki
ファンタジー
交通事故で死んでしまった、三日月 桜(みかづき さくら)は、何故か異世界に行くことになる。
桜は、目立たず生きることを決意したが・・・
初めての投稿なのでよろしくお願いします。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる