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第五部『征服王浪漫譚』
悪鬼と未亡人とーその⑤
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大村大吾郎はかつてない危機に対し、かつてない焦りを感じていた。
彼の妖魔術には不可能は無い筈だった。それでも、彼女は刀を振り続け、炎を纏わせた刀を彼の目の前で振っていく。
大吾郎はこの危機に対抗するために、自分の刀に纏わせていた風の印術の力を強めていく。
彼女の刀が左右から繰り出され、その度に左右から白く光る閃光が見える。
いっぺんの油断もならない。大吾郎は油断なく、今度は印術だけではなく、妖魔術で彼女を倒す事ができるかどうかを考えていく。
気が付けば、大吾郎は冷や汗をかいていた。彼の心の中では余程、焦っていたに違いない。そうで無ければ、本来ならば妖魔党の地魔の忍びに選ばれた筈実力を持つ彼が負ける筈は無いのだ。
大吾郎は歯を喰いしばって、上段から刀を振り上げていく。
上段から振り上げられた刀は文字通り、風を切りながら覆いかぶさっていく。
彼女はこの隙を逃さなかった。彼女は刀を強く握り締め、刀の刃に炎を纏わせ、大吾郎の腹を一刀両断に切り裂く。
大吾郎の体は真っ二つにされ、二つの体が地面の上に転がっていく。
大吾郎は必死に脳を使って命令し、何とか右手を指差す。
五本の指が地面の草を掴んでいく。遠くではヤマイヌが甲高い声を上げて、夜の闇が深くなっていた事を告げていた。
大村大吾郎は頭の中で、彼はヤマイヌの声とそれに関連する父親の事を思い出していく。
大村大吾郎は1859年、安政五年の秋の年に伊勢の里にて産まれた。
彼は忍びとしての腕と共に、父親と共に山で狩りも行なっていた。
彼の父親はよく口にしていた。
「いいか、大吾郎……山で取れる生き物は自分で食う分しか取ってはいかん。ヤマイヌと一緒だ。ヤマイヌは鹿を食うが、ありゃあ生きるためにしょうがなく食っているだけだ。無益な殺生を行えば、必ず神や仏が死後に罰を下すんだ。おめぇだって死んだ後は地獄よりも極楽に行きてぇだろ?」
彼の父親は野良仕事で負った傷だらけの大きな手で小柄な彼の頭を優しく撫でていく。
幼い頃の大吾郎は素直にうんと言ったが、彼は内心では父親の言う事に懐疑的であったのだ。
(どうして、お父さんは自分の狩りを正当化するような事を言うんだろう?生きるためならばしょうがないって言うけど、彼らだって生きたいと思うんじゃあ無いのかな?)
大吾郎のこの考えはつい半年前までは答えは出なかった。そう、半年前に二人の見た目麗しい外国人の男女が伊勢の里に現れるまでは……。
村の人達の看護の合間を縫って、一軒の家の中で療養している外国人の男に彼は話し掛けた。
「あなたはこの日の本とは違う場所から来たんですよね?なら、教えてくれませんか?あなたは殺生はいけない事だと考えますか?生きるためならば、人や動物を殺しても良いと思いますか?また、それを神や仏がお許しになると思いますか?」
彼の言葉に端正な外国人の男は大きく口元を歪めて、それから、側に控えていた桃色の着物を着た長い金髪の女性に向かって目で合図を送っていた。
長い金髪の髪の女性は男同様の微笑を浮かべて、流暢な日本語で彼の質問に答えた。
「勿論、ダメですわ、生きるためとは言え人や動物を殺すなんて、きっと神はお許しにならないでしょうね」
大吾郎はこの時に青い白い顔を更に青くし、大きく両肩を下げていた。
そんな彼に対し、彼女は朗らかな顔で笑いながら、彼女自身の答えを紡いでいく。
「ですが、わたしもお兄様も、もう30年近い年を過ごしていますが、あなた様の仰られる神や仏と見た事はありませんわ、死んだ後の刑罰?それは何ですか?死んだ後に受けた罰が何だと言うんですか?大事なのは“今”ですわ。ですから、神や仏なんて気にする必要はないのです」
彼女はロシア文学のニヒリスト的な性格の多い主人公意識したのかもしれない。一部にシェイクスピア劇に登場する役者のように大袈裟な芝居がかった動作があった。そして、全てを言い終わった後の彼女は満面の笑みであった。この瞬間に、彼は確信を得た。
神や仏など恐るるに足りないのだと。
彼はペンドラゴン兄妹の家を訪れた後には決まって家を出て、里の近郊に位置する山々で狩を楽しんでいた。
鹿を狩って、その場で焼いて食べるのは彼の楽しみの一つであったし、余った肉の部位は全て、里の人々に分け与え、その日、その日の食糧としていた。
だが、彼の無益な殺生と言う行為に怒ったのは他らなく彼の父親。
柿色の着物の上にマタギの羽織るような蓑の上着を羽織ったマタギと言わんばかりの格好をした彼は余分な鹿を殺す息子に対し、叱責を繰り返す日々。
だが、彼は聞く耳を持たずに毎日、修行がてらに山に篭り、狩りを続けていた。
そんなある日、彼は小鹿を仕留めた。足を鋭利な刃物で撃ち抜かれた小鹿は可愛らしい瞳で彼に懇願した。
その時に彼は思った。この鹿の困る所がもっと見たいと。
そして、弱った小鹿に向かってクナイの刃を突き立てようとした所に、父親が現れ、彼のクナイを同じクナイで弾く。
あまりの出来事に彼は驚いてしまったが、直ぐに正気を取り戻して父親に向かって笑い掛けた。
「どうしたのさ?父さん……そんな怖い顔をして……」
「確信したぞ、大吾郎……お前は殺しを楽しんでいる。生き物を殺す事をなッ!」
「確信したって事はずっと前からぼくの事を尾けていたの?趣味が悪いなぁ」
「黙れッ!お前はもう殺しの快感に目覚めてしまったッ!そんな奴を生かしてはおけん!ワシがこの場でーー」
その途中だった。父親は体から大きく滝のように勢いよく血を吹き出して倒れていく。
大吾郎が大慌てで気配を確認していると、目の前に先程の長い金髪の女性が現れた。
美しい女性は均整の取れた顔で優しく笑って、
「あらあら、偉そうに言っておいて、そんな簡単に倒れるんですか?あなたはそんなに弱い人でしたっけ?」
女性の質問に大吾郎の父親は呻き声を上げて返事を返していく。
だが、それに満足しなかったのだろう。彼女は草履で彼の足を勢いよく踏み付け、彼に向かって今後の事を尋ねていく。
「さてと……どうしますか?この後のあなたのお父様の処分はあなたにお任せ致しますが……」
彼は目の前に倒れている父親を見ながら、これまでの任務で殺した人の顔を思い出していく。
どの人々も自分に命乞いし、助けて欲しいと頼んだ。
彼はその度にどうしようもない高揚感に覆われたものだ。だが、幼き日の父親の言葉に制御され、彼らを苦しめようとは思えなかった。死後に、彼は地獄に落ちる事を恐れていたために。
だが、目の前の女性の言葉で答えを見つけ出した。彼の瞳に迷いは無い。
彼は躊躇う事なく、父親を残虐に殺したのだった。それ以降、彼は長い金髪の女性に忠誠を誓い、実力を新たなる頭領に披露し、妖魔党の地魔としての役割を果たそうと考えてきたのだ。
だが、彼は甲賀党の忍びの抹殺に失敗し、現在は死を待つのみの状態にあった。
彼は空っぽの頭の中であの世の事を考えていく。
と、ここで彼が使って来ていた土地の死者と彼自身の手であの世に送った父親が現れた。
「待ちわびておったぞ、大吾郎……さぁ、ワシと一緒に地獄に行こう」
死にかけの彼は『地獄』と言うたった一言の単語に恐怖して、最後の最後で絶叫を発し、父親や死者達の両手によって地の底に存在するとされる地獄へと引っ張り込まれてしまう。
草むらの上に真っ二つになった哀れなる死体にお萩は一瞥もせずに、刀を元の鞘に収めて前を歩いていく。
迷いの無い彼女の背中に他の仲間達も顔を見合わせて、笑い、彼女の後を追っていく。
彼の妖魔術には不可能は無い筈だった。それでも、彼女は刀を振り続け、炎を纏わせた刀を彼の目の前で振っていく。
大吾郎はこの危機に対抗するために、自分の刀に纏わせていた風の印術の力を強めていく。
彼女の刀が左右から繰り出され、その度に左右から白く光る閃光が見える。
いっぺんの油断もならない。大吾郎は油断なく、今度は印術だけではなく、妖魔術で彼女を倒す事ができるかどうかを考えていく。
気が付けば、大吾郎は冷や汗をかいていた。彼の心の中では余程、焦っていたに違いない。そうで無ければ、本来ならば妖魔党の地魔の忍びに選ばれた筈実力を持つ彼が負ける筈は無いのだ。
大吾郎は歯を喰いしばって、上段から刀を振り上げていく。
上段から振り上げられた刀は文字通り、風を切りながら覆いかぶさっていく。
彼女はこの隙を逃さなかった。彼女は刀を強く握り締め、刀の刃に炎を纏わせ、大吾郎の腹を一刀両断に切り裂く。
大吾郎の体は真っ二つにされ、二つの体が地面の上に転がっていく。
大吾郎は必死に脳を使って命令し、何とか右手を指差す。
五本の指が地面の草を掴んでいく。遠くではヤマイヌが甲高い声を上げて、夜の闇が深くなっていた事を告げていた。
大村大吾郎は頭の中で、彼はヤマイヌの声とそれに関連する父親の事を思い出していく。
大村大吾郎は1859年、安政五年の秋の年に伊勢の里にて産まれた。
彼は忍びとしての腕と共に、父親と共に山で狩りも行なっていた。
彼の父親はよく口にしていた。
「いいか、大吾郎……山で取れる生き物は自分で食う分しか取ってはいかん。ヤマイヌと一緒だ。ヤマイヌは鹿を食うが、ありゃあ生きるためにしょうがなく食っているだけだ。無益な殺生を行えば、必ず神や仏が死後に罰を下すんだ。おめぇだって死んだ後は地獄よりも極楽に行きてぇだろ?」
彼の父親は野良仕事で負った傷だらけの大きな手で小柄な彼の頭を優しく撫でていく。
幼い頃の大吾郎は素直にうんと言ったが、彼は内心では父親の言う事に懐疑的であったのだ。
(どうして、お父さんは自分の狩りを正当化するような事を言うんだろう?生きるためならばしょうがないって言うけど、彼らだって生きたいと思うんじゃあ無いのかな?)
大吾郎のこの考えはつい半年前までは答えは出なかった。そう、半年前に二人の見た目麗しい外国人の男女が伊勢の里に現れるまでは……。
村の人達の看護の合間を縫って、一軒の家の中で療養している外国人の男に彼は話し掛けた。
「あなたはこの日の本とは違う場所から来たんですよね?なら、教えてくれませんか?あなたは殺生はいけない事だと考えますか?生きるためならば、人や動物を殺しても良いと思いますか?また、それを神や仏がお許しになると思いますか?」
彼の言葉に端正な外国人の男は大きく口元を歪めて、それから、側に控えていた桃色の着物を着た長い金髪の女性に向かって目で合図を送っていた。
長い金髪の髪の女性は男同様の微笑を浮かべて、流暢な日本語で彼の質問に答えた。
「勿論、ダメですわ、生きるためとは言え人や動物を殺すなんて、きっと神はお許しにならないでしょうね」
大吾郎はこの時に青い白い顔を更に青くし、大きく両肩を下げていた。
そんな彼に対し、彼女は朗らかな顔で笑いながら、彼女自身の答えを紡いでいく。
「ですが、わたしもお兄様も、もう30年近い年を過ごしていますが、あなた様の仰られる神や仏と見た事はありませんわ、死んだ後の刑罰?それは何ですか?死んだ後に受けた罰が何だと言うんですか?大事なのは“今”ですわ。ですから、神や仏なんて気にする必要はないのです」
彼女はロシア文学のニヒリスト的な性格の多い主人公意識したのかもしれない。一部にシェイクスピア劇に登場する役者のように大袈裟な芝居がかった動作があった。そして、全てを言い終わった後の彼女は満面の笑みであった。この瞬間に、彼は確信を得た。
神や仏など恐るるに足りないのだと。
彼はペンドラゴン兄妹の家を訪れた後には決まって家を出て、里の近郊に位置する山々で狩を楽しんでいた。
鹿を狩って、その場で焼いて食べるのは彼の楽しみの一つであったし、余った肉の部位は全て、里の人々に分け与え、その日、その日の食糧としていた。
だが、彼の無益な殺生と言う行為に怒ったのは他らなく彼の父親。
柿色の着物の上にマタギの羽織るような蓑の上着を羽織ったマタギと言わんばかりの格好をした彼は余分な鹿を殺す息子に対し、叱責を繰り返す日々。
だが、彼は聞く耳を持たずに毎日、修行がてらに山に篭り、狩りを続けていた。
そんなある日、彼は小鹿を仕留めた。足を鋭利な刃物で撃ち抜かれた小鹿は可愛らしい瞳で彼に懇願した。
その時に彼は思った。この鹿の困る所がもっと見たいと。
そして、弱った小鹿に向かってクナイの刃を突き立てようとした所に、父親が現れ、彼のクナイを同じクナイで弾く。
あまりの出来事に彼は驚いてしまったが、直ぐに正気を取り戻して父親に向かって笑い掛けた。
「どうしたのさ?父さん……そんな怖い顔をして……」
「確信したぞ、大吾郎……お前は殺しを楽しんでいる。生き物を殺す事をなッ!」
「確信したって事はずっと前からぼくの事を尾けていたの?趣味が悪いなぁ」
「黙れッ!お前はもう殺しの快感に目覚めてしまったッ!そんな奴を生かしてはおけん!ワシがこの場でーー」
その途中だった。父親は体から大きく滝のように勢いよく血を吹き出して倒れていく。
大吾郎が大慌てで気配を確認していると、目の前に先程の長い金髪の女性が現れた。
美しい女性は均整の取れた顔で優しく笑って、
「あらあら、偉そうに言っておいて、そんな簡単に倒れるんですか?あなたはそんなに弱い人でしたっけ?」
女性の質問に大吾郎の父親は呻き声を上げて返事を返していく。
だが、それに満足しなかったのだろう。彼女は草履で彼の足を勢いよく踏み付け、彼に向かって今後の事を尋ねていく。
「さてと……どうしますか?この後のあなたのお父様の処分はあなたにお任せ致しますが……」
彼は目の前に倒れている父親を見ながら、これまでの任務で殺した人の顔を思い出していく。
どの人々も自分に命乞いし、助けて欲しいと頼んだ。
彼はその度にどうしようもない高揚感に覆われたものだ。だが、幼き日の父親の言葉に制御され、彼らを苦しめようとは思えなかった。死後に、彼は地獄に落ちる事を恐れていたために。
だが、目の前の女性の言葉で答えを見つけ出した。彼の瞳に迷いは無い。
彼は躊躇う事なく、父親を残虐に殺したのだった。それ以降、彼は長い金髪の女性に忠誠を誓い、実力を新たなる頭領に披露し、妖魔党の地魔としての役割を果たそうと考えてきたのだ。
だが、彼は甲賀党の忍びの抹殺に失敗し、現在は死を待つのみの状態にあった。
彼は空っぽの頭の中であの世の事を考えていく。
と、ここで彼が使って来ていた土地の死者と彼自身の手であの世に送った父親が現れた。
「待ちわびておったぞ、大吾郎……さぁ、ワシと一緒に地獄に行こう」
死にかけの彼は『地獄』と言うたった一言の単語に恐怖して、最後の最後で絶叫を発し、父親や死者達の両手によって地の底に存在するとされる地獄へと引っ張り込まれてしまう。
草むらの上に真っ二つになった哀れなる死体にお萩は一瞥もせずに、刀を元の鞘に収めて前を歩いていく。
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